« 7Artisans 50mm F1.4 Tilt Shiftレビュー。ティルト撮影で、ピント位置自由自在に。 | トップページ | 7Artisans 50mm F1.4 Tilt Shift まとめ。(笑) »

2025年4月17日 (木)

7Artisans 50mm F1.4 Tilt Shiftレビュー。シフト撮影は、ほぼ使い物にならない件。(笑)

前回ティルト撮影について記事にしましたので、今回はシフト撮影について書こうかと。シフト撮影ってのは、フィルムやイメージセンサー面に対してレンズを上下左右に平行移動させる撮影方法なのですな。
例えば建築物を撮る場面ですと、下から見上げるカタチになりますからパースが付いて上すぼまりの写真になってしまいます。そこでレンズを上に平行移動させてやると、すぼまりが無くなり建物の形が真っ直ぐに撮れるのですな。
もうひとつ、鏡などの平面の反射物が画面に入るような室内撮影の場面で、レンズを左右に平行移動させることによって、撮ってる自分の姿とカメラを写り込まないように撮ることができます。
ただこの7Artisans 50mm F1.4 Tilt Shiftレンズはシフトの移動量がたったの±3mmと、あまりにもしょぼすぎる謎仕様。3mmじゃ全然足りないと言いますか、シフト効果をほぼ実感できません。
だけどシフトとはこういう事でっせな作例をなんとか撮らなくてはならないのでやってみましたが、あまりにも微妙すぎて、これが限界なのだなって思っていただければと。(笑)
まず上すぼまりの例に壁に飾ってるレコードジャケットを、パースが付くようにやや下から、シフトの無しと有りを撮ってみました。

_t311988_blog
_t311986_blog_20250324065301

有りの方がすぼまりがやや無くなって、左右の辺が真っ直ぐに近くなってるのですけど、あまりにも微妙な差で分からないでしょ。ほんの少し垂直に近くなってるのですけどねぇ。(笑)
あまりにも分かりづらいので、フォトショップで2枚を重ね合わせてみました。左右の辺が赤い線のものがシフト有りの場合。その上に透明度40%で重ね合わせたのがシフト無しの場合で、左右の辺が黄色い線のものです。

_blog_20250324065301

見比べるとたしかにシフトが効いてるのは分かるのですけど、別々に見せられたら全く判断が付かないぐらい微妙と言いますか、ほとんど使い物にならないと言っていいかと。(笑)
せめて9mmぐらい動かせるようになってたら使い物になったと思うのですけど、これはきっとレンズのイメージサークルが小さくて移動量を大きくできなかったのじゃないかと、ティルトシフト機構を組み込んでこのコンパクトさですからねぇ。
次に写り込まないように撮る例もやってみました。手鏡を板に付けて立て掛けたものを正面から撮ったのと、シフト撮影で逃がして撮ったものです。

_blog_20250324065401

正面からだと当然カメラが写り込んでしまいます。ところがシフトすると写り込まないわけで。だけど小さな手鏡での実験でギリギリ何とか撮れたレベル、3mmのシフト量ではどうにもなりませんなぁ。
テーブルフォトなど小さなものの撮影では使える場面が、ひょっとしたらあるかもしれませんねぇってレベルかと。(笑)
ティルト・シフトレンズながら、シフトはオマケレベルなのでシフト撮影を考えておられる方にはオススメできません。オジサンの場合は物撮りやテーブルフォトで被写界深度を操作するティルト撮影がメインになるので、価格を考えるとこのヘタレ仕様も我慢できますけどね。(笑)

| |

« 7Artisans 50mm F1.4 Tilt Shiftレビュー。ティルト撮影で、ピント位置自由自在に。 | トップページ | 7Artisans 50mm F1.4 Tilt Shift まとめ。(笑) »

レンズのこと」カテゴリの記事

コメント

おはようございます、名無しです。
ほんとうに僅かしか違いが出ないだなんて、残念ですね。
ところでこのレコードジャケット、素敵です♪
レコードジャケットだけでも立派な被写体だなぁなんて思いました。
よもかめていしゅさまのおんがくのしゅみがしりたくなりましたよ!(^^)!
鏡に映したカメラが見えなくなるくらいの違いが出るって、
それでも写りこみが避けられるのはやはり特別なレンズなのだと
感じました。

投稿: 名無しの用心棒 | 2025年4月22日 (火) 09時30分

名無しです。何だか文章の途中で漢字変換し忘れました。(恥笑)
ジャケットの印象からお洒落な曲がたくさん入ったものでは
ないでしょうか♪

投稿: 名無しの用心棒 | 2025年4月22日 (火) 09時47分

名無しの用心棒様、おはようございます。
1950~60年代のレコードが父の遺品でいっぱい出てきまして。ジャケットが結構オシャレなのが多くて、壁に飾ってます。
ちなみに作例にあげたレコードは「スリー・サンズ」ってオルガン、アコーディオン、ギターのトリオのもの。
当時はこういうバンドや楽団がポップスなどを演奏したのが多かったようですね。このトリオの代表曲「魅せられしギター」はネットで検索すると出てきますよ。

投稿: よもかめ亭主 | 2025年4月23日 (水) 07時43分

ホントだ、あまりに差がない!うーん。
よもかめ亭主様の腕を持ってしても、これしか違いが出ないとは
なんと言ったらいいもんか…(ギター侍っぽく「残念っ!」とゆーカンジ)
ヘタレ仕様ってフレーズ、よもかめ亭主様のレンズ愛があっての表現だなあと、
ついニヤッと笑ってしまいました( ^ω^ )

投稿: 土管屋 | 2025年4月23日 (水) 15時18分

土管屋様、こんばんは。
ここまでシフトが使い物にならないと、かえって清々しいですねぇ。(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2025年4月23日 (水) 19時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 7Artisans 50mm F1.4 Tilt Shiftレビュー。ティルト撮影で、ピント位置自由自在に。 | トップページ | 7Artisans 50mm F1.4 Tilt Shift まとめ。(笑) »