富士フィルム

2024年10月20日 (日)

腹立つ充電器を、魔改造ならぬ良改造で使いやすく。

最近のデジカメは、直接USBケーブルを繋いで充電できるモノが主流になったせいでしょうか、単独の充電器は同梱されなくなって別売になってますな。コストダウンの意味もあるのでしょう。
無くても充電できるとはいえ、その間カメラが使えなくなるのはありえないですから、カメラと一緒に必ず予備バッテリーを持ち歩くオジサンには、やはり充電器は必要なので別途購入して使っています。
ところがこの充電器が最悪という。使ってるカメラ用のは「富士フィルム バッテリーチャージャー BC-W126S」なのですけどコストダウンのためでしょうか、コンセントに挿す部分がアタッチメント方式になっているのですな。

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ここだけ変えれば各国のコンセント形状に対応できるという、一見便利に見える仕様ですが、ものすごく使い勝手が悪い。
アタッチメント部分が突出してしまうので、置いておくにも引き出しに仕舞うにもホント邪魔、ならばとアタッチメントを外して保管してて紛失したら終わり、もう使えませんよ。
しかもお高くて税込み7,150円(原稿執筆時、フジフィルムモール価格)、Amazonなどのショッピングサイトで5千円代後半でしたな。それだけの値段取るのならコンセント部を収納できるようにと言いますか、折りたたみ式にしてくれれば便利なのにねぇ。
以前発売されてた、型番に「S」が付いてない充電器「BC-W126」はメガネ型電源コードでコンセントと繋ぐタイプだったので、現行品のようにコンセントに挿すと横も塞いでしまうこともなく良かったのですけど進化して悪化しましたな。
なので充電のたびに不平不満不便を感じてました。メーカー都合優先コストダウンの結果、ユーザー置き去り仕様のシロモノになっちゃいましたな。(笑)
カメラはUSB直で充電できるようにしてますんで、気に入らなかったら買ってくれなくてイイっすよってスタンスなのですかね。
ま、それを埋めるように中国製の安くて便利な充電器がたくさんありますから、純正にこだわらなければそっちを使う手もありますね。オジサンもちゃんと持ってます。2台あると何かと便利ですのでね。(笑)
で、この腹立たしい充電器にメガネ型電源プラグのメス側を埋め込む改造をすれば便利倍増になるのではって思いました。これでメガネ型電源プラグを使う他の充電器と共通でコードが使えて便利になりますし、コンセントを塞ぐこともなくなりますからね。(笑)
さっそく中を開けて眺めてみると、プラグを取り付けられそうなすき間は1か所だけだったので、その部分を切り欠きヤスリで形を整えて、プラグも少し削ってピッタリ収まるようにして取り付けました。収まりを確認調整し、電線をはんだ付けしたら完成。
コードは以前短く改造して使っているのがあるのでこれを共用。工作時間は2時間ほどかかりましたけど、ずいぶん良くなりましたよ。(笑)

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2024年10月12日 (土)

フジフィルムさんの「XApp」をまた使うことにした件。

実家の一室をスタジオにしてから、我が家で写真を撮る頻度がどんどん少なくなりました。
一応どちらでも撮れるように機材は分散しているのですけど、やはり広くてライトスタンドなどを広げられる実家スタジオの方が便利がいいですから、自ずとそちらでばかり撮るようになってしまってますよ。(笑)
だけど現在実家はネット環境もパソコンも無いので撮った写真をクラウドにあげるのは無理。
なのでマクロレンズを付けたカメラを持ってきて撮って、また持って帰ってデータをパソコンに移してたのですけど、面倒くさくなってカメラ1台とマクロレンズは置きっぱなしにして、SDカードだけ持ち帰ってカードリーダーでパソコンに読み込ませる形に。
だけどそれもだんだん面倒くさくなってきて、もっとスマートにやり取りできないかと。で、思いついたのがiPadで撮影データを持ち帰る方法。
富士フィルムさんのアプリを使ってiPadに写真を転送すればスマートじゃ無いかと、忘れ去っていたアプリの存在を思い出したのですな。(笑)

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使い勝手の悪さと言いますか、手順の面倒臭さを以前記事にして以来、全く使ってなかった富士フィルムさんの「XApp」を再び立ち上げてみました。
バージョンアップや修正版が何度か上がっていたので、良くなっているかなと、使い方を思い出しながらカメラとiPadを繋いでみたところ、思っていたよりもすんなり行きましたな。使い勝手良く進化はしているみたい。(笑)
キビキビとしたスピード感があるわけではありませんが、撮った写真をiPadの大きな画面でチェックしながらOKカットだけ転送できるのは便利。
老眼オジサンにとって、カメラの背面液晶を見ながらチマチマ拡大してチェックするのとは雲泥の差でしたからね。
iPad miniの画面ですからそんなに大きなわけではありませんが、十分過ぎましたよ。この用途でならこのアプリを使ってもいいかなって思いました。

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試していないのですけど「リモート撮影」という機能があるそうで、Bluetoothでカメラとペアリングしたスマホやタブレットで撮影画面を確認しながらカメラを遠隔操作できるそう。
これってパソコンと繋いでライブビューを見ながら撮る「テザー撮影」のスマホやタブレット版ってことですかね?大きな画面でリアルタイムに確認しながら撮れるなんて、ちょっと心が動きましたよ。高い位置からの俯瞰撮影でかなり便利になりそうな予感。(笑)
ともあれデータのやり取りがXAppで解決したのは助かりました。

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2024年6月 4日 (火)

XF10とIXY DIGITAL L3で街を徘徊。

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コンデジ遊びをしながらその使用感を記事にしてきましたけど、落ち着いてきたと言いますか使う機種が3台に絞られました。
「フジフィルムXF10」を主力に、以前からサブ機として使っている「リコーGRデジタルⅢ」と「キヤノンIXY DIGITAL L3」をオジサン常用コンデジチームにしようかと。(笑)
古い順に、
2005年発売 キヤノンIXY DIGITAL L3 約530万画素の1/2.5型CCDセンサー
2009年発売 リコーGRデジタルⅢ 1,000万画素の1/1.7型CCDセンサー
2018年発売 フジフィルムXF10 2,424万画素のAPS-CサイズCMOSセンサー
となっています。
XF10はメインで使っているX-T30とX-S10の代わりに、十分主力としても使える画質なのでコンデジだけどスターティングメンバー。GRはメイン機が持ち出せないときの代打要員だったのですけど、XF10がスタメンになったおかげで出番が少なくなるかもしれません。
IXY DIGITAL L3は画質だとかサブ機だとかというポジションじゃなくて、おしゃれで使ってて楽しいカメラってことで試合を盛り上げるチアガールチームのような位置づけかと、選手じゃないけど必要不可欠ってポジション。(笑)
今どきは人気のあるコンデジは品物が無かったり、高くて買えなくなっていますから、この3台を大切に細く長く使い続けようかと。
で、スペックだけ見ると見劣り感しか無いのですけど、何だか気に入ってしまったIXY DIGITAL L3と、メインとしても通用するXF10の2台だけで街歩きをしてみました。オジサン史上一番ミニマムな2台持ち体制。

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もうね、カメラ持ってる感じがしませんでしたからね。あとは老眼鏡と財布とiPad miniだけという、小型リュックもスカスカな超軽量装備で街を徘徊してみました。
だけどイケマセンな、ほぼ空に近いリュックというのは買い物しても入れるスペースがありますからね。100均やドンキでなんだかんだと買い物してしまって結局いっぱいになってしまいましたよ。(笑)

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で、この2台で同じものを撮り比べてみたのですけど、画素数が違いすぎるのでまずその点でかなり違う写り具合なのは当然かと。大きさ重さ、使い勝手や撮っている時の感じも全然違います。
だけどだからといって500万画素クラスのIXY DIGITAL L3がだめなのかとはならないわけで、その辺りがオールドコンデジを使ってみて改めて気が付いた面白さでしたな。

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これがもしXF10とGRの2台だったらサイズや雰囲気が近いので画質の差ばかり目に付いたと思います。IXY DIGITAL L3とGRの組み合わせだったら画質より使用感の違いを感じたでしょうね。撮るときのリズム感と言いますか、撮る側にとっても周りの人からも意識されないのがIXY DIGITAL L3かと。(笑)
全く感じの違うXF10とIXY DIGITAL L3、撮ってて楽しいという点では優劣はありませんでしたな。

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2024年5月26日 (日)

サヨナラしないぜ!XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS。

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5月16日にあったフジフィルムさんのX Summit SYDNEY 2024で発表された、新しい標準ズームレンズ「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」。
今までそのポジションを担ってきた「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」が4月の下旬に小売店で販売終了となってたので、その世代交代レンズとして発表されたのだと思いますな。

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前の「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」は発売が2012年とXマウント交換レンズとしては古参、新しいカメラの4000万画素センサーに対応するには力不足ということでしょうか。この度発表された新しいレンズは第五世代のXシリーズ用だそうですから高画素にも耐えうる描写性能なのでしょう。

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広角側もオジサンの好きな16mm始まりになりましたし、ズーム時にレンズ全長が変わらないインナーズーム方式なのも、とてもいいですな。ニューっと伸びるズームレンズって好きじゃないのよ。

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さらに重さも240gと最軽量だそうで、オジサンの写真ライフにはこれ1本あればすべて事足りる満足性能なのが分かりました。だけどオジサンズームレンズ派じゃないのよ、単焦点レンズが一番な人。(笑)
お値段は希望小売価格12万1,000円(税込)だって、高くて立派すぎる数字が眩しくて直視できませんな。

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ま、発売されても今の富士フィルムさんはいつも通り「予想を上回る注文をいただき…」で始まるお約束の常套句とともに発売後数日で受注停止、そのまま延々待たされるか買えないまま終了ってパターンでしょうから、運が良ければ買えるかもしれませんねぇってぐらいの薄~い購買意欲でアタマの片隅に置いておきますよ。(笑)

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で、このレンズのおかげで販売終了になってしまった「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」ですけどね、オジサンは今でもホント優れたズームレンズだと思っていますし、メインの単焦点レンズを補完してくれる使い勝手の良い相棒。なので我が家の防湿庫の中の「手放す気のない一軍レンズチーム」に居ます。(笑)

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2018年に富士フィルムさんのX-T20のレンズキットで買ったものですけど、正直言って出場率が高いわけではありません。普段は単焦点レンズばかりなので、一緒に持ち出しても使わずじまいだったりが多いのですな。だけど持ってると安心感があるわけで。
初めて使った時のことはハッキリ覚えてますよ。キットレンズの標準ズームでこの素晴らしい写り具合はナニ?って思いましたからね。それまで使ってたEOS KissのキットレンズEF-S 18-55mmF3.5-5.6ISとの差が有り過ぎといいますか、凄くシャープで驚いたわけで。これホントズームレンズ?って思いました。

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だけど悲しいことにキットレンズの運命でしょうか、その頃の中古カメラ屋さんでは、このレンズがずらりと並んでましたな。もっとお高いレンズに乗り換えた方々が手放したのでしょうか、このレンズばかりだったので見てて悲しくなりましたよ。
なので販売終了、次世代レンズ登場になったこのタイミングで忘れ去られないように記事にしてみました。もしこのまま世間から忘れ去られようと、オジサンは間違いのない1本としてボロボロになるまで使い続けますからね。掲載写真はもちろんコイツの仕事です。(笑)

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2024年5月25日 (土)

コンデジを1対2トレード。(笑)

2年前、家内用にフジフィルムさんのリファービッシュ品に出ていたデジタルカメラを買いました、FUJI Xシリーズのプレミアムコンパクトカメラ「XF10」
APS-CのセンサーサイズにFUJINON 18.5mm F2.8(35ミリ換算28mm)の単焦点レンズというコンデジとしてはちょっとマニア向けな機種だったのですけど、その時点でお手軽なコンデジはすでに各社絶滅危惧種状態でしたから選択肢が無かったのですな。
リファービッシュ品ですからメーカー整備されてますし、何よりお値段がかなり安かったので決めました。ところが家内があまり使ってくれてないという。
もっぱらオジサンが借りて使うことのほうが多かったわけで、使ってない理由を聞いてみるとデカイ、重い、使いにくいですと。画質的には十分ですし、もっと使ってくれると思っていたのですけどねぇ。ipadのカメラの方が使用頻度が高いそうで。
で、そこに突如現れたのがオカンの遺品のコンデジ「キヤノン IXY 90F」と「パナソニック LUMIX DMC-FX55」。軽くて小さい、手ぶれ補正とズームが付いててそこそこの画質と家内が必要とするものは全部入りだったという救世主のようなコンデジ。(笑)
オジサン的にはXF10の方が画質も良くてオススメだったのですけど、家内にはそこがアピールポイントじゃなかったみたい。
普段ミラーレス一眼を持ち歩くオジサンからすれば、XF10はまさに画質の良い小さなコンデジって感じなのですけど、家内に言わせるとこれでもまだデカくて「持って出る気にならへん」そうで、名刺ほどの大きさのIXYやLUMIXこそザ・コンデジだったみたい。
この辺りカメラ好きオジサンと求めているもののモノサシが違うのだなぁと思った次第。(笑)オジサンはXF10の方がイイので、XF10を引き取ってIXYとLUMIXの2台を使ってもらう1対2のトレードをしましたよ。

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なまじ写真にまみれてきて手垢だらけのオジサンは、画質だのレンズの描写だの、仕上がりと言いますか撮った写真の良さに重点を置いて判断や評価しようとしてしまいますけどね、家内を見てると違うのですな。
どんな場面でも押せばちゃんとキレイな写真が撮れてるフルオート機能や、片手でラフな構え方をしても大丈夫な手ブレ補正、ズームレンズで遠くのものが撮れるってのができるだけ小さく軽いボディーに収まってるというのが一番便利なコンデジなのだそう。
画素数とか気にならないのかなって聞いてみましたけど「ipadよりキレイに撮れてるやん、これでエエわ」の一言で終わりました。そうでっか。(笑)
カメラや写真に興味の無い人ってこんな感じなのか〜って思いましたけど、オジサンはXF10を頂けたのでお互いウインウインという結末ってことで一件落着です。(笑)

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2024年5月18日 (土)

失言社長さん。(笑)

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5月16日のフジフィルム「X Summit SYDNEY 2024」の少し前に発表された決算説明会でのCEOってんですか、いわゆる社長さんの質疑応答内容がユーザーの神経を逆なでしちゃったみたいで、いつも見ている「デジカメinfo」ってデジカメ系情報サイトで炎上のような状況になってましたな。
何しろ一瞬でコメント数が増えてすごいことになってましたから、皆さん何か言わないと気がすまなかったのがよく分かりましたよ。
どんな内容だったのかPDFで公開されている質疑応答を見ましたけど「カメラを作りすぎて値段を下げるのはかなりもったいない」だとか「ブランド力の構築」「ライカが目標」や「売り方を変えていく」に「在庫の状況は平常」なんて地雷と言いますかユーザーを敵に回す爆弾ワード散りばめまくりで、こらアカンがなって思いましたな。
いま富士フィルムさんのカメラって全く買えないのが大前提でなおかつそれが当たり前の日常になってます。カメラ量販店で品物が無いどころか、自社のショッピングサイト「フジフィルムモール」でも注文すらできない状況。
人気のインスタントカメラ「チェキ」のフィルムもまるっきり買えませんな。(笑)って笑ってる場合じゃないのですけど、そんな状況で社長さんが「これ言っちゃあおしまい」って発言内容だったので一気に反発の炎が上がったというのが顛末みたい。
社長さんももう少しモノの言いようと言いますか、事業の先にいる製品を使う一般ユーザーの姿を思い浮かべて発言しなかったのかと。
決算説明会での証券会社の方からの質問だったので、社長さん的には真っ当なことを言ったまでだったのでしょうけどねぇ。買いたいけど買えなくて待ってる人が怒るのも無理ないかと。
腹立ちコメントの中に、フジフィルムは選択肢から無くなりましたとか、〇〇社に乗り換える決心がつきました的なのがたくさんありましたけど、オジサンそれはちょっと違うなって思いました。
食べログなどのグルメサイトのレビューで、自分に合わなかったお店に対し「人気のお店と聞いて伺いましたが、再訪問はありません。」なんて書く人と同じ感じを受けましたな。
自分が気に入らなかったからってわざわざそれ書く必要ある?って思うわけで。何か言っておかないとって気持ちも分かりますけどね、黙ってニコンさんやキヤノンさんに乗り換えればいい話でしょ。(笑)
社長さんの言ってたブランド力の構築ってのも???。日本のカメラメーカーってちゃんとブランド力があると思っています。ただそれを前面に押し出すのがヘタクソなのかと。
ライカはその辺りユーザーが盲目的に信じてしまって、スゴイって気持ちにさせてしまう仕組みや信者づくりと言いますか、ブランディングが他のカメラメーカーよりも年季が入ってて、飛び抜けて上手だから成功しているのであって、カメラのスペックだけで勝負できない部分に活路を見出してると思うのですな。
フジフィルムさんがそれを目標にするのなら、まず先にやることがあると思うのですけどねぇ。(笑)
オジサンは長年キヤノンさんをメインで使ってきて、今はフジフィルムさんですが、これもいつまでかは分かりません。
生きてりゃ歳と共に考え方も好みも変わりますから、明日は別のメーカーに鞍替えなんてこともあります。カメラなんて写真を撮るための道具ですから望む写真が撮れれば、たとえ社長さんが失言しようが、どこのどんなカメラでもいいのよ。(笑)

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2024年4月 6日 (土)

フジのラインナップにあのレンズが。

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ひと月以上も前のことになりますけど、2月下旬に開催されたカメラと写真のワールドプレミアショー「CP+」で、富士フイルムさんが現在検討中の10本のXマウントレンズを紹介したというニュースをネットで見たのですな。
すでに現行単焦点レンズのラインナップが充実している富士フィルムさんですから、きっと超望遠レンズや高倍率ズームレンズばかり検討中なのだろうなって思ってたら、あっと驚く単焦点の23mmパンケーキレンズが4番目に挙がってました。
「ええええ〜」って感じ、まさかまさかの想定外どころか想定もできなかった展開にオジサン小躍りしましたな。(笑)
このブログでも口が酸っぱくなるぐらい「XF23mm F2 R WR」レンズがイチ推しなのを書いてきましたけど、これがパンケーキタイプの小型薄型レンズとして登場するなんて思っても見ませんでしたからね。(笑)
今や性能より価格と品薄で語られるカメラになってしまった「X100VI」の絶望高価格に、せめてこのレンズだけでもXマウント用交換レンズで発売されたらなぁと涙目で思ったオジサンにはまさしく降って湧いたような朗報。富士フィルムさん、こんな隠し玉はあきませんわ。(笑)
ともかくオジサンにはあの23mmレンズが全長の短く薄いパンケーキタイプで登場するってところがとても重要なので、開放F値がF2が無理ならF2.8でも全然OK牧場。F8に絞って街をサクサク撮り歩くオジサンのスタイルには明るい大口径が正義じゃないですから。
パンケーキレンズはそのコンパクトさが売りだと思っているので無理のない設計と言いますか、コンパクトさが失われるようなスペックにだけはしてほしくないなと思っておりますよ。(笑)
発売確定どころか正式発表もまだまだな現在検討中のシロモノですから、検討したけどやっぱりやめましたって事態もあり得るわけで、過度の期待はしないほうがイイとは思っておりますけど、やはり期待してしまいますなぁ。(笑)
もうね富士フィルムさんの方に向かって、なんとか発売してくださいってお祈りするしかありませんな。できればお求めしやすい価格でお願いしますよ。
更に絞りリングがついてて、シルバーとブラックが選べて、コンパクトさを犠牲にしないレンズフードを同梱していただければ何も文句は言いません。
発売されたとしたらXF27mm F2.8パンケーキレンズと同じぐらいの大きさになるだろうと勝手に想像して妄想膨らませ中。(笑)
出るのか出ないのか、発表・発売はいつ?って全く先の読めない状況ですけどね、来たるべき日のために今から軍資金調達をなんとかしなくてはなりませんなってコレが一番大変だったりします。(笑)

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2024年3月30日 (土)

フィルムカメラの、シミュレーション。

フィルムが高くなりすぎて楽しめなくなったオジサンはフィルムを卒業。買えなくなったからやめましたじゃなく、あくまでも「卒業」と言っているところがいじましいですけどね。(笑)
今まで散々フィルムのお世話になりましたし、それなりの量を使ってきましたから、気持ちを切り替えてデジタルでもフィルムの時のような楽しみ方が出来ないか考えて撮り続けようかと。
思えばフロッピーディスやVHS&ベータのビデオテープ、8ミリ映画もそうですし、レコードだってLPとその前のSPレコードなど、今それを使おうとするとすごくお金がかかったり、使うための機械そのものを探すのに苦労するのってたくさんありますからね。
それを思うと今でもフィルムは作ってくれてますし、フィルムカメラは中古で選ぶことができますから、まだまだお金で解決できる世界。富豪、成金、セレブ、独身貴族の方がじゃんじゃんフィルムで撮ってくれれば裾野も広がるかもしれませんな。オジサンも庭から温泉が出たらフィルムに戻りますよ。(笑)
で、今やデジタルが唯一写真を楽しむ手段になってしまったオジサンは、フジフィルムさんのカメラに搭載されてるフィルムシミュレーションでフィルムテイストな画質を楽しんでいます。最初使った時デジタルでもまるでフィルムのような写りに感動しましたからね。これが使いたくてフジのカメラを買う人もいるぐらいですから、デジタルカメラにおけるフジフィルムさんのアイデンティティと言っていいかと。

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で、どうせならもう少し工夫してフィルムのみならずフィルムカメラの感じをシミュレーションできないかと思ったわけで。まずSDカードを36枚分の容量だけ残して、あとは黒い紙を連射して容量を使い切り、フィルムみたいに36枚しか撮れないようにするってのを思いつきましたけどね、手間、無駄、つまらないので却下。(笑)
次に背面液晶モニターを撮った後に見ない。これはオジサンいつもしています。フィルム時代は撮ってすぐ確認なんてできませんでしたからね。ホントは液晶モニターを裏返してフタにしてしまいたいのですけど、できないので撮影画像確認設定でOFFにして表示させないようにしています。
それから、これはフィルムカメラというよりオールドカメラの作法をシミュレーションすることになってしまいますけど、オートフォーカスはOFFにしてわざとマニュアルピント合わせ。露出もマニュアルで決めるのはいかがでしょうか。
オジサンはフイルム時代、いつも露出計を使ってマニュアル撮影してたのでそれが身についてしまっているのですな。なのでそんな撮り方をオススメしてみたいなと思ったわけで。
最初は失敗だらけだと思いますけど写真を撮る楽しさは一番味わえるかと、ピントも露出も全部自分で決めるってこんなに楽しいのかって逆に新鮮だと思いますよ。カメラの性能が撮ってくれたのじゃなくて自分で考えて撮った写真ですからイイ写真が撮れた感もひとしおかと。(笑)

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2024年3月23日 (土)

APS-Cサイズセンサー向けオールドレンズは。(笑)

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オールドレンズ沼って言葉がありますな。ミラーレスカメラが主流になり、短いフランジバックを活かしたマウントアダプターが、各社から発売されてレンズ遊びの敷居が低くなりましたから「沼」に転落する方も増えたかと。(笑)
マウントアダプターという魔法の輪っかのおかげで、古今東西のオールド&クラシックレンズのみならず、写歴の長い方には今までの資産も活かせて一石二鳥なのも楽しいところ。

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そんなオールドレンズの世界で人気があるといいますか、ネットでもよくレビューを見かけるのが「ペンタックス スーパータクマー 55mm F1.8」。
1960年代のレンズですけど生産数が多かったからでしょうね、中古カメラ屋さんでもよく見かけますし、とてもリーズナブルな価格で買えるということで人気になったみたいですな。

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で、このレンズをフルサイズミラーレス機に装着すると画面の四隅までしっかりとオールドレンズの味わいを楽しめるのですけど、オジサンが使っているフジフィルムさんのXシリーズカメラはセンサーが小さいAPS-Cサイズなので焦点距離が約1.5倍に伸びてしまいますし、レンズの中心部分しか使えないことになります。
レンズのイメージサークルに対してセンサーサイズが小さいためそうなってしまうのですけどね。良く言えばレンズの描写の一番良いところだけを味わえるわけですけど、レンズ周辺部の描写の甘さや、周辺光量落ちなどの欠点も面白さとして楽しむとなるとできないわけで。そんな事情もあってオジサンが若い頃使っていたキャノンFDレンズは出番が減っています。(笑)

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解決策として「フォーカルレデューサーアダプター」という、縮小光学系の補正レンズが組み込まれたマウントアダプターを使うと、APS-C機でもフルサイズ相当で撮影できます。ただし補正レンズの性能に左右されますし、お値段がややお高いので、そこまでしてオールドレンズを活かすメリットを考えるとう〜んどうかなぁって考えてしまいますな。(笑)

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で、オジサンがお勧めしたいのがハーフサイズカメラのレンズ。ハーフサイズって35mmフルサイズ(36×24mm)を半分にした17〜18×24mmサイズなので、XマウントのAPS-Cセンサー15.6×23.5mmに近いのですな。つまり35mmフルサイズ用オールドレンズに比べてガチでレンズの素性と言いますか、良いところも悪いところも楽しめるわけで。
ただ選択肢は一つしかありません、カメラファンの方ならピンときたはず、ハーフサイズカメラ唯一の一眼レフだったオリンパスペンFシリーズ用のレンズですよ。

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オジサンの持っているのは38mm標準、20と25mmの広角、100mm望遠の4本。他にも発売されていたのですけど、今でも中古カメラ屋さんで見つけやすいのはこの4本かと。
特に「F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8」はよく見かけますしAPS-C機でオールドレンズを楽しむのにもってこいだと思っています。過去記事も書いてますからどうぞ。今回掲載の写真はすべてこの38mmで撮ったものを掲載しました。(笑)
リンクはこちら、
フィルム時代の名機「ペンF」のレンズ。
ペンFのF.Zuiko Auto-S 38mm F1.8の使い良さ。

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2024年3月17日 (日)

23ミリレンズと愉快な仲間たち。

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レンズ交換のできるカメラを使っていて、交換レンズの世界を楽しまない手はないと思っているので、気が付けばそれなりにレンズばかり増えてしまっています。(笑)
カメラボディーに関してはオジサンの撮るものに対してすでにオーバースペックなカメラばかりなので、全く使わない動画機能やら、色んな機能を満載してくれるより、写真を撮るためのもっと基本的なところを使いやすくしてくれればと思っているのですけど、メーカーの競争や業界の流れを見ているとそうはならないみたいですなぁ。
どんどん必要のない画素数アップや高性能&ややこしくなっているような気がしますよ。そういうのについていけなくなっているのも感じますしね。(笑)
今使っているのは富士フィルムさんのX-T30とX-S10ですが、アナログな操作感が気に入っているX-T30の方が圧倒的に出場率が高いですな。オジサンにはもう十分過ぎるカメラ、これにXF23mm F2 R WRレンズの組み合わせが最強装備。手にした感じも使い勝手も一番気に入っていますよ。
X-S10はボディー内手ぶれ補正があるのでクラシックレンズ専用機にしています。ただトータルな使い勝手が今どきの操作なので、昭和レトロなオジサンにはアナログなダイヤル操作のX-T30の方に軍配が上がるという。なので最近出番が少なくて防湿庫で休眠中。(笑)
で、交換レンズの話。少し前に「ガッツリ相棒レンズ、XF23mm F2 R WR。」って記事を書きましたけど、画角が肌に合うレンズってありますな。
XF23mm F2 R WRはフルサイズ換算で35mmなので、標準レンズよりほんの少し広角になりますけど、その辺りから標準域にかけての焦点距離のレンズってオジサン大好きなストライクゾーンなので気が付けばいっぱい増えてます。
正直言ってこれだけあってもまだまだ欲しい焦点距離なのですな。似たような焦点距離ばかりなんで?って思われるかもしれませんけどね、そうじゃないのよ。自分の目の延長と言いますか、ファインダーを覗いたときに楽しいレンズって、だいたい似たような焦点距離のが多くなってしまうってことなのですな。
更にクラシック&オールドな大衆カメラが好きだったので、そういうカメラに付いてるレンズってやや広角から標準域のレンズがほとんど。たくさん使ってきてその辺りの画角が染み付いてしまっているのもあると思います。(笑)
で、純正レンズは23、27、35mmがメイン。中華レンズは23、25、35mm。一眼レフでハーフサイズのオリンパスペンFの交換レンズ20、25、38mmに、自作といいますかオリンパスペンS、リコーキャディ、マミヤスケッチのジャンクから取り出して改造したレンズもありますからレンズ選びには事欠かないのですけど、一番の問題はまんべんなく使ってやれないことですかね。
えこひいきするわけじゃないですけど、出番の多いレンズとそうじゃないのがあります。まんべんなく使って、撮った写真で記事を書くってのが一番の解決方法なのですけどねぇ、うまくいきませんな。(笑)

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