7Artisans 50mm F1.4 Tilt Shiftレンズ、その後。
レビューしてみたところ、ちょいとばかりヘタレ感があるのが分かった「7Artisans 50mm F1.4 Tilt Shift」レンズ。せっかく買ったのですし、使わなくてはもったいないですから、ブツ撮りやテーブルフォトに活躍してもらっています。(笑)
今まではマクロレンズで撮っていたのですけど、あえてこのレンズで撮っているわけで。使ってみるとシフトはダメだけどティルト撮影は結構いけるなって印象ですね。
マクロレンズのようにガッツリ寄ったりできませんが、最短撮影距離50cmより離れた位置からの撮影では十分に使い物になりますな。なので最近のこのブログに掲載しているブツ撮りは全てこのレンズで撮っています。
マクロレンズで撮る際はしっかりF16まで絞り込んでいましたが、このレンズを使ったティルト撮影ですとF4でも十分隅々までピントを来させることができますからね。操作は少々面倒くさいですが、おかげでストロボやLEDライトの光量も上げずに済みます、ある意味省エネかと。(笑)
絞り込まなくても被写界深度を深くできるのは、このレンズの特徴と言いますか特性ですからガンガン使って元を取ってやりますよ。
で、オジサンの場合深いピントを得るための使い方ばかりなのですけど、物撮りやテーブルフォトでも一点にピントが合ってて他はボケボケなんてのを撮ってみても面白いかもしれませんねぇとは思っています。ただ必要を感じないシーンにまでこの方法で撮りたいと思っていないだけ。(笑)
レビュー記事のテスト撮影でこのレンズを外に持ち出した際に、一応ミニチュア風写真も撮ってみましたけどねぇ。う〜ん、なんて言えばいいのでしょうね、確かに現実離れした目を引く写真は撮れましたけどもねぇ。
今時のデジカメにはアートフィルター系のミニチュア風写真を撮るモードが大抵搭載されてますし、スマホの画像系アプリでも簡単にできます。手持ちの写真をミニチュア風にしてくれるネットアプリのサービスもありますから、もうこのような特殊なレンズや技法で手間ひまかけて撮らなくても簡単にできちゃう時代になってます。
むしろミニチュア風写真はアプリで作るものって認知されてしまって、元々光学的技法だったって知らない人の方が多いと思いますな。なので試しに撮ってみたもののそれ以上はってのが正直なところ。(笑)
結局マクロレンズではピントがこない場面での使い方がメインになるかと思いますが、チョイスできるレンズが増えたのは良かったかと。
クセの強いレンズですけど、撮ってると面白くなるもので、そうなるとキヤノンさんのTS-Eレンズが欲しくなりますなぁ。(笑)
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コメント
またしても飲みながら書いている土管屋でっす。
カメラがまだ純粋に光学機器だった頃、こういう特殊レンズは
重宝がられていたのかもしれませんね。(うわっ真面目に書いた笑)
僕もCanonのEFレンズカタログでTS-Eレンズの価格を再確認したんですが、
一番安いのでも税別175000円、いっちゃん高いのになるとTS-E17mm F4Lが
税別295000円。こんなの僕のカメラなら3~4台は買える!
かなりビビる金額で完全にお手上げですよね〜ʅ(◞‿◟)ʃ
投稿: 土管屋 | 2025年5月 6日 (火) 06時23分
母が怖い顔で仁王立ちです。(笑)そろそろ切り上げます。
子供はまだすやすや寝ているようです。
たとえキャノンのとは性能が違っていても、よもかめ亭主様に
見初められたのだからその子もきっと頑張ってくれると思います。
それではまた!
投稿: 名無しの用心棒 | 2025年5月 6日 (火) 09時54分
土管屋様、おはようございます。
完全に業務用レンズですねぇ、趣味で持つようなものではないですから、キヤノンさんが作ってくれてることだけで十分です。必要なプロカメラマンは絶対買いますからね。(笑)
投稿: よもかめ亭主 | 2025年5月 6日 (火) 10時43分