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2025年10月

2025年10月30日 (木)

まさかまさかの、マウントアダプター。

EOS R8にオールド&クラシックレンズを付けるためのマウントアダプターを探していた時のことですが、フィルム時代の一眼レフ用交換レンズを付けるものは容易に見つかりました。
たくさんのアダプターを販売している「K&F Concept」のもので、お手頃価格で主要アダプターはほぼ網羅してますな。
それ以外にマニア向けと言いますか、買う人はほとんどいないんじゃ無いかってアダプターも見つかりました。
ひとつはドイツの「ロボット」というカメラの交換レンズ用アダプター、フジフィルムさんのXマウント用はすでに持っているのですが、キヤノンさんのRFマウント用も発売されていたという。

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オジサンの持ってる「ROBOT STAR1」は35mmフィルムで24×24mmの正方形の写真が撮れるカメラで、レンズはXenar(クセナー)38mm F2.8。写りの色合いが気に入っているのでフジXマウントだけでなくEOS R8でも使えるようにしませんとね。(笑)
もうひとつが、まさかこんなブツがあるとは思わなかった「オリンパスPEN F」の交換レンズ用アダプター。
カメラ好きの方ならご存知、オリンパスPEN Fはハーフサイズカメラ唯一無二の一眼レフカメラなので、交換レンズがたくさん発売されてました。

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で、ハーフサイズは35mmフルサイズの半分のサイズですから、その交換レンズをフルサイズのEOS R8に付けたらイメージサークルが足りないのでは?と思ったのですが、ヨドバシ.comでロボット用と一緒に見つけちゃったのですな。(笑)
その前に、いかがわしい系の謎サイトで見つけていて二の足踏んでたのですけど、ヨドバシが取り扱ってるのならちゃんと届くだろうと思ってポチりました、ポイントも付きますしね。(笑)
ただレビューに「無限遠合わない」って出てたのが気になりましたけども、とりあえず買ってみようかと。(笑)
「お取り寄せ」の商品だったのでしばらくしてメールが。「メーカー在庫が欠品していて、具体的な入荷予定日の回答をいただくことができない状況なので、まだしばらく時間がかかりそう」とのこと。
さらに1週間後に再び「まだしばらく時間がかかりそう」ってメールが。ま、急ぐものでは無いのでのんびり待とうかと。(笑)で、それから20日後にご注文商品の出荷のお知らせが。結果ひと月チョイかかりましたが無事に届きましたよ。
さっそくEOS R8に付けてみましたが、ロボット用のはOK。だけどPEN F交換レンズ用のアダプターはレビュー通り無限遠が出ない。(笑)
オーバーインフの反対でアダプターが長すぎるため、レンズのピントリングを∞まで送っても遠景がぼやけたままという症状。ただし5mぐらいまでの近接被写体なら問題なく撮れましたけど、街の写真には無理ですなぁ。(笑)
解決するにはアダプターを削って厚みを薄くするしか方法はないので、やっと届いたアダプターですが、これから分解して工作しますのでレビュー記事は「まだしばらく時間がかかりそう」って言っておきます。(笑)

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2025年10月28日 (火)

リフォーム業者、3社に感じたこと。

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実家をリフォームすることに、早い話、修理・修繕です。不思議なもので、主が居なくなった家は途端に不具合出現、両親亡き後あちこちが急におかしくなってきたわけで。
この場合どこに頼むのが良いのか分からないので、まずはHDCに行きました。JR神戸駅海側目の前にある「ハウジングデザインセンター(HDC)」って住まいづくりの総合施設、地下1階から9階までショールームなどがいっぱい入ってます。
で、そこの某ショールームで見てたところ色々アドバイスしてくれて、さらに見積もりは3社から取るのが良いとのことで、リフォーム会社もいくつか紹介&手配してくれました。「とりあえずHDC見に行くか」ぐらいだったのに、なんだか一気に前進した感じ。(笑)
さっそく翌日以降リフォーム会社から次々連絡があって来てもらいました。3社ともこちらの要望は全く同じ内容で伝えたのですが、各社重視しているところが随分違ってて、それによって提案や見積もり内容が変わりましたな。(笑)
基本的にどの会社も丁寧な対応でしたし、こちらも初めてでしたから色々勉強になりました。
で、最初に来たA社は隅々まで採寸して図面を作ってくれたのは良かったけど見積もりが一番遅くて。他社はすでに出してきてるのに予定日までに持ってこず、来週になりそうなんてメールが来たので、待てないって急がせましたけど最初に言った約束は守ってほしいですな。(笑)
2番手のB社は話した時の印象は良く信頼できそうな感じでしたけど、後日見積もりを見せてもらった時、こちらの要望したところが抜けていたり間違ってたりしていたので一気にトーンダウンといいますか不信感。
ここに依頼してリフォーム完成後に頼んだ通りに出来て無かったらって思いましたよ。一番安かったのはここでしたけどもねぇ。(笑)
最後に来たC社は話しぶりは丁寧だけど大雑把と言いますか、採寸もざっくりで話をしてもメモを取るわけでもなく帰ったので、ちゃんと要望が伝わってるのかなぁって???な印象。なのでここは無いなと思ったのですけどねぇ、一番最初に見積もりを持って来たのがココ。
しかもこちらの要望や言ったことは全部反映どころかそれ以上の内容だったので、メモも取らずアンタどんな記憶力なのって思いましたよ。(笑)見積書は他社より10日も早く持ってきたのに、内容は実にしっかりしたものでした。
結局値段は安かったですが、それ以外に疑問の残ったB社と、見積もりが遅くて値段も魅力的じゃなかったA社は断りました。その際の断りメール文例も「リフォーム見積もり 断り」で検索するといっぱい出てきましたよ、便利な時代ですなぁ。(笑)
そもそもリフォームの見積もりって3社に出してもらった場合、受注できる確率は1/3ですから、手間かけてくれたのに断った2社には気の毒だなって思ったのですけど、リフォーム業者って断られるのは慣れてるそうで気にする必要は無いそう。
HDCのリフォームアドバイザーも、断りにくい場合は代わりに断っておきますねって言ってましたし、そういうもんかと。
そう思えば街中でたくさん見かけるリフォーム業者ってそういう中でしのぎを削っているのですな。知らない世界を見られて勉強になりましたよ。(笑)

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2025年10月26日 (日)

レンズの明るさに思うことアレコレ。

数年前ですが、中華マニュアルフォーカスレンズで50mm標準レンズのF0.95が出た時、国産メーカーなら絶対実現できないようなお手頃価格に驚くと同時に、ちょっとだけ欲しくなってしまいました。(笑)
だけどF0.95を面白がって使うのは最初だけだろうなと、なのですぐに飽きるでしょうから手を出しませんでしたけども。
そもそもオジサンの撮る街の写真の場合、レンズの明るさが必要になる場面がほとんど無いのですな。暗い場所や夜の撮影では有利だろうって考え方は、デジタルになって超高感度撮影が常用と言いますか、当たり前になってる今時の撮影作法の前では、もはや前世紀の遺物でしかありませんからね。
ボケ感を活かした表現に必要だからという理由でF0.95の明るいレンズを使うのならまだ分かりますが、自分がボケそうなオジサンにはレンズにまでボケてもらうなんていらないなぁ。(笑)
思えば明るいレンズがもてはやされるようになったのは、表現に必要なこと以外ではファインダーの見え方に影響があったからではないかと思います。
フィルム時代の一眼レフは光学ファインダーだったので、今時のミラーレス機のEVFのようにファインダー表示も電気仕掛けで、露出を反映した表示など見え方も選べたり明るさをコントロールできませんでした。
つまりレンズを通った景色がミラーとペンタプリズムを通って見える仕組みでしたから、開放F値の暗いレンズを付けると当然ファインダーも暗くなりピント合わせに苦労したのですな。
各社フラッグシップ機はファインダースクリーンを明るいものに交換できるようになっているのが多く、さらに「インテンスクリーン」ってアメリカの写真用品メーカーの明るく見えると評判の製品などもありました。
だけどスクリーン交換のできない下位機種は蚊帳の外。オジサンも若造の頃でしたから目も良く、ファインダーの暗さなんて若さでカバーしてましたけどね、今はもう無理。(笑)
そうそうハーフサイズカメラにハマっていた頃ですが、唯一無二のハーフサイズ一眼レフ「オリンパス PEN FT」を使っていて、ファインダーのあまりの暗さに閉口。昼間の屋外ならまだ何とかなりましたが、夕方から夜になると38mm F1.8の明るい標準レンズでもよく見えない。

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ほぼ真っ暗なファインダーは役に立たず、レンズの被写界深度目盛が頼りの目測撮影って、一眼レフ使ってる感じじゃなかったですな。コレ老眼オジサンの使うカメラじゃないなと思いましたよ。(笑)
PEN FTを明るいファインダースクリーンに交換してくれる修理屋さんもありましたが、そこまでしてまでって気持ちでした。
ところがフジフィルムさんのミラーレス機を使い出して、マウントアダプターでこの交換レンズたちを使ってみたら実に快適、夜景撮影もサクサク撮れましたよ。
明るいファインダーと拡大表示でピント合わせも楽勝、オリジナルのPEN FTボディーに付けたよりも、使い勝手が300%ぐらい向上しましたな。(笑)

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2025年10月25日 (土)

キヤノン New FD50mmF1.8をガッツリ楽しむ。

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フルサイズボディーにマウントアダプターで、往年の一眼レフカメラ用交換レンズをガッツリ楽しむシリーズ第2弾は「キヤノン New FD50mmF1.8」。
キヤノンカメラミュージアムってサイトで調べたところ1979年発売で、発売時価格は22,000円と出てました。
あの頃New FDシリーズの50mm標準レンズは解放F値違いでF1.2、F1.2L、F1.4、F1.8、F2、F3.5マクロと6本もあったのですな。
最高峰のF1.2Lは90,000円と出てました。当時のオジサンにはとても手が出ない高嶺の花でしたし、腕前を考えるとカタログで見てるだけが分相応でしたよ。(笑)

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で、なんとか買えたのがF1.8のこのレンズ。ひとつ上のF1.4は1万円高かったわけですが、それは無理でした。(笑)
ま、今思えば頑張ってF1.4にしておけば良かったかなと。絞り羽根の枚数がF1.8は5枚、F1.4は8枚でしたから、ボケを活かした撮影にはF1.4が圧倒的に有利できれいだったと思いますのでね。
その頃は24mmの広角レンズばかりで撮っていたので、50mm標準レンズはそれほど使用頻度が高くなくて、安月給なお財布事情もあってF1.8を選んだのだと思います。

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標準レンズとしては平凡といいますか、特筆すべきところはありませんが、その分コンパクトですし、オジサンの街の写真には十分なレンズ。
中古カメラ屋さんでもあまり見かけなく、あっても悲しくなるような値段で並んでましたから、当時もそんなに売れてなかったのかもしれません。とはいえ今、F1.4やF1.2を買うつもりはありませんから、このレンズで楽しみますよ。(笑)

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解放F1.8では画面周辺に減光が見られ、白いものや光るものの輪郭がソフトフォーカスのようになって、なんとなく全体にスッキリしないボンヤリ感のある描写ですが、F2やF2.8に絞るとグッと良くなりますな。

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街歩きしながら撮るオジサンは、その辺りの絞りを使うのは路地裏だったり、ビルの影になった薄暗い場所なので、画面周辺の減光はかえって雰囲気のある写りになって悪いとは思いません。むしろイイ味わいだなと。(笑)

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ま、たいていのレンズがそうですが、F5.6からF11ぐらいが一番イイ描写になりますから、このレンズもその例に漏れず、絞り込んで使うと良い写りをしますな。オジサンが一番よく使うF8では最高画質でしたよ。
コンパクトな分機動力がアップしますし、解放F値が1.8だからといって低い評価をしてはいけません。ま、オジサンが自腹で買ったレンズですから悪く言うつもりはありませんけどね。(笑)
古いレンズですが最新のEOS R8ボディーで使うと、使用頻度が上がりそうな予感、ボディーとレンズで新旧キヤノンのコラボで楽しめますからね。

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2025年10月23日 (木)

フルサイズでフルにレンズを味わう楽しさって。

レンズの性能と言いますか、隅々まで描写を楽しみたいという思いで買ってしまったEOS R8。ネットで探して発注したマウントアダプター6種も全て揃いました。
思えばフジフィルムさんのミラーレス一眼デビューした時、マウントアダプターの種類の多さにびっくり、こんなのもあるのかと次々購入して、それまで使われずじまいで温存していたオールド&クラシックレンズを復活、レンズ資産が息を吹き返したわけで。
フィルムの超値上がりで手が出せなくなって、フィルム時代の一眼レフ用レンズはカメラと共に出番が無くなってましたから、フランジバックの短いミラーレスカメラとマウントアダプターの組み合わせはまさに朗報。オールドレンズの救世主と言っても過言ではないと思いましたよ。(笑)

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で、それで十分楽しめたわけですが、フジフィルムさんのXマウントカメラは、センサーサイズがAPS-Cなのでレンズの焦点距離が1.5倍になってしまいますし、そのせいでレンズの中心部分の良い描写しか楽しめません。
言ってみれば性格の良いところだけしか見てないわけですから、そうじゃない部分は知らないままお付き合いしているのと同じことですよ。(笑)
ま、当時の記事にはそれでも十分楽しさは味わえると書いていたのですけどねぇ、やはり欲が出て来まして。
その頃はミラーレスでたくさんのレンズが使えることが楽しかったわけですけど、さらなるステップアップと言いますかマニアの領域に足を突っ込もうかと。(笑)
たくさんのレンズを楽しむのならソニーさんのフルサイズが一番だと思います。何しろマウントアダプターの数が圧倒的に多いですからね。
それに比べると、EOS RFマウント用は少ないのですけども、主要なマウントやオジサンが持ってるレンズを付けられるアダプターは揃ってましたし、使い慣れてるEOSで使いたかったのでEOS R8をチョイス。
まずEOSより前の時代の「キヤノンFD85mmF1.8」レンズで撮ってみた記事を少し前にアップしましたが、手持ちのレンズは順次記事にして行く予定ですのでお楽しみに。(笑)
実際フルサイズで使ってみると、ファインダーの四隅に目が行くようになりますな。
古いレンズですから当然ながら今時のレンズのような、優秀過ぎてケチの付けようがない描写ではありませんが、そこに面白さがあるわけで。フルサイズならその辺りを余すところなく味わえます。
さらに最新のボディーに付けるとフォーカスアシストなどの機能で使い勝手も向上します。老眼でもピントはOK牧場ですから、オールドレンズを持って出るのが楽しくなりますな。
なので純正レンズRF24-105mm F4-7.1 IS STMはお家でお留守番してもらってます。ただいまオールドレンズで名作量産中のつもりでありますよ。(笑)

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2025年10月21日 (火)

復刻されたガム、EVEとDONA。

スーパーで買い物をしていたら、お菓子売り場でなんだか記憶にあるパッケージが目につきました、ロッテのガム「イブ」と「ドナ」。何でココに?と思ったのですが、どうやら今年の8月に復刻されたのだそうで。オジサン懐かしくて思わず買ってしまいましたよ。(笑)
古い話ですが若い頃は飴ちゃんが苦手で、よくガムを噛んでました。
その後フリスクなどの清涼系お菓子や、グミキャンディが幅を利かせだして、ガムはボトル入りのキシリトールガムが人気になりましたな。ミント味が強めのブラックブラックもよく噛んでました。それから…って復刻ガム「イブ」と「ドナ」の話でしたな脱線しました。(笑)
いずれも「香水ガム」なんて呼ばれていて、ガムといえばフルーツ味やミント味が主流だった頃に香水の香りのするガムって異端児感ありまくりでしたな。

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調べたところ「イブ」は1972年から1995年頃まで販売、キンモクセイの香りをベースにローズ、ジャスミンを加えた華やかな香り。「ドナ」は1983年から1987年頃まで販売、ローズの香りをベースにジャスミンなどを加えメントールの清涼感のある味わいと出てました。
そもそも香水ガムって呼び方もすごいですが、パッケージを開けた時の香りも当時のままで強烈でしたよ。
例えるならバスクリンを入れたお風呂のような匂いかと。(笑)おいおい、そりゃ違うやろって意見もあるかと思いますが、オジサンの印象はそんな感じでしたな。記事掲載のブツ撮りをしていた際も、良い香り漂いまくりでしたからね。(笑)
「ドナ」はもうガムをあまり噛まなくなってた頃に発売されたのと、近所のお店であまり見かけなかったので、そんなに印象に残ってないのですけど、「イブ」はオジサンが高校生の時にすごく流行ってみんなクチャクチャしてました。(笑)
コンビニなんて身近に無かったですから、もっぱら通学の際に学校近くの駅の売店で買ってましたな。みんなそこで買うので結構売り切れてたりしましたよ。売店のおばちゃんに「アンタらこんなもんばっかり噛んでんと勉強しいや」って言われてました。(笑)
当時のパッケージは細長い箱入りだったと記憶しているのですけど、復刻版ではそこまで再現されてないのはコストのせいかと。今思えばすごく高級感のあるパッケージでしたけどねぇ。
とにかく香りがすごく独特&強烈なので、噛んでいるとすぐに分かります。
そんなガムでしたからキレイなお姉さんが噛んでるとオシャレだったのでしょうけど、工業高校で男子校、ツッパリ君ばかりのむさ苦しい学校の教室で、みんながクチャクチャやってるのですから、入って来た先生が「なんや、お前ら芳香剤撒いたんか」ってツッコミ入れてましたな。(笑)
ま、スーパーでたまたま目に止まった懐かしのガムに青春が蘇りましたから、ガムを噛みながら、思い出を噛み締めましたって美しくまとめておきましょうか。(笑)

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2025年10月19日 (日)

街撮り写真の極意は、見逃さないことですかね。

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一言で写真と言っても様々なジャンルがあります。特定の被写体を撮り続けるなんてのはそうでしょ、航空機写真、鉄道写真や野鳥をひたすら撮りづづけている方だとかね。

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noteというクリエイターの投稿を楽しむブログに似たメディアプラットフォームサービスがありますが、写真関連を検索するとたくさん出てきますな。スナップ写真でも下町でばかり撮ってる方、自分の住んでる街に特化してたり、何気ない日常の景色がメインだったりと色々。
女性ポートレイト写真も一般のモデルさんだけでなくコスプレイヤーさんばかり撮ってる方やアイドルグループ専門だったりと細分化してますしね。皆さんそんなのを楽しんでるのがよく分かりますよ。

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で、オジサンの場合は、街のあれこれをウロウロしながら撮っているという、誰でも撮れて、いつでも始められる写真のジャンルの中では一番ゆる〜い写真活動。
スナップ写真と呼ぶにはゆるすぎて、スナップ写真に命をかけてる本気な方に怒られちゃいますから徘徊写真と言っときましょうか。(笑)

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何しろ玄関を一歩出たら全て被写体ですからね。野鳥を撮るために森の中に入ったり、飛行機を撮るために空港や飛行場に出かけることもありません。ポートレイトのためにモデルさん調達の必要も無し。とりあえずカメラ片手に外に出れば即スタートできるという楽チンさ。(笑)
そんなハードルゼロの写真なので何を撮ってもOKなわけですけど、実はここに落とし穴が。(笑)

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何でも有りってことは、街の景色をよく見ないでいい加減に撮ってるとロクでもない写真を量産と言いますか、わざわざ歩き回って撮るほどの必要があったの?って思うようなヘタレ写真しか撮れないのですな。
物事は簡単そうに見えるモノほど実は奥が深くて難しいというのは世の常ですが、街歩きの写真ってその最たるものだと思っています。
何年撮り歩いてても正解もベストもありませんからね。手応えは感じても家に帰ってきて見てみると手応えを感じたほどのモノが写ってなかったりするわけで。
お店など建物のたたずまいなんてそうですな、季節によって、時間帯によって、天気による日差しの差し方など色々な要素が絡み合っての景色ですから、その日その時に撮ったものよりも、もっと素晴らしいシチュエーションがあるかもしれませんし。
そう思うと永遠に正解が無いわけで。(笑)結局どれだけいいシーンを見逃さずウロウロできるかが一番大切かと。これこそが街撮り写真の極意なんてエラソーなことを言っておきましょうか。(笑)

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ま、街をウロウロして目にしたものに面白さを感じるから続いているのだろうなと思っていますし、飽きることはないですな。それをカメラで記録&記憶するってスタイルですかね。
なので同じ所を歩き回っても新しい発見がありますからいつもの街をいつものように徘徊しても新鮮ですよ。(笑)

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2025年10月18日 (土)

キヤノン New FD85mmF1.8をガッツリ楽しむ。

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何年振りかで「New FD85mmF1.8」レンズを持ち出して撮ってみました。4本ある手持ちのキヤノンFDレンズは若い頃に使っていて、そのまま温存していたものなのですな。
EOSシリーズの登場でマウントが変わるまでキヤノンさんの一眼レフシステムを支えたレンズだったので、かれこれ45年ほど経ってますがキレイな状態でカビやクモリは一切ありません。

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この85mm、富士フィルムさんのミラーレス一眼を使い出した時、マウントアダプターで復活させて使ってみたのですが、センサーサイズがAPS-Cですからこの85mmは127.5mmになってしまいます。
さすがに長すぎて街歩きの写真には向きませんでしたな、なので、その後登場することが無いまま温存してました。(笑)
EOS R8でフルサイズミラーレスデビューしたおかげで、本来の85mmとして使ってやれるようになりましたよ。それでも街撮りにはちょっと望遠すぎるのですけどもね。(笑)

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85mmレンズはオジサンが若い頃はポートレイトに向くレンズとして、写真雑誌で紹介されることが多かったですな。取り回しのしやすい大きさで使いやすく、明るいレンズが揃ってましたからね。
このレンズも解放F値が1.8ですから、しっかりボケ感を楽しめますが、裏返せば背景との距離の取り方や絞りの選択が難しいレンズと言えるかと。
オジサンの場合ポートレイトに使うことは無く、もっぱら街歩きで部分を切り撮るような使い方でしたから絞り込んだ撮影がほとんどでしたけどね。(笑)
今回は絞りを変えながらのテスト撮影と、開放絞りで撮り歩いてみました。この焦点距離になると被写界深度も浅くてシビアなピント合わせが要求されますが、EOS R8は拡大表示が5倍と10倍あるので問題無しでしたよ。おかげでオールドレンズを存分に楽しめますな。(笑)

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絞りの変化による描写違いは開放絞りではやはり甘さがありますし、画面周辺部の減光も見られましたが絞るにつれて改善。F5.6からF11ぐらいが一番ベストでF16、F22に絞ると回析現象の影響が出てきて輪郭がボケます。

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専用レンズフードは経年劣化でカチッとはまらずスカスカなので、写真用品でお馴染みハクバさんのメタルフードを付けました。連結して長さを調節できるフードなので画角ギリギリの長さにできるのですな。
なので何種類か常備してステップアップリングと併用して色々なレンズで使えるようにしています。今時のレンズに比べオールドレンズは逆光に弱いですから必需品。
若者に人気のある乙仲通りや海岸通り、栄町あたりを撮り歩きましたが、長焦点を活かして部分を切り取るような撮り方でいい感じに撮り歩けましたよ。掲載写真はその時のものから選びました、どうぞ。

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2025年10月16日 (木)

鉄道ファンじゃない人の、撮り鉄写真。(笑)

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鉄道ファンの方には乗るのが好きな「乗り鉄」と呼ばれる方々と、写真に撮るのが好きな「撮り鉄」と呼ばれる方々がいますな。
アンタどっちなのって聞かれたら、オジサンは乗り鉄って答えます。列車で駅弁食べるの大好きですし、車窓の景色を肴にビール飲むのも最高ですからね。

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今まで列車で色々な所へ行きましたが、乗り鉄なので車輌の写真ってそんなに撮ってませんな。ま、長年写真を撮り続けてきましたから、撮ってないと言いながらも調べてみるとそれなりに出てきましたけどね。
ただ鉄道ファンが撮るであろう感じの、鉄道をメインにした作品のような立派なものではなく、オジサンが普段撮っている街の写真の延長上と言いますか、鉄道そのものに惹かれて撮ってる感じの写真は全然ありませんでしたけど。(笑)

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ま、鉄道ファンではありませんが、写真好きですから有名な鉄道写真家は何人か存じています。オジサンが若い頃は鉄道写真家といえば広田尚敬さん一択と言いますか、この人しか知りませんでしたな、鉄道写真界のレジェンド。
この方に影響を受けて鉄道写真を始めた少年は多かったのじゃないかと思いますね。今は中井精也さんですか「1日1鉄!」や「ゆる鉄」など精力的に活動されているので人気があるのでしょうね。

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若い頃よく入り浸っていた写真屋さんの常連だった仲間は、鉄道が好きすぎてJRに就職した奴で、写真の腕前も半端なく、それを買われて撮った写真が広告などに使われてましたな。
装備も半端なく、ランドクルーザーにキヤノンの白レンズがずらり、鉄道写真のために稼ぎを全部つぎ込んでた奴なので、プロも持ってない様なすごいレンズを揃えてましたよ。

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で、聞いたことがあるのですが、天皇皇后両陛下や皇族方を乗せて走る菊の御紋が付いた「お召し列車」という特別な列車があるそうで、運行ダイヤなど一切公開されてないので、鉄道写真ファンにとってお召し列車を撮るのがステータスだったそう。
スーパープレミアムと言いますか超レアで遭遇することがなかったらしいですな。今はどうなっているのか分かりませんが、撮り鉄の鉄道ファンにとっては撮っておきたい「とっておき」ということでしょうかね。(笑)

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一部引退したドクターイエローもレア物列車なのかと、調べてみたらJR西日本はまだ走らせるみたいですけどね。
で、こういう記事を書いたわけですから、掲載写真も鉄道写真にしようかと。「こんなん鉄道写真とちゃうやん」って言われそうなのばかりかもしれませんけど、オジサン流にひねりを効かせて選ばせていただきました。(笑)

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2025年10月14日 (火)

飲んだら行くな。(笑)

酒飲みってのは飲んだ後に余計なことをしてしまう生き物ですから、酒飲みの方はお酒にまつわる失敗談は両手で数えきれないぐらいあるかと。
胸に手を当てて振り返ってみてください、きっと思い出すのも嫌になるぐらい出てくると思いますな。
オジサンも色々やらかしましたよ。一番多いのが乗り過ごし、あと一駅でホームタウンってタイミングで寝てしまって、気が付くと知らない街なんてのはまだ可愛い方。
ど田舎まで行ってしまって慌てて電車を降りると、辺り一面真っ暗な畑で、カエルの大合唱が虚しく響いていたことがありました。(笑)夏場だったのでまだ良かったですけどね、冬に乗り過ごして駅で凍えそうになりながら始発電車を待ったことも。
もう絶対お酒やめようって思いましたな、だけどしばらくしたら忘れてます。ま、そんなアホアホ酒飲みのオジサンが飲んだあとに行ってはいけないところのアレコレを過去の経験から解説しようかと。(笑)
まずラーメン屋、飲んだ後ってなぜラーメン屋が目につくのでしょうね。他のお店の看板は目に入ってこないのに、ラーメン屋だけなぜか光り輝いて見えますな。

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で、しっかり食ってしまってから後悔、勢いで餃子まで注文して夜中に腹パンパン。体に悪いことの集大成ですから、こんなことやってたら健康診断で引っかかるのも当然かと。(笑)
次に行ってはいけないのがコンビニ。飲み歩いて帰ってくるともう駅前からのバスは終わっててありません。タクシー乗り場も行列ですし、高くつくのでせめてもの罪滅ぼしに歩こうかと、ヨタヨタ歩いて帰る道すがらにあるのですな。
飲み物でも買おうかと入ったらイケマセン。お菓子やら新発売のカップ麺やら、いらんもん買ってさらに間違いなくアイスも買ってしまいます。コンビニってどうしてチョコモナカとジャイアントコーンを常備しているのでしょうねぇ。夜中に歩きながら食うアイスは美味いのよ。(笑)
飲んだ後まだどこのお店も空いてる時間帯だったりすると、100均ショップに行ってはいけませんな。
へ〜えこんなのも売ってるのか〜だとか、コレめっちゃ便利そうやんなんてものが溢れかえってますからね。調子こいてレジカゴにじゃんじゃん放り込んでも100円だから安いしなって思っているとエライことに。
金額的には大したことなくてもすごい量だったりします。リュックとお買い物袋パンパンで帰るハメになるという。(笑)
次の日、なんでこんなもの買ったのか分からないもの多数出現してビビりますな。ふりかけが何種類もあったり、積み重ねて保存できるタッパやら、LEDライトやら、黒い綿棒なんてものまで。
酔っぱらって頭がクルクルパーになってますから、お買い物もクルクルパー。なので外で飲んだら絶対に行ってはいけませんよ。(笑)

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2025年10月12日 (日)

撮影能力の衰えを感じるけど。(笑)

人間誰しも生きてりゃ歳も食いますし、歳が行けば体力も持久力も含め、色々なところが若い頃と同じ様にはできなくなります、一番顕著なのが目でしたな。
元々目は良くて老眼進行でメガネが必要になった時、それまでかけたことがなかったのでなかなか慣れませんでしたよ。なんだか鼻の上に余計なものが乗っかってる感じがしましてねぇ。(笑)

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老眼になるとカメラのファインダーを覗いても表示がぼやけて見えないし、そんな状態じゃ当然ピントも合わないわけで。なので視度補正ダイヤルにはガッツリお世話になってます。コレ無かったらカメラ使われへんからね。(笑)
ファインダーがはっきり見えれば、マニュアルフォーカスのオールド&クラシックレンズだろうがピント合わせができますからね。さらに拡大表示機能やフォーカスアシスト機能はホント助かりますな。防湿庫でベンチウォーマーだったオールド&クラシックレンズが息を吹き返しますよ。
拡大表示はその昔二眼レフカメラをよく使っていた頃、ファインダーに組み込まれてるルーペを起こして、拡大してピント合わせをしていたのと同じ仕組みが、電気仕掛けで装備されているわけですからホント便利。(笑)
フォーカスアシスト機能はキヤノン、フジ両カメラともフォーカスピーキングに設定してますが、ピントが合ったところの色が変わるので分かりやすく、絞り値に応じて被写界深度内の部分も色が変わるので、ピント合わせだけでなく絞りを決める際の判断材料になりますね。
ミラーレス機を使うようになって、オールド&クラシックレンズを使うための装備が至れり尽くせりで、写真ライフが延びますよ。(笑)
で、ピント合わせはAFレンズを使っていれば老眼でも問題ありませんが、歳食ってやらかしがちな失敗は「手ぶれ写真」。
その辺りもレンズ内手ぶれ補正と、ボディー内手ぶれ補正で失敗なく撮れるイイ時代でありますが、オジサンはボディー内手ぶれ補正はいらない派。レンズ内手ぶれ補正で十分じゃないかと思っているので、それの無いレンズを使う際は感度を上げて対応しています。
今のカメラは高感度撮影でもノイズがホント少ないですからね。使っているキヤノンとフジのカメラのみならず、他社カメラも同じだと思いますが、ISO感度をオートにした際の設定にシャッタースピードが低速になりそうな時の下限を決められる様になっているのですな。
なのでここを1/125秒などの高速側に設定しておくと、それより遅いシャッター速度になりそうな場面で自動的に感度を上げてくれますから手ブレ回避に役立ちます。
その昔は、EOS 5D MarkIIにデカくて重いLズームレンズを付けた重量装備でも、1/8秒ぐらいの低速シャッターでブレずに撮ってましたけど、もう無理はしませんよ。
年相応と言いますか、身の丈に合った設定と撮り方で細く長く写真ライフを楽しみませんとね。(笑)

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2025年10月11日 (土)

クラシックレンズにEOS R8が馴染み中。

EOS R8と一緒に買ったレンズ「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」を付けて撮ってると、実に軽快&楽ちんに撮り歩けるのですな。
軽量だし、レンズに手ぶれ補正内蔵だし、もちろんオートフォーカスだし、広角から中望遠までをズームでカバーしてくれますしで、サクサク撮り歩くには至れり尽くせりなレンズですからね。
やることといえば、カメラを向けて構図を決め、シャッター押せばいいだけ。それ以外は全部カメラがやってくれます。(笑)言っちゃなんですが、ホント何も考えなくても間違いなく撮れてしまうという、楽すぎて言葉も出ない撮影ですよ。
これが楽しいかどうかは別にして、技術や知識がまるで無くても、カメラ任せで全部OKにしてくれるのが今時の高性能カメラって感じがします。カメラマンやフォトグラファーを名乗る人が増えたのも頷けますよ、高性能カメラのおかげで成り立ってますからね。(笑)
なのでこういう間違いの無い「安心・安全・安定」の撮影スタイルもキープしておきますが、失敗の無いつまらなさと言いますか、シャッター押すだけの味気なさでは撮ってる気がしないわけで。
ま、オジサンとしてはシッカリ撮ってる手応えを感じてた、昔ながらの撮影スタイルをオールド&クラシックレンズで再現&楽しむためにEOS R8を選んだわけですから、せっかくのフルサイズカメラで楽しみ方もフルサイズにしませんと。(笑)
で、さっそくオールドレンズを持ち出して撮っていますが、一緒に持ち出しているRF24-105mm F4-7.1 IS STMは、ほぼベンチウォーマーで使わずじまい。せっかく買った最新レンズの出番が無いという状況になっています。(笑)
最新テクノロジー満載の高性能レンズなのですけど、撮るのを楽しくするテクノロジーはまだ搭載出来てないみたいで、これは他社を含め今時のレンズに実現してもらいたい共通課題かもしれませんな。(笑)
対してオールドレンズはガンガン活躍中。キヤノンFDレンズやトプコンREレンズなど1960~80年代の一眼レフ用レンズですよ。

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特にFDレンズは、オジサンが若かりし頃にガチで使っていたのを温存していたものなので、マウントアダプターでEOS R8に付けると、あの頃が蘇りますな。
体にあの頃の写真作法が染み付いてますから操作もスムーズ、カメラが最新のミラーレス機になったわけですけど、ピントや絞りリングの操作は昔のままですから指先が覚えてる。(笑)
良かったのは拡大表示、5倍と10倍の2つの倍率で拡大できるので、しっかりピント合わせが出来ます、昔はこんなのありませんでしたからホント助かる。(笑)
ま、まずは一番使いたかったレンズが蘇りましたからとりあえず満足。他にマウントアダプターは4つ手配中でその内の2つは届きましたが、あとの2つはマニア向けなブツなので果たして届くかどうかは分かりません。
「2025年09月08日現在、メーカー在庫も欠品しており、具体的な入荷予定日の回答を頂く事が出来ない状況です。」ってメールが来てましたから、もう製造してないかもしれませんし、そもそもカタログに載せててもハナから存在してない可能性もありますからね。(笑)
ま、その場合は自作するしかなさそうですな。

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2025年10月 9日 (木)

街歩きで動物写真。(笑)

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街歩きをしていて動物と出くわすシーンて、犬の散歩が圧倒的に1番かと。
時々犬を抱っこしたまま歩いている方や、乳母車に子犬をいっぱい乗せている方を見かけますな。あれって犬の運動にはなってませんから、犬の散歩というより飼い主が散歩しているだけ。犬は運動不足のまま、ただ連れ回されてるだけって感じがします。(笑)
服を着せられているのや、毛を派手な色に染められてる犬も見かけますが、あれも必要なのでしょうか、ペットの望みというより、飼い主の自己満足やエゴって感じがしてしまうのですけどねぇ。(笑)
街中で動物を見かける場所はペットショップですかね。元町から三宮にかけても何軒かペットショップがあって、子犬や子猫をショーウインドー越しに見られるようになってるので、お客さんが群がっています。
ケージの中でじゃれたり遊んでいる姿を見ていると可愛らしいですけども、きちんと最後まで責任を持って面倒を見てもらえるところで飼われるのなら幸せでしょうけどねぇ。
どうやらそう言う境遇ばかりじゃないみたいですな。保護犬や保護猫なんて言葉をよく見聞きすることから、無責任で身勝手な飼い主がいることが分かりますからね。
生き物は可愛いだけではありませんから、全てを受け入れてきちんと責任を持って飼えないのなら、最初から手を出すべきではないと思います。飼い始めた頃は子犬や子猫でも育てば立派な若造になりますからね。

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で、生きてない動物でしたら店頭の飾りやショーウインドーにディスプレイされている動物の置物をたくさん見かけます。オジサン的にはそっちの方が面白かったりするわけで。

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この夏に閉店してしましましたが、元町商店街に恐竜をディスプレイしていたインテリアのお店がありました。絨毯やシャンデリア、アンティーク調の家具を扱うお店なのに、なぜかリアルな等身大の恐竜が店頭に、何年か前は翼竜も飾られていましたよ。

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この店頭の恐竜は仕掛けがあって動くのですな。いきなり首を振ったり口を開けてガオーって吠えるので、小さな子供さんがビビって泣き出したのを何度か見たことがあります。面白いので通りかかる度に写真撮ってましたな。(笑)

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乙仲通りにある木彫りの動物置物のお店もよく撮ってますな。看板娘ならぬ看板マレーバクがいます。そう言うディスプレされた動物って街中で目を惹きますから、ついつい撮ってしまうのですよ。(笑)

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神戸は場所柄と言いますか、ステーキハウスで神戸ビーフの看板や置物を目にしますけど、観光客相手のお店ほど飾りが派手な気がします。(笑)
置物だけでなく動物の描かれた看板などもよく見かけますな。なぜこの動物がここに?っていうのが面白かったりします。だけど害虫駆除会社のシロアリやムカデ、ゴキブリのイラストや写真にはカメラを向けたくありませんなぁ。(笑)

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2025年10月 7日 (火)

すぐ落とす、すぐコケる、すぐ忘れる。(笑)

チキンラーメンのコマーシャルで「すぐ美味しい、すごく美味しい」ってのがありますが、歳食うと忘れっぽくなりますし、物事が思い出せない頻度が上がりますから「すぐ忘れ、すごく思い出せない」が当たり前になります。
チキンラーメンは当たり前に美味しいのは忘れてませんしすぐ思い出せますけどもね。(笑)
例えば酒場で世間話をしていても、芸能人や有名人などの人の名前が出てこない。顔は思い浮かんでいるし、このドラマやあのコマーシャルに出てた人って覚えているのですけど、ホント名前だけがなぜか出てこなくなりましたな。
イライラしますが出てけーへんモンはしゃあないっすわ。(笑)ま、元々関心が薄いので記憶もいい加減で出てこないのでしょう。
ところがカメラの話だと、古い昔のカメラの話題でもなぜかすぐ出てくるのですな。細かいスペックもちゃんと覚えていて、即答えられたりします。やはり興味と関心のある物事は、記憶にしっかりと刻み込まれているのでしょうねぇ。(笑)
それから歳食うと歩いている時だけでなく振り向いた瞬間などに、よろめいたりコケそうになる頻度も上がりましたな。
足場が悪かったり段差があってつまずいたりするのなら分かりますというか、自分で納得できますけどね。な〜んにも無い平坦な道でつまずいたり、よろけたりすると、なんでこんなところでって思いと、いよいよ終わりか俺?って気持ちで情けなくなりますな。
ま、つんのめったりよろけるだけで完全に転んじゃったことはまだありませんけどね。だけどカメラぶら下げてる時につまずきたくは無いですな。
露出の失敗でつまずくのなら「オレも腕が落ちたな」ですみますけど、カメラごと転倒してリアルに機材破損&骨折なんて事態になったら、もう外に出してもらえなくなるかもしれませんからね。
写真も撮らずお家でカメラを磨いている毎日を送りたくはありませんよ、それじゃ今度は気持ちがつまずきますからね。(笑)
さらに歳とともに、だんだん握力と注意力も劣化してくるのでしょうね、手にしているものをすぐ落としますし、すごく拾うのに時間がかかるようになりました。ウンコラドッコイショって感じで気合を入れて屈みませんと拾えないのよ。で、立ち上がる時によろめくという。
体幹の衰えがそのまま行動に出てますな。ま、オタオタしている間に周りの人が拾ってくれたりしたことも何度か。情けないですけど助かりましたよ。
家ではもっと頻繁に落としてますな、ご飯の時に箸を落としたり、置いてあるものを取ろうとして落とすなんてのはしょっちゅう、老眼鏡なんて何度落としているか分かりませんよ。(笑)

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2025年10月 5日 (日)

やっぱり光と影が好き。

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知り合いの画家の方が、物の存在を美しく感じたり、不気味に見えたり、さまざまな見え方をするのは光の当たっている部分だけでなく、影の部分の存在が大きいと言っていました。写真も同じですな、光と影でできているわけですからね。

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特にモノクロ写真は色彩が無い分、光と影と物の形(フォルム)と質感(テクスチャー)で表しますからその辺りよく分かるかと。
そういえば戦前の写真誌に「光画」というのがありました。光画って言葉を辞書で引いてみたら「写真の陽画、写真」と出て来ましたな、なのでやはり写真というのは光と影が重要なわけで。(笑)

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オジサンは今風の写真と言いますか、まるで露出オーバーで失敗したかのような、全体に明るく陰影を感じないすっこ抜けた写真が好きではありません。
どちらかというと濃厚、重厚、露出アンダー目で色彩もこってりで、光と影のコントラストがはっきり、くっきり、しっかりなのが大好き、料理は薄味が好きなのですけどもね。(笑)
テカリなどを排除して色彩をしっかり見せるために、わざとPLフィルターを使う理由もそのあたりにありますね。

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なので撮り歩いていて光の当たる部分と、ガッツリ影になってるところが混在しているような景色に出くわすと心躍りますな。そういう景色って、モノクロで撮っても実にキレイですしね。

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ただ撮る対象物が美しい風景だとか、雄大な景色だとかじゃなく、歓楽街のゴミ箱やら、街中の間抜けな看板などばかりなのが違うところ。美しさを感じる物差しがチョイとばかりおかしいと言いますか、人間が作り出した街の面白さが好きなのですな。(笑)

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ま、光と影で言うと、朝方や夕方の斜光線で街に立体感が出ている時間帯に撮るとイイ感じに撮れますな、ビルの谷間や路地に差し込む日差しとかね。
雲ひとつない快晴の日に、そんな景色を探しながら撮り歩いていると、シャッター切りまくりで撮れ高最高、名作量産してしまいますって言っておきましょうか。(笑)

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写真は逆光で撮るとドラマチックなんて、写真のハウツー本に出てくるような型にはまったセオリーなんてこの際無視。自分が面白いと感じたものばかり撮っていますが、見返してみると順光で光と影がくっきりした写真が一番多いので、やはりそんな景色が好きなのでしょう。
その昔モノクロフィルムを現像してプリント焼き付けまでを自分で全てやってたせいもあるかもしれません、モノクロって光の読み方ですからね。

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で、光と影がくっきりした写真を撮る場合、天候に左右されますから、晴れた日限定になります。曇りの日は影がくっきり出てくれませんし、分厚い雲がディフューザー代わりになり、全体に光が回ってコントラストも低くなりますから、こればっかりはどうにもなりませんな。
ま、さっさと頭を切り替えて曇りの日を楽しむ撮り方にチェンジ。(笑)で、最近撮った中から光と影の写真を選んでみました。思った以上に多かったですな、やっぱりオジサンこんなのが好きなのよ。(笑)

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2025年10月 4日 (土)

マウントアダプターでオールドレンズ復活祭だ。

フルサイズミラーレス機のEOS R8でやってみたかった1番の目的が、35mm用オールド&クラシックレンズで画面の隅々までフルに使った撮影。なのでマウントアダプターは必須ということで着々と手配中でありますよ。(笑)
まず定番と言いますか、入手しやすく価格も手頃な「K&Fコンセプト」のキヤノンFDレンズ用と、東京工学のトプコンREレンズを付けるためのエキザクタマウント用の2種類を買いました。まずこれで手持ちの6本のレンズが使えるようになったわけで。

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RFマウントの純正レンズはRF24-105mm F4-7.1 IS STM一本に全てお任せしておいて、がっつり撮影はマウントアダプターが無ければボディに付かないと言いますか、EOS R8と出会うことも無かったレンズ達で楽しもうかと。(笑)
特に若い頃使い倒していて温存していた、キヤノンFDレンズを再びフルに使える様になったのは嬉しいですな。
フジフィルムさんのAPS-C機ですと焦点距離が1.5倍に伸びますし、画面の中心部分の描写しか楽しめませんから、文字通りフルサイズでフルに楽しめて心がフルえます。(笑)
東京工学のトプコンREレンズのマウントは、元々旧東ドイツのイハゲー社のエキザクタってカメラのマウントで、マミヤやアンジェニュー、カール・ツァイスなどなどたくさんのメーカーがエキザクタマウントレンズを作ったりカメラのマウントに採用したりしてたわけで。
当時はそういうのが多かったみたい。ユニバーサルマウントなんて呼ばれていたライカマウント(L39マウント)が有名ですけどね。
で、とりあえずこの二つのマウンドアダプターで楽しみますが、他にも4種類ほど発注しています。金属の輪っかひとつでレンズ資産が活かせるわけですから手配するのは当然かと。レンズ交換のできるカメラでレンズを楽しまないのはもったいないですから。(笑)
すでにテストを兼ねてオールド&クラシックレンズで撮ってみていますが、純正レンズのようにAFのレンズ駆動などの電力消費がありませんからバッテリーの持ちがイイですよ。あんまり減らない。
さらにピント合わせなど手間がかかりますから、じっくり撮らざるを得ないわけで、じゃんじゃん撮るような量産撮影は不可能ですからなおさら。
スカスカピントが合ってじゃんじゃん撮れるのは最新レンズとの組み合わせで可能な撮影スタイルですけど、もうそんな量産しなくてイイのよ。
身の丈にあったと言いますか、年相応のスロースタイルでじんわり、ゆっくり、ほどほどに撮るのがちょうどイイわけで。
そう思うとフィルム時代の35mmカメラで36枚撮り、二眼レフなど6×6判の中判カメラで12枚撮りはちょうどいい量だったのだなってのが今更ながら分かります。
スロースタイルだとあの頃一日にフィルムで撮ってた量と同じぐらいしか撮れないのでね。そんな楽しみを叶えてくれるマウントアダプターってすごいですな。(笑)

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2025年10月 2日 (木)

撮ってたら文句を言われた場所。

三宮の旧居留地辺りから元町方面に向けて撮り歩いていた時のことです。とあるカフェの外観がいい感じだったのでカメラを構えていたところ、ウエイトレスが出て来て撮影は控えてくださいと。
撮影禁止などの表示は無かったのですけど、そういうのならやめときましょうってことでその場を去りました。街撮りをしているとごくたまにこういう場面に遭遇します。お店の外観が独創的だったり、ディスプレイがカッコよくて撮ろうとしたら止められたなどね。
基本的にお店などの敷地内ではない公道からの建物の撮影を制止することはできないはずなのですが、嫌がるものを無理に撮るのはこちらの望むところではありませんから、了解しましたって意味合いでカメラを下ろし、会釈して笑顔で立ち去るようにしています。
街には他に面白いものが溢れかえってますからね、固執する必要はありません。
このカフェは店内の撮影もスマホならOK、カメラではNGだそうで、ちゃんとしたカメラに見えるもので撮るのはダメ、スマホはケータイ電話だからイイよってスタンスなのでしょうな。
今どき世の中に溢れかえっている写真はほぼスマホで撮られてますし、盗撮など良からぬ写真もスマホが使われていますから、なんだか基準としては時代遅れ感がありましたけどね。
むしろ逆にしてスマホはNG、立派なカメラほどOKにしたら、お高いライカを持ったお客さんが増えてもっと流行るかもしれませんよ。(笑)
どうやら場所柄、ファッション系広告やオシャレ系雑誌などの撮影でも使われているようで、その辺りもあって勝手に撮らないでってことなのでしょう。悪く言えばお店の儲けに繋がらない写真は撮らさないって意味もあるのかもしれません。(笑)
南京町などの観光地でも、撮影禁止の表示が出ているところがあります。勝手に写真を撮ってSNSなどに上げられたくないのだと思いますが、外国人観光客はお構い無しに撮ってたりしますからどれほどの効力があるのか分かりませんな。(笑)
ショッピングモールなどの大型商業施設もたいてい入り口に表示があります。商品価格など他社に知られたくなかったり、他のお客さんが写ったりするのを防ぐ目的なのでしょう。
で、撮影禁止があるということは撮影OKな場所も当然あるわけで、美術館や博物館なども展示内容によっては撮影OKと書いてあるところが増えてますな。
ある美術展に行った時、美術学校の学生でしょうかミラーレス一眼でしっかり写真撮りまくってる若者がいました、オジサン的にはそっちが気になりましたよ。(笑)メーカーのショールームなどもそう、実際に試してみた感じを撮っておくのはOKってなってたりします。
そうそう100均ショップのダイソーは撮影OKって書いてありますな。SNSなどで拡散してもらって商品価値と認知度を上げようって戦略だと思いますが、バズれば一気に売れるわけですから、うまい作戦だと思いましたね。(笑)

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