テレビ番組はモノ食うしかないのか。
ある日新聞のテレビ欄を見ていてふと気が付いたのですけどね。バラエティ番組って何かを食べたりそんなお店を紹介するのばっかりだなと思ったわけで。
料理のレシピとその作り方を先生が手順を追って紹介するような、純粋な昔ながらの「料理番組」は別にして、ただのバラエティー番組で、どんだけものを食ったりお店に行ったりしてるのかって思いました。
テレビ欄で簡潔にまとめてある番組内容の文章だけ見てても食べ物が出てくるのがいっぱいすぎて、うんざりするぐらいありましたからね。これ一週間分の番組欄を全てチェックしてみたら、えらい数になるでしょうなぁ。
それだけ食べ物系番組は視聴率を取れるってことでしょうか、みんなほんとに見てるの?(笑)きっとSNSなどのネット情報を元ネタに番組を作っているのだろうと思いますけど、どこもかしこも似たり寄ったりな安易な番組作りって感じがしてしまうのはなぜでしょうか。
例えばお店を訪ねてそこの名物を食べる、いわゆる食レポ系取材で、お高い食材や料理が出てきても一般庶民が口にすることのない食べ物なので現実味が無いですし、行きたいとも思いませんな。ま、そもそも経済的に無理ですけどね。(笑)
さらにあの手の番組って食べても「旨〜い」とか「甘〜い」しか言えないタレントさんや芸能人さんの語彙力の無さばかりが目立って冷めた目。
で、あの収録後に残った食べ物はどうなるのでしょうかね、スタッフみんなで分けて食べるの?それとも捨てちゃうのですかね。「食べもんを粗末にするな」って躾けられてきた昭和レトロなオジサンは、そんなところばかり気になりますなぁ。(笑)
大食いバトル系番組なんてのも、オジサンは下品としか思えないのでテレビ欄の番組内容見ただけで拒否反応、どうしても食べ物を粗末にしてるようにしか思えないのよ。(笑)
で、「コイツら飯ばっかり食うとるだけやん、ホンマ全然オモロないなぁ」ってテレビ消してFMラジオにチェンジ。(笑)もうね、だんだん辟易してきたのですよ、このタレントまた食ってるとか、食べてばっかりやなぁのオンパレード。(笑)なのでもともとテレビを見ない我が家ではますますテレビ離れが進んでます。
食料自給率がたったの38%で、国民1人当たり、毎日お茶碗一杯分のご飯に相当する食べ物を捨ててる我が国で、タレントや芸能人を山ほど使ったグルメ番組で食を煽る必要があるのかと。日本食は世界で人気になりましたけどもね、つくづく食の後進国だなぁと思いますよ。(笑)
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