レンズのこと

2026年10月 4日 (日)

手頃な35mmレンズが見つからない。

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単焦点レンズを1本選ぶとしたらコレって決めてるのが35mmレンズ。
若い頃はもっと広角の24mmレンズばかりで撮っていたのですけど、年齢とともにちょっと広すぎるなって感じるようになってココに落ち着いたわけで。(笑)2018年にフジフィルムさんのミラーレスを使い出したのもきっかけとしてありましたね。(笑)
で、自分が好きな焦点距離を、客観的に知るのに便利なのが写真に埋め込まれている撮影時のExif情報。
Lightroomで写真を見ると、ズームレンズで撮ってても撮った時の焦点距離が表示されるので、オジサンは焦点距離35mm辺りでよく撮っていたということがツマビラカに。
それを参考にフジフィルムXマウントレンズを揃えましたよ。センサーサイズがAPS-Cなのでフルサイズ換算で35mmということは23mmレンズになります。それに近い23、25、27mmレンズは純正、中華、クラシックに改造レンズを含めて7本もあります。(笑)
で、昨年から使っているEOS R8はオールド&クラシックレンズの母艦として活躍、純正レンズはRF24-105mm F4-7.1 があるので事足りてるのですけどね、やはり単焦点の35mmレンズは1本押さえておきたいなと思ったのですな。ところが手頃なのがまるで見つからないという。
RFレンズの「RF35mm F1.4L」は、これを書いてる時点で価格.comで新品23万円、中古18万円!さらに単焦点レンズと思えないデカさ&重さ。
もう1本の「RF35mm F1.8マクロ」はオジサン好きなマクロレンズだし実売8万円とLレンズを見た後では安く感じますが、それでも無理。(笑)
現行品のマニュアルレンズですと、コシナさんから「NOKTON Classic 35mm F1.4」約8万円と、中華レンズの「Thypoch Simera 35mm f/1.4 ASPH」約7万円が出て来ましたが高いねぇ。
同じ中華レンズで「Brightin Star 35mm F1.4」というのが3万円ほど「PERGEAR 35mm F1.4」という16,000円のレンズも出てきましたな。
1万円台なら中華レンズも面白いのですけどね。フジXマウント用にすでに6本も中華レンズを使ってきましたからもうイイかと。(笑)
そうなるとやはり長年EOSのレンズとして活躍し、中古数も豊富なEFレンズに目を向けるべきだよなぁと思いました。
純正レンズですし「EF35mm F1.4L USM(1998年)」「EF35mm F1.4L II USM(2015年)」「EF35mm F2(1990年)」「EF35mm F2 IS USM(2012年)」と4本もあります。
ただしF1.4のLレンズ2種は中古でもスゴク高いので却下。(笑)残り2本のF2レンズのどちらかが現実的な選択肢かと。
なので積極的に探しているのですが、まだ良い出物と巡り合わなくてねぇ。この際ですから更に古いFDやFLレンズも視野に入れて、とにかく実用的な35mmレンズを探しますよ。(笑)

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2026年9月20日 (日)

キヤノンレンズを嗜む4 FD35-105mm F3.5-4.5 実写編

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単焦点レンズからズームレンズへと主役の座が移って行った時代に登場した標準ズームレンズなので、広角側が貧弱で35mm始まりなのが時代を感じさせますな。ただ望遠側が105mmまであるのは便利でしたけどね。(笑)
さらにジャンク品で見つけてきたものなので、チリ・ホコリもそれなりにありますし、正直なところエエとこ無しですが、いざ使ってみると楽しかったですよ。軽量コンパクトですし、外装はほとんどプラスチックなので、余計軽く感じますしね。(笑)

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ただし直進ズーム方式なので、ビルを下から見上げるような撮影や、路上に置かれたものを上から見下ろして撮る場面では、ズームリングが動きやすくて、構図が変わりやすいのですな。しかも同時にピント合わせもしなくてはならないので、最初の内は撮るまでに時間がかかったりしました。

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この猛暑の中、そんな撮り方ですから、たいして撮れてないうちに撤収しなくてはなりません。
日差しの中での徘徊は身の危険を感じますのでね、水分補給、休憩、腹八分目の撮影といいますか、ガッツリ欲を出さず無理もせず、エアコンの効いた地下街のような涼しいところで実践投入って、ただのヘタレオジサンですなぁ。(笑)

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レンズの面白さって性能だけじゃありません。使い勝手などカタログスペックに出てこない部分が実は自分とのマッチング要素だったりします。
外にご飯を食べに行ったり飲みに行ったりするのと似ているかもしれませんな。
行きつけの馴染みの店は言ってみれば、常用している定番レンズですね。困った時は必ず持ち出す、安定・安心・確実にイイ写真が撮れる使い慣れた1本ってところが、いつもの味わい・雰囲気・馴染み感と言えるかと。

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世の中に星の数ほどあるお店を全て巡るなんてことは絶対無理ですから、味わいや雰囲気や値段など、自分の好みにあったお店が守備範囲内になろうかと思います。
レンズも同じで、死ぬまでに世の中にある全てのレンズを使ってみるなんてことは出来ませんから、手の届く範囲内で「相棒」になるレンズを探すのが楽しかったりします。

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で、このFD35-105mm F3.5-4.5、使ってみると見た目以上に使いやすかったのですな。前述の直進ズーム問題も慣れてくると気にならなくなりましたしね。

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解放F値がF3.5-4.5ですから、美しいボケ味を楽しむって感じじゃありません。なのでオジサンが大好きなF8まで絞り込んだ状態で撮り歩くのが一番ふさわしいかと。

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手ブレはISO感度を上げて回避、ピントリングの滑り止めパターンがゴツゴツしますがホールディングはいいので手ブレも起きにくいですよ。
案外こんなレンズでサラリと撮ったのが良かったりするのですな。(笑)言うまでもなく掲載した街の写真はこのレンズで撮りました、どうぞ。

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2026年9月13日 (日)

35mm始まりのズームレンズって。

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最近のレンズラインナップを見ていると、超広角系ズームレンズが結構たくさんあるなって印象。オジサンがカメラに目覚めた頃は、広角ズームなんて皆無。
ズームレンズそのものもまだポピュラーじゃなかったですし、24mmレンズですら超広角レンズのカテゴリーで、特殊レンズという認識でしたよ。(笑)
ま、その頃を思うと今はレンズ設計の進歩や新しいガラス素材が開発されて、考えられないぐらい高性能なレンズが作れるようになったということかと。この先AIを活用して、さらにとんでもない想像もつかないようなレンズが出てくる可能性や予感がしますな。
で、それと逆行するようにオジサンはちょっとばかり昔のジャンクレンズで「あの頃」を楽しんでおりますが、ジャンクレンズもズームレンズが多くて単焦点レンズはあまり出物が無いのが現状ですねぇ。
東京のように沢山のお店がひしめいているようなところならいざ知らず、地方都市ではお店も無く出物もショボくて偏ってますからねぇ。(笑)
とはいえジャンクレンズは一期一会、逃したらもう出会えることは無いですから、ズームレンズであっても良さそうなのを見つけたらまず押さえておきませんと。なので出かけた際には自己修理&清掃で何とかなりそうなジャンクズームレンズをチマチマと探してきておりますよ。
一番多いのが標準ズームですが、今時のように広角側が35mm換算で28mmや24mm始まりではなく35mm始まりなのが時代を感じさせますな。あの頃の最新の設計ではこれが限界だったのかもしれませんね。
35-70mmや、望遠側に伸びた35-105mmをよく見かけます。開放F値はF3.5-4.5と決して明るくはないですが、初心者には最初の交換レンズとして、何でも撮れる機動力重視なズームレンズだったのでしょうか、どのメーカーのもコンパクトですな。
いざ使ってみると、広角側35mm始まりは、正直なところ物足りないスペックと言いますか、ワイド感をそんなに感じられませんねぇ。(笑)その後各社標準ズームレンズは28mm始まりが主流になって行ったのは時代の要求かと。
そんな中途半端な標準ズームをアンタなんで探してくるのって話なのですけどね、オジサンこのブログでフジフィルムさんのAPS-Cミラーレス用23mmレンズが好きすぎることを何度も書いておりますが、35mm換算で35mmという焦点距離がしっくり来るのですな。
なので35mm始まりのオールドズームレンズは実はヘンコなオジサンには使い勝手が良かったりするわけで。(笑)ズームリングを回しても、これ以上広角側は無いよってところが、実は35mmレンズだけどオマケで望遠側にズームもできます的な。
レンズのポジションをプラス思考で都合よく解釈すれば楽しいレンズライフですからねぇ。(笑)
見つけてきた35mm始まりの標準ズームレンズは、まだ全て手入れもできてませんし、使えてもいませんがボチボチ楽しもうかと思っています。

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2026年9月12日 (土)

ジャンク望遠レンズを手振れ補正で使ってみたら。

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キヤノンさんのフルサイズミラーレスEOS R8にお株を奪われて、すっかり出番がなくなっているフジフィルムさんのAPS-Cカメラ。
その中でX-S10はボディー内手ブレ補正搭載のカメラです。なのでこれを遊ばせておくのももったいない話ですから、手持ちのジャンクレンズの望遠系レンズを使う際に、活躍していただこうかと思いました。

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ボディー内手ブレ補正の無いEOS R8でも、感度を上げて速いシャッターを切れば、ブレずに撮ることはもちろん出来ます。実際ちゃんと撮れてましたから、オジサン手振れ補正無しでもまだまだ行けそうなのですけどね。
ところが望遠になればなるほど、微妙なブレでファインダー画像が揺れ動くせいで、ピント合わせに苦労するのですな。ピントの山を掴むのに時間もかかるし、目も疲れますしね。(笑)
で、これまで取り上げてきた「サン光機 マルチズーム 70-210mm F4」「トキナー SZ-X200 80-200mm F4.5-5.6」「テフノン 75-300mm F5.6」の3本の望遠ズームの内、トキナーは小型軽量なのでまだ取り回しが楽だったのですけど、サン光機とテフノンは大きく重く長〜いレンズ。ブログ掲載用写真を撮り歩くだけで疲れましたよ。(笑)

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なのでこれをボディー内手振れ補正というテクノロジーの力で、楽させてもらおうかと考えました。で、せっかくなら焦点距離が長く、手ブレ率の高いテフノン 75-300mm F5.6で検証するのがイイかと。
APS-Cボディーに付けると450mm相当に伸びますから、ますます手ブレ率が上がって検証にはもってこいですしね。(笑)

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で、結論から申しますと、手ブレ補正搭載ボディーで同じ様に撮ると、ファインダーはまるで張り付いたように止まります。完全にピタッと止まるわけではありませんが、ユラ〜リユラ〜リって感じ。
これだけ動かないとピント合わせもスゴク楽で「ああ、コレ随分違うわ」って思いました。シビアなピント合わせが出来るって、撮ってる感もアップしますから、望遠レンズにボディー内手ブレ補正はあればとてもありがたい機能かと。ただコレに慣れてしまうと、きちんとした構え方が疎かになりそうですけどね。(笑)
デジタルでは当たり前な超高感度撮影はフィルム時代は考えられなかったわけですから、このレンズが現役だった頃は手ブレを防ぐために三脚を立ててたのでしょうけど、今どきは三脚持ってる人も見かけませんしねぇ。
デジタルになって、知らず知らずの内に高感度撮影や手ブレ補正などのテクノロジーが、当たり前に染み込んでいるのに気が付きましたな。(笑)

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ともあれオールド&クラシックな望遠レンズを使う際には、ボディー内手ブレ補正がとても有効なのが分かりました。ただこの機能を搭載すると、ただでさえ高くなったカメラの価格がさらに高くなるのでねぇ。
気にはなるのですが、今しばらくはボディー内手ブレ補正は、オジサンには必要なしってガンバリますよ。(笑)

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2026年9月 6日 (日)

EF50mm F2.5 コンパクトマクロをレビュー。

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まず「EF50mm F2.5 コンパクトマクロ」はカメラに付けて首から下げていても、自慢できるようなオーラや高級感は皆無の、ボーッとした見た目のレンズです。
前玉が奥まったところにあるので、レンズに詳しい方なら「あっマクロレンズや」って気が付くかもしれませんが、JRのドクターイエローのように遠目でも目立ってカッコいいのとは対局の、近くで見るとプラスチックまみれでキヤノン様謹製の純正レンズとは思えない安っぽさに、所有する喜びがまるで湧いてこないレンズ。(笑)

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ま、見た目に関してはボロクソですけど、仕事ぶりは真面目で堅実・優秀です。解放から画質はバッチリ、F8辺りまで絞り込むと隅々まで素晴らしい描写だなと思いました。これより前の世代のFDレンズのマクロレンズとは随分違って良くなってます。
なのでもう少しじっくりと時間をかけて、デザイナーさんにカッコ良く仕上げてもらってたら、定価がプラス2万円ぐらい高くなってたとしても売れてたのじゃないかと思いましたね、名レンズになれる素質は十分あったかと。(笑)

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なにせマニュアルフォーカスでの使い勝手は最悪を通り越してますからね、レンズのピントリングとはとても思えないひどい粗末な輪っかが、とりあえず付いてるだけ。(笑)
EOSのレンズなんだからオートフォーカスで使えばイイのではってご意見もあろうかと思いますが、このオートフォーカスがモーター音はしっかりするけど動作はとっても遅いという「のどか」って言葉がしっくり来る「ピントは合わせますけど、少々お時間頂けますか?」って感じ。
今の瞬速AFとは比べ物にならないゆっくり感が時代を感じさせます。だけどレンズにオーラが無い分、中古カメラ屋さんで程度の良いものが安く買えるのはありがたいですな。

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そもそもマクロレンズですから、50mm標準レンズよりガッツリ寄れる所が良いわけで、寄れるシアワセとでも言いましょうか。
街歩きの際にあと少し近づいて撮りたいなんて場面で、最短撮影距離が壁となって立ちはだかるなんてことはありません。まだまだ寄れるの?ってぐらいガッツリ行けますからね。

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開放F値はF2.5と1.4や1.2なんてのがある標準レンズに比べると中途半端感はありますが、寄ってしまって背景をぼかす手も有りですからF2.5が劣ってるわけではありません。むしろ背景との距離やどう構図にまとめるかを考えられて面白いですよ。
見た目とマニュアル操作以外は全部◎なEF50mm F2.5 マクロ、暑すぎて外をウロウロするのは危険な季節ですからチマチマとプチ徘徊写真を撮っておりますが、やっぱりマクロレンズは写りがイイですなぁ。(笑)

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2026年8月23日 (日)

キヤノンレンズを嗜む3 FD35-105mm F3.5-4.5

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カメラ雑誌CAPAの1986年3月号に「キヤノンの最新ズームレンズ5本の性能を厳重チェック」という記事が掲載されているのですが、その5本の中に今回取り上げる「FD35-105mm F3.5-4.5」も入ってました。
記事によると前年1985年の年末に5本まとめてリリースされてたみたい。オジサン職業柄、印刷物の制作工程は存じてますのでね、12月にいきなり5本も発売されたレンズを、翌年の3月号に掲載するとなるとテストレポートでCAPA編集部は正月返上だったのじゃないでしょうか。
事前に貸し出ししてもらってたでしょうけどスケジュールはタイトだったと思いますね。(笑)
で、このレンズ登場の2年後、1987年3月にキヤノンさんはEOSシリーズを登場させるわけですが、キヤノンさんのカメラミュージアム特別展示「EOSシステム誕生30周年インタビュー 開発陣が振り返るEOSシステムの軌跡」って記事によるとEOS開発決定は1985年3月31日だったそうで、CAPAのテストレポートで取り上げられた5本のズームレンズは時期を考えるとFDマウント最後のズームレンズだったのではないかと考えられます。
多分間違ってはいないと思うのですな。そんな時代の「FD35-105mm F3.5-4.5」のジャンクをワンコインで見つけてきました。
使い込まれているのかピントリングの回転はかなり柔らかくなってますし、懐中電灯で照らしてみると相応のチリやホコリは見受けられましたが大きな傷やカビは確認できなかったので持ち帰り。本来なら分解清掃をすべきところですが、使えそうなので通常のクリーニングをして持ち出してみました。
FDレンズはマウント部に銀色のリングがある旧タイプから新しいタイプになって見た目もスマートになりましたが、ズームレンズが主流になるにつれて何度かデザインが変わってますな。

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今回取り上げたFD35-105mm F3.5-4.5はFDレンズとして最後のデザインだと思いますが、ピントリングの触り心地や操作感は、オジサンあまり好きではありません。
滑り止めパターンが尖ってると言いますか、ちょっと主張が強くて指先にチクチク感があるのですな。滑らないという意味ではしっかり保持出来るのですけど、長時間使っていると気になる感触、しかも経年変化でゴム材自体が固くなってますからなおさら。
あの頃ですからTシリーズボディーに合うようにデザインされたのでしょうか。(笑)全体の感じを見るとプラスチック素材を積極的に使い出した頃の製品なのでしょうね、見た目よりすごく軽く感じます。
CAPAの記事によると旧型の600gから345gにシェイプアップって出てますが「シェイプアップ」って言葉に時代を感じてしまいましたよ。(笑)

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キヤノンミュージアムの説明には「キヤノン初のガラスモールド非球面レンズを第12レンズに採用し、高性能と軽量・コンパクト化を両立させた。」とありますが、まさにその通りの使い勝手の良いコンパクトズームだと感じました。
ボケ味や描写を楽しむと言うより、気軽に何でも撮れるレンズって感じでしたよ。ただいま鋭意使用中ですが暑くて大して撮れていません、なので写真は後日ということで。

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2026年8月15日 (土)

同じ焦点距離なら、マクロのEF50mm F2.5もあり。

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「EF50mm F2.5 コンパクトマクロ」はキヤノンさんの創立50周年の日に発表されたAF一眼レフ「EOS」と同じ1987年のデビュー。システム一眼レフとしてレンズも揃ってなアカンやろって、突貫工事で頭数だけ揃えたような初期EFレンズラインナップの中の1本です。(笑)
初期のEOS用EFレンズって当時もチープでひどいなぁと思うレンズが結構有りましたが、今見るとさらにプラスチックまみれのチープさが際立ちますな。
あの頃ですからミノルタのαシリーズを蹴散らして、AF一眼レフでも絶対王者になりたかったキヤノンさんの、なりふり構ってられるか、とりあえずEFレンズの顔ぶれ揃えるのが先じゃってのが感じられるレンズかと。(笑)
EOSは登場から3年経ってから使い出しましたが、その時持ってた28mmと135ミリもこの50mmマクロと同じテイストでしたよ。マニュアルフォーカスリングがスカスカの輪っかでしたし、プラスチックの鏡胴はオモチャみたいで高級感がまるで感じられませんでしたなぁ。(笑)
そんなEFレンズが数年前からどんどん製造終了品(ディスコン)になってます。
キヤノンさんとしてはミラーレス用にマウントも新しくなったRFレンズの開発・製品化に注力するためでしょうけど、性能も高けりゃ値段も高い最新RFレンズはオジサン手が出ないので、今までEOSシリーズを支え、スゴイ数と種類が販売されてきたEFレンズの中古で、買えないRFレンズの隙間を埋めるのも有りかと思いまして。
買ってある純正マウントアダプター「EF-EOS R」を遊ばせておくのもなぁってのもありましたし。(笑)
で、EFレンズを探すのなら好きな焦点距離35〜50mm辺りの単焦点レンズ狙いだったのですけど、たくさん見かける50mm F1.4や、撒き餌レンズでおなじみF1.8は後回し、EF50mm F2.5 コンパクトマクロか、パンケーキレンズのEF40mm F2.8 STMを最初のターゲットにと思いました。
で、呼べば来るのが中古の世界、いつもの元町散歩コースでカメラのナニワさんに涼みに行ったところ、EF50mm F2.5 コンパクトマクロが2本並んでたのですな。なので後日EOS R8ボディーとマウントアダプター、懐中電灯とルーペを持参し再訪。
2本の価格差は3,000円で、安い方は「小カビあり」の表示があったので却下、高い方を見せてもらいました。最も初期の39年前のEFレンズとは言えマクロレンズが14,800円ですからね、マクロレンズ好きとしては押さえておこうかと。(笑)
だいたいマクロレンズって幅広のピントリングでマニュアルフォーカスで使う際の操作感も考えられてましたが、この「EF50mm F2.5 コンパクトマクロ」にはそんなのありません。
とりあえず付けました感のあるプラの輪っかで「AFレンズなんで、マニュアルピント合わせは考えてませんのでヨロシク」って感じがする雑さ。
マクロレンズにAFは要らない派のオジサンがこのレンズに手を出さなかった事情はそのあたりにあったのですけどね。ま、普通の50mm標準レンズに「寄って撮れる」特典付きと考えればイイかと。(笑)
さっそくEOS R8に付けて撮ってますが、モーターの駆動音がギャーってうるさく、AFはのんびりのどかな遅さで笑いましたよ。ミラーレスのEOSに付けてコレですから、EOS 620や650の演算能力の低い初期ボディーに付けたらどうだったのですかね。
確かめる気はありませんが写りは良さそうなので次はその辺りを記事にします。(笑)

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2026年7月19日 (日)

銘玉で夜の街を撮る、RE58mm F1.4。

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銘玉と言われていながら、そこをよく分かってないまま漠然と使っていた「RE AUTO-TOPCOR 58mm F1.4」。(笑)
集中的に使ってみて、そもそもぼかしても美しくない、街の景色がライフワークのオジサンの写真には、本気出して活躍してくれる場面が少なかったことに、ようやく気が付いたのですな。
正直なところ撮っている写真は、どう見ても銘玉らしさを発揮できない、街のゴチャゴチャした景色ばかりでしたからねぇ。(笑)

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なのでクリスマスシーズンなどによく見かける写真のように、街路樹の電飾イルミネーションやら、ショッピングモールなどで見かける、飾られたショーウィンドーや、ツリーのキラキラを思い切りぼかしたドラマチックなシーンに似ている夜の街に持ち出せば良いのじゃなかと。
ネオンサインや、いかがわしさギラギラの電飾看板を美しくボカシてくれたなら、銘玉の本領発揮できるのじゃないかって、前回のこのレンズの記事で書いてましたな。(笑)

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で、なかなか夜の街を撮り歩かないと言いますか、勤めていた頃は仕事の後でカメラ片手に徘徊していたのですが、もうすっかりそんなのが無い生活になっているので、チャンスがなかなか訪れなかったわけで。
さらに今の季節は日没時間が19時すぎと遅いので、やおらその時間から徘徊して撮り歩くとなると、帰宅時間は遅くなってしまいます。ジジイが夜にウロウロしてると、家内に文句たらたら言われるお年頃なので、なかなか夜の街とのマッチングが叶いませんよ。(笑)
とはいえ夕暮れ時の明るさも残ってるけど、そろそろ暗くなりそうでっせって時間帯を狙って撮っては見ました。

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で、思ったのですけど、やっぱり夜の街ってぼかしたらきれいに見えるとは限りませんねぇ。ネオン看板が連なる通りをぼかして撮ると、昭和歌謡やド演歌カラオケのムービー背景みたいで安っぽいですし。(笑)
実際は撮ってて楽しかったのですけども、それに見合う写真の撮れ高は無かったわけで。やや消化不良と言いますか、もっと時間をかけて歩き回らなくてはと思いました。これは日の短くなる10〜11月ぐらいにもう一度、じっくり腰を据えてリベンジしなくてはなりませんな。

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元町・三宮界隈と違って、地元の駅前商店街なら遅い時間に出撃することも出来るのですけど、根本的にお店の数が少なくて夜は閑散としてシャッター通り。空いてるのは外食チェーン店ばかりですし、バス停のあるロータリー以外は人がほとんどいませんから密度の違いを感じます。
そもそもぼかして撮る以前に被写体が無いってどうよ。(笑)こうなったら長期戦。納得が行く銘玉らしさ溢れる写真が撮れるまでトコトンお付き合いすることにしますよ。なのでいつになるか分かりませんが、出来次第成果発表して行きますのでお楽しみに。(笑)

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2026年7月18日 (土)

キヤノンレンズを嗜む2 FL50mm F1.8 前期型 続き

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コシナさんがフォクトレンダーブランドで販売しているレンズは、クラシカルなテイストを今風にアレンジしてデザインしてあるところがカッコいいわけですが、オジサンが見つけてきた「キヤノン FL50mm F1.8 前期型」は1964年発売のホンマもんのクラシックレンズ。
62年前の最新デザインも今の目で見るとレトロ感と風格を感じますねぇ。(笑)で、前回書きましたが放射線を放出するトリウムを混ぜた硝材で作られているのでアトムレンズなんて呼ばれるシロモノ。
高屈折率で色収差を抑えた高性能レンズが作れることから1950〜70年頃にアサヒペンタックス、ニコン、キヤノン、トプコン、オリンパスからアトムレンズは登場しましたが、他の材料や方法で同じ性能が得られるようになって消滅。
ま、放射線出てるなんてイヤですからねぇ、実際にガイガーカウンターで計測して掲載しているブログもありましたな。
アトムレンズの特徴は、トリウムが放出するガンマ線による経年変化で黄変、なのでレンズを見ると黄色く見えます。

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太陽光などの紫外線を当てると改善するのですけど、半世紀以上の年月のおかげで、ここまで黄色く変色したのを元通りにするのは、オールド&クラシックレンズを楽しむ上では野暮かなと思いますのでね、このまま使い続けますよ。(笑)
さらにこの「FL50mm F1.8 前期型」を調べると、背景ボケが画面中心から同心円状に回転したように出現する、いわゆる「ぐるぐるボケ」になるので有名なようですな。
ぐるぐるボケの正体はざっくり言うと、レンズ周辺部を通る光がお椀型に歪曲して結像してしまう「像面歪曲収差」と画像の周辺がボケたり流れて見える「非点収差」によるもので、一般的にはそういう収差が出ないように設計するそうですが、なぜこうなったのかは謎です。(笑)
で、実際にぐるぐるボケを確かめようと撮ってみたのですけど、街歩きの写真ではそういうのに向くシーンが無くてねぇ、やはり木々の木漏れ日だとかネイチャー系の撮影が発生率高そうですね。なので近所の公園で撮ってみましたが分かりますかねぇ。

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レンズそのものの使い勝手は良く、写りも問題無し。ミラーレス機で使う場合にマウントアダプターのピンが干渉して取り付けられないのがネックではありますが、オジサンはアダプターを改造工作したので大丈夫。(笑)
で、放射線出てるわ、ボケはぐるぐるだわで話題になりそうな要素満載のレンズですから、もっと評価されても良さそうなのですけど激安でジャンクワゴンに並んでるのが現実だったりします。
オジサンが見つけてきたのも500円ポッキリ。だけどこれだけ楽しめてこのお値段ってスゴクないですか。今時500円じゃ飯も食えませんし、飲んでも酔いませんからね。(笑)
で、後日もう1本ジャンク品を見つけました。カビが少々あったので分解修理の練習用にお持ち帰りしたのですけど、バラしてクリーニングしたら、割とマシになっちゃったので防湿庫の仲間入りさせました。まだイケそうですからこのまま使う方がレンズも幸せかと。(笑)

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2026年7月12日 (日)

ジャンクレンズを使っていて。

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まともな健康状態のレンズなら、それにふさわしい価値と言いますか値段を付けられて、中古カメラ屋さんの然るべきショーウインドーに鎮座しているものですけどねぇ。
ひとたびジャンクと評価されたレンズは、レンズキャップすら付けてもらえずに、ジャンクワゴンやコンテナボックスにガッサリぶっこみ。「売れなきゃ廃棄ですけど、欲しければ安くしときますんで」ってひどい扱い。(笑)
まともなレンズとの落差がすごいですけど、これだけ明暗クッキリなのがジャンクの世界と言いますか、悲しさかと。
なのでジャンクレンズと言うと「もう写真が撮れないレンズなんでしょ、なんでそんなの売ってるの?」ってのが世間の認識じゃないかと。
だけど全く写らないわけじゃないので、楽しめたりする余地があるのがジャンクレンズの世界。(笑)
ガラス素材の経年劣化で完全に白濁してしまっているとか、細かなひび割れのように全面にカビが覆い尽くしているようなのは撮影はもう無理ですけどね。
ま、そこまでひどいのはジャンクワゴンでも滅多に見かけませんでしたから、中古カメラ屋さんもさすがにこの状態のジャンクを売り物にして「あのカメラ屋、ゴミに値段付けて売っとるぞ」って言われたくないのでしょうかね。知らんけど。(笑)
リユース系中古ショップはハナから引き取ってもらえないですな。どんなものでも高価買取なんて謳ってますが、以前実家の不用品処分に利用した時感じたのは、リユースできるものとゴミとの線引は結構シビアだなってところ。
「当店での引き取り対象にならないので」ってのは、やんわりゴミ持ち込みはお断りしますねってことと解釈しなくてはなりません。(笑)
で、ジャンクレンズは全くダメかって話ですけど、取引や売買の対象として見た場合の評価や判断と、実際に使って写りや操作を楽しめるブツか、そうでないかの評価や判断は別次元だと感じましたね。
カビや傷はレンズとしての価値を落としているのは紛れもない事実ですし、経年劣化でコンディションは最悪。その結果のジャンク行きですけども、とはいえそれでも写真はまだ撮れますよってところを楽しんだり、楽しめるかがキモかと。
工作好きの方なら分解清掃など、自分で手を入れてトコトンまともな状態に近づけるのも楽しみですからね。そう思うと工業製品として廃棄手前の最後の崖っぷちにあるジャンクレンズは存分に遊べる素材だなと思いましたよ。
腐っても鯛とはニュアンスが違いますが、ジャンクでもレンズはやっぱり楽しいですな。(笑)

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