レンズのこと

2026年2月 8日 (日)

ペンFの25mm F4をガッツリ楽しむ。

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ハーフサイズ一眼レフの名機「オリンパス ペンF」の交換レンズを、フルサイズミラーレス機で無理やり楽しむシリーズ第3弾は「E.Zuiko Auto-W 25mm F4」ですって、もう飽きました?
ま、オジサンもやってて、コレ意味があるのかなって気がしていますけど、あと1本残る「E.Zuiko Auto-T 100mm F3.5」ってレンズまでは続けたいと思ってますので、お付き合いのほどヨロシク。(笑)

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前回取り上げた「G.Zuiko Auto-W 20mm F3.5」って広角レンズと同じく、イメージサークルが全く足りないので、フルサイズで撮ると画面にガッツリと丸い縁取りが出ます。

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アスペクト比を1:1の正方形に設定してもちょいと厳しい感じなので、このレンズは素直にハーフサイズとセンサーサイズの近いAPS-Cのカメラで楽しむのが正解だと思いました。
過去にAPS-CのフジXマウントカメラで撮ってみた記事があるので、そちらのほうが現実的で参考になると思います。なのでフルサイズのEOS R8に付けて楽しむ機会はこの先あるかどうか分かりませんが、お馬鹿な検証レビューと思ってみて頂ければと思います。(笑)

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そもそもハーフサイズ用レンズをフルサイズ機に付けること自体が無茶振りなわけですけど、レンズそのものはコンパクトで使い勝手もよく、F8に絞って撮り歩くと実にシャープな写真を量産できます。1960~70年代のレンズってホントよく写るなって感心しますな。

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ただ時代を考えると、設計技術だけでなく、ガラスの材質なども今とは随分違いますから、全体的に逆光には弱いなぁってのがオールド&クラシックレンズ全般の印象。
なのでレンズフードは必需品、汎用品のメタルフードなどを改造して、できれば画角ギリギリのものを自作するのがよろしいかと。

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以前TENAX IIの交換レンズ「Sonnar 40mm F2」がどうにもフレアっぽい写り具合なので、ガッツリ画角ギリギリのフードを自作したのですが、見違えるような写り具合になりましたからね。(笑)

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古いレンズに最高のパフォーマンスを求めると、それなりにお世話と言いますか手入れが必要になりますが、そういうのも面白さと思いませんと楽しめませんよ。(笑)

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だけど前回の20mmとこの25mmレンズに関しては、ガッツリ楽しむにはフルサイズ機は不向き、APS-Cカメラが相応しいという結論で終わらせていただきます。

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2026年2月 1日 (日)

EOS R8にはオールドレンズがよく似合うな。(笑)

純正レンズRF24-105mm F4-7.1 IS STMの出番がなくなるぐらい、オールド&クラシックレンズでガンガン撮っておりますが、これもひとえにEOS R8だとオールドレンズが使いやすいからなのですよ。
それまでオールドレンズの母艦として使っていたフジフィルムさんのXマウント機は、初めてのミラーレス機ということもあって、マウントアダプターでたくさんのレンズが付けられること自体が楽しかったのですな。おかげで使ってやれてなかった沢山のレンズが復活できましたからね。
それがキヤノンさんのRFマウント機を使い出して、レンズが付けられるだけじゃなくて、使い勝手の部分に違いを感じたわけですよ。慣れの部分もあるとは思いますが、元々キャノンを使っていたオジサンはなんだか使いやすいなと思いました。
特に5倍と10倍に拡大表示できるのは、シビアなピント合わせに必須機能となっています。さらにフルサイズなのでレンズの隅々まで描写を楽しめますし、オールド&クラシックレンズを楽しむためのステージがひとつ上がった感じかと。(笑)
世の中にはたくさんのマウントアダプターがあるおかげで、本来ならイメージサークルが小さくて付けられるはずのない、ハーフサイズ一眼レフカメラの名機「オリンパス PEN F」の交換レンズを付けてかなり無理やりな楽しみ方をしていますが、やはりレンズは楽しいと再確認しましたね。なのでレンズもマウントアダプターも、ナンボあっても困りませんよ。(笑)

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で、オールド&クラシックレンズをEOS R8で使っていて良かったところは、高感度に強い、ファインダーの見え方を設定で変えられる、ピント合わせ時の拡大表示ですね、これは他社のミラーレス一眼でも同様の機能があるはずなので、ミラーレス一眼って昔のレンズと相性が良いと言ってよいかと。ボディー内手ぶれ補正搭載カメラならさらに有効でしょうね。(笑)
そもそも純粋に最高の描写を求めるのなら古臭い昔のレンズを持ち出す必要なんてありません。
最新レンズで最高の写りを楽しめばいいわけですし、今時のレンズはボディー内の画像エンジンと連携プレーが前提。各種収差などレンズの欠点は撮影時に補正してマチガイの無い写真にしてくれますから安心・安全・便利・簡単で楽しめます。
だけどオールド&クラシックレンズはそれとは対局の存在感を楽しむのが面白いわけですよ。全て中古ですから使われ方によって個体差もありますし、ひとつとして同じものは無いという楽しさ。(笑)
そうそう高画素のデジタルカメラが発売されると、古い設計のレンズが刷新されたり、高画素機に対応するレンズを望む声が上がったりしますけど、クラシック&オールドレンズって登場・発売された時代を考えると、ハナから高画素どころかデジタルカメラにすら対応してませんからね。
そんなモン関係あらへんがなってところが貫禄だったりします。(笑)

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2026年1月17日 (土)

ペンFの20mm F3.5をガッツリ楽しむ。

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ハーフサイズカメラ唯一無二の一眼レフ「オリンパス ペンF(1963年)」の交換レンズ群の中で一番の広角レンズが今回取り上げる「G.Zuiko Auto-W 20mm F3.5」。
35mm換算で28mm相当の広角ですから、今の目で見ると大して広角でもないわけですけど、当時はこれが精一杯だったわけで。このレンズの一番の特徴は最短撮影距離が20cmの寄れる広角レンズってところですね。

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で、前回記事にしたF.Zuiko Auto-S 38mm F1.8と同様、ハーフサイズ用レンズをフルサイズのEOS R8で使うわけですからイメージサークルが足りません。
広角レンズだとそれがさらに顕著になって、まるで筒の中から外を覗いているような感じの写り具合、ガッツリと丸い縁取りが出ます。(笑)

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その辺り分かってて、こんなマウントアダプターを発売したのかは謎ですが、どう考えても需要の無さそうなものなのにラインナップに加えてしまうところがスゴイですな。(笑)
フルサイズで撮ると画面周辺部が丸い縁取りになって見れたものじゃないので、EOS R8の設定でAPS-C相当の1.6倍クロップで撮るか1:1の正方形で撮るしかありません。前回38mm標準レンズでは上手くいった4:3のアスペクト比でも、丸い縁取りが被りすぎてダメでしたからね。
後はフルサイズで撮ってトリミングするしか手はないわけで、正直言ってこのレンズを使うのなら、ハナからAPS-Cカメラで撮るのが一番。なので今後は手持ちのフジXマウント機で使うことにします。

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ま、フルサイズ機には向かないというのが分かりましたと言うか、分かっていてやってみたわけですけどね。(笑)
描写に関しては問題ありませんでした。古いレンズとはいえ、ペンFの交換レンズはそれだけ優秀だということかと。ハーフサイズという小さなフォーマットから大きく引き伸ばしたりしてたわけですからね。

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今はもう手放しましたが、ペンFとFTを持っていたので、リバーサルフィルムでずいぶんたくさん撮りました。それをフィルムスキャナーでデジタル化していたのですけどシャープなレンズだなっていうのが印象でしたから、それは今回も感じましたね。

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EOS R8で使うとアスペクト比を1:1にしていても若干四隅に影が出てしまいます。ま、それも味わいと言いますか面白がって撮り歩きました、楽しかったですな。
使用したマウントアダプターは無限遠が出なかったので改良を加えて無限遠が出るようにしたのは以前書きましたが、38mm標準レンズではバッチリだったのがこのレンズを付けるとややオーバーインフになってしまいました。
なのでピント合わせは拡大表示でしっかり合わせて撮りましたよ。ま、こんなおバカな遊びができるのもミラーレス一眼ならではですから楽しかったですよ。(笑)

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2026年1月11日 (日)

ペンFの38mm F1.8をガッツリ楽しむ。

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「ペンF」といってもデジタルカメラの方ではありません。1963年発売の世界初のハーフサイズ一眼レフのペンF。
ハーフサイズカメラで唯一無二の一眼レフですから交換レンズもたくさん出ていました。今回取り上げるのはその標準レンズ「F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8」って名前が長いですなぁ。(笑)

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フジフィルムさんのXマウント用アダプターは持っているのですが、まさかキヤノンさんのフルサイズ用RFマウントに付けるアダプターが出てるとは思いませんでしたな。
中判カメラ用交換レンズを35mmフルサイズに付けるような、大きなフォーマットから小さなフォーマットへのマウントアダプターなら分かりますが、その逆で小さなハーフサイズ用レンズを35mmフルサイズ機に付けるわけですから、理屈ではどう考えてもイメージサークルが足りず画面の四隅にガッツリ影が出るだろうなって思いました。

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だけどチャレンジしてみたくてこのアダプターを買ったのですけどねぇ。設計をミスったのか無限遠が出ないアダプターだったのですな。それを加工して無限遠が出るようにした記事はコチラです。

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前置きが長くなってしまいましたが、レンズそのものはフジのAPS-C機で使ってみた時とても良かったので、EOS R8でも描写に関しては問題なし。60年ほど前のレンズですが、さすがと言いますか、思ってた以上にシャープに写りましたよ。ただしやはりハーフサイズ用のレンズですから、画面の四隅に影が出てしまうのは致し方無いかと。(笑)

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で、デジタルカメラには撮る時の縦横比(アスペクト比)を変える設定がありますから、フルサイズ以外の1.6倍クロップ、1:1、4:3では影が出ません。
ただし1.6倍クロップはAPS-C用の「RF-Sレンズ」を付けた時用で、1.6倍に拡大されるのですが画素数が930万画素に落ちるので却下。
なので1:1の正方形と4:3ならOK、しかも4:3はハーフサイズカメラの画面サイズ24×18mmと同じ比率なのでベストマッチングかと。ま、RAWで撮っておけば後の現像処理でどうにでもなるのですけど、JPG撮って出しなオジサンには関係ないのでね。(笑)

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掲載写真はレンズの隅々を見たかったのでわざとフルサイズで撮っています。被写体によっては四隅の影がそんなに気にならないものもありましたよ。
画質に関しては絞り開放のF1.8では画面周辺部分は良くないですが、中心部分はなかなか。F8に絞るとしっかりシャープな描写になりますから、絞りを開けて背景ボケボケをほとんど撮らないオジサン向きかと。(笑)
この結果を元に、次回は縦横比4:3で撮ってみようと思っています。

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2026年1月 3日 (土)

R8年にR8で撮る。(笑)

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昨年の夏にEOS R8を買ってから、すでにかなりのカット数を撮っておりますが、今年は令和8年(R8)ですから同じR8繋がりでさらにガッツリ使い倒してやろうかと思っておりますよ。(笑)
とにかくクラシック&オールドレンズを付けた時の使い勝手がとても良いので、EOS R8用に今年はさらにレンズを充実、ジャンクボディーから取り出したレンズでRFマウント用改造レンズも作ってやろうかと思っています。
純正レンズは「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」1本あればオジサンの普段撮るものには十分な装備ですから、これで完結してしまいました。(笑)
純正レンズを充実させるのがスジなのでしょうけど、正直なところを言いますとRFマウントレンズで、そそるものが無いのですな。
フジフィルムさんのXマウントレンズはそそる単焦点レンズが揃っていて目移りするぐらいだったのですけど、キヤノンさんはその辺りが弱いと言いますか、手頃なレンズが少ないなって印象。お高いLレンズはたくさんありますけど手が出ませんしねぇ。(笑)
やはりズームレンズに力を入れているなって感じがして、単焦点レンズ好きのオジサンとしてはレンズのカタログを眺めていても、もうひとつピンと来ないわけで。
ズームレンズで選ぶとしたら広角系ズームが1本あればイイかななんて思ってますけど、どうしても欲しいってわけじゃ無いですし、そんなに広角レンズを使わなくなってますのでイマイチ響かない。(笑)
単焦点レンズで選ぶならRF100mmマクロレンズがあれば物撮りが充実するのですけど、価格.comの最安値を見ても10万円越えとお高くて無理。(笑)
ブツ撮り充実で考えるとEFマウントレンズでティルトシフトのできるTS-E90mmとマウントアダプターなんてのも面白いかと思っていますけどねぇ。
そもそもお高いレンズは買えませんから、そうなるとEOSより前の時代のFDレンズを中古で探すってのもアリですな、種類も多いですし、今となっては中古価格も安いですしね。
FD100mmマクロレンズは押さえておこうかと考え中。物撮りのマストアイテムですし、古いレンズとはいえマクロレンズは性能の高いものが多いですからね。
EOS R8にマウントアダプターという魔法の輪っかで、過去の素晴らしいレンズが使えるわけですから世界が広がります。最新の純正レンズだけが選択肢じゃないというのは楽しいですよ。レンズ交換のできるカメラはレンズがキモと言いますか、そこを楽しみませんとね。(笑)
で、初詣はEOS R8にクラシック&オールドレンズで今年の初撮りをしようかと思ってますが、さてどのレンズを付けて出かけましょうかね。(笑)

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2025年12月27日 (土)

Utulensををガッツリ楽しむ。

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ギズモショップさんが販売している「Utulens(ウツレンズ)」。このレンズに関しては過去に何度か記事にしています。
どういうレンズかと言いますと、富士フィルムさんの「写ルンです」のレンズを再利用して各種ミラーレスカメラ用マウントを付けたもの。要するに写ルンですの描写をデジタルなミラーレスカメラで楽しめるという、ニッチでマニア向けなシロモノ。

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そもそも写ルンですは撮り終わったら写真屋さんに出して、撮ったもののプリントやデータが帰ってくる仕組み。
「使い捨てカメラ」や「レンズ付きフィルム」なんて呼ばれててコンビニでも買えて、手軽にフィルムを楽しめるわけですけど、カメラ本体は回収されるのでそこで終わり。フィルムだけ買って入れることはできません。
回収されたのはリサイクルされるそうですが、その取り出したレンズを使った交換レンズです。写ルンですの独特の写り具合と言いますか、今時の言い方ですとエモい写りを楽しめるわけで、なかなか面白いレンズじゃないかなって思っています。

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正直なところレンズの描写に関しては、重箱の隅を突いてレンズの欠点をあげつらうような方には全く向きませんし、使っていただきたくないレンズですね。(笑)
そんなレベルで評価するようなレンズではありません、大らかな心を持った、なんでも楽しむ方向に考えられる懐の深い方に楽しんでいただきたいなと。(笑)

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で、さっそくEOS R8に付けて撮ってみました。もうね、安いコンパクトカメラにネガカラーフィルムを入れて撮って、街中にたくさんあった0円プリントだとかの激安写真屋さんでプリントしてもらったような、懐かしい感じの写真が撮れて涙モノ。(笑)

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プラスチック製の単玉レンズですから、いろんな収差がギュイーンて感じで出ます、垂直や水平のものが画面の隅にあると糸巻き型収差がギュイーンって出ますし、画面周辺部の減光もしっかり体験できますよ。
しかもアンダー露出だと何故か赤くかぶるサプライズ付き。もうね、ホント楽しくてエモい。(笑)

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写ルンですは35mmフルサイズですけども、きっとプリントの際にかなりトリミングしているのでしょうなぁ、EOS R8でガッツリフルサイズ撮影だと、トリミングされる予定の部分までしっかり見えますから、ある意味本気で正味の写ルンですレンズを楽しんでいることになるわけで。
だけど意外と良く写りますと言いますか、このレンズでこの描写はスゴイと思いますね。APS-Cカメラで使うと中心部だけ使うことになりますから、安心安全なのですけど、これはやはりフルサイズで楽しむべきレンズだったなと思いました。

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予想以上に楽しいレンズだったUtulensですけど、なんだか何を撮っても懐かしい昔の写真みたいでね。薄型のレンズなのでボディーキャップ代わりにつけっぱなしておいて、いつでも写ルンですを楽しめるようにするのもイイかと思いました。(笑)

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2025年12月21日 (日)

そこにボケは、いるんか?(笑)

キヤノンさんが11月下旬に発売した「RF 45mm F1.2 STM」ってレンズ。約346gと軽量でお値段も直販価格が66,000円前後、レビューでの評価も高く、コスパ最高のレンズってことで、さっそく供給不足のアナウンスが出てましたな。

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大口径F1.2のレンズですからね、背景ボケボケが大好きな写真ファンは飛びつくと思いましたよ。運良く購入できた方々の、無理にボカさなくてもイイようなシーンの作例写真が、ネットに溢れかえるのでしょうなぁ。(笑)
背景ボケボケ写真って、写真をやってる方なら必ずと言っていいほど、一度はハマるカテゴリー。被写体にピントが来て背景がボケてると、なんだか撮影の腕前が上がったような錯覚に陥りますからねぇ。
見る側もこんな写真が撮れる人は写真の腕前が半端ない人じゃないかって勘違いしてくれたりしますから、背景ボケボケ写真はいつの時代もひとつの手法として支持されるのでしょう。だけどコレってレンズのおかげですから腕前とは関係ないのですけどね。(笑)
大口径レンズってお高いのが通常ですから、考えようによっては腕前じゃ無くてお金で解決できる部分でもありますな。
中華レンズなら大口径のマニュアルレンズが手の届く値段でありますけども、そこに登場したキヤノン様大純正大口径レンズ「RF 45mm F1.2 STM」。買い求める民が殺到して供給不足になったのも当然かと。
ま、今時は新製品と供給不足アナウンスはセット販売ですから、買えるか買えないかは無印良品が抽選販売してる新年の「福缶」に当たるよりムズカシイと思いますねぇ。(笑)
そんな大口径レンズなんて買えないオジサンは、負け惜しみで言うのじゃありませんが、背景ボケボケ写真はそんなに好きではありません。普段撮ってる写真が街のアレコレなので、隅々までピントが来てる方が好みなのですよ。
若い頃ですが、鉄チャンやってた写真仲間が持ってた300mm F2.8レンズ、通称サンニッパを使わせてもらったことがあるのですが、絞り開放だと何を撮っても背景ボケボケ。
あの頃はアイドルのグラビア写真でサンニッパを使って撮ったのが流行ってたので、カメラ小僧がこぞって買い求めたレンズでした。デパートの屋上で開催されてたアイドルイベントではサンニッパをつけたカメラがずらり並んでいた時代。(笑)
ま、このサンニッパを使わせてもらって感じたのが、腕前なんて関係無く誰が撮っても同じように撮れるなってところ。コレって楽しいのかって思いましたな。(笑)
いつの時代でもウケがいい背景ボケボケ写真ですが、背景のボケより自分がボケるかもしれないオジサンは、そこにボケはいるのかなって考えて撮るのがボケ防止にもなるのじゃ無いかと思っていますよ。(笑)

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2025年12月13日 (土)

EOS R8とRF24-105mm F4-7.1でブツ撮りデビュー。

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現在ブツ撮りやテーブルフォトは全て富士フィルムさんのミラーレス機X-T30で撮っています。
使っているレンズはマニュアルフォーカスの中華レンズで、LAOWAの65mmマクロ(35mm換算97.5mm)とTTArtisanの40mmマクロ(35mm換算60mm)の2本と、7Artisansの50mmティルトシフトレンズに、オールドレンズのキヤノンFD50mmF3.5マクロ+マウントアダプターの組み合わせ。
これで十分すぎるぐらいなのですけどね。撮影の仕事でEOS R8を使っていることもあって、お家でもブツ撮りに使ってみたくなったのですな。
RFマウントのマクロレンズは持ってませんが、FD50mmF3.5マクロはマウントアダプターでEOS R8でも使えます。ただしフルサイズで使うので50mmそのまんま。フジのAPS-C機で使うと75mmになってちょうどいい焦点距離だったのですけどもね。(笑)
で、すっかり存在を忘れていたRF24-105mm F4-7.1 IS STMを思い出しました。オールド&クラシックレンズばかり使っていたせいで、防湿庫で休眠中だったという。(笑)
このレンズ、マクロレンズのように寄ることはできませんが長焦点側が105mmまでありますから、ブツ撮りに使えるんじゃ無いかと考えたわけで、撮影の仕事ではRFマウントの100mmマクロと24-105mm F4Lを使っているので似た感じかと。
さらに最小絞りが105mm時にF40まであるのがいいところ。ま、そこまで絞ると回析現象(小絞りボケ)の影響が出そうですが、カメラ内の「レンズ光学補正」がヨロシクやってくれるって、取扱説明書やカタログに書いてましたから安心してガッツリ絞れるのはありがたいですな。こういうのは今時のテクノロジーの恩恵にあずかりませんと。(笑)
で、さっそく撮ってみましたと言いたいところですが、撮るまでにカメラの設定を物撮りやテーブルフォト用にチェンジしなくてはなりません。
まず節電設定なんてのはOFF、モニターやファインダーがすぐOFFになっては作業効率が悪くなりますから、オートパワーオフも「しない」に設定。
次に表示シミュレーションを変更、露出や絞りを反映した表示にしてくれる設定なのですけど、ストロボ撮影の場合撮る瞬間しか光りませんから、マニュアルモードで、ストロボ光に合わせた露出設定にしていると、当然ながら光ってない時はアンダーな真っ暗表示になってしまいます。
「しない」に設定すると露出に関係なく一定の明るさで表示してくれますから構図やピントはこの状態で行うわけで。
フォーカスガイド設定も「入」に、AFでもいいのですが、あえてMFにしてこのフォーカスガイドを使ってみました。これ実に秀逸で、ガイド枠の上に表示される三角の指標が重なるようにピントリングを回すと言う仕組みなのですけど、ホント分かりやすい。

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ここまで設定していざブツ撮り。絞り違いのF16、F22、F40で撮ってみましたがやはりF40はピントが深いですな。コレが使えるならこのレンズでブツ撮りも有りですよ。(笑)
こうなるとバッテリーでの運用は向いてないのでACアダプターが必要になってきますね。ホントEOS R8を買ってから、いろんな物が必要になってくるなぁ。(笑)

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2025年12月 7日 (日)

RE AUTO-TOPCOR 20mmF4をガッツリ楽しむ。

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今年の5月25日に「当時は超広角でした、RE AUTO-TOPCOR 20mm F4。」ってこのレンズをフジのAPS-C機で使った記事を書いておりましたが、焦点距離が1.5倍の30mm相当になってしまって広角レンズ感を感じる写真は撮れてませんでした。(笑)
あの時はフルサイズ機を持っておりませんでしたので仕方なかったわけで。今回フルサイズのEOS R8で本来の20mmレンズとしてガッツリ使ってみました。やっぱりしっかり広角でしたわ。(笑)

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トプコンREスーパーやトプコンスーパーDの交換レンズとして1963年に発売されましたが、本数は少なかったようで希少レンズと呼ばれているようですな。
カメラ雑誌に出ていた記事がきっかけで知り、その見た目に惹かれて探しまくったことはこのブログで何度か書いてます。
コレクターの方が放出したのをネットオークションで落札して我が家にやってきたのですけど、良い状態でコレクションされていたみたいで、実にキレイでした。レアな専用フードも揃ってましたしね。

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さっそく持ち出して撮ってみましたが、久々の広角にファインダーを覗いて画角の広さにクラクラしましたな。(笑)
今時の感覚からすると20mmの広角なんて珍しくも無いでしょうが、当時は超広角の特殊レンズのカテゴリーでしたからポンポン売れるようなレンズでは無かったと思います。62年前ですからねぇ。(笑)

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撮り歩いてみてまず最初は被写体とのスタンスの取り方に戸惑いましたな。対角線画角94度というのを頭の隅に置いて、思いっきり寄ってみてもまだ寄り方が足りない感じでしたからね。
これぐらいかなって寄ってみてももう二歩ぐらい前に出てちょうどいいぐらいなのが広角らしくて楽しかったですよ。やはり20mmとして使うのが正解かと。
これぐらいの広角になると、ピント合わせも拡大表示でしっかり合わせるより、レンズの被写界深度目盛をフル活用して軽快に撮り歩くのがイイですな。解放絞りF4ですからボケを楽しむようなレンズじゃありませんし、しっかり隅々までピントが来る撮り方が似合うような気がします。

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レンズの描写が一番いいF8、F11に絞ると被写界深度が深くなりパンフォーカスで撮れますから街を撮り歩く場面では、ガッツリ寄りで撮る場合を除いてピントを気にする必要もありませんからね。

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これだけ画角が広いと、空を入れた逆光気味での撮影ではしっかりハレーションが出ます。この辺り今時の優秀すぎるレンズと比べると見劣りする部分ではありますが、このレンズが登場した時代を考えると十分すぎるぐらい優秀だと思いますね。
リフォーム前の実家の内部記録に24ミリ始まりののRF24-105mm F4-7.1 IS STMを使わず、このRE AUTO-TOPCOR 20mmF4を使いましたが、広角レンズの焦点距離4mmの差はすごく大きくて室内が実際よりもずいぶん広々した感じに撮れましたよ。(笑)

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2025年11月30日 (日)

Xenar 38mm F2.8をガッツリ楽しむ。

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その昔「ロボット」という名前のカメラがありました。巻き上げはゼンマイ仕掛けでシャッターを切るたびにジャッという音とともにフィルムが送られるのですな。
戦時中は爆撃機などに搭載され戦果の記録に使われたそうで、35mmフィルムで24×24mm判の正方形写真が撮れます、戦後はフルサイズ(36×24mm)の撮れるモデルも発売していたそう。バリエーションと言いますか派生モデルも含めて種類が多く、それをまとめた書籍も海外で出版されてました。

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このカメラ、独自のスクリューマウントで交換レンズも色々出ていて、随分前ですが大阪の某中古カメラ屋さんでコレクターが手放したらしい大量のレンズとボディーを見かけたことがあります。大金持ちだったら即購入してましたなって書いてる時点で買えなかったの丸分かりですけどね。(笑)

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オジサンが持ってる「ROBOT STAR1(1952年)」は正方形の写真にハマっていた頃に某中古カメラ屋さんで見つけたもので、付いてたレンズはSchneider-Kreuznach Xenar 38mm F2.8(シュナイダー・クロイツナッハ・クセナー)って長〜い名前。(笑)
シルバー鏡胴の小さなレンズですが、すっかり気に入ってしまってその頃コレばかりで撮ってましたよ。

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フジフィルムさんのミラーレスを使い出した頃、ロボット用マウントアダプターが発売されているのを発見して即購入。フィルムシミュレーション「クラシッククローム」で撮ると実にいい色合いと言いますか、渋い感じに撮れるのでさらに気に入りましたな。(笑)

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で、EOS R8を使い出してからフルサイズでガッツリ撮ってみたくてマウントアダプターを揃えました。さっそく撮り歩いてみましたが、小さいので使い勝手は良いとは言えません。ピントリングと絞りリングの感触が分かりずらく間違いやすいのですな。
イメージサークルはフルサイズをカバーしてますが、周辺部分の画質は悪く、像が流れます。周辺減光もしっかり分かりますしねぇ。
さらに開放絞りで撮ってもボケにくく、ボケも美しいとは言えません。

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とまあ、これだけボロクソに書くとロクなレンズじゃ無いですやんって思われるかもしれませんが、73年前のレンズですからね。
それを考慮すると十分すぎると思いますし、何より色合いですなオジサンが気に入ってるのは。なんとも言えない渋い重厚な色合いに撮れるのですよ。露出アンダー目で撮るとイイ感じ。(笑)

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なのでフルサイズのEOS R8で撮るとレンズのよろしく無い部分がしっかり見えてしまいましたが、本来正方形の写真を撮るカメラに付いていたレンズですから、撮影画像のアスペクト比を1:1の正方形に設定すれば、オリジナルのROBOT STAR1で撮ってるのと同じスタンスになるわけで。
無理にフルサイズにしないのがスマートなのかもしれませんね。(笑)

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