中判カメラ

2020年8月15日 (土)

唯一語れるニッコール。

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初めて手にした一眼レフはキヤノンだったのですけど不満だったのはレンズの名前。ただの「FD」、EOSになってからは「EF」って何の面白味もない名前でしょ。その昔はセレナーって名前のレンズがあったのにね。その点ニコンはいいですなぁ「ニッコール」って立派な名前が付いてて。(笑)

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フィルム一眼レフ全盛の頃は、かっこいいレンズ名が多かったですな。タクマー、ロッコール、ズイコー、ヘキサー、ヘキサノン、フジノン、セコール、リケノン、ヤシノン、オリコール、トプコールなどなど、名前の由来なんてのを、訳知り顔で書いたりしませんよ、その辺りは皆様ご自由に調べていただくとして、レンズ名の後ろに「NON」で「〜ノン」や「R」で「〜ル」ってのは光学製品のネーミングの流行だったようですな。きっと海外のレンズ名を真似たのでしょうね。じゃあキンチョールはどこのレンズですかって、つまらないツッコミ無しでお願いしますよ。(笑)

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ニコンの場合は旧社名「日本光学工業」の略称「日光」の末尾にRをつけて「ニッコール(NIKKOR)」だとウィキペディアに出てましたけど、何だか他社のレンズに比べて特別感と言いますか違うオーラがありましたよ。
レンズには定評があって他社にレンズを供給してたぐらいですからね。キャノンも最初の頃、ニコンのレンズ付きで販売していた時代があったなんて信じられないでしょうなぁ。(笑)

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で、ニッコールには、ちょっと近寄りがたい感がどこかにあるオジサンが持っていたニッコールレンズは、たった2本だけ、唯一語れるのはたったこれだけですけどね、オーラはありましたな。もうずいぶん前に、カメラごと他所に嫁いでしまいましたけど、写真撮ってる感が半端じゃなかったゼンザブロニカS2の標準レンズNIKKOR-P 7.5cm F2.8と広角レンズNIKKOR-H 50mm F3.5。

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当時中判カメラ選びで、ニコンが交換レンズを出してくれてるからって事で、ブロニカを選ぶ方も多かったそうですな。それぐらいニッコールは人気だったそうで。
そういえばモデルの藤田ニコルさんも人気がありますな、あちらは「にこるん」ですか、他にも女優のニコール・キッドマンってのも思いついたのですけどね…、すみませんダジャレは自粛します。(笑)

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NIKKOR-P 7.5cm F2.8は厚みの薄いレンズで、ブロニカボディに付けると、パンケーキレンズかよってぐらい出っぱらないのですな。なので機動力はありました、ただオジサンの体力がついて行かなかっただけ。(笑)レンズの前玉がやや奥まった所にあってフード付け忘れても大丈夫だったような。
反対に広角のNIKKOR-H 50mm F3.5は大きな前玉が自己主張、どちらのレンズもすごくシャープだった覚えがあります。レンズ銘板の「NIKKOR」って文字を見ただけで、何だかいい写真が撮れそうな気分になりましたな。実際撮れましたしね。(笑)今回掲載したのは、古い写真ですけど全てこの2本のニッコールで撮った物、最初の3枚がNIKKOR-H 50mm F3.5で、後の4枚がNIKKOR-P 7.5cm F2.8です。

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2019年9月14日 (土)

中判カメラ、ペルケオ1型のお供にX-T30

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最近中判カメラをゴソゴソと引っ張り出してきて楽しんでいるオジサン。X-T30にクラシックレンズ付けたのと中判カメラ一台持ってウロウロしています。6×6のましかく写真なので120フィルムで12枚、暑くて休んでばかりの街歩きでも、これぐらいなら1日で撮りきれますからね。
で、チョイスしたのはフォクトレンダーのペルケオ1型(PERKEOⅠ)。シャッターは廉価版のプロント、レンズも廉価版のバスカー 75mm F4.5という大衆向けスプリングカメラ。
このカメラの最大の特徴はその小ささ、35ミリカメラと変わらない大きさなのに中判ってところがイイのですな。グリップを付けたX-T30と並べて正面から見るとほぼ同じぐらいの大きさ、畳めば上着のポケットにすんなり入ります。中判カメラってでかくて重いからなぁって常識を覆す機動力抜群のカメラです。

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ピント合わせは目測、しかもフィート表示なので単独距離計をホットシューに付けると格段に使い勝手が良くなりますな。ところがどっこい単独距離計を持って出るのを忘れるという大チョンボをしてしまったわけで。勘で合わせて撮ろうかと思ったのですけどね、ふと思ったのがX-T30を距離計代わりに使えばいいじゃないかと。
クラシックレンズを付けているときはオートフォーカスは使えないので当然ながらフォーカスはマニュアル、その時にファインダーには距離指標が出るので、マニュアルフォーカスアシストでピント合わせをすると距離が分かるのですな。この機能を使えばシビアなピント合わせができるのじゃないかと考えたわけで。

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早速やってみました、まずメニューを呼び出してメートル表示をフィート表示に変更しておいて撮りたいものに向けてピント合わせ。その時の数字をペルケオのピントリングに設定して撮影という流れ。正直言って面倒臭いですけどね、老眼で文字が見えないので眼鏡かけたり外したりしないといけませんし、炎天下で立ち止まってモタモタやってると、汗ボトボトになりますし。(笑)
12枚で完結なのでやってられましたけど、慣れて来るとだんだんリズムがつかめてきました。単独距離計よりも精度の高いピント合わせができるので、高いフィルムでピンボケなんて事にならないのは発見でした。久々に持ち出したペルケオ1型、X-T30のナイスアシストのおかげで楽しめましたよ。(笑)

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2019年9月 7日 (土)

押すだけカンタン中判カメラ、フジペットEE

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デジタルの前、写真はカメラにフィルムを入れて撮るものでした。主流だったフィルムは、パトローネと呼ばれるカートリッジのようなケースに入った35ミリフィルム。フィルムって言われて思い浮かべるのはこれだと思います。
写真とカメラの歴史を振り返ると、35ミリフィルムが主役の座に躍り出たのは、フィルムの質が良くなって、それを使う小型カメラも高性能になり、庶民でも手の届くものが出て来たからだと思います。
それ以前は中判カメラと呼ばれる二眼レフや、スプリングカメラが主流でした、120フィルムと呼ばれる大きなロールフィルムを使うカメラ。35ミリカメラが主流になると、中判カメラはその大きなフィルムサイズを生かしてスタジオやプロカメラマン、画質にこだわるハイアマチュアに支持されるようになったわけで。
35ミリカメラ以前の中判カメラの時代には、実にたくさんのメーカーからカメラが発売されてました。特に二眼レフやスプリングカメラは構造が単純なので作りやすかったというのもあったでしょうな。当然ながらカメラ任せのオートなんてありません。シャッタースピードも絞りも自分で決めて撮るのが普通。
そんな時代、1957年に富士フィルムさんから子供でも扱える簡単操作のフジペットというカメラ発売されました。シャッターは1/50秒だけ、絞りはF11、F16、F22をお天気マークから選ぶという、カメラの知識がなくても写真が撮れる画期的なカメラでした。その後1959年には、主流になりつつあった35ミリフィルムを使うフジペット35が発売。このカメラに関しては、とても子供向けとは思えない写りの良さに感動して、何度か記事にしておりますので見ていただければと。(笑)
小型カメラの普及とともに、シャッターを押すだけで誰でも簡単に、きれいな写真が撮れる理想のカメラを目指して、特に失敗の多かった露出の自動化に各社取り組んでいた時代、初代フジペットに自動露出を組み込んだフジペットEEが1961年に発売されました。今回取り上げたのはこのカメラです。
ボディー前面の受光部分に光が当たると、その電気でメーターの針が振れ、針の延長上に付けられた、水滴型のスリットの空いた金属板が連動して振れ、絞りを調節するという実にシンプルな仕組み、ファインダー内に針が見えていれば露出はOK、見えてなければ露出範囲外なので撮らないでねって事。

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シャッターは1/60秒だけ、FUJINAR-S 70mm F11という単玉レンズが付いてます、35ミリ換算で38mmなので使い勝手はいいですな。固定焦点なのでピント合わせもナシ、取扱説明書には2mから無限遠までピントが合いますと書いてありますけど、3〜5mぐらいが一番シャープな気がします。

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使い方は背面の赤い窓を見ながら上面のダイヤルをグリグリ回してフィルムを巻き上げたら、あとは構図を決めてシャッター切るだけの超簡単カメラ、使い勝手はまるで「写ルンです」と言い切ってもいいかと。(笑)
中判カメラでここまで簡単操作なのは他に思い当たりませんな。晴れた日の屋外なら露出は問題ナシ、単玉レンズだけど思った以上によく写りますしね。見た目はトイカメラっぽいですけど、中身は真面目な優等生カメラ、トイカメラの写りとは別物ですよ。
子供向けカメラとはいえ、フィルムメーカーの作るカメラにハズレ無しな一台。手軽に中判を楽しむのにちょっと面白いカメラだと思いますな。

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2019年8月29日 (木)

中判をあえてリバーサルフィルムで楽しむ。

フィルムカメラをたくさん持ってると、よく使うカメラとそうじゃないカメラが出て来たり、同じフォーマットのカメラを集中して使ったりってありますな。ハーフサイズカメラばかり立て続けに持ち出したり、押すだけ簡単カメラだったり、一眼レフだったりするわけで。そういう気分と言いますか無性に使いたくなる事があります。
X-T20、X-T30にオールドレンズの組み合わせで、すっかりデジタルばかりになっている反動とでも言いましょうか、最近6×6の中判カメラをゴソゴソ引っ張り出して来て一緒に持ち歩いて撮ってます。
使ってやれるカメラだけ残そうと重量級カメラは減らしたので、スプリングカメラと二眼レフとボックスカメラだけになってますけどもうそれで十分楽しめてますよ。それぞれのカメラで撮った写真は、おいおい記事にして行こうかと思っておりますのでお楽しみに。(笑)
オジサンはリバーサルフィルムファンなので、使ったフィルムは全てリバーサルなのですけどね、それでふと思ったのが、フィルムカメラを楽しむのに、中判でリバーサルフィルムってサイズが大きな分、よりフィルムカメラを使ってる感を楽しめるんじゃないかと。
6×6のましかくフォーマットだと120フィルムで12枚撮れます、一回で使い切るにはちょうどいい枚数。カメラは実用に問題のないクラシックなスプリングカメラなら安く見つかります、当然オートなんて無い時代のカメラなので露出はマニュアルになりますけど以前記事にも書いた「晴れた日は、感度分のF16ルール(Sunny 16 rule)」でちゃんと撮れますよ、スマホに露出計アプリを入れておく手もありますな。
リバーサルフィルムってネガフィルムのように陰陽反転してないので、そのまま鑑賞できます。現像の際にデータ化してくれるサービスや、プリントサービスももちろんありますよ。現像上がりが完成品のフィルムなので、じっくり吟味して選んでこの一枚ってのをプリントに出すのがいいでしょうな。
本来はちゃんとしたライトボックスの上で鑑賞するのがいいのですけど、スマホやタブレットを代わりに使う手もあります、ライト代わりにしてしまうアプリもありますし、荒技ですけどメモアプリの何も入力されてない画面を表示して、その上に乗っければ見れなくはないですからね。
ネガフィルムよりも敷居が高いように思われているリバーサルフィルムですけどね、そんな事は無いと思いますな。あえて大きなサイズの中判カメラで楽しんでみるのって面白いと思うのですけどね。

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2019年6月22日 (土)

モノクロフィルムは、こんなクラシックな二眼レフで。

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富士フィルムさんがモノクロフィルムACROS Ⅱを今秋発売のニュースにすっかりテンション上がり気味のオジサン、そのままの勢いで、モノクロを楽しむのに、こんなクラシックカメラはいかがってところを書いてみようかと。ただしオジサンの好みで書いてるので、あまり参考にはなりませんけどね。(笑)
ぶっちゃけ結論を言ってしまうと、カラーフィルムが登場する前のカメラは全部OK、当然ですが。カラーフィルムが一般的になるにつれて、レンズの設計やコーティング技術に、色の再現性という新しい項目が増えたわけで、それ以前のカメラは基本的にモノクロ基準。
あえてその頃のカメラにカラーフィルムを入れて楽しむってのも面白いのですけど、それはまたいずれ。やってみた感想は、予想以上にカラーでも十分キレイでいい写り具合でしたと書いておきます。(笑)
で、モノクロ時代のカメラでモノクロフィルムを楽しむのですから、言ってみればその時代の写真ライフを再現している事になるのですけどね、一番の違いはフィルムの性能。当時のフィルムに比べて、格段に高性能な今時のフィルムですから、クラシックカメラにとってはある意味試練かと。(笑)
撮ってみるとよく分かりますな、カメラの素性がはっきり出ますよ、いい意味で。ま、一番の感動は、こんな古いカメラでこんなによく写るのか〜ってところ。想像以上の味わいと言いますか、写真の腕が上がったかと勘違いするかもしれません。当時の普及機や大衆向けカメラでも、現代の高性能フィルムだと本来の性能を発揮するのかもしれません。
で、オジサンおすすめは、あえて35ミリカメラを外して中判カメラの二眼レフ。正面から見ると上下に二つレンズが付いた縦長ボディーのカメラね。
二眼レフはいいですよ、写真撮ってる感が半端じゃ無いですからね、きちんと水平に構えて、ファインダー覗くのにお辞儀して、じっくりピント合わせして、静かにシャッターを切って、ゆっくりとフィルムを巻き上げる一連の動作がなんだかもうタマラナイわけで。(笑)
中判なので35ミリに比べると被写界深度も浅くて、背景ボケボケも楽しめます。二眼レフですからシビアなピント合わせもできますしね。
ローライフレックスが有名ですけど、ちょいとお高いですな、国産の中古なら1万円台から買えますよ。探せばまだまだ手頃なものが見つかりますし。
今秋発売予定のACROS Ⅱはブローニーサイズも発売してくれるので、今からじっくりカメラ選びをするなんていかがでしょう。(笑)

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一時、二眼レフにハマっていて、いろいろ使いましたよ。で、未だに手放せないと言いますか、最後にたどり着いたのが、国産二眼レフの最高峰と言われるミノルタオートコード。中古でもちょいとばかり高いのですけど、それだけの事はありますな。(笑)

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2018年7月21日 (土)

ヘタレオジサンの真夏こそ中判で。

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暑さに弱いオジサンにとって、毎年この季節は地獄です。10時ぐらいにすでに室内気温が30度越えって、温度計見ただけで死んでしまいそうですな。エアコン入れるとかえって調子を崩すので、極力つけません。USB接続の卓上扇風機でしのいでおりますよ。それでも汗がボトボト落ちてきますけどね。とても長時間パソコンの前に座ってられませんな。
こういうときは早起きして早朝にさっさっと用事を済ませてしまってカメラを持って出かけるのが得策かと。どこにいても暑いですからね、気持ちを切り替えて暑い時期に、暑いのを承知で出かけてしまう方が、かえって良かったりします、街歩きの後のビールもおいしいですしね。(笑)
ただ炎天下を歩き回るわけですから、熱射病、日射病には十分注意しなくてはいけません、水分補給もしっかりと、よ~し撮ってやるぞなんて、頑張り過ぎるのも良くないですな、ふらふらになるまで歩くなんて自殺行為、ちょっと歩いて休んで休んで、またちょっと歩いて休むぐらいのヘタレ感が丁度イイかと、ほぼ休んでばっかりですな。(笑)
季節柄持って出るカメラも吟味しなくてはいけません。たくさん撮れるハーフサイズカメラはよろしくないかと。たくさん撮れる分ついつい頑張って撮ろうとしてしまいますからね。フィルムの残り枚数が中途半端だと、もうひと頑張りして撮りきってやろうかと思ってしまいます。その分どんどん体力消耗、そのうち動けなくなって公園のベンチで座り込んでしまいかねませんからね。(笑)
で、オジサンセレクトは中判カメラ。6×6判ましかく中判カメラなら120フィルムで12枚、この12枚ってところがいいのですな。休み休み撮り歩くには丁度の枚数。一枚撮るのに露出計で測って、ピント合わせして、構図を決めてじっくり時間をかけて撮るわけで、枚数よりも内容重視、撮る作法も撮る内容も、12枚の中にぎゅっと押し込む感じで、被写体を選びながらぼちぼち撮り歩くのが楽しいかと。
夏場だと古いカメラのグリスも柔らかくなるのか動きもスムーズですしね、そんなに歩き回ってなくても、じっくり撮っているので何だか充実感はいつもよりありますな。12枚撮りきって、まだ行けるかなって思ったら、もう一本撮ったとしても合計24枚ですからね。
カメラ1台にフィルムとペットボトル飲料も各2本、真夏の写真は短時間決戦で濃い写真が楽しいかと。撮りきったら、終わった終わったで、冷たいビールが待ってます。(笑)

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2018年1月 6日 (土)

スプリングカメラのデカイ奴、マミヤ6。

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スプリングカメラってジャンルのカメラがあります。全面のカバーを開くと蛇腹の先に付いたレンズがバネ仕掛けで出てきて撮影スタンバイ状態になるという仕組みのカメラ。使うとき以外はレンズを畳んでしまえるのでコンパクトになるのが良いところ。レンズの出っ張りがないだけでずいぶんコンパクトに感じますからね。
パトローネに入った35ミリフィルムを使う小型カメラが主流になる前は、二眼レフと並んで一世を風靡したカメラでした。オジサンも一時ハマって沢山持ってましたな。ところがコンパクトになるのが特徴のスプリングカメラも、元がデカイとコンパクトにならないという。今回取り上げたマミヤ6ってそんなカメラです。(笑)

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オジサンの印象ですけど、マミヤって35ミリフィルムを使うカメラはマミヤスケッチのような可愛らしいカメラを出してたりするのですけど、いざ中判カメラになるとデカイ重い、質実剛健なカメラばかりな気がします。仕組みも独創的で、操作して楽しい、撮って楽しいのですけどね。でも他社並みの大きさ重さに出来なかったかなぁと思いますね。(笑)
若いときに使っていた二眼レフで唯一レンズ交換の出来るマミヤCシリーズ、持っていたのはC33でしたけど、一日持ち歩くと腕が上がらなくなりましたな、三脚欲しくなりましたよ。同じくRB67も。体力と腕力を試されているようなごついカメラでした。
そんなマミヤのスプリングカメラの代表作マミヤ6、発売されたのはコチラの方がウンと先、14機種40万台も生産された日本のカメラ史に残る名カメラ。

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このカメラが独創的なのはピント合わせ、スプリングカメラってレンズを畳む構造上、蛇腹の先に付いたレンズをボディー側の距離計と連動させるのが難しいのですな、ならばとマミヤが考えたのがフィルム面を前後に動かしてピント合わせしてしまおうというバックフォーカシング方式。裏蓋を開けてピントダイヤルを回してみると、フィルムゲートが前後するのが分かります。この仕組みのおかげで全機種距離計連動。目測が多いスプリングカメラできちんとピント合わせできるのはスゴク安心感がありますな。
で、久々に持ち出してみたわけで。オジサンの持っているのはマミヤ6オートマット、首から提げるとやはりデカイしずっしりきます。ただピント合わせが楽なので、思ったよりもサクサク撮り歩けますな。1時間ほどでフィルム2本撮ってしまいましたよ。
沢山作られたので、中古カメラ屋さんでも程度の良いものがお安く買えるのもイイところ。中判ましかく写真入門にオススメの一台、こんな写真が撮れました、どうぞ。

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2017年12月17日 (日)

秋は中判ましかくでと思っていたらすっかり冬ですがな。

ネットで見かける写真がましかくだらけな今日この頃、みなさんましかく写真撮ってますか。オジサンはフィルムカメラでましかく三昧、ipadとipod touchでもほぼましかくで撮ってます。本当は今年の秋は中判ましかくカメラ強化月間にしてやろうと思っていたのですけどね、雨やら台風やら忙しいやらで気が付いたらもう冬になってましたな。

L35924_blogゲームセンターか何かと思ったら、監獄レストランだって。檻の中でご飯食べたりするらしいそうで、もう閉店してましたけどややこしいですな。

さすがに12月ともなると、街を徘徊するには寒いのですけど、クリスマスやらのイルミネーションもにぎやかになって写真撮るには絶好の季節とも言えます。日も短いので、日中、夕方、夜景を半日で撮り歩けるのもありがたいですな。で、その後一杯飲んで帰ってもそんなに遅くなりませんからね、怒られずに済みますよ。(笑)
こういう季節は35ミリフィルムを使うカメラもいいのですけど、まったりと中判カメラで撮り歩くのも楽しいかと。120フィルムで6×6の中判カメラだとちょうど12枚、じっくり見ながら撮る物を吟味して歩き回って、からだが冷え切る前に撮り終えられる、ちょうどいい枚数だと思うのですな。35ミリやハーフサイズでがんがん撮りまくるのも有りですけど、もうそんなに頑張れませんよ、サクッとフィルムカメラを楽しむぐらいのオジサン流「冬の撮影術」。

L35925_blogなんだかおしゃれなパブだと思って撮ったのですけどね。あとで調べてみたら、創作うどんダイニングだって。あ~ややこしい。(笑)

何しろ古いカメラが多いのでね、この季節金属ボディーのカメラは手に冷たくてね、かじかんだ手で震えながら撮って手ぶれだらけになっては何しにカメラ持って出たのか分かりませんから。短時間で密度の濃いい写真を撮って爽やかに終了。(笑)
この場合、カメラ選びも重要なのですな、最初二眼レフのミノルタオートコードにしようかと思ったのですけど、首から提げて歩いているとぶらぶら揺れるので手を添えて押さえとかないといけないのですな、手が冷たくなるのでポケットに突っ込んだまま歩ける方がいいかなという事で、畳めばコンパクトになるスプリングカメラの中からチョイス。上着のポケットにストンと入る、一番小さなペルケオ1に決めました。(ペルケオの過去記事はコチラ)
目測カメラなので単体距離計を付けてポケットへ。もう片方のポケットには露出計を入れて軽快に。首からカメラ提げていかにも撮りまっせってな格好じゃないのがフィルムカメラ好きオジサンの冬のコーディネイトかと。(笑)

L35930_blogビリケンさんって色々な所で見かけますな。これは大正時代の初めに神戸港に来たアメリカの水兵さんによってもたらされたって書いてましたけど、大阪で見たのは通天閣の横にあった遊園地に飾られたのが最初って書いてました。みんな自分の所が発祥って言いたいのでしょうね。ややこしいですな~。

サラっと歩き回ってサクッと撮って終了のつもりが、調子が出てしまって結局フィルム3本撮ってしまいましたよ、楽しいとこういう事になってしまうわけで。すっかり冷え切ってしまって、指先の感覚もなくなってしまいましたけどなんだか充実。その後いつもの酒場でおでんとお湯割りで暖をとった事は言うまでもありません。(笑)

L35942_blog元町高架下の壁に書かれたイラスト。ただでさややこしそうな絵に西日が影を作ってなおさらややこしくなってました。ホント街ってややこしい。(笑)

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2017年6月 6日 (火)

6月6日は6×6の中判の日という事で。

6月1日が写真の日だという事をこの先週書きました、ならばいっその事6つながりで、6月6日は中判ましかくの6×6判の日にしてしまうのはどうでしょうかね。同じネタを以前にも書いておりますけど、今時はinstagramのおかげで、ましかくな写真がすっかり認知、定着していると思いますのでね、この勢いに乗っかって、フィルムカメラでましかく写真を楽しんでいただくという提案も有りかと。6×6判のましかく写真って実はとっても面白いという事をお伝えする日に制定するわけで。
フィルムカメラの入門として、写ルンですで撮った写真をましかくにトリミングするという方法もありますけど、撮るときからましかくを意識して撮るのとはずいぶん違います。写ルンですは35ミリフィルムを使うので、画面サイズは36ミリ×24ミリの3対2の長方形、これをましかくにトリミングするとなると長辺側の1/3がカットされてしまうわけですな。そこに大事なものが写っていたりすると、トリミングできません。例えば友達と一緒に写った集合写真で、ましかくにトリミングしたらどうしても一人だけ顔が切れましたなんて事になると友情にひびが入りかねないですからね。(笑)
ところが最初からましかくしか撮れないカメラだと、ましかくなファインダーで構図を決めるのでそんな問題は起こらないわけで、ではましかくしか撮れないカメラを使いましょうと考えてみたら6×6判の中判カメラが一番適しているのではないかと思ったわけですな。デジタルカメラは却下、設定でアスペクト比を1対1にしたり、スマホのアプリだと最初からましかくという便利なものもあるようですが、せっかく6月6日は6×6の中判の日なんてタイトルで記事を書いているのですからね、便利すぎるデジカメはしまっていただいてフィルムカメラで楽しむ事を考えたいのですな。
中判カメラというとどうしても敷居が高い感じがしますけど、他のフィルムカメラと対して違いはありません。使うフィルムがブローニーフィルムに変わるぐらい、35ミリフィルムより大きなロールフィルム。出来上がった写真は6×6センチ(正確には5.4センチ角ぐらい)なのでチェキで撮った写真と同じぐらいの感覚かと。
フィルムなので現像が必要になりますが、ネットの現像サービスを利用すれば、業務用フィルムスキャナで高画質のデータにして貰えるのでその辺りも問題ないかと。デジタルに比べて費用はかかりますけどね、今時フィルムカメラを楽しもうとすると、その辺りも覚悟しておかないと楽しめませんから必要経費という事で。(笑)
使うカメラに関しては中古カメラ屋さんで色々選べるのが良いところ。一眼レフ、二眼レフ、スプリングカメラなどたくさん、構造がシンプルなスプリングカメラだと数千円から見つかりますので、トイカメラより安いかもしれません。
撮る上で、シャッターや絞りに関してそれなりの知識は必要になりますね、シャッター押したり画面にタッチするだけで、後は何とかいい感じにしてくれるデジタルとは違います、そこを面白がれるかどうかが分かれ目になるかもしれませんが、手間をかけて撮っただけの楽しさはあるのがフィルムカメラの良いところ。
フィルムカメラに興味があったり、デジタルとは違う写真を撮ってみたいのなら、あえて6×6判の中判カメラでデビューなんていかがですか。オジサン過去記事で中判の楽しさについて色々書いておりますので、その辺りも参考にどうぞ。(笑)
ましかく写真を楽しむ(中判編)
ハジメテノ、チュウ
スプリングカメラ ハズ カム
人物写真は礼儀正しく二眼レフで。

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二眼レフブームの立役者だったリコーフレックス。これは7型で撮ったもの。たくさん作られたおかげで今でも安く買えるのが良いところ。板金ボディーに高級感はないですけど、決して写りは安くないですからね。晴れの日に絞り込んで撮るとびっくりするぐらいよく写ります。

L27523_blogミノルタコードで撮ったもの。高級機ではありませんが使い勝手も良く、思いの外よく写るので一時よく使ってましたな。国産二眼レフの最高峰といわれるオートコードへと進化していく途中のカメラだったので操作が似ています、ただうんとお安く見つかるかと。

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アグファ イゾレッテ1で撮ったもの。壊れてもいないのにジャンクワゴンに転がされていたのを救出、当時の廉価な大衆カメラだったので値打ちが無くてこの扱い。写りに全く問題無しどころか、こってりとしたアンバー寄りの写りで、アンダー目の露出だと重厚な写真が撮れました。ピント合わせは目測ですが、慣れれば問題無しというか以外とすぐ慣れちゃいますね。

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マミヤ6オートマットで撮りました。スプリングカメラとしては、デカイごつい重いですけど、連動距離計が付いているのでピント合わせに不安がないのが良いところ。ピントはレンズが動かずフィルム面を前後させて合わせるバックフォーカシング方式という独創的なもの。長年に渡りたくさんの機種が発売されたので今でもたくさん見つかります。

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ペルケオ1で撮りました。世界最小6×6判カメラと言っても過言ではないかと。ポケットに入る中判カメラなんて素敵でしょ。ピント合わせは目測、フィルムを巻き上げないとシャッターが切れないようになっています。

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2017年5月28日 (日)

カメラが変わると写真も変わる…でしょ?

写真大好き、カメラ大好き、撮るものは街中の景色ばかりなオジサン。たくさんのカメラを使ってきましたが、撮るものは変わりがありませんな、街が好きなもので。
ただカメラが変わると、撮り方と言いますか、アプローチの仕方が変わるように思います。そのカメラの性格に合った撮り方になってしまうという事ありませんか。
例えば自動巻き上げで、押すだけ簡単軽快に撮り歩けるリコーオートハーフと中判スプリングカメラでは同じ撮り方は出来ませんからね、撮るものは同じでも撮るスタンスやスピード感が違うという。そういうのも楽しいって事なのですな。
モードラ付き35ミリ一眼レフを常用していた頃、初めて使った中判二眼レフのマミヤC33、面白くて同じ感覚でじゃんじゃん撮っていたら、お小遣い吹っ飛びましたな。小型でたくさん撮れる35ミリカメラと同じようにブローニーフィルムを使ったのですから当然ですが、現像所に大量のフィルム持ち込んだら、「お時間頂けますか」って言われました。支払いもすごい金額。
現像上がりを見たら同じような写真ばかり、一所で構図を微妙に変えながらいっぱい撮っているという。6×6判なのでフィルム1本で12カット、35ミリフィルムをモードラで連写するのと変わらない撮り方してちゃフィルムいくらあっても足りません。これは完全に中判の性格を知らずにアプローチしてしまった失敗でした。
やはり大きなフォーマットのカメラはそれにふさわしい撮影作法があると思いますね。じっくり対象と向かい合うといいますか、一本のフィルムで撮れる枚数も少ない分、よく見てよく考えて時間をかけて一枚を撮るスタンスが、後で現像上がりを見た時の感動も大きな気がするのですな。粒ぞろいの写真が並んでいるという。
反対にハーフサイズカメラのように小型軽量で、軽快に撮り歩けるカメラだと、見た物全てを撮り尽くしてしまうと言いますか、迷う前にシャッター切ってしまうような撮り方が似合うんじゃないかと。現像上がりを見ると、その日の自分の行動が時間順に並んでいるのですな。
撮るものは同じ街の景色なのですけど、カメラが変わるとアプローチもスタンスも変わって、印象の違う写真になりますね。たくさんのカメラを使うのは、決して浮気性とかじゃなくて、カメラが変わると、その辺りが変わるのが面白いわけで、早い話「カメラが変わると写真も変わる」というよりも、気分が変わって楽しいという事なのですけどね。(笑)

Kodak004_blogオジサンの持ってるカメラで最古参なのがこれ。コダック社のKodak No.1 Autographic Special, Model A、1918年製(大正7年)、6×9判の中判カメラ、120フィルムでたった8枚しか撮れないという。なので考えて撮らなくてはフィルムあっという間に終わってしまいます。
6×9判は大きなサイズで迫力がありますが、意外と構図は取りやすいのですな、35ミリフルサイズの24ミリ×36ミリと縦横比が同じ2対3なのがその理由。なかなか楽しいですよ、中判入門に6×9判はいかがでしょうか。(笑)

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