レコード処分の行く末は。
ついにレコードを処分しました。(笑)まずオジサンが若い時聴いてたのは内容が分かっているし、同じアルバムを以前CDで持っててiTunesに読み込み済みなのは処分することに。さらにヘヴィメタル系など、もう聞かないであろうものも。
実は一部をハードオフに持って行き、残りは可燃ごみで出すつもりだったのですけどね。友人のアドバイスもあって、教えてもらった中古レコード&CD専門店に試しに30枚、重たい目をして持って行ったところ全部で6,700円になったので、想定外の良い結果でしたな。
こういうのは専門店の方が高く買い取ってくれるのが分かりました。
その際店長さんに父の古いレコードがあるのだけど、買取対象になるのか聞いてみたところ、いろいろ分かりましたよ。まず通販系の全集物は値打ちが無く、ほぼ値段が付かないそう。
リーダースダイジェストやソニーファミリークラブなど、昔よくあった雑誌に広告が載ってて綴込みのハガキで注文するようなタイプのレコードのセットですよ。映画音楽やクラシック名曲集なんて広告がよく載ってましたな。
レコード何枚かのセットに解説ブックレットがついて立派な箱に入ってるやつですね。この手のはお店によっては引き取ってくれなかったりするそう、店長さん曰く「ウチは買取りはしますが、ほとんど値段が付きませんよ」って言ってました。
コテコテの古いど演歌のレコードも同じだそう。
昭和歌謡が若い世代に流行っているそうですけど、父の持ってた古賀政男、大川栄策、橋幸夫、フランク永井、森進一、青江三奈まで古くなるとさすがに無理すぎて、若い人は誰も知らんぞって世界ですから値段が付かないそうなのですな。(笑)
ともあれいろいろ有益な話が聞けたので、それを参考にレコードの断捨離を決行。まず、ど演歌系は行きつけのお店の大将が「ワシ聴きたいから頂戴。」って手を挙げてくれたので即行進呈、お陰できれいに無くなりました。(笑)
次にたくさん出てきた全集物をチェックしたところ、どれもリーダーズダイジェストなどの通販モノで売りに行っても値段が付かないシロモノばかりでしたよ、あかんがな。(笑)
全集物じゃないのもありましたから、とりあえず一通り聴いてみるところからスタート。だけどもう聴くことはないだろうなって思ったので、中身の音楽ではなく、ジャケットの見た目で残すのを選んでいきました。
父親がレコードをよく聴いていた頃ですから昭和30〜40年代頃のものだと思います。今見るとレトロ感がありながらもオシャレでカッコいいジャケットが結構多いのですな。
しかも映画女優など女性の写真を使ったのが多くてね。表は演奏者の写真なのに裏は女性の写真なんての。髪型やファッションが今見るとかえって新鮮だったりします。
そんなイケてるレコードを温存、インテリアやお家フォトの演出用品として使ったら面白いのじゃないかと考えたわけで。試しに壁に飾ったところなかなかいけますやん。(笑)なので音楽は聴かなくても他の使い道が開けました。
で、それ以外は図書館などに寄付ができないかと調べたのですけど、県下ではありませんでしたし、色々制約もあって無理っぽい感じ。
さらに寄付されたものを現金化して、難民支援などの社会貢献を行っているところが出てきましたが、中古レコードショップで買取対象にならないものを寄付しても迷惑なだけですから、結果として可燃ごみで処分することに。
メディアの処分って意外と大変なのが今回の件でよく分かりましたよ。なので値打ちがあるうちに売りに行くか、好きな方に差し上げるのが一番だと思いましたね。
最近のコメント