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2024年12月21日 (土)

絵画の値打ち、値打ちの無い絵画。

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実家が狭苦しく暗い感じがしていた原因は、所狭しと置かれた重厚な色合いの家具と、壁にかけられた絵画でした。
父親の趣味といいますか好みだったのでしょうな。しかも性格でしょうか、隙間や空間があると何かを置いたり、飾ったりしないと気が済まなかったみたい。
お陰でオジサンは断捨離に難儀しているわけですけど。(笑)って笑えませんよ、想像以上に大変なのが身にしみて分かりましたからね。年内に目鼻を付けるつもりが全然、予想を上回る難関断捨離と言いますか大幅な遅れ発生中。
もう急ぐのは諦めてのんびりやることに決めました、小さなことからコツコツと。正直なところ次々課題が出てくるので前に進まずしんどいっす。(笑)
で、思ったのですけど、家具類をどかしてすっきりさせたのに、壁に絵画や、ありがたいお言葉が書いてある色紙や、縁起物の飾りがかかってると全然広々感がないのですな、なので一掃セール。(笑)
色紙や飾りは神戸市指定ゴミ袋に分別して放り込めばOKでしたけど、問題は油絵などの絵画。美術館や画廊で見かけるような、今時じゃない重厚な装飾の施された額縁に入ってる静物画や風景画の類。
オジサンの趣味には合わないし、これのおかげで室内が重苦しい感じがあったので、片っ端から外してどういうものなのか素性を調べました。結果ほとんどが複製画と印刷物だったという結末。
どうやらタイヤでお馴染みブリジストンがホームギャラリーシリーズと銘打って、名画の複製画を販売してたみたいですな、裏にラベルが貼ってありましたからね。試しにネットで調べたら同じ絵が出てきましたよ。(笑)
これキャンバスに精巧に特殊印刷されたものを額装してあって、油絵感しっかり再現。近づかないと分からないぐらいの出来栄え。
もう一方の印刷物の絵も名画を美術印刷で再現し、額装販売してたアート系販売会社の物でした。どちらも良く出来てるのですけどねぇ、本物じゃない複製品と言いますか、パチモンですから値打ちゼロ。
なので容赦なく電動ノコギリで切り刻みましたよ。ストレス発散に電動ノコギリは効果がありますな。家内に手伝ってもらってバッサリ処分、額縁ってバラしやすいですからね、はかどるはかどる。(笑)
で3点本物の作家直筆の油絵がありました。裏に書いてある作家名を見てさっそく検索。だけどだからどうなのって話ですよ。芸術に造詣のある方なら響くのかもしれません。だけどオジサンはそんなのありませんから、ふ〜んこういう人が描いたのねって思っただけ。
どうやら取引先の会社の創立記念で頂いたものみたい「〇〇株式会社創業50周年、〇〇画廊」ってラベルが貼ってましたからね。
そういえば物置から出てきた焼物の花瓶も創業〇〇周年って木箱に書いてありましたな。そういう記念に美術品を関係各位に配るのが流行った時代だったのでしょうか。
ともあれ全部オジサンにとってはゴミ。ふたつは感じが良かったので残しました。
立派な額縁がそもそも重苦しくて邪魔でしたから処分して、油絵はキャンバスのままイーゼルに立てかけて、水彩画は手持ちの細い枠の写真用額縁に入れ替え。ずいぶん見栄えが良くなりましたよ。(笑)

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コメント

この書き込みを終えたら寝ようかなと考えてる土管屋です。
ワークマン、大正解!
ところで絵や花瓶て好みも出るもんですよね。
いい先輩がいるんですが、あまり欲しくないタイプのイラストを
くれるんで断りきれず、受け取ってしまう日々が続いてます。
僕の撮った写真は受け取り拒否されます笑
電ノコでぶった切った額縁こそ高価なものだったんじゃないでしょうか。
でも、いらないもんはサッパリさせたいですよね笑
それじゃあおやすみなさい、よもかめ亭主様。

投稿: 土管屋 | 2025年3月 6日 (木) 07時11分

土管屋様、おはようございます。
いくら高価でもいらないものは所詮いらないですから、売りに行くか処分するかですね。ハードオフなんてそんなものだらけですからねぇ。(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2025年3月 6日 (木) 08時52分

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