写真の仕事をしていた頃2。(笑)
写真の仕事をしていた頃は実に様々な撮影をさせていただきましたな。
自分が好きで撮ってる趣味の写真とは全く別世界ですから、お客様からの要望があれば何とかするのが社会人ですからね。できませんという言葉は辞書にありませんよ。
小さなスタジオなのに車の撮影をお願いしますなんて、物理的に不可能なものはハナから言ってこられませんから、要望は技術と努力と誠意でクリアすべき物件ばかりと思っていませんと。
スタジオですからと言って、ここでしか撮りませんというのも当然ながらありません。出張撮影や取材撮影なんてのも依頼が来ます。カメラマンがいるんだから撮ってもらえるよねって思っていただけるのはありがたいことですからね、もちろん全部喜んでやらせていただきましたよ。
そんな仕事の中で、オジサンが結構よくやったのが取材系の撮影でした。他の者が手が塞がってたりして動けなかったので行ってたら、オジサンの担当になっちゃったってのもありましたな。(笑)
内容は主に広報関係のPR誌やホームページなどに掲載される写真だったので、実に様々なところへ行かせてもらいましたよ。
夏休みの子ども体験学習の同行取材では、牛舎内での撮影で牛にお尻かじられたり服を引っ張られたりしながら撮りました、ヨダレだらけでしたよ。(笑)
あるお米の産地の取材ではなぜか農協の職員の方々と山登りする羽目に。農地を上から見下ろせる場所だそうで、機材担いでの山登りは死にそうでした。
さらに頂上ではアレもコレも撮っといてって言われるので、みなさん冷たいもの飲んで休んでても、こっちは休めないのですな。夏の炎天下にフラフラでしたよ。(笑)
鉱山の採掘場で撮ったこともありました。ハッキリ言って洞窟ですからね、天井は低いわストロボ光らせても届かないわ、それでも何とかしましたけどね、超高感度が使えるデジカメがホントありがたいなって思いましたよ。(笑)
取材撮影の中でも、子供達が主役のイベント撮影はいろいろ配慮すべき事項が多かったですな。
さまざまな事情があって写真に写るとまずい子供もいましたから、あらかじめその辺りを指示されます。構図に入らないようにアングル変えたりしなくてはならないので、子供達よりも動き回ってましたな。(笑)
大体イベントの撮影を任された時は、目立つ立ち振る舞いをしてましたと言いますか、望む写真を撮るためなら大きな声で指示したり、場を仕切る必要がありますからどうしてもそうなってしまいます。
大人数の集合写真などの記念写真は、並び位置やこっちを向いてもらうために声張り上げてましたから、後で声がガラガラ。(笑)
だけどカメラマンが目立って動き回っていると、写りたくない人は近付いて来ませんし、カメラを持ったいかがわしい人はいなくなりましたな。(笑)
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コメント
こんにちは、よもかめ亭主様。お元気ですか?
子供は守りたいので、なるべく警戒していますが、それでもどこからか撮影されているかもしれないと思うと、家から出られなくなるのでここは割り切って、我が子は有名な子役なんだ、撮影したらお金の問題にしちゃうぞという身構え方で近づいてくるカメラを持った人を警戒します。【緊迫)
でも我が子の顔や仕草だけは、大切な日記のようにパシャパシャ撮ってますね。(笑)
ただの親バカなのですが(笑)
投稿: 名無しの用心棒 | 2024年12月11日 (水) 13時40分
名無しの用心棒様、おはようございます。
実家の片付けをしていて出てきた大量のアルバムの中には、親バカ写真がいっぱいでした。私と弟の小さな頃の写真で、そんなにたくさん写真を撮ってくれてたのかって思いと、もう少し厳選してアルバムに貼ってほしかったなという気持ちが。なにせ量が多くて処分に困ってしまいましたからね。(笑)
当時の親の思いと、歳食ってからそれを見る私とでは、感情の視点が違いますからねぇ。(笑)
投稿: よもかめ亭主 | 2024年12月12日 (木) 07時32分