レンズのこと

2024年4月 6日 (土)

フジのラインナップにあのレンズが。

_t316986_blog

ひと月以上も前のことになりますけど、2月下旬に開催されたカメラと写真のワールドプレミアショー「CP+」で、富士フイルムさんが現在検討中の10本のXマウントレンズを紹介したというニュースをネットで見たのですな。
すでに現行単焦点レンズのラインナップが充実している富士フィルムさんですから、きっと超望遠レンズや高倍率ズームレンズばかり検討中なのだろうなって思ってたら、あっと驚く単焦点の23mmパンケーキレンズが4番目に挙がってました。
「ええええ〜」って感じ、まさかまさかの想定外どころか想定もできなかった展開にオジサン小躍りしましたな。(笑)
このブログでも口が酸っぱくなるぐらい「XF23mm F2 R WR」レンズがイチ推しなのを書いてきましたけど、これがパンケーキタイプの小型薄型レンズとして登場するなんて思っても見ませんでしたからね。(笑)
今や性能より価格と品薄で語られるカメラになってしまった「X100VI」の絶望高価格に、せめてこのレンズだけでもXマウント用交換レンズで発売されたらなぁと涙目で思ったオジサンにはまさしく降って湧いたような朗報。富士フィルムさん、こんな隠し玉はあきませんわ。(笑)
ともかくオジサンにはあの23mmレンズが全長の短く薄いパンケーキタイプで登場するってところがとても重要なので、開放F値がF2が無理ならF2.8でも全然OK牧場。F8に絞って街をサクサク撮り歩くオジサンのスタイルには明るい大口径が正義じゃないですから。
パンケーキレンズはそのコンパクトさが売りだと思っているので無理のない設計と言いますか、コンパクトさが失われるようなスペックにだけはしてほしくないなと思っておりますよ。(笑)
発売確定どころか正式発表もまだまだな現在検討中のシロモノですから、検討したけどやっぱりやめましたって事態もあり得るわけで、過度の期待はしないほうがイイとは思っておりますけど、やはり期待してしまいますなぁ。(笑)
もうね富士フィルムさんの方に向かって、なんとか発売してくださいってお祈りするしかありませんな。できればお求めしやすい価格でお願いしますよ。
更に絞りリングがついてて、シルバーとブラックが選べて、コンパクトさを犠牲にしないレンズフードを同梱していただければ何も文句は言いません。
発売されたとしたらXF27mm F2.8パンケーキレンズと同じぐらいの大きさになるだろうと勝手に想像して妄想膨らませ中。(笑)
出るのか出ないのか、発表・発売はいつ?って全く先の読めない状況ですけどね、来たるべき日のために今から軍資金調達をなんとかしなくてはなりませんなってコレが一番大変だったりします。(笑)

| | | コメント (2)

2024年3月23日 (土)

APS-Cサイズセンサー向けオールドレンズは。(笑)

_t314767_blog

オールドレンズ沼って言葉がありますな。ミラーレスカメラが主流になり、短いフランジバックを活かしたマウントアダプターが、各社から発売されてレンズ遊びの敷居が低くなりましたから「沼」に転落する方も増えたかと。(笑)
マウントアダプターという魔法の輪っかのおかげで、古今東西のオールド&クラシックレンズのみならず、写歴の長い方には今までの資産も活かせて一石二鳥なのも楽しいところ。

L50152_blog

そんなオールドレンズの世界で人気があるといいますか、ネットでもよくレビューを見かけるのが「ペンタックス スーパータクマー 55mm F1.8」。
1960年代のレンズですけど生産数が多かったからでしょうね、中古カメラ屋さんでもよく見かけますし、とてもリーズナブルな価格で買えるということで人気になったみたいですな。

L60412_blog

で、このレンズをフルサイズミラーレス機に装着すると画面の四隅までしっかりとオールドレンズの味わいを楽しめるのですけど、オジサンが使っているフジフィルムさんのXシリーズカメラはセンサーが小さいAPS-Cサイズなので焦点距離が約1.5倍に伸びてしまいますし、レンズの中心部分しか使えないことになります。
レンズのイメージサークルに対してセンサーサイズが小さいためそうなってしまうのですけどね。良く言えばレンズの描写の一番良いところだけを味わえるわけですけど、レンズ周辺部の描写の甘さや、周辺光量落ちなどの欠点も面白さとして楽しむとなるとできないわけで。そんな事情もあってオジサンが若い頃使っていたキャノンFDレンズは出番が減っています。(笑)

L50029_blog

解決策として「フォーカルレデューサーアダプター」という、縮小光学系の補正レンズが組み込まれたマウントアダプターを使うと、APS-C機でもフルサイズ相当で撮影できます。ただし補正レンズの性能に左右されますし、お値段がややお高いので、そこまでしてオールドレンズを活かすメリットを考えるとう〜んどうかなぁって考えてしまいますな。(笑)

L60428_blog

で、オジサンがお勧めしたいのがハーフサイズカメラのレンズ。ハーフサイズって35mmフルサイズ(36×24mm)を半分にした17〜18×24mmサイズなので、XマウントのAPS-Cセンサー15.6×23.5mmに近いのですな。つまり35mmフルサイズ用オールドレンズに比べてガチでレンズの素性と言いますか、良いところも悪いところも楽しめるわけで。
ただ選択肢は一つしかありません、カメラファンの方ならピンときたはず、ハーフサイズカメラ唯一の一眼レフだったオリンパスペンFシリーズ用のレンズですよ。

L60421_blog

オジサンの持っているのは38mm標準、20と25mmの広角、100mm望遠の4本。他にも発売されていたのですけど、今でも中古カメラ屋さんで見つけやすいのはこの4本かと。
特に「F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8」はよく見かけますしAPS-C機でオールドレンズを楽しむのにもってこいだと思っています。過去記事も書いてますからどうぞ。今回掲載の写真はすべてこの38mmで撮ったものを掲載しました。(笑)
リンクはこちら、
フィルム時代の名機「ペンF」のレンズ。
ペンFのF.Zuiko Auto-S 38mm F1.8の使い良さ。

| | | コメント (0)

2024年3月17日 (日)

23ミリレンズと愉快な仲間たち。

_t316109_blog

レンズ交換のできるカメラを使っていて、交換レンズの世界を楽しまない手はないと思っているので、気が付けばそれなりにレンズばかり増えてしまっています。(笑)
カメラボディーに関してはオジサンの撮るものに対してすでにオーバースペックなカメラばかりなので、全く使わない動画機能やら、色んな機能を満載してくれるより、写真を撮るためのもっと基本的なところを使いやすくしてくれればと思っているのですけど、メーカーの競争や業界の流れを見ているとそうはならないみたいですなぁ。
どんどん必要のない画素数アップや高性能&ややこしくなっているような気がしますよ。そういうのについていけなくなっているのも感じますしね。(笑)
今使っているのは富士フィルムさんのX-T30とX-S10ですが、アナログな操作感が気に入っているX-T30の方が圧倒的に出場率が高いですな。オジサンにはもう十分過ぎるカメラ、これにXF23mm F2 R WRレンズの組み合わせが最強装備。手にした感じも使い勝手も一番気に入っていますよ。
X-S10はボディー内手ぶれ補正があるのでクラシックレンズ専用機にしています。ただトータルな使い勝手が今どきの操作なので、昭和レトロなオジサンにはアナログなダイヤル操作のX-T30の方に軍配が上がるという。なので最近出番が少なくて防湿庫で休眠中。(笑)
で、交換レンズの話。少し前に「ガッツリ相棒レンズ、XF23mm F2 R WR。」って記事を書きましたけど、画角が肌に合うレンズってありますな。
XF23mm F2 R WRはフルサイズ換算で35mmなので、標準レンズよりほんの少し広角になりますけど、その辺りから標準域にかけての焦点距離のレンズってオジサン大好きなストライクゾーンなので気が付けばいっぱい増えてます。
正直言ってこれだけあってもまだまだ欲しい焦点距離なのですな。似たような焦点距離ばかりなんで?って思われるかもしれませんけどね、そうじゃないのよ。自分の目の延長と言いますか、ファインダーを覗いたときに楽しいレンズって、だいたい似たような焦点距離のが多くなってしまうってことなのですな。
更にクラシック&オールドな大衆カメラが好きだったので、そういうカメラに付いてるレンズってやや広角から標準域のレンズがほとんど。たくさん使ってきてその辺りの画角が染み付いてしまっているのもあると思います。(笑)
で、純正レンズは23、27、35mmがメイン。中華レンズは23、25、35mm。一眼レフでハーフサイズのオリンパスペンFの交換レンズ20、25、38mmに、自作といいますかオリンパスペンS、リコーキャディ、マミヤスケッチのジャンクから取り出して改造したレンズもありますからレンズ選びには事欠かないのですけど、一番の問題はまんべんなく使ってやれないことですかね。
えこひいきするわけじゃないですけど、出番の多いレンズとそうじゃないのがあります。まんべんなく使って、撮った写真で記事を書くってのが一番の解決方法なのですけどねぇ、うまくいきませんな。(笑)

| | | コメント (0)

2024年3月 3日 (日)

ガッツリ相棒レンズ、XF23mm F2 R WR。

_t316106_blog

使うほどにしっくり来るといいますか、自分の撮影スタイルのツボにはまって手放せなくなるレンズってありますな。
そのレンズでしか撮れないとか、コイツを使うといつもよりスゴイ写真が撮れるとかって神がかったのじゃなくて、もっと自然体でまるで目の延長のような感じのレンズ。
今見ているものと、そのレンズを通してみたものが自然に重なるとでも言いましょうか。うまく表現できないのですけど、街を歩きながらコレいいなって立ち止まってカメラを構えた時、思っている範囲がドンピシャでフレームに収まってるのが当たり前になってるレンズですね。
なのでズームレンズじゃなく単焦点レンズなのですけど、要するに画角が体に染み付くぐらい仲が良くなったレンズ。
どんな時でも持ち出しレンズの第一候補というか、手持ちレンズの中では一軍トップで、レンズ選びに迷ってもコレを持って出れば間違いないって絶対的信頼のあるレンズです。(笑)
オジサンの場合フジXマウントレンズ「XF23mm F2 R WR」がそれ。同じ焦点距離で開放F値がF1.4の明るいレンズもラインナップされていて、そっちが売れ筋といいますか主力なのでしょうね。富士フィルムさんのXマウントレンズ紹介ページも、力が入ってるのはF1.4レンズの方でF2レンズは扱いがショボくてその差歴然。(笑)
ま、明るいレンズや大口径って言葉はレンズ好きには魔法のワード。自分の腕前を顧みず皆さん飛びつくといいますか欲しがりますから、そっちをアピールするのは商売上当然かと思いますけど、ほとんどの方がF1.4なんて必要無いと思いますよ。本当にそれが必要だから買うというより、これを持ってて安心と自慢がしたいだけでしょ?(笑)
オジサンがF1.4じゃなくF2を選んだのはお金が無かったからじゃなく、普段の街歩きの写真ではF8に絞って撮ることが多くてF1.4なんて使うことが無いから。
そもそもフルサイズ換算で35mm相当のやや広角のレンズなので、F1.4だからといってすごくボケるわけでもキレイにボケるわけでもありませんし、ボケ具合って被写体との距離と背景との距離で大きく変わりますから、この焦点距離にF1.4の明るさはいらないのですな。本気で背景をぼかしたい時にはもっと長焦点のレンズを使いますよ。(笑)
それから暗い場所での撮影に明るいレンズが有利というのも過去のお作法、デジカメは高感度の撮影に強いという現実の前には、もはや前世紀の遺物的な写真常識かと。(笑)
さらに明るいレンズは大きく重たくなります。XF23mmレンズの場合、F1.4とF2で重さが2倍以上違いますから、街の写真のように歩いてナンボの撮影ですと機材の重さはそのまま足かせになってしまうわけで、持って出たレンズに機動力をそがれたら本末転倒。
ね?だんだんF1.4なんていらないなって気持ちになってきたでしょ。(笑)オジサンの希望としましてはF2.8になってもいいから、もっとコンパクトなパンケーキタイプの23mmレンズが出たらな〜って思ってます。
明るい大口径レンズが必ずしも正義じゃないですし、それをありがたがる風潮も何だかなぁってことですよ。(笑)

| | | コメント (0)

2024年2月10日 (土)

レンズ選びは撮影スタイルに合わせて。

開放F値が明るいレンズをありがたがる傾向って昔からありますな。カメラ雑誌や今時でしたらネットや動画配信でしょうか、その良さや必要性をプロカメラマンが語ってたりするのを見てアマチュアが影響されるところなんて、今も昔も変わりませんからね。(笑)
オジサンの使っているフジXマウントレンズにも「神レンズ」なんて呼ばれているのがあります。35mmフルサイズでの標準レンズに相当する「XF35mm F1.4 R」。
フジフィルムさんのカメラを使いはじめてレンズを揃えようとした時、このレンズも当然候補に上がっていたのですけどオジサンがチョイスしたのは「XF35mm F2 R WR」でした。決してお金が無かったわけじゃありありませんよ。(笑)
開放F値がF1.4とF2のわずかな差ですし、大きさ重さもそんな極端に違うわけでもありませんけどね、オジサンの撮影スタイルに対してF1.4の必要性を感じなかったのですな。
長年街でスナップと言いますか街のアレコレを撮っていて、圧倒的に絞り込んで撮る場面が多いわけで。大体F8が基本でそこから状況に合わせて判断して撮るのが若い頃からのスタンダードになってます。(笑)
仕事で撮っていた時も同じで、取材など実際の撮影現場で絞り開放で使う場面てほとんど無かったのですな。お客様からのリクエストで意図的に背景をぼかして撮ったりもしましたけど、最終的に使われること無くボツって無駄カットになるという。
実は背景ボケボケ写真って広報誌やPR誌の紙面に掲載するには、そのボケ感がじゃましたりで、意外と潰しが効かず使いにくかったのですな。(笑)

_t316117_blog

オジサンがメインで使っている16mm、23mm、35mmレンズはF1.4のものがラインナップされていますが選んだのはF2とF2.8のもの、これで不満を感じたことはありませんよ。
街歩きの写真はどれだけ歩き回れるかという機動力重視じゃないと続きませんから、たとえわずかであっても軽いレンズのほうがありがたいわけで。
明るいレンズは高性能で撮影の幅を広げてくれるから良い写真が撮れるのじゃないかと思いがちですけどね、お値段も高くなりますし、数本まとめて持って出るとなるとその大きさ重さも馬鹿になりません。結果的にじわじわ行動力を削がれます。
若い頃なら機材の重さなんて平気でしたけど、この歳になると細く長く写真とお付き合いするスタイルに変わってきますからその辺りも考えてチョイス。レンズもカメラも小型軽量なミニマムな機材が街歩きにはちょうどいいのですな。
機材がミニマムだからといって写真までミニマムにはなりませんよ。(笑)なので自分の撮影スタイルと普段撮るものにあわせてじっくり選ぶのがよろしいかと。
長年写真を楽しんでおられる方は、たくさんレンズをお持ちだと思います。欲しくなって揃えていって気が付けばエライ本数。この際本当に必要なのかじっくり吟味、少数精鋭の一軍レンズだけにして他は手放すのはいかがでしょうか。
余分な贅肉を落としてスッキリ軽快に楽しむ写真ライフ。足りないところは自分の足で稼ぐのが健康にもよろしいかと。(笑)

| | | コメント (0)

2024年1月14日 (日)

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZの使い道。

_t314759_blog

富士フィルムさんのXマウントレンズの中で、この「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」は名前に「XC」が付いているのでいわゆる廉価版のレンズってポジションだそうです。
見た目もプラスチック使いまくりで、決して高級感があるわけではないのですけど、写りに関しては手を抜いてないなってのがオジサンの印象と見解。
だけど単焦点レンズがメインで、マニュアルフォーカスのクラシックレンズや中華レンズのような「昔ながらのレンズ」の操作感と言いますか、撮影作法に馴染んでいて、そんなのが楽しいと感じるオジサンにとっては、使い勝手の部分がちょいとばかり馴染めなくてメインで持って出ることは無いのですな。
一番の問題点と言いますか使い勝手で戸惑うところはパワーズーム。手動でズームリングを回すタイプじゃなくて、その部分が電気仕掛けになってるという。なのでズームリングを回すとワンテンポ遅れてジワ〜って感じでズームしてくれるのですけど、思ったところで止めるのが至難の業でイラッときます。
要は慣れの問題ですし、このレンズしか持ってなかったらこれが普通になってたと思います。だけど他のレンズと併用していると、飛び抜けてここの使い勝手の悪さが目立つという結末。
電動じゃなく手動ズームのバージョンが出てたら、間違いなくそっちを選びましたな。さらに行ったり来たりズームするだけでバッテリー消耗してしまうのもバツな部分。(笑)
面白いと言いますか、このレンズの特徴でありこれは使えるなって部分は、広角側の焦点距離が15mm始まりでその際にレンズ先端から5cmまで寄れるところ。現実には広角レンズでの撮影で5cmまで寄るシーンはまずありませんけど、引き場のない場所で普通に15mmの広角レンズとして使えるところが◎。
しかもズームレンズでありながら小型で、たった135gと実に軽い。メインの装備にプラスしてバッグに忍ばせておくのがオジサンのスタイルになってます。
ズームレンズとしてでなく15mmの広角レンズを予備に持ち歩いていると考えると、コスパ最高のレンズと言えるでしょうな。街歩きの写真ではF8〜11に絞って使うことが多いので開放F値がF3.5〜5.6と暗いのも気になりませんし、写りに関しても今時の国産レンズですから優秀すぎるぐらいで問題無し。(笑)
とはいえ普段は単焦点レンズの「XF16mm F2.8 R WR」が活躍してますから、出場率はそんなに高くありませんけどね。
元々X-T30を買い増しした時に、ボディーだけの価格にたった2万円プラスでダブルズームキットになるというお得感に負けて買ったもの。我が家のレンズの中でそんなに重要なポジションにはいませんけど、あれば便利ってところがこのレンズの値打ちなのかもしれません。(笑)

| | | コメント (0)

2023年12月 3日 (日)

レンズのデザイン今昔。

_t316639_blog

今どきのレンズってほぼ指を添えるだけのモノになってますな。オートフォーカスのお陰でピントリングをグリグリ回すなんてことがなくなってますからね。せいぜいズームレンズのズームリングが一番良く操作する部分だと思います。
それと色んなスイッチが付いてるのが今どきのレンズかと。超望遠レンズなんてスイッチ類がいっぱい並んでますな、ハイどうぞって渡されてもオジサンには使いこなせそうにありませんよ。(笑)
そんな昭和レトロ&ビンテージなオジサンは昔の一眼レフ用レンズをマウントアダプターで楽しんでたりするわけですけど、そういう古いレンズを見ていると、レンズのデザインと言いますか流行も時代とともに変化して来たのを実感します。
どういうものか今どきのレンズって車のデザインと同じ感じがして、わざと似せてるわけじゃないでしょうけど、どこのメーカーのも、なんだかよく似てるなって思えるレンズが多いような気がします。メーカーロゴを隠して渡されたら多分分からないでしょうな。(笑)
共通点と言いますか似てるところは、なんと言いますか凹凸が少なくて、ピントやズームリングの滑り止めの模様も間隔の狭いストライプパターンが多いような印象がありますね。
昔のレンズに比べてありえないぐらい高性能なレンズばかりなのに見た目はシンプルでスマート、仕事のできるイケメンって感じかと。そうですなぁ、関西人的に言いますと「シュッとしてはる」レンズって感じでしょうか。そういうのが今の時代のデザインなのでしょうね。(笑)
そういえば1960年代のトプコン(東京光学)の一眼レフカメラ用レンズのピントリングは、今どきのレンズと同じストライプパターン。当時はかなり進んだデザインだったのじゃないかと思いますね、今見てもカッコイイ。歴史はと言いますかデザインは繰り返すのでしょうか。(笑)

_t316642_blog

で、オジサンがカメラに興味を持った1970年代中頃は、すでに日本の一眼レフカメラが世界を席巻してましたから、各社一眼レフカメラのシステムが大黒柱だった時代、当時キャノンAE-1を使っていたのでレンズはFDレンズ。
マウント部分を銀色のリングで締め付けるというスピゴットマウントタイプでした。正直なところ使い勝手はバヨネットマウントタイプに比べて悪かったのですけど、レンズ根本のシルバーリングがアクセントになってカッコイイと思ってましたよ。のちにココを改良したNewFDシリーズになって、バヨネットマウントタイプと同じ使い勝手になり、このリングは無くなってしまいましたな。(笑)
ピントリングってレンズの印象や使い勝手を決定する重要な部分かと。1960年代頃から滑り止めパターンの付いた合成ゴムを接着する方法になったそうですけど、それ以前はローレット加工と言って金属のピントリングにパターンを彫っていたそうです。

_t316646_blog

古いニッコールやロッコールレンズで記憶にある方も多いかと、滑り止めストライプと何もない部分が交互に彫ってあるやつね。オジサンの持ってるのではオリンパスペンFの交換レンズがそのデザイン。使い込んではげてくるとカッコイイのよ。(笑)
で、コシナさんのクラシックテイストのレンズってこの雰囲気を現代の高性能レンズに再現、見てるだけで美しいですな、でも先立つものがありませんのでね、見てるだけ。(笑)

| | | コメント (0)

2023年9月 2日 (土)

似ているレンズを間違えて持ち出した件。(笑)

暑さで頭がボケてたのでしょうかね、レンズのチョイスを間違えて出かけてしまいました。
最近はあまりの暑さに持ち出し機材は極力ミニマムに、単焦点レンズを付けたボディー1台だけで出かけています。単焦点レンズ好きですし、小型軽量で画角固定ですから撮ってる時に迷いがないわけで。そのあたりが単焦点レンズの醍醐味だと思っていますしね。(笑)
で、X-S10ボディに一番持ち出し率の高いXF23mm F2 R WRを、付けっぱなしたまま防湿庫に仕舞っていたと思いこんでいたわけで。
付いていたのが実はXF35mm F2 R WRだったのですけど、思い込みってコワイですな、確認もせずそのままカバンへ放り込みお出かけしてしまいました。さて撮ろうかとカメラのファインダー覗いて「あっ違う」って気が付いたという。
この両レンズ、見た目と言いますかデザインが似ているとはいえ、レンズフードの形状などよ〜く見れば分かるはずなのですけどねぇ、思い込んじゃってますからソコを目にしてても気が付かないという。(笑)

_t313885_blog

おかげでその日一日調子が狂いましたな。気持ちがXF23mmのつもりでしたから、XF35mmだとスタンスの取り方が少し離れた位置になります。ファインダー覗いて「あっ近すぎる」って数歩後ずさりを繰り返しながらウロウロしてました。まるで捕まりかけたザリガニのよう。(笑)
ま、レンズを間違えたのは自分のせいですから文句も言えません、その日一日頭の中はXF23mmで現実はXF35mmというギャップを楽しみながら撮り歩きましたよ。
交換レンズ式カメラの世界はすでにズームレンズが主役で、単焦点レンズはこだわりのある方やマニアの世界になってますから、オジサンのような間違いをする方もほぼいないと思います。単焦点レンズ好きの方でも、きっと違う単焦点レンズもカメラバッグに忍ばせて、複数本持ち歩く方がほとんどじゃないかと。
オジサンのように暑さに負けてレンズ付きボディー1台だけってのがすでに「やる気あんのかワレ」ってカメラとレンズから叱られそうなヘタレですからね。家内のコンパクトカメラXF10を借りて出かけた方がお似合いなのかもしれません。
で、後日ちゃんとXF23mm F2 R WRを付けていることを確認して出かけましたよ。やっぱりしっくり来ます、撮ってて一番楽しい画角なのでいつもより撮る量も増えますな。
とはいえ猛暑でカンカン照りですから、調子に乗ってて熱中症なんてことになったら大変、高架下や商店街のアーケードなど日陰ばかりを選んでウロウロして来ましたよ。それでも汗だくになるぐらい十分暑かったのですけどね。(笑)

| | | コメント (0)

2023年6月24日 (土)

ズームレンズとレンズフード考。(笑)

_t314748_blog

今どきのレンズの高性能ぶりについては何度もネタにしておりますけど、今回は標準ズームレンズ。
若い頃からたくさんのカメラやレンズとまみれてきましたけど、気が付いたら王道といいますか主流といいますかそれが当たり前になっていたのがズームレンズ。昔は単焦点レンズと比べて画質も性能も劣るというのが定説で、プロはあんなモノ使わねぇなんて言ってた時代もありました。(笑)
ところが積極的にズームレンズを使い、35mm一眼レフの機動力を生かした風景写真で一斉を風靡した、風景写真家の竹内敏信さん辺りから事情が変わってきましたな、各社のレンズシステムにズームレンズが増えていったような記憶があります。
オジサンもEOSを使うようになってズームレンズを積極的に使うようになりました、それまでのFDマウントズームレンズと比べて、性能が飛躍的に上がりましたからね。
ただ不満はレンズフード、可変焦点なのでズームの望遠側ではフードの長さといいますか深さが足りなくて、ほぼ役目を果たしてないのですな。そもそもズームレンズのフードって基本的にどれも短い上にズームすることで足りなくなりますから、ただの飾りでしかないのも多かったわけで。
それでも改善したくて同じフィルター径の単焦点レンズの深いフードを削って長さ調節して使っていたこともありましたなぁ。(笑)オジサンは基本的にレンズにフードは付ける派なので写真用品メーカーの汎用品や中古カメラ屋さんのジャンクを探してきたりしてました。
ところが2006年でしたかEOS Kiss Digital Xのキットレンズ「EF-S 18-55mmF3.5-5.6USM」って標準ズームを初めて使った時、今どきのズームってこんなに写るのって驚いたわけで。
専用フードは効果が無さそうなただの輪っかで別売だったので買いませんでした、なので初めてフード無しで使ったレンズだったかと。プラ素材使いまくりで高級感の無いレンズでしたけどよく写りましたな。(笑)
2018年に富士フィルムさんのX-T20に乗り換えた時に買ったキットレンズ「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」を初めて使った時「何じゃこのレンズ、単焦点レンズと変わらんやんけ」ってビビりましたな。ズームでこの性能って有り得んって思うぐらいの写りに、さらに驚いたという。(笑)
見た目も高級感がありますし、専用の花形フードが付いているのですけど、付けなくても当然高性能で実によく写ります。もちろんフードは付けるべきなのですけど、付けないと実にコンパクトになりますな。
オジサン単焦点レンズ好きですけど、このズームレンズは手放しませんよ。(笑)ま、総じて今どきの国産ズームレンズって高性能すぎるのですけど、困ったときに一番役に立つレンズって案外地味な標準ズームかもしれませんね。

| | | コメント (0)

2023年6月 4日 (日)

欠点を味わいに出来るのがメイドインジャパン。(笑)

先月中旬にペンタックスのKマウント用交換レンズ2本の発表がありました、どちらも同じ50mm標準レンズで、1991年発売の「smc PENTAX-FA 50mmF1.4」をベースにして開発されたそうなのですけど、描写特性が違うレンズなのだそうですな。
レンズ構成や絞り羽根枚数、フィルター径に最短撮影距離は共通だそうですけど「HD PENTAX-FA 50mmF1.4」はHDコーティングを施した現代版50mmレンズということで、ああそうですかって感じ。
特に興味は持ちませんでしたけど、オジサン気になったのがもう1本の「smc PENTAX-FA 50mmF1.4 Classic」ってレンズ。名前の最後に「Classic」って付いてるので想像が付くと思いますけど、古いレンズで発生しがちな「虹色フレア」が発生するようにチューニングしたそうで、逆光撮影時に絞りを開放にするとキレイな虹の輪が出現するそうですな。
そもそも虹色フレアが出現するなんてのはレンズとしてはダメダメな欠陥品。ところがペンタックスさんはそこを逆手に取って「味わい」にしてしまったわけで、その辺り上手いな~って感心したわけですよ。
同じ50mm標準レンズで片方は最新最先端、もう一方はダメレンズのリバイバルという真逆なラインナップ。両方買っちゃうPENTAXIAN(ペンタキシアン=ペンタックスファンの呼び名)な方いらっしゃるでしょうなぁ。リコーイメージングさんは、こういうファンをくすぐる商売がお上手ですからねぇ、ある意味幸せの落とし穴がいっぱい。(笑)
オジサンが感心したのは虹色フレアの発生をコントロールという技術的な部分。実は手持ちの中華マクロレンズ「TTArtisan 40mm F2.8 MACRO」は絞り開放で逆光時には意図しないのに、派手でギトギトな虹色フレアがドバ~っと画面を覆い尽くし、まともに撮れない超ダメ性能。
設計時に抑え込むことが出来なかったのでしょうなぁ。発売時のレビュー動画でも逆光性能のお粗末さがあちこちで指摘されてましたからね。(笑)実際に撮ってみたのが下の写真、ひどいでしょ。2枚目は同じ場所で純正レンズXF23mm F2で撮ってみたものです。

_s107837_blog
_s107861_blog

で、ペンタックスさんはこれを味わいにまで昇華させてるわけですからこの辺りがお隣の国のレンズとの根本的な違いかと。ま、お値段も根本的に違いますけどね。(笑)
ダメージジーンズって呼ばれる、わざと裂いたり傷をつけた破れかぶれのジーンズがありますけど、履いてるうちに勝手に破けちゃったのとは違います。「わざと」の部分に技術やセンスが隠れているわけで、そのあたりが差なのかもしれませんな。
ただし使う人にセンスが無かったら、どんなにすごいレンズを使っても何にもなりませんけどね。オジサンがダメージジーンズ履いてもイケオジにならないのと同じです。(笑)

| | | コメント (0)

より以前の記事一覧