ワープロ専用機知ってる人、手を挙げて。(笑)
いつも巡回しているサイト「PC Watch」を眺めていたら、やじうまPC Watchってコーナーに「45年前に10MB HDD/8インチFDDの世界初日本語ワープロが発表されたワープロ記念日」って記事が上がってました。
記事掲載が9月26日だったのでその45年前の1978年9月26日に東芝が世界初の日本語入力ワードプロセッサ「JW-10」を発表したそう。掲載写真を見るとキーボードとモニターの乗ったデスク全体を含んだのが本体の大きさだそうで、最初はこんなに大きかったのね。(笑)興味のある方は記事を読んでいただければと思います。
で、オジサンもパソコンを持つ前はワープロ専用機を使ってました。大手家電メーカーから次々と新製品が発売されだした頃だったと思うのですけど、最初に使ったのは父親の持ってた「カシオワード」和田アキ子さんがテレビCMをやってましたな。
厚みのあるキーボードみたいな格好で、数行しか表示できない液晶モニタとプリンタが一体になってたと思います。オジサンは自分で書いた字が自分で読めない程のひどい悪筆なので、打った文章がきれいな活字で印刷できるだけでスゴク嬉しかったのを覚えていますよ。(笑)
その後自腹で購入したのが「キヤノワードα3SUPER Ⅱ」製品名が正確じゃないかもしれないのですけど白いボディーに持ち運び用のハンドルが付いてて、ブラウン管モニタの横にフロッピードライブ、上部にはプリンタ、キーボードは持ち運びの際にモニタを保護するカバーを兼ねてました、他社に比べて結構デカかったしカッコ良いって感じではなかったですけど使い勝手は良かったのでしょうね、結構長く使いましたな。だけどパソコンの普及でワープロ専用機は下火に、オジサンもMacを使うようになってサヨナラしましたよ。
ただそんな時代の移り変わりはありましたけど、職場では結構な台数が使われてましたな。印刷会社だったので、お客様から頂いた手書き原稿をテキストに起こすための部署と、コピーライターはワープロ専用機を充てがわれてました。
印刷会社の企画制作室ってまだ版下制作などアナログ作業がほとんどだった時代ですから、将来パソコンの前に座ってPhotoshopやIllustratorで制作する時代が来るなんて思ってもなかった頃ですよ、パソコンは高かったし使える人なんてほぼいない状況でワープロ専用機が活躍してましたな。シャープの「書院」と東芝「ルポ」、富士通「オアシス」だったかな。(笑)
入力部署にはMS-DOSパソコンが置いてあって、各社ワープロ専用機で打ったテキストを解析してパソコン用に変換する「DOS恋(どすこい)」ってソフトが入ってましたなんて、もはや誰も知らない大昔話ですなぁ。(笑)
神戸っ子ならご存じの方も多いと思いますが、元町高架下にあった中古ワープロ専門のアノお店、阪神電車西元町駅東口出てすぐのところに移転してはりますな。まだまだ需要があるからお店を続けておられるのでしょうけどもはや製造されていない中古ワープロを調達するだけでも大変だと思うのですけどね、すごいですな。(笑)
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