今どきの、進化したソフトボックス。
撮影ライトに取り付ける「ソフトボックス」と呼ばれる機材があります。(上の写真のものです)光を拡散させるデュフューザーの付いた、折りたためるボックス型の物で、発光面の形は長方形や多角形があってサイズも色々あります。
勤めていた頃、お店に出向いて商品やメニュー用撮影をする際によく使ってました。ライトに付けると一体化するので、通常ならライトと別に、デュフューザー用にスタンドを立ててたのが必要なくなりますからね。
出張撮影って事務所の片隅などスペースの無い場所がほとんどだったので重宝しました、持ち込む機材も減らせますしね。仕事ではコメット社のバンクってのを使ってました。発光面が1,000×800mmだったかな、長方形のやつ。ところがコレ組み立てが面倒くさくてねぇ。
長方形の四隅に通したロッドをライトを付けるためのスピードリングってパーツに差し込むのですけど、結構弾力があって力を込めないと上手くはまってくれないという。組み立てでコレですからバラすときも一苦労したのが懐かしい思い出です。(笑)
実家スタジオ化計画で機材を充実させていく中、ソフトボックスもいつか買いたい機材の候補に上がっていたのですけど、まだまだ先の話だなと思っていたら、いつも見ている進藤修一さんという「白ひげ」を名乗る写真家の方のYouTube動画で、中国のTARIONってメーカーの長方形ソフトボックス「SOFT BEAM SQ-6090F」が取り上げられてました。
タリオンなんて初耳でしたけど、ワンタッチで組み立てと撤収が可能なソフトボックスというところに心が動いたのですな。しかもAmazonで1万円チョイとお安い。
品物については進藤さんの動画でよ〜く分かりましたので買いたい物リストに登録して様子を見てたら、ある日セールで23%引き。コレはもう買うしかないでしょうってことで先ほど届きました、さっそく開封しながらこの記事用にブツ撮り。(笑)
中身は折りたたまれた本体と、内側と表側に付ける2枚のデュフューザーとベルクロで付け外しできるグリッド、取扱説明書、キャリングケースで、何がすごいってワンタッチの組み立て部分。
グレーのレバーを起こせばボックス型になるという仕組みなのですけど、気合を入れて、せ〜のって感じで力一杯起こさないとカチッとセットできないぐらい硬くてね、大丈夫か?って思いましたけど作業ははこれだけなので一瞬で完成、コレすごいわ。(笑)
これにデュフューザーを付け、ライトを取り付けるわけで。ホント楽ちんすぎて、いいのかコレでって感じでした。今どきのソフトボックスは、こういうワンタッチタイプが増えているみたいで、機材も日々進化してるのを感じましたよ。
進藤さんも動画で語ってらしたのですけど発光面が長方形か円形に近い多角形かどっちを選ぶか問題。オジサンはブツ撮りしかしないので角形の長方形の方が使いやすいのですな。
人物撮影メインの方は瞳への写り込みが丸型に近い多角形タイプが良いでしょうね。このメーカーからは多角形のも発売されてました、もちろんワンタッチ組み立てです。
とりあえず箱から出して組み立てただけなので、実際に使ってみた感じについてはこれから記事にしますね。(笑)
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