外付けモニターにグリッド表示でもっと便利に。
モバイルモニターと呼ばれる外付けモニターをデジカメに繋いで、でっかいファインダーとして使うようになって、ブツ撮りやお家フォトが実に快適。ホント効率よく撮影できてはかどってますよ。老眼鏡かけたり外したりしながらモタモタやってたのがすっかり無くなりましたからね。(笑)
ま、便利になったことになんの不満もないのですけどね、大きなモニターのおかげで不便なところも拡大されてしまったのですな。
オジサンの使っているのは富士フィルムさんのX-T30、他のXマウントカメラも多分同じ仕様だと思います。背面の「DISP/BACK」ボタンを押すごとに、ファインダーや背面モニターの表示が一般的な「スタンダード」文字やアイコンの無い「情報表示無し」文字とヒストグラムが表示される「INFO画面」の3つに切り替わるようになってます。
オジサンはブツ撮りの際には余計なものは表示してほしくないので「情報表示無し」にして撮ってて、必要な時だけ「DISP/BACK」ボタンを押して表示させるようにしているのですな。
ところがこの表示が小さくて見づらいので「情報表示拡大モード」をONにして大きな文字にするのですけど、この設定だと「DISP/BACK」ボタンで「情報常時無し」が選べなくなるわけで。
なので「情報表示拡大モード」をファンクションに割り当てて必要な時だけ大きくなるように別に設定。デジカメってこういう設定がホントややこしいですなぁ、しばらくすると忘れてしまいますよ。(笑)
なんでこんなに表示にこだわるかと言いますと、フレーミングガイドという名のグリッド表示を使いたいからなのですな。画面に方眼を表示してくれる機能で9分割と24分割が選べるようになってます。
カメラの水平垂直の確認や構図を決めるのに便利なのでブツ撮りでは必需品。ところが「情報表示無し」を選ぶと当然ながら表示しません。
取扱説明書を見てもグリッドのみを表示させる方法は見つからず、「DISP/BACK」ボタンで表示のある無しを切り替えるしかないわけで、コレいちいちやるのも面倒くさい話ですよ。(笑)
で、何かいい方法はないかと考えました。要するにカメラ側でグリッド表示させようとするから面倒くさいわけであって、外付けモニターにハナからグリッド表示させておけばカメラは常に「情報常時無し」で運用できますやんって思いついたわけで。
工作は簡単、100均ショップで買ってきた透明の下敷きを外付けモニターの画面サイズにカットして、カッターで方眼に筋目を入れるだけ。これを画面に乗せればグリッド表示の完成。必要無い時は外せばいいだけなのでカメラの操作は一切なし。
筋目を入れるのに手持ちのPカッターを使いました。アクリルなどの硬質プラスチックをカットするカッターで、切るのじゃなくて引っ掻いて溝をつけ、パキッと折ってカットする仕組みのカッターナイフ、写真手前に写っている黄色いのがそれです。
早い話方眼状にキズを入れたプラスチック板を作ったわけで、簡単に作れる割に使い物になって便利ですよ。
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