もうそろそろ静止画と動画は別々のカメラにしませんか。
デジタルカメラの新製品が出ると、レビュー記事などでスチル写真寄りだとか、動画に重点を置いたカメラに仕上がってるだとか書かれてますが、これって見方を変えるとデジタルカメラという道具が、今もどっちつかずの中途半端な立ち位置のままだってことの証明じゃないかと。
写真も動画も両方いけて便利になってると言うよりは、両方詰め込んじゃったおかげで、使い勝手は煩雑に、構造も複雑になってお値段も高くなってしまってますからねぇ。
もしこれが写真しか撮れないカメラだったらバッテリーの持ちももっと長くなるでしょうし、排熱対策なんてのも必要なくなりますからシンプルで安くなると思うのですな。
だけどカメラを作る側からすると、せっかく動画も撮れる画像素子をスチル写真だけにしか使わないなんて、その方がもったいないということなのでしょう。
おかげで作る側の思っている「これが理想のカメラです」というのとユーザーが本当に望んでいる「欲しくなるカメラ」の間にどんどん溝が深まって行ってるような気がしますな。
過去に記事にしてましたが2023年5月25日にデジカメWatchってサイトの週刊アンケートで「デジタルカメラの動画撮影機能、使ってる?」というのがありました。結果は48.9%の方が使わないと回答。
メーカー各社しのぎを削っている動画機能を、カメラを買ってくれる方々の約半数が使ってないわけですから「動画は必須、搭載しないと絶対売れない」なんて思い込みそのものを考え直してもらえませんか。メーカー主導のこうあるべきって思いが受け入れられてないわけですからね。(笑)
なんだかまるで今時の電子レンジそっくり。ウチのレンジも料理別温めやシーンに応じた解凍機能やら色々付いてますがまるで使ってませんよ。タイマーセットしてチン、暖まればOK、レンジにそれ以上は望みませんからねぇ。(笑)
そうそう、動画の方に人気の「Osmo pocket 3」が国内ビデオカメラのシェア34%、2023年10月発売の翌月から今年6月までの20ヶ月間販売台数ランキング1位独走ってニュースがBCN+Rってニュースサイトに出てましたな。
これってみんなが本当に望んでいたものを提供できたから王者になれたわけで。オジサンも使って見て、動画撮影のために実によく考えられているなって思いましたよ。
変わった形ですがコンパクトで持ちやすく、強力な手ぶれ補正と使いやすさでハイクオリティーな動画が簡単に撮れましたからねぇ。もちろん写真も撮れますがちょっとオマケ的かと。
ま、Osmo pocket 3のデザインは動画のための1つの答えだなって思いますし、使い勝手も分かりやすいなぁと感じました。
なのでVlogなどの動画機能が売りのカメラなのでしたら、いつまでも往年のスチル写真機の形をしていることがすでに必然では無くなっていると思うのですな。
レンズ交換式一眼レフやレンジファインダーカメラの格好に動画機能を詰め込むのじゃなくて、動画を撮るためにホールディングがしやすいだとか、動画撮影にふさわしいデザインを一から考えて、昔のように写真機とビデオカメラは別の棲み分けに戻した方がいいと思います。
というか早急にやっていただきたいですな。





























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