シャッター切った回数って、気になる方?
カメラのシャッター耐久回数というのは、プロ用フラッグシップ機とファミリー向け機種では違います。当然ながらプロの現場でガンガン使われることを想定しているフラッグシップ機は耐久性が高いわけで。
仕事で使っていたデジタル一眼レフEOS 5D MarkIIは仕様によると15万回となってましたが、大体4〜5年ぐらいで動かなくなって、シャッターユニット交換をしましたな、修理票に記載されてたシャッター回数は15万回をかなり超えてた記憶があるので仕様よりは長持ちすると思います。
耐久回数を気にされる方もいるようですけど、アマチュアで相当な数を撮る方でもプロの撮影量の比ではないと思いますね。しかも新機種が出るとすぐ買い替えちゃうのもアマチュアですから、シャッターユニットが壊れるまで使う前に手放しちゃうのがほとんどかと。
仕事のカメラの場合、そんな頻繁に買い換え買い増しは出来ません。道具は長く使って経費を減らし、撮影で収益を得なくてはいけませんから、よく言われる経費で落とせるなんてのは出来そうで出来ないわけで。印刷会社内のスタジオ部署でしたから、稟議書書いたり上への根回しも必要でしたしね。(笑)
EOS 5D MarkIIも発売時に購入してもらい13年間使いました。その間シャッターユニット交換は2回、丈夫でよく働いてくれたカメラでしたよ。
そもそも昔はシャッターを切った回数ってのは、サービスセンターに持ち込んで見てもらった時に分かるようなものでしたけど、デジタルカメラが普及してからは、カメラ固有の裏ワザで確認できたり、アプリで調べたりできるようですな。
中古でカメラを購入される方にとっては、前ユーザーがどれくらい使い込んだのかが分かる判断材料になるのでしょうけど、きちんとした大手中古カメラ取扱店なら、その辺りはちゃんと見て値付けをしてるのじゃないかと思うのですけどね、どうなんでしょ。
ハイアマチュアぐらいの使い方なら、今時のカメラは十分過ぎる耐久力があるって思ってるオジサンは、あまり神経質になるものではないと思っていますよ。(笑)
で、最近知ったのがシャッターを切った回数を知りたいって方が自分で調べることができる「ショット数.com」ってサイト。どうやら個人の方が善意で公開してくれてるようで、ややこしい操作が一切不要、デジタルカメラで撮ったJPEG画像を送信フォームにドラッグドロップすれば、そのカメラで撮ったシャッターの回数が分かるというもの。
ちょっと面白そうなので試しにオジサンの持ってる2台のX-T30とX-S10を調べてみました。正直そんなに撮ってませんな、コロナで出歩けなかったり色々ありましたからね。一番古いX-T30が最高で22,000ショットほど、X-T30をもう一台買い増ししてから併用、1台持ち出しのときは新しい方を持って出てたので、途中からショット数が伸びなくなってたのでしょう。さらにX-S10を購入してからコチラを一番良く使ってますし。(笑)
ま、カメラ好きオジサンの趣味の範囲って感じが、ほのぼのしたショット数に表れてますな。全てのカメラに対応してくれてるわけじゃないですけど、興味のある方はぜひどうぞ。
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