オフラインの恐怖。(笑)
今時は常時ネットに繋がっているのが当たり前、各種サービスや手続きや取引だけじゃなく、緊急時の指示や情報でさえも、繋がっていることが大前提の上に成り立ってます。そんな当たり前が当たり前じゃ無いとどうなるか、入院して経験しましたよ。ま、早い話、入院中でも記事が書けるように持っていった、iPad mini(セルラーモデル)を使ってみて分かった、病院のモバイル環境やらアプリやらの話です。(笑)
日本全国どこの病院も、ほぼ同じだと思うのですけど、基本的に患者が使えるWi-Fi環境は用意されてませんな、職員専用のみ。なのでモバイルデータ通信頼みなのですけど、医療機器への影響を考慮してなのでしょうか、繋がる場所と、そうでない場所が極端でした。
最初に居た手術待ち患者の病棟では建物が中庭に面してたので、全くダメダメ、かろうじてアンテナ2本、ひどい時は1本。動画再生はお手上げ、写真の表示すらジワジワ。(笑)リハビリが始まってから居た訓練病棟では、ラッキーなことに外に面した部屋だったので常時4本でした、速度が全然別物ですな。
今はコロナ禍で面会ができないので、家内とのやりとりはもっぱらメール、電話は病室ではかけられないなど制約が多いのでね。ところがこのメールも、アンテナ2本じゃ写真を数枚添付して送るだけで、えらいモタモタしますな、回線スピードが出ないと繋がってないに等しいって、今頃気が付きましたよ。お家のWi-Fiで、速度を気にしたことなんて無かったですから、ある意味新鮮なオドロキでしたな。(笑)
さらに使ってるのは通信量3GBで月900円のプランなので、調子に乗ってネットを見てるとあっという間に無くなります。基本はお家のWi-Fiで、外に出た時ちょっと使うぐらいを想定して選んだ安いプランなので、ひと月以上の長期入院では持ちません。データ通信量が逼迫してきて足りなくなっては困るので、家内へのメールなど必要時以外は、通信を切って温存するようにしました。
なのでアプリも厳選、記事書きはオフラインでも使えて、繋がると瞬時に同期されて、しかも軽いUpNote一択。Evernoteはウェブアプリになってオフラインではまるで使えないし、遅い回線では同期以前に起動も表示も延々待たされるだけなのでサヨナラ。意外と使えたのがOneNote、溜め込んだ資料の閲覧ならコレで十分、Evernoteより便利でしたよ。(笑)
後は普段から使っている国語辞典や類語辞典などの辞書アプリ。要するにオフラインでも調べ物をしながら、ちゃんと記事が書けるかってところを基準にしました。さらにiPad miniの設定でモバイルデータ通信も必要最低限のアプリだけOKにして、チビチビ節約節電モードで使ってると、意外なことにバッテリーが持ちました。これは嬉しい誤算でしたな。(笑)
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