写真とカメラ、あれこれ

2022年11月27日 (日)

想定外と臨機応変だらけ、取材撮影の面白さ。(笑)

取材モノの撮影って、独特の緊張感と面白さがありましたな。取材とはいえ新聞や雑誌とはぜんぜん違って、企業などの広報関係の撮影がお仕事だったわけで。
取材場所も状況も様々、何度か伺わせてもらっている所ならともかく、行ってみるまで状況が分からないのが当たり前。なので事前の下調べは欠かせませんでしたな。ホームページがあればもちろん見ましたし、グーグルストリートビューで周辺の状況や景色をを調べたり、天候や撮影内容を予測した機材選びなどなど。
取材撮影の第一歩ってどれだけ準備が出来ているかがキモ。現場であれが足りない、持ってきてなかったってことになれば、取りに帰ることも出来ませんし、仕事にならない場合もありますからね。

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現役の頃、とある食品関係の取材。事前に撮影依頼は無かったのですけど、ひょっとしたら調理場撮影があるかもって、レインコート、シャワーキャップ、マスクと手袋をカメラバッグに忍ばせて行ったおかげで、入らせてもらえて撮ることが出来たってのがありました。担当者とライターは準備してないから当然入れてもらえません、外で待機させられてましたな。(笑)
オフィスそのものや社内設備の撮影のときは、雑巾など掃除道具を機材と別に持って行ってました。現場ではまず一枚パチリ、どこに何が置いてあったか後で分かる証拠写真を撮ってから片付け開始、カメラ位置から見てじゃまになるものや写るとマズイものをどけて、雑巾掛けてキレイにしてからいざ撮影開始、撮り終わったら動かしたものは元の位置に戻してお疲れ様。
お客様はカメラマンが写真撮りに来るだけとしか思ってませんから、そういうのはコチラの人間でトットとやってしまうわけですな、同行している者に手伝ってもらえば早いですし、お客様の印象も良くなります。カメラマンだから写真しか撮らね〜なんて突っ立ってるのは論外、現場では一番動き回って、声を出して場を仕切らなくちゃイケマセン、なので一番先に一番疲れてます。(笑)
ま、こういうエピソード的なハナシは山ほどあるので書いててキリがないのですけど、言えるのは現場って十分調べて、しっかり準備したからって撮影がスムーズに進むなんてまず無いってこと。なので取材撮影でもうひとつ重要なことは臨機応変さ。
状況を読むのは当然、想定外の撮影を頼まれるなんて無い方が不自然ぐらいに思っててちょうど。重い機材を持って急遽山登りしなくちゃいけなかったり、撮影の話が通って無くて、行ったら「聞いてへん、知らんで」なんてのも。
デンジャラスな対応とアクシデントは取材あるある、だけど撮った写真を喜んでもらえたら全部いい思い出になりましたな。(笑)

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2022年11月 6日 (日)

だんだん教えたくなる。(笑)

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古典落語の演目で「寝床」という噺があります。長屋の大家である旦那がハマっているのが「浄瑠璃(江戸落語では義太夫)」。
それを人前で語りたい、何とか聴かせたくてしょうがない旦那は、酒肴を用意して使用人や長屋の連中を誘うのですが、あまりにも下手くそで有名なので、皆もっともらしい理由をつけて、逃げてしまって寄り付かないという。
それに対し旦那は使用人には暇を出す、長屋の連中には家を空けて出ていってくれと、すっかりスネてしまうのですな。仕方なく皆さん渋々集まってきて浄瑠璃を聴くのですが…というのがあらすじ、オチは書きませんよ、面白いので聴いてみてください。(笑)
で、お稽古事や習い事、趣味で始めたアレコレって、この落語の旦那に似ている部分がありますな。ちょっとでも上手くなると見せたい、自慢したいが出て来るわけで。自分が新しい技などを覚えて出来るようになったり上手く行ったことって、それを人にも教えたい、皆に広めたいなんて気持ちになるのも一緒。
以前なら写真雑誌の月例コンテストなどが見せたい、自慢したい場所だったのでしょうけど、今時はネットでの発信が一番でしょうね、写真とカメラ関連のブログや動画にも、そういうのがいっぱい見つかります。始めてみたら面白くなってしまって、これを語りたい、私が教えてあげたい気持ちがウズウズして、我慢できなくなって発信するのでしょうなぁ。(笑)
よく見かけるのは写真やカメラの基礎知識などの初心者向け(笑)って、笑っちゃいけませんけどね、なんだか得意になって発信してるのが多くてつい笑いが。カメラの選び方とかその仕組み、撮影モードの解説だったり、初心者におすすめの〇〇なんてのね。
撮り方や構図、露出などの具体的な解説系も多いですなぁ。きっとメーカーサイトの解説ページあたりを参考と言いますか、ベースや裏付けにしてるのだと思いますけど、自分がよく理解していないところは、すっ飛ばしてたり思いっきり省略してますな、こんなので役に立つのかなぁ。(笑)
役に立つかどうかで言えば特定のジャンルに的を絞っているものもありますな。ブツ撮りやスナップ写真、ポートレイトの撮り方なんてやつ。プロカメラマンのは役に立つと思いますけどね、たまたま上手く撮れたレベルの方のはどうなんでしょう。(笑)
そうそう最近はポートレート写真を「ポトレ」なんて略して言うそうですな。昔のポートレイト写真とは随分定義が変わってきたように思います。スナップ写真と言った方がいいものまでポートレイトの範疇になってますからね。ま、ネットに載せる場合、顔出しがNGなのでしょう、だけど後ろ姿や、広い景色に豆粒ぐらいの大きさで写ってるなんてのはポートレイトじゃないですよ。(笑)
話しが脱線しました、自慢や教えたいって話でしたな。ま、そんな気持ちになるのは健全に深みにハマって行っている証拠だと思いますね。写真やカメラって語ろうと思えばいくらでもネタが転がっている世界ですから、落語に出てくる旦那みたいな人はまだまだ増えそうですな。(笑)

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2022年10月25日 (火)

ジャンクカメラも少なくなったけど。

フィルムカメラがまだまだ元気だった頃、中古カメラ屋さんに並ぶ程度や状態の良いクラシック&オールドカメラはまだ値打ちがありましたから、なかなか買えませんでしたな。なのでジャンクカメラを探すのが楽しみでした。あの頃はジャンクと言いながらきちんと清掃するだけで使えるものも多かったですからね。
デパートで中古カメラ市が開催された時は、ジャンクワゴンセールに走って駆けつけたりしてましたなぁ。まとめてたくさんのジャンクカメラが手に入りましたから争奪戦でしたよ。もちろんジャンク以外のちゃんとしたカメラも時々買いましたよ。(笑)

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今はジャンクどころかフィルムカメラ自体がどんどんお隠れになって、中古カメラ屋さんもデジタルカメラと、お金になるライカ様ばかりで楽しくなくなりましたな。
ただそういうお店から無くなったとは言え、大衆向けカメラのジャンクはリサイクル系のショップで格安で見つかったりします。ネットで検索をしてみるとハードオフなどで見つけてきているのが多いですな。オジサンもバスで行けるところにハードオフがあるので、お出かけついでに掘り出し物探しをしますよ。
ただそのお店はあまりカメラ関係は多くないので「やったぜラッキー」なものとは出会えたことが無いのですけどね。そう思うと東京は人口も店も多いですから掘り出し物も多いようで、地方にいると羨ましいですな。(笑)
ま、ハードオフでジャンクカメラを探すにしても、直して使うにはフィルム代が高くなりましたから、ボディーがダメになったカメラからレンズを取り出して、ミラーレス用に改造、レンズだけデジタルで延命してもらう形の改造になるかと。大衆向けカメラでもレンズが素晴らしいカメラってたくさんありましたからね。
なのでネットで修理やレンズの改造をしている動画やブログを見ていると触発されるものがありますな。同じように動画を撮って、オジサンもYouTuberの仲間入りしようって意味では無いですよ、工作魂の方ね。(笑)
だけどこの手の動画って見てると危なっかしいどころか、思わず画面に向かって「やめなさい」って言いたくなるような、カメラ修理でやってはいけないことを平気でやってるのもありますな。
「ネジが固着して動きません」っていきなりCRC556をプシュ~なんてのや、モルトプレーン(遮光スポンジ)の貼替えで劣化したモルトをマイナスドライバーでガリガリ擦り落として塗装はハゲハゲ、地金も傷だらけにしてたり、ネジ山なめて潰してたり、カニ目レンチで傷だらけなどなど、書き出すとキリがないですよ。
さらになんでも接着剤やグルーガンでくっつけて修理や改造してしまう処置方法もどうかと思いますねぇ。で、上手くいったぜってドヤ顔してたりするわけで。チャレンジ精神は買いますけど「良い子の皆さんは真似しないでください」ってテロップ入れて欲しいですな。
できることなら古いカメラのために、最低限の修理分解作法をプロの修理人の方が動画にして後世に残してくれればって思います。(笑)

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2022年10月13日 (木)

写真&カメラの作法って十人十色。

写真の撮り方やカメラの扱いについて、押し付けがましく指南してくる人が昔は多かったような気がします。
いずれも若い頃の話ですが、街中で三脚立てて撮ってたら話しかけてきたお年寄り、使ってたキヤノンのカメラを、そんなオモチャじゃ写真は撮れないからニコンにしなさいだって。(笑)写真展をやった時「習作まがいの写真を撮ってる君が心配だ」って説教して帰っていったおっさん、ホント大きなお世話でした。(笑)
今時はそういうお節介な写真&カメラ愛好家はもう居ないでしょうけど「こうあらねばならない」ってのを自信を持って押し付けてくるのは迷惑以外のナニモノでもありませんな。とはいえオジサンも知らず知らずの内に押し付けているかもしれません、ややこしいジジイにならないように気を付けなければ。(笑)
ま、オジサンが写真&カメラに関して長年やってること、習慣になってることって何かなと考えてみるとそれなりにありそうですよ。まずレンズに保護フィルターを全く付けません、昔ある写真家が保護フィルターとはいえ、余計なガラス越しに撮ってることになるって言ってたのを見て「その通〜り」って思ってからフィルター無し、それで傷がいったりしたことは一度もありませんよ。
その代わりレンズフードはしっかり装着、有害光線のカットだけじゃなくレンズ保護にもなりますからね。連結して延長できるメタルフードや、折り畳めるラバーフードは、専用フードがまず見つからないクラシックレンズのお供として手放せませんな。そもそも機材を過保護に扱うのが嫌いなので専用ケースなども使いませんし、カメラバッグのクッション材も最小限にして使ってました。(笑)
フィルムはリバーサルがメインだったので、仕上がりをチェックしてOKカットをマウント、それ以外は潔く捨ててました。
失敗カットもちゃんと置いておくべきって意見の友人と論争になりましたけど、失敗したダメカットを置いていても見ないし、そんなのは振り返りにも勉強にもならないって考え方なのですな、同じシャッターチャンスなんて無いですから、その現場でちゃんと撮れなかったのはそこで終わりってこと、これはデジタルになっても同じです。(笑)
デジタルになって一番の利点はその場で確認できることですけど、それもやりませんな、いちいち背面液晶モニター見ない。撮るたびに確認してたらリズムが狂います。ミラーレスを使うようになって、ファインダーに露出やホワイトバランスを反映した表示ができるようになってますから撮る瞬間に確認、撮ったら見ないで次の撮影ってテンポで撮り歩いてます。
で、その時に目を引いた景色や、感動したものが希望通り撮れたらもうそれで本日終了、いつもの立飲みで祝杯って流れ。ただ納得するまでその場で撮ってます。構図違いで同じものばかりいっぱい写ってることも多いですな。
何しろシャッターチャンスは一度きり、目の前のシーンは今しか撮れないし、それに感動したのなら徹底的に納得するまで撮るべきかと、そこで燃え尽きたらいい写真日和だったと思えますからね。で、後の一杯が旨いのよ。(笑)

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2022年10月 8日 (土)

どれだけ撮っても上手にならない。(笑)

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カメラと写真は大好きですから長年続いておりますし、普通の人よりはカメラを持ち歩く頻度も高く、カメラで撮ることがほぼ100%なのですけど、撮る量と撮るもののバラエティーさを見てみると、スマホを持ち歩いている人の方が、圧倒的に色々なものをたくさん撮っているでしょうな。
何しろいつでもどこでも、お手軽簡単に、思った以上のきれいな写真が撮れるのですから、スマホで撮るのが今時の日常、カメラで撮るのは特別なことになっています。(笑)
街中でも買ったものを片手に持って、お店をバックにスマホで撮ってたり、飲食店では食べる前にスマホで撮るのが儀式みたいになってる方が必ずいますしね。イベントではスマホを持った観衆の手がニョキニョキ立ってますな。(笑)
これカメラだったら撮らないと思います、スマホだから気兼ねなく撮れるわけで。本来はカメラの役目だったはずですけどねぇ。カメラメーカーの考える手軽なカメラと、写真が撮りたいだけの人の望んでいたカメラとのギャップがカメラとスマホの勢力地図に現れてます。世界中で撮られている写真を調べるとスマホ写真が1位だそうで、いまさら聞かされなくても世の中見れば分かりますよ。(笑)
オジサンはスマホは持ってませんし、それと似たipod touchやipadで撮ることもありません、カメラが持ち込めないなどの緊急事態の場合は仕方ないですけどね、なので入院中はカメラ触れなくてストレスでしたな。(笑)
カメラとは長年のお付き合いなので、写真はカメラで撮る、もしくは撮りたいというのがオジサンにとっては日常、出かける時はカメラを持って出ることが当たり前ですし、撮るのならイイ写真を撮りたいって思いはいつもありますよ。ところがどれだけ撮っても写真って上手になりませんなぁ。最近つくづくそう思います。(笑)
撮ってきた写真を見ても、納得いかないのを除けていくと大して残りませんからね、ヒット率は低いかと。長くやってるからそれなりの数は残りましたけど、若い頃の写真を見返すと下手くそすぎて笑ってしまいますな、今も上手なわけじゃないですけどね。
写真ってある程度の物量を撮らないと見えてこないところと言いますか、分からない部分ってあると思います。たくさん撮るというのは写真を理解する方法として、昔から言われてきたことですけど、たしかにそうだと思いますね。
納得の1枚はどれだけの写真を撮ってのこの1枚だったのかってこと。10枚撮った中の1枚と1000枚撮った中の1枚では意味も質も違いますから。そう思うと残したい写真のヒット率が低いのは、まだまだ撮れってことなのかと思っています。(笑)

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2022年10月 6日 (木)

動画はやっぱり興味が無いなぁ。(笑)

新しいカメラが発表になると、専門サイトで前機種や他社の機種とのスペック比較なんて記事が上がりますな。見ててスチル写真に関するスペックは頭に入ってくるのですけど、動画に関するものは知識が無いので全然入ってこなくて分かりません。(笑)
そもそも興味が無いから知識も無いわけで、動画も撮れるようになった方がいいのかなって、プロの動画クリエーターが優しく解説してくれているのを見たりはしたのですけどねぇ、覚えているのはその時だけ、すぐ忘れちゃうという。
デジタルカメラでちゃんとした動画を撮ったのは一体いつだったかと記憶をたどると、大学生の甥っ子がまだ幼稚園の時の誕生日の動画が出てきました、じいじとばあばに囲まれてごちそう食べてるやつねって何年前やねん。(笑)まともなのは唯一それだけでしたな。
富士フィルムさんのミラーレス機に乗り換えたときに、試しに公園の桜を撮った記憶はあるのですけど、動画が残ってないところを見ると、つまらなかったので消したのでしょうなぁ。(笑)
動画は動画でももっと古い8mmフィルムが実家から出てきました。子供の頃父親が撮ってくれたやつ。父親は写真より8mmムービーが好きだったみたい、だけど8mmカメラと映写機が見当たりませんな、どこかにあると思うのですけど。

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動画を見るのは好きなのに、じゃあ撮ってみようかって気持ちにならないのはなぜでしょうね。やっぱり1枚の写真に魅力を感じるし、好きだからってところもあるかと。いいシーンに出くわして、写真は撮っておきたいって気持ちにはなるというか、とっさにカメラを構えるのに、それを動画でも撮っておこうって気持ちが全然わかないという。
根本的に興味が無いと言いますか、面白さを感じないからやらないのでしょうな。動画ってどこにピントを合わせたらいいのかよく分かりませんし、全体の構成が頭の中に出来てないと、カメラもうまく動かせないでしょうしってそんなレベルの知識しかないのでビビってるだけかもしれませんな。(笑)
プロカメラマンの動画配信やブログを見ていると、最近は写真だけじゃなく動画も撮れなきゃダメなようで、それに適した機材のレビューなどがよく上がってます。カメラだけでなく、LED定常光ライトや、ジンバル、三脚などスチル写真とは違う機材が必要になってきますからね。
仕事で引き受ける以上中途半端なことは出来ませんから、カメラマンのセンスだけでなく知識も必要でしょうし、道具にもお金がかかるでしょうから大変ですなぁ。4Kや8Kなんてのを撮るにはメモリーカードもそれ対応じゃないとダメだそうですな。JPG写真しか撮らないオジサンは完全に蚊帳の外。(笑)
そうそう、コマ送り動画みたいなピコピコ動くのがありますよね、一定間隔で撮影された静止画をつなぎ合わせた「タイムラプス」とかいうやつ、オジサン今までずっとタイム「プラス」だと思いこんでました。時間(time)の経過(lapse)だからタイム「ラプス」なのね。この記事を書くのに調べてて分かりましたよ。(笑)
ホントこの程度の知識ですから動画はやめといた方がいいみたいですなぁ。

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2022年10月 2日 (日)

右肩下がりの写真。

右肩下がりだからと言って、会社で言うところの業績悪化のように、写真が撮れなくなってきたというのではありません。撮った写真がやや傾いているのですな。
つまりカメラの構え方が悪くて、右肩が下がった状態で撮ってるから傾いた写真が増えてしまっているわけで。それをファインダーを見てても、目が悪くて気が付かないから量産してしまうという結果。
もうね上半身の筋力が無くなってるわ、老眼で目も見えてないわで、想像以上にヨボヨボなのをさらけ出し中。足のリハビリとトレーニングはやっているのですけど、腕は何もやってませんからねぇ、劣化がススム君。(笑)

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X-T30とX-S10ですよ、こんな小型軽量カメラにコンパクトで軽い単焦点レンズを付けて撮っててこのザマですからね、情けないですけど意識して、注意しながら撮るしか無いですから、只今撮影フォーム修正強化期間中。(笑)
フィルム時代に使っていた一眼レフは買ったままだとマイクロスプリットイメージのスクリーンが付いてました。ファインダーを覗くと真ん中にピント合わせ用の2重の丸が見えているやつ。目も良かったしそういうのが邪魔だったので、全面マットのスクリーンに付け替えていたのですな。
とにかく構図を決めるのに目障りなものは極力排除、さらに24mmの広角レンズがメインだったのですごくワイドで遠近感があります。なのでカメラの構え方が少しでも傾くと見れたもんじゃない写真になってしまうわけで。
そんなカメラの扱いが訓練と言いますか、自然とカメラをきちんと構えるように鍛えられたので水平にきちんと構えるのには自信がありました。ところがその辺りが崩れだしたわけで、自分ではちゃんと構えているつもりなのですけどねぇ。(笑)
ミラーレス一眼を使いだして、ファインダー内に表示させられる情報がすごく増えました、その辺り必要なものとそうでないものをカスタマイズできるのも電子ファインダーの利点だと思います。
で、電子水準器の表示をONにしていたのですな。建物を真正面から撮る際などには実に便利に使っていたわけで。常時ONにしていたのですけど、これを一度やめてみたらどうかって設定をOFFにして撮り歩いてみました。ついでに無くても困らない表示も一掃してスッキリしたファインダーにしてみたのですけど、なんだかこの方がカメラの構え方がまともになったという。(笑)
電子水準器をONにしてるとそれに頼ると言いますか、ついつい見ながら構えてしまうようになっていたわけで、無ければ景色をちゃんと見て構えるので失敗率が減ったという結果に笑ってしまいましたな。
この電子水準器、意外と微妙な傾きでも水平の表示になります。つまり結構雑な仕様だという。ブツ撮りの際、ファインダーの電子水準器の表示は水平になってるのに、アクリルブロックに液体の入ったアナログの水準器を当ててみると傾いてましたからね。
思わぬところで解決してしまった右肩下がりの写真、これでスッキリ右肩上がりになりましたよ。(笑)

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2022年9月25日 (日)

2013年はまだRAWでしたわ。(笑)

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富士フィルムさんのミラーレス一眼を使いだしたのが2018年の春、フィルムシミュレーションの発色の良さに感動して、どんどんのめり込みました。
それまではメインはキヤノンさんのカメラばかりと言いますか、ほぼ一筋って感じで使っていたのですけど、どんどん富士フィルムさんのレンズやカメラ購入に手放して行って、あっという間にEOS関連のデジタル一眼レフやレンズは無くなりましたな。EOSより昔のFDマウント時代の古い一眼レフとそのレンズは残しましたけどね、レンズはマウントアダプターで使えますから。(笑)
だけど長年お世話になったキヤノンさんとお別れするとは思ってませんでしたな。富士フィルムさんのカメラと出会わなかったら、今でもキヤノンを使っていたでしょうね。
ま、それだけフィルムシミュレーションが衝撃的と言うか感動的だったわけで、JPG撮って出しの完成度が高く、すごくフィルム感があってRAWで撮らなくなったのもこの頃からです。
過去に書いた記事を調べてみると、RAWで撮るべきかJPGなのかって話題を何度か取り上げてますな。一番古いのが2013年4月 9日 の「RAWかJPGか」って記事、今と全く真逆な考え方だったのが、読み返してみて大爆笑してしまいました。人の心とテクノロジーの進歩は移り変わりますからね。(笑)
この記事を読んでて思い出しましたけど、2003年にデジタル一眼レフのEOS10Dを使いだしてから、ずっと不満だったのが空の色と緑の色合いがくすんだように写るところでした。
リバーサルフィルムの発色とは雲泥の差で、他社のカメラも似たような感じだったので、デジタルとはこういうものかって思いと諦めがありましたな。で、それを何とかするのにRAWで撮って、カメラ付属のソフトで現像処理って流れになったのは自然な成り行きかと。(笑)
その後AdobeからLightroomというソフトが発売になってこれを使い出して撮ってからの作業の流れが完成しました。あの頃は必ずRAWで撮るのがデフォルトでしたけど、その流れをガラガラと崩壊させたのが富士フィルムさんのデジタルカメラだったわけで。
プロアマ問わず色が美しいって声や、ネットで見かける作例で気になっていたのですけど、いざ使ってみたらその通り、こんなに色合いが違うのかって思いましたからね、リバーサルフィルムの雰囲気がデジタルで再現できてるって感動、これならもう十分ってことでRAWで撮らなくなりましたな。リバーサルの感じに近づけるために後から現像処理をするのがバカバカしくなってきましてねぇ。(笑)
読み返してみたあの記事の最後に「RAWからJPGに書き出せるが、その逆は出来ないのでね。」って書いてますけど、今見るとなんだか負け惜しみっぽい書き方に見えますなぁ。(笑)

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2022年9月24日 (土)

身の丈に合ったカメラは、道具から相棒になる。2

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写真に興味を持って、カメラを手にしてもそれが続かない方っていますな。写真に興味が無くなったら当然カメラなんて持たないでしょうし、今どきならスマホで済みますからそっちに流れると思います。なのでカメラで写真を撮らなくなる原因は様々だと思いますけど、身の丈に合ったカメラと出逢えてなかったのもあるかと。
オジサンはカメラを手にして約45年ほどになりますが、思い返せばこんなに長く写真が続いた、続けられたのは身の丈に合ったカメラのおかげってところもあったなぁと。(笑)若い時にお金が無かったのも幸いしましたよ、高いカメラなんて買えませんから、自ずと身の丈に合ったカメラしか選べない。
で、社会人になって最初のボーナスつぎ込んで買ったのがキヤノンA-1。これしかないので使い倒してボロボロ、その数年後にキヤノンT90。使いやすくコスパ最高で一番良く使ったカメラでした。
当時のフラッグシップ機キヤノンNewF-1には憧れましたけど、身の丈に合ってるかというと、背伸びし過ぎのカメラでしたからね、フラッグシップ機なんてまだまだって感じでしたからT90が身の丈に合ってました、結局A-1を処分して買い増し、2台持ちで使ってたなぁ。(笑)
その後オートフォーカス一眼レフの時代になり、オジサンも写真とのお付き合いがそこそこ長くなってきて、初めて買ったフラッグシップ機がEOS-1N、A-1から15年経ってやっとフラッグシップ機ですよ。
使いだしてフラッグシップ機の耐久性や信頼感というものがよく分かりましたな。なのでT90を1台処分してもう1台買い増ししてデジタルの時代になるまで長く使いました。
フィルム時代の一眼レフはデジタルに比べて製品寿命も長かったですから気に入ったのは2台体制で使ってましたけど、2台同じカメラを持つのはそれだけの量を撮るようになったのと、違う機種を持つと使い勝手や使い方が変わるのが嫌だったからなのですな。当時若造だったオジサンは純粋に写真を撮るのに集中したかったのだと思います。(笑)
現在T90は1台動態保存してますけど、この先使うことはあるかどうか分かりません。
だけどT90にせよEOS-1Nにせよ道具を通り超えて相棒でしたから今でも手が感触を覚えてますよ。シャッターのフィーリングや電子ダイヤルのカチカチ感、グリップの握り具合やファインダーの見え具合なんかね。リアルに思い出せますな、それだけ使ってきたから思い出せるのだと思います。
オジサンがカメラは構えた時や持った時のしっくり感を重視して選んでって過去記事で何度か書いてるのは、水準以上の性能が当たり前が揃う国産カメラのスペック競争などに振り回されずに、このカメラなら楽しく写真が撮れそうってお相手を選んでほしいから。
道具じゃなくて相棒にふさわしそうなカメラってことですな。いくら高性能でも大きくて重かったり、デザインや持った感じが好きになれないカメラとはいい関係を築けませんからね。(笑)

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2022年9月17日 (土)

撮るか撮らないかの、選択しながら歩いてる。

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カメラを持っての街歩きって観察と発見の繰り返しですけど、同時にそれを撮るか撮らないかの選択の連続でもありますな。
フィルムの時はその辺りがシビアでした「36枚撮り」なんて箱に表記してあって、撮れる枚数がフィルムの制約を受けましたからね。ガッツリ撮る時はそれだけの数のフィルムを持ち歩かなくてはなりませんでした。
例えば6×6の正方形フォーマットの中判カメラだと120フィルムでたった12枚しか撮れません。なのでしっかり被写体を観察し、撮るか撮らないかを吟味して決めなくては、フィルムがいくらあっても足りなくなりますから、一枚一枚じっくり丁寧に撮ってましたな、そんなのが中判カメラを使う醍醐味でした。(笑)
時代がデジタルカメラになってからは、切手ほどの大きさのメモリーカードにバカみたいに、たくさん撮れるようになりました。
物理的に一回こっきりのフィルムと、中身を消して何度でも使えるメモリーカードとでは、まるっきり性質が違いますけど、撮る時の観察と発見や、撮る撮らないの選択は同じ作法ですから変わりはありませんでしたな。
ただ迷ったら押さえておくと言いますか、とりあえず撮っておくのが当たり前って流れに変わってしまいました。その場で確認できることも大きかったと思います。
仕事で撮ってた時も、すぐ確認してもらえることが仇になって、次から次から要望が、結局山ほど撮らされたことがありましたよ。数が多いと後の画像処理が大変なんですからね。(笑)
ま、そんなデジタルの時代、おかげで撮る量とバリエーションは増えましたけど、決め手に乏しいダメ写真も増えましたな。何を思って撮ったのか後で自問自答しても、よく分からないで撮ってたとしか言えない写真が、メモリーカードの肥やしになってたりしました。
そんな膨大な量からOKカットだけ選択していくと大して残りませんな。結局撮る時にじっくり考えて撮った方がOK率は高いですよホント。(笑)フィルムで撮ってた時と同じで、デジタルでたくさん撮れるようになろうが、撮る人間の頭の中が変わってないのですからね。
フィルムの時なら撮らない選択をしたであろう景色を、デジタルになってからはとりあえず撮って、捨てるか残すかの判断が後から出来るようになっただけで本質は変わりません。
迷ったらとりあえずシャッター押しちゃえ病という、デジタルならではの悪い作法に毒されてしまってますな。
なので撮影現場でじっくり吟味していた頃を思い出しながら街歩き。撮るか撮らないかの選択は現場の空気感が教えてくれますよ。(笑)

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