Xenar 38mm F2.8をガッツリ楽しむ。
その昔「ロボット」という名前のカメラがありました。巻き上げはゼンマイ仕掛けでシャッターを切るたびにジャッという音とともにフィルムが送られるのですな。
戦時中は爆撃機などに搭載され戦果の記録に使われたそうで、35mmフィルムで24×24mm判の正方形写真が撮れます、戦後はフルサイズ(36×24mm)の撮れるモデルも発売していたそう。バリエーションと言いますか派生モデルも含めて種類が多く、それをまとめた書籍も海外で出版されてました。
このカメラ、独自のスクリューマウントで交換レンズも色々出ていて、随分前ですが大阪の某中古カメラ屋さんでコレクターが手放したらしい大量のレンズとボディーを見かけたことがあります。大金持ちだったら即購入してましたなって書いてる時点で買えなかったの丸分かりですけどね。(笑)
オジサンが持ってる「ROBOT STAR1(1952年)」は正方形の写真にハマっていた頃に某中古カメラ屋さんで見つけたもので、付いてたレンズはSchneider-Kreuznach Xenar 38mm F2.8(シュナイダー・クロイツナッハ・クセナー)って長〜い名前。(笑)
シルバー鏡胴の小さなレンズですが、すっかり気に入ってしまってその頃コレばかりで撮ってましたよ。
フジフィルムさんのミラーレスを使い出した頃、ロボット用マウントアダプターが発売されているのを発見して即購入。フィルムシミュレーション「クラシッククローム」で撮ると実にいい色合いと言いますか、渋い感じに撮れるのでさらに気に入りましたな。(笑)
で、EOS R8を使い出してからフルサイズでガッツリ撮ってみたくてマウントアダプターを揃えました。さっそく撮り歩いてみましたが、小さいので使い勝手は良いとは言えません。ピントリングと絞りリングの感触が分かりずらく間違いやすいのですな。
イメージサークルはフルサイズをカバーしてますが、周辺部分の画質は悪く、像が流れます。周辺減光もしっかり分かりますしねぇ。
さらに開放絞りで撮ってもボケにくく、ボケも美しいとは言えません。
とまあ、これだけボロクソに書くとロクなレンズじゃ無いですやんって思われるかもしれませんが、73年前のレンズですからね。
それを考慮すると十分すぎると思いますし、何より色合いですなオジサンが気に入ってるのは。なんとも言えない渋い重厚な色合いに撮れるのですよ。露出アンダー目で撮るとイイ感じ。(笑)
なのでフルサイズのEOS R8で撮るとレンズのよろしく無い部分がしっかり見えてしまいましたが、本来正方形の写真を撮るカメラに付いていたレンズですから、撮影画像のアスペクト比を1:1の正方形に設定すれば、オリジナルのROBOT STAR1で撮ってるのと同じスタンスになるわけで。
無理にフルサイズにしないのがスマートなのかもしれませんね。(笑)












































































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