富士フィルム

2023年9月14日 (木)

誰が買うの?何を撮るの?

12日に行われたFUJIFILMさんの新作発表会「X Summit」。時間的にリアルタイムで見れなかったので、ネットニュースで内容確認しながら今コレを書いています。普段ニュースで見聞きしたものを即座に記事にすることがほぼ無いのですけど、たまにはこういうのもアリかと思いましたのでね。(笑)
内容に関してはずいぶん前からリーク情報と言いますか、ネタバラシ的なニュースを発信するサイトを見てしまってるので、ほぼそれのトレースといいますか確認作業でした。(笑)

Gfx100-ii

で、予想通り中判デジタルカメラGFXシリーズのフラッグシップ機「FUJIFILM GFX100 Ⅱ」が登場しましたな。9月28日発売だそうで、モンスターといいますかバケモノといいますかセンサーは1億200万画素で、店頭予想価格は税込127万500円前後だって。
この2つだけでオジサンまずビックリしてしまったので、その他の細かなスペックなんてもうどうでもよくなりましたな。特に動画関連のスペックなんて知らない言葉だらけで頭に入ってきませんでしたよ。(笑)
ま、こんなカメラで写真や動画撮ったらすごく美しく撮れるのでしょうけど、内容がしょぼかったら宝の持ち腐れ感もすごいでしょうなぁ。
カメラも画質も良いのは間違いないわけですから、すごい作品撮ったぞ〜って喜んでも、それが自分の腕じゃなくて、カメラのおかげだったことに気が付いたら、一体今まで何やってたのってことになりますからね。
そうやって使いこなせなかった挙げ句手放されて、中古カメラ屋さんに並ぶのでしょうなぁ。元の値段が値段ですから、中古でもずいぶん高いと思いますよ。(笑)
面白かったのは同時に発表のあった「GF30mmF5.6 T/S」と「GF110mmF5.6 T/S Macro」の2本のティルトシフトレンズ、こちらは12月発売とのことだったので、この発表を受けて12月に向けてお金を貯め始めるプロカメラマンが増えるんじゃないかと思いましたよ。
建築物の外観や内部の撮影では広角の、物撮りや調理撮影のシーンでは中望遠のティルトシフトレンズって必需品ですから、そういう仕事をやってらっしゃるプロにとってこのレンズがあれば、高くても中判デジタルカメラを導入する価値と理由ができますからね。
オジサンも110mmはそそられるなぁ、このレンズで1億200万画素の物撮りやテーブルフォトって夢のような世界だと思いますねぇ。(笑)
思いっきり浅いピントで、たこ焼きのてっぺんの青のり以外全部ボカしたり、カレーやシチューの海に飛び出たお肉だけにピント来てるとか、割ったアンパンのあんこのつぶつぶの質感を全ピンでなんて、思い浮かべただけでヨダレが出そうな写真を撮ってみたいですなぁ。
え?そんなもんに使うなって?大丈夫、先立つものがそもそもありませんから、予約どころかカタログもらうのが精一杯、逆立ちしても買えませんよ。(笑)

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2023年9月 5日 (火)

カメラが買えない?これで安心だ。(笑)

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FUJIFILMさんの新作発表会「X Summit」が9月12日にストックホルムで開催されるそうで。リーク情報によるとどうやら新作は中判デジカメのGFX100の後継モデルとその交換レンズらしいですな。
中判ですか〜オジサン的には全く興味の対象外といいますか、本音は興味津々なのですけど、宝くじでもドカンと当たらない限り買えませんし。
さらに大きなカメラを持って歩く体力、写真の腕前、撮ってるモノなどを総合的に考えますと完全にオーバースペック、身の丈に合っておりませんから今回は目を閉じ、耳を塞いでSummit台風が通過するのを耐えるのが得策かと。(笑)
余計な情報を栄養として取り入れてしまうと脳内の「物欲タンパク質」が活性化しかねませんからね。とはいえ先立つものが完全にアウトですからノースリーブはスイングできないと言いますか無い袖は振れない訳で、ある意味安心安全。(笑)
今回はGFX100後継機がメインみたいですけど、他の新製品が登場しないとは限らないので実際のところフタを開けてみるまで分かりませんが、いずれにしても今の富士フィルムさんが、何を差し置いても真っ先にやらなくてはならないのは商品の安定供給ではありませんか。
カメラ量販店じゃなく、自社のショッピングサイトで約3ヶ月後の出荷だの、注文の受付を一時停止だのって何なんですか?ちなみにコレを書いてる最中にヨドバシ、ビッグ、マップ、ナニワのサイトも見ましたけど、お取り寄せ、入荷次第出荷、納期約3ヶ月、まだ現行機種なのに予定数の販売を終了しましたなんて表示もありました。(笑)
なので今、世界中で一番買えないカメラメーカーじゃないかと。ある意味プレミアムなわけですから、あの高くて買えないライカ様に対抗できる、作れないから買えない富士フィルムなんて全く笑えん、冗談じゃないですよ。(笑)
さらに中古まで枯渇してるのか、中古カメラ屋さんの富士フィルムのショーケースだけガラ〜ンとしてましたし。横のキヤノンさんはギュウギュウ詰めに並んでいて選び放題だというのにね。
供給改善のための施策でしょう「在庫最適化、対象を拡大 デジカメ部品30社3万品に-富士フィルム」というニュースが7月初旬に出てましたけど正直言って「遅っ!」。(笑)
ま、言っちゃなんですけど今回のSummitで発表されるであろう新製品も予約数だけでアップアップ、初回を逃せば数ヶ月待ちは当たり前って思っていた方がイイでしょうな、なので買う気満々の方は超お早めに注文された方がよろしいかと。
どうかSummitが買えないカメラの発表会になりませんように。(笑)オジサン的にはハナから買えないので、部品調達できずカメラを作れないままで居てくれた方が、気になる新製品に心が揺れることも無くて安心なのですけどねぇ。(笑)

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2023年9月 2日 (土)

似ているレンズを間違えて持ち出した件。(笑)

暑さで頭がボケてたのでしょうかね、レンズのチョイスを間違えて出かけてしまいました。
最近はあまりの暑さに持ち出し機材は極力ミニマムに、単焦点レンズを付けたボディー1台だけで出かけています。単焦点レンズ好きですし、小型軽量で画角固定ですから撮ってる時に迷いがないわけで。そのあたりが単焦点レンズの醍醐味だと思っていますしね。(笑)
で、X-S10ボディに一番持ち出し率の高いXF23mm F2 R WRを、付けっぱなしたまま防湿庫に仕舞っていたと思いこんでいたわけで。
付いていたのが実はXF35mm F2 R WRだったのですけど、思い込みってコワイですな、確認もせずそのままカバンへ放り込みお出かけしてしまいました。さて撮ろうかとカメラのファインダー覗いて「あっ違う」って気が付いたという。
この両レンズ、見た目と言いますかデザインが似ているとはいえ、レンズフードの形状などよ〜く見れば分かるはずなのですけどねぇ、思い込んじゃってますからソコを目にしてても気が付かないという。(笑)

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おかげでその日一日調子が狂いましたな。気持ちがXF23mmのつもりでしたから、XF35mmだとスタンスの取り方が少し離れた位置になります。ファインダー覗いて「あっ近すぎる」って数歩後ずさりを繰り返しながらウロウロしてました。まるで捕まりかけたザリガニのよう。(笑)
ま、レンズを間違えたのは自分のせいですから文句も言えません、その日一日頭の中はXF23mmで現実はXF35mmというギャップを楽しみながら撮り歩きましたよ。
交換レンズ式カメラの世界はすでにズームレンズが主役で、単焦点レンズはこだわりのある方やマニアの世界になってますから、オジサンのような間違いをする方もほぼいないと思います。単焦点レンズ好きの方でも、きっと違う単焦点レンズもカメラバッグに忍ばせて、複数本持ち歩く方がほとんどじゃないかと。
オジサンのように暑さに負けてレンズ付きボディー1台だけってのがすでに「やる気あんのかワレ」ってカメラとレンズから叱られそうなヘタレですからね。家内のコンパクトカメラXF10を借りて出かけた方がお似合いなのかもしれません。
で、後日ちゃんとXF23mm F2 R WRを付けていることを確認して出かけましたよ。やっぱりしっくり来ます、撮ってて一番楽しい画角なのでいつもより撮る量も増えますな。
とはいえ猛暑でカンカン照りですから、調子に乗ってて熱中症なんてことになったら大変、高架下や商店街のアーケードなど日陰ばかりを選んでウロウロして来ましたよ。それでも汗だくになるぐらい十分暑かったのですけどね。(笑)

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2023年5月28日 (日)

富士フィルムさんのソフトウエアねぇ。

パソコンの中の掃除をした際に、3つ入れていた富士フィルムさんのソフトを全て削除しました。理由はズバリ使い勝手が悪くて全く使ってなかったから。(笑)
キヤノンさんを長年使っていたのでどうしても比べてしまうわけで、今思えばカメラの設定もソフトウエアも、分かりやすく使い勝手が良くてこなれている感じがしましたな。
富士フィルムさんに乗り換えて一番ガッカリだったのがあらゆるソフトウエアの出来の悪さ。カメラそのものの出来の良さと落差が有りすぎましてねぇ。なのでカメラだけで完結してソフトは使わなくなった→なので入れていることも忘れてた→この際削除してサヨナラって流れ。(笑)
オジサンの場合RAWで撮らなくなったのでRAW現像ソフト「X RAW STUDIO」はもう不要。このソフトパソコンとカメラをUSBケーブルでつなぎカメラの画像処理エンジンを使って現像処理ってところが一番のセールスポイントなのですけど、
わざわざカメラが必要。
接続設定をしなくてはならない。
現像対象のRAWデータは同一機種で撮影されたものしかダメ。
さらにパソコン内に保存されたRAWデータしか現像できないので、あらかじめカメラからパソコンに移しておく必要がある。
現像処理後の保存先は元データと同じフォルダに勝手に保存される。
とまあRAW現像するだけなのに制約の多いこと多いこと。しかも現像調整の項目を変えると反映されるまでワンテンポ以上待たされますし、とてもじゃないけど現像処理を追い込んでいくのは無理って思いました。(笑)
「PC AutoSave」は無線LANでパソコンとカメラを繋いで転送するものですけど、もたもた設定しているよりカードリーダーの方が速いので使わなくなりました。
「X Acquire」はテザー撮影とカメラの各種設定をバックアップ/リストア出来るものですけど、テザー撮影に関しては一度使ってみて、それまで使っていたキヤノンさんの「EOS Utility」というリモートソフトと比べて差がありすぎてこりゃダメだと。なので設定のバックアップ用にだけ使っていたのですけど面倒になってお蔵入り。ソフト名のアクワイアってのがスッと読めませんでしたしねぇ。(笑)
パソコンだけじゃなくスマホやタブレットとカメラを繋いで画像の転送やカメラ操作が出来る「Camera Remote」てアプリも分かりづらくてねぇ。家内にコンデジのXF10で撮った写真を転送する手順を何度も聞かれましたけど、操作している内にどこにいるのか分からなくなりましたよ。(笑)
操作を楽しむのが本来の目的じゃないですから、面倒くさいと使うのやーめたってなりますなって書いてたら、富士フィルムさんからCamera Remoteの無線通信の安定性強化と高速化を実現した「XApp」ってアプリを5月25日に公開というニュースが飛び込んできましたな。
初回接続以外は全ての通信操作がスマートフォンおよびタブレットで完結、従来よりもシンプルな操作だそうですけど、こればっかりは使ってみないと分かりません。他にもその日撮った情報を時系列で見られて写真日記として楽しめる「タイムライン機能」なんてのも面白そうですけどね。
オジサンは使った方のレビューを見てからにしますよ。(笑)

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2023年5月27日 (土)

もう動画はいいから、写真と分けたカメラが欲しい。

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5月24日に開催された、富士フィルムさんの新作発表会「X-Summit バンコク」で発表された新型APS-Cミラーレスカメラ「X-S20」。
オジサン的にはX-S10の後継機というよりも動画性能強化バージョンって感じがしましたよ。直後のデジカメニュース系サイトのコメント欄にも動画の話題ばかりが目立ちましたしね。(笑)
事前に噂系サイトやリーク記事も見てましたからX-Summitの内容はそのおさらいって感じで、驚きや感動は無かったですな。何しろオジサンは動画に全く関心が無いので響くものが無かったのよ。お値段も店頭予想価格がボディのみ20万円ぐらいだって。円安やら色々影響もあるのでしょうけどちょっとお高いなぁと。(笑)
このX-S20、1枚の写真を撮るための道具として見てみると、X-S10と大して変わりがないのですな。つまりスペックアップしたところって動画性能を強化するためにそうならざるを得なかったって部分が多かったわけで。
バッテリーが大型のものになったのも、画像エンジンが最新になったのも、Vlogモードが追加されたのも、ヘッドフォン端子が付いたのもそうでしょ。ところがセンサーや画像解像度はX-S10と同じですから、逆に考えると動画は撮りませんって方にはX-S10で十分なわけで。
オジサンはまさしくそう、なのでお金が腐るほどあったとしてもX-S20は要りませんよって、ビンボー人の負け惜しみ感が滲み出てますけどね。20万円なんて大金があったら先にパソコンを自作しますよ。(笑)
そうそうX-S20は流行といいますかトレンドの「被写体検出AF」を搭載してますな。どうやらディープラーニング技術を使って、動物、鳥、車、バイク、自転車、飛行機、電車、昆虫、ドローンを検出するそうで、スゴイですね〜っていうより、オジサンの撮らないものばかり検出してるので、それホントにいるのって思いました。
例えば動物を撮ってる最中に鳥が飛んできて、その後ろで車とバイクが事故って自転車が巻き添えになった場合どこにピントが合うんでしょうかねぇ。え?そーゆーのが屁理屈だって、スミマセンねぇ。(笑)
動画を撮る方にすれば待ってましたな新機種なのでしょうけど、新しいデジカメが出るたびに動画性能をアピールされてもねぇ、動画を撮らない身からすれば、そこ全部削って安くシンプルにしてくれませんかってのが本音。
デジカメWatchってサイトの5月25日の週刊アンケート「デジタルカメラの動画撮影機能、使ってる?」では48.9%の方が使わないと回答してましたな。ユーザーの半数が使ってない機能なんてねぇ。
昔のように写真機とムービーカメラをもう一度別々にして欲しいですな。両方盛り込んだおかげで設定はどんどんややこしく、使い勝手も写真機だけならシンプルなのに、動画のボタンやダイヤルに設定メニューって目障りなだけですからね。(笑)

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2023年5月13日 (土)

やっぱ、モノクロはイイねぇ。(笑)

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4月の中旬にリコーイメージング(ペンタックス)とライカから、モノクロ専用のデジタルカメラが相次いで発表、下旬に発売されましたな。
で、「ペンタックス K-3 Mark IIIモノクローム」はデジタル一眼レフカメラとしては初めてのモノクロ専用機だそうで直販価格は33万3,000円とのこと。
対してライカの「M11モノクローム」はモノクロ専用機としては第4世代だそうですけど、お値段138万6,000円だって。ペンタックスよりも100万円以上高いって、さすがライカ様ですなぁ。
お値段に見合う価値がどこにあるのかオジサンには全く分かりませんが、こんな高いカメラを下げて歩いてたら、襲われてカメラを取られるんじゃないかってビクビクしてしまって、カバンにしまい込んだままになりますよ。写真を撮る前に身を守る必要が思い浮かぶカメラってどうなんですかね。(笑)
適正価格とは到底思えない値段が当たり前な御ライカ様のカメラ哲学も理解できませんし、それをありがたがる信者の方の気持ちも分かりません。高額にびっくりしているのはオジサンだけで、きっとお金持ちの方には「あら安いわね」ってお手頃価格なのでしょうけど、でもなぁ、こんなのもうカメラじゃないよなって気持ちのほうが強いですなぁ。(笑)
ライカ様のあとだとペンタックスの33万円が、すっごく安〜って思います。そのせいでしょうか予約サイトは注文殺到で開始数時間で新規受付を停止してましたな。
これに味をしめたリコーさんからGRのモノクロ専用機なんてのも出てくるかもってのは考えすぎでしょうか。でも出たら絶対売れるでしょうなぁ。(笑)
なにはともあれ白黒でしか撮れないカメラが同じ時期に2機種も発表発売になったのがすごいなと思ったわけで、個人的にはモノクロの季節がやってきたのかもなんて浮かれておりますよ。

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で、カメラの話は置いといてモノクロ写真の話です。撮ってみれば分かるのですけど、モノクロ写真って魔力がありますから、何気なく撮ったものでも何だか独特の雰囲気や奥行き、静けさなどを感じるわけで、色彩が無いことで色の影響を受けずに、物のフォルムや質感が目に入ってくるからですな。

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ま、今まで色がじゃましていて入ってこなかった部分に目が行くから独特の雰囲気を感じるわけで。なのでハマると大変、何を見てもモノクロで撮ったらどうだろうって頭の中でシミュレーション、光の当たり方や陰影が気になってそういうものにカメラを向けてしまうようになってしまいます。(笑)
オジサンは富士フィルムユーザーなので、カメラのブラケティング撮影にフィルムシミュレーションを割り当てて、カラーとモノクロを同時に撮影できるように設定しています。

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3つ割り当てられるので具体的にはVelvia、クラシッククローム、ACROSってのが多いですかね。その日の天気でVelvia、ACROS、ACROS+Ye(イエローフィルター)にすることもありますな。
これで撮るとカラーでの見え方とモノクロの場合を比較しやすいので、モノクロではこんな感じになるなってのを掴みやすいのですよ。富士フィルムユーザーの方は一度試してみてはいかがでしょうか、面白いですよ。(笑)

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2023年2月 4日 (土)

撮れないを無くす、困った時の標準ズーム頼み。(笑)

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昨年は単焦点レンズの持ち出し率が高くて、特にマニュアルフォーカスのレンズをよく使ってましたな。地元駅前の再開発など、街の景色がどんどん様変わりする様子を撮り歩いていたわけですけど、そういう場面では単焦点レンズが必ずしもベストってわけではないのですな。
「この画角はオレの視線の延長」なんてカッコつけても、どうしても引き場がなくて画面に収められなかったり、もう少しアップで撮りたくても焦点距離が届かなかったりする場面があるわけで。
単焦点レンズですと、撮りたいものを画面に収めるために自分が動かなくてはなりませんから、狭い路地、もうこれ以上後ろに下がれない場面で、もっとワイドなレンズを持ってくりゃ良かったなんて後悔したり。
出かける先が何度もウロウロしたことのある場所なら、様子が分かっているのですけど、一度も訪れたことのない場所で、レンズのチョイスを誤ってしまうと最悪。今はグーグルストリートビューで調べられますから、ある程度は事前に様子を知ることは出来ますけど、アレって情報が最新じゃないですからね。もう無くなった古い建物がまだ写ってたりしますから、全面的に信用できるわけではありませんのであくまでも参考。(笑)
なので、せっかく出かけて思い通りに撮れなかった原因がレンズの選択ミスなんてことが無いように、足りない焦点距離を補完する意味で、標準ズームレンズをバッグに忍ばせるようになりました。
持って出たからといって必ずしも使うわけではありませんが、バッグに入ってるってところが安心なわけで。気持ちとしては持てるだけ単焦点レンズを持って出たいのですけど、現実的ではありませんしねぇ。その辺りどうしても単焦点レンズでなきゃってほど、こだわるつもりはありませんよ、臨機応変、自由自在。(笑)
持って出るのは「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」か「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」で、どちらもズームレンズとは思えない写りの優等生なのが気に入ってます。特に「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」はズームが電気仕掛けだし、マウントまでプラスチックで高級感はありませんが15mm始まりなところが◎、35mm換算で約23mmの広角なので狭い場所で威力発揮。

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もう一本の「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」は安心安定の描写で頼れる一本、昨年11月でしたか、シグマさんからこのレンズの対抗馬になりそうな「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」ってレンズが出ましたな。F値が2.8通しでありながらコンパクト、手ぶれ補正非搭載なのが惜しいですけど人気みたいですな。
ま、最初から標準ズームレンズだけで撮り歩けば済むと言えば済むわけで、わざわざ面倒くさいことをって思いますけど、標準ズームレンズ1本追加で、単焦点レンズがより楽しくなればコレもありかなって思います。(笑)

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2023年1月22日 (日)

冬はオートフォーカスに限る。(笑)

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もうね、寒すぎて冷たい金属鏡胴のマニュアルフォーカスレンズなんて使ってられませんな。指先の感覚が無くなりますし、ガタガタ震えながら撮ってると、ボディー内手ブレ補正も追いつかないかもしれませんからね。(笑)
杖歩行なので、どうしても左手は杖をつくのに外気に触れているわけで、手が冷たくなるのですな。何だかねぇ手先や足先が冷たいと余計寒く感じるでしょ。ポケットには白金カイロ入れてて時々手を温めますけど、冷え切ってると効果がありませんな、全然温もらない。手袋はカメラの操作がやりにくくなるので好きじゃないですしねぇ。
杖を持って冷え切った左手でマニュアルフォーカスレンズの冷たいピントリングをグリグリ回すのって、震えが来てまともにピントが合いませんよ。(笑)
なので最近はオートフォーカスな純正レンズの出番が急上昇中、もうオジサン無理はしません。X-S10に付けるとボディー内手ブレ補正と相まって右手だけで写真が撮れますからね。ただし良い子の皆さんは真似しちゃいけませんよ。コレはあくまでイレギュラーな構え方。写真の基本、カメラはちゃんと右手でグリップを掴み、左手でカメラ底面とレンズの下を支えて撮りましょうね。(笑)
だけど何ですな、コンパクトカメラみたいに片手でパッと撮ってもピントバッチリだしブレてないし。オートフォーカスと手ブレ補正のおかげと言いますか、まさに最新テクノロジーさまさまですよ。おかげでヘタレなオジサンの写真ライフも伸びているわけで。(笑)
もちろんオートフォーカスな純正レンズと言っても単焦点レンズに限ります、ズームレンズはズーム操作があるので片手でパシャってわけに行きませんからね、それにデカイですし。
一番良く使っているXF23mm F2 R WRを筆頭にXF27mm F2.8、XF35mm F2 R WRの3本がスタメン。特にXF27mm F2.8はパンケーキレンズなので、全長が短く薄くて付けてる感じがしないのがイイところ、サクサク片手で撮り歩けますな。
寒いんだからお家でじっとしてなさいよって言われても、写真&カメラ好きはカメラ持って出かけちゃいますから止めるのは無理、何だかんだ文句を言いながらも写真だけは撮り続けてる人種。
他のことは続かなくても写真はなぜか続いててずっと撮ってますというか、何かあればまず写真撮らなくちゃなおバカですから、こんな季節でも寒さこらえて撮ってます。(笑)
今まで撮った写真を振り返ると、意外なことに冬場に撮った写真の方が多かったりするのですな。寒い寒いとぼやきつつ名作が生まれやすい季節なのかもしれません。(笑)

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2023年1月21日 (土)

XF27mm F2.8の代用キャップにリアキャップ。

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富士フィルムさんのXマウントレンズの中では一番全長の短い、いわゆるパンケーキレンズと呼ばれているXF27mm F2.8。現行品は防塵防滴に絞りリングの付いた2代目のXF27mmF2.8 R WR、オジサンの持ってるのは初代。
使っているカメラボディーが防塵防滴じゃないので、そこはそそられなかったのですけど、絞りリングはそそられましたな、ボディーのダイヤルグリグリよりレンズのリングをカチカチする方がオジサンには使い勝手がいいので、できることなら買い替えたかったのですけどねぇ、色々厳しい事情がございまして。
光学系は初代も2代目も同じということで、描写が同じで使い勝手のみの差ということになりますな。なのでこのまま初代を使い倒しますよ。(笑)
このレンズ、元々初代は専用レンズフードが用意されてなかったのですな、ところが2代目になってフジツボ型の専用フードが発売され、初代にも使えるということで購入するつもりが、同じ考えの方が多かったのでしょうか、しばらく供給不足になってたみたい、大手カメラ量販店でも品切れてましたからね。
ま、無事購入して使っておりますが、専用フードを付けた状態では、初代に付いてたレンズキャップは使えません、かぶせ式の専用キャップじゃないとダメ。だけどこのかぶせ式キャップ、柔らかいビニール製だそうで、わざわざ買うほどのものかなぁって思っちゃったのですな、ビニール製のキャップって内側の突起で止めるタイプが多くて、使っているうちにユルユルになりますからね。
で、たまたまネットを徘徊していて見つけたのが、キットレンズXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZのリヤキャップが代用できるというもの。キットレンズなのでコストダウンしているのでしょうか、通常のリアキャップとは違うチープな白いキャップなのですな。

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で、コレがなぜかぴったりサイズ、リアキャップをフロントキャップに代用するわけですし、白いビニール製なので付けた見た目は違和感ありまくりですけど、実用としては問題なし。
そもそもレンズキャップなんてレンズ保護ができればいいのですからカッコつける必要もありません、オジサンの場合長年の癖で、レンズフードをきちんと付けてりゃ、キャップしないでカメラバッグに放り込むこともありますからね、それで傷になったりは一度もありませんし。(笑)
ま、とりあえずキャップとしての役目がリアからフロントに変わっただけってことですな。どちらもレンズ保護に変わりはありません。ユルユルになって役に立たなくなったらまたその時に代用品を考えますよ、中古カメラ屋さんのジャンクコーナーで見つけておくのもいいかもしれませんな。

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2022年12月29日 (木)

2022年、お買い物ランキングベスト5

毎年恒例の年末記事、今年一年のお買い物を振り返るランキングベスト5。ランキング外にも結構色々お買い物してたのですけど、選ぶ基準はオジサンが使ってみて、しみじみ買って良かったって思える物なので、そこまでのオーラがないものはハズレと言うか落選。
気に入って買ったものばかりなので悪いわけじゃないのですよ、今一歩届かずだっただけ。(笑)
それでは参りましょう、まずは第5位から「細OBIストラップ 極青(きわめてあお)」

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これマップカメラさんのオリジナルカメラストラップで、厚みがあってしっかりしているのに柔らかいというシロモノ。柔道の帯のような感触とでも言いましょうかイイのですな。復刻しますってニュースを夏に見て、即注文してました。購入時のお値段税込3,680円也、もっと安ければ手持ちカメラのを全部これに取り替えたいのですけどねぇ。(笑)
続いて第4位「TTArtisan 40mm F2.8 MACRO」

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お馴染み中国「銘匠光学」さんの激安マクロレンズ。見た目と言うかデザインはカッコ良く無いし、ピント合わせは手動で、回すとレンズ先端がニューっと伸びて昔のマクロレンズみたいですけど、35mm換算で約60mmと、お家でテーブルフォトには使い勝手が良く、このブログ掲載のブツ撮りやシーン撮影に地味に大活躍しているという。
これで購入時価格税込み13,950円ですからね、こんな値段でマクロレンズは普通買えませんってことでランクインしました。(笑)
で、第3位も「TTArtisanの25mm F2」ってレンズ。

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11月に購入時価格税込9,000円で買って、すっかり気に入って使いまくってますよ。使用期間が全然短いのにランクインしたのは、それだけコスパ最高のレンズだから、このレンズ撮ってて楽しいのよ、コレすごく大事なところかと。
使いもしない機能や性能ばかり追いかけた挙げ句、デカイ重い高いに、さらに供給不足で買えない国産メーカーのカメラやレンズを横目で見つつ、安くて自分でピント合わせも出来て楽しい写真ライフに最強のお供になりました。(笑)
さて第2位はSUNWAYFOTO(サンウェイフォト)のギア雲台「GH-PRO Ⅱ」

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中国深センにある会社で、購入時価格税込み19,980円とギア雲台としては激安かと。ギア雲台ってカメラの微妙な位置決めがギアの動きで調整できるタイプの雲台。ブツ撮りには欠かせないモノなのですけど、個人で持つにはチョット。ただ便利さは知っていたので値段に負けて購入。
大正解でした、もう後戻り出来ませんな。お家フォトが格段に効率アップしましたからね。元々買う予定に無かったアレが1位じゃなかったら、このギア雲台が堂々のトップだったと思います。(笑)
さて本年度堂々の第1位は言わずもがなのアレ、富士フィルムさんのXシリーズプレミアムコンパクトカメラ「XF10」

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家内のカメラ選びのどんでん返しでリファービッシュ品を購入してしまったと言う、買うまでのドタバタがドラマ、買ってからの楽しさもドラマな訳ありカメラを1位にしました。
スペック的にはリコーGRにとても近く、APS-CのセンサーにFUJINON 18.5mm F2.8(35ミリ換算28mm)の単焦点レンズがなかなか渋い、家内にはもったいないカメラなのですけどね。(笑)オジサンもガッツリ使わせてもらって、こう言うジャンルのカメラに目覚めましたよ。思った以上に良いなと。
なのでもっとヨボヨボのジジイになって、ミラーレス一眼を持って歩く体力が無くなった時の終活カメラはこういうタイプのプレミアムコンデジにしようかと思った今年のランキング。初めて写真&カメラ関連商品だけでベスト5が埋まってしまったという結果、いかがでしたでしょうか。(笑)

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