写真が趣味で幸せでしたな。(笑)
国語辞典で「趣味」の意味を調べてみると「仕事や職業としてではなく、個人が楽しみとしている事柄」と出てきました。
ただ最初は趣味で始めたことが、どんどん認められて職業になってしまうなんてのもありますから、そうなると趣味って、その事柄によっては楽しみごとだけでは片付けられないぐらい、奥の深い世界だってことですな。
オジサンの場合、写真は長年続く趣味なわけですけど、趣味が高じてと言いますか、写真が趣味だったおかげで仕事にもつながりましたので職業でもあったのですな。
だけど仕事で撮る写真はお客様からお代を頂戴するものですから、趣味で撮ってる写真とは全くの別物。共通点があるとすれば撮影の技術だけ。
同じ「写真」でありながら対し方が全然違うので、仕事で散々写真を撮ってて、休日はもうカメラも見たくないって思ったことはありませんでしたな。
逆に仕事で得たノウハウを趣味の写真に活かしたり、その逆もありましたから、趣味の写真と仕事の写真がいい形でシンクロしていたのかもしれません。
今となっては趣味の一言では片付けられないぐらい、もうそういう次元は通り越してるのがオジサンにとっての写真なわけで、写真を撮るために時間を作るとかじゃなく、まず写真を撮るのが大前提。それに合わせて他のことを考えたり組み立てたりが当たり前になってしまってますな。
家内にも写真との付き合いは、あなたとよりも長いって言いまくってましたから、写真を撮りに出かけることで文句を言われたことは一度もありません。(笑)
若い頃はいろいろな趣味に、首を突っ込みましたが、結局長続きしたのは写真でしたな、写真は一人でできますからね。写真クラブやサークルなどで仲間と楽しむのも一つのスタイルでしょうけど、写真撮るのが目的ですから一人が基本、誰にも邪魔されず自分のペースで楽しめるところがイイところ。(笑)
しかも写真って結果が残ります、出来の良し悪しに関係なく撮ったものは自分の生み出したものとして残りますからね。
さらに撮るための選択肢がたくさんあるところも楽しいと言いますか、飽きることがない部分かと。どんなカメラで、どんなレンズでって撮るための作戦を立てるのも楽しいところだと思っています。
なので写真が趣味で良かったって思いますよ、半世紀以上のお付き合いですけど、全然飽きることがないですからね。ただ楽しくするためにずいぶんお金も注ぎ込みましたなぁ。(笑)
写真ってカメラがないと成り立ちませんから、道具のためにお金で解決できる部分もたくさんある趣味。お金が無くてもそれに合わせた楽しみ方はできるのですけどね、投資がダイレクトに幸せと結びついてる率が高い趣味かと。(笑)
稼いだお金を趣味に注ぎ込むのですから、一番有益なお金の使い方ですし、その分服代や食費を節約したりしても苦にならないところが趣味の力ですなぁ。
オジサンも若い頃フィルム代の捻出に昼飯抜きをやりました。食事行ってきますって職場を出て公園で水道水飲みながら時間潰しね。真似しちゃいけませんよ、若さというバカがそうさせただけですからね。(笑)
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コメント
写真を撮るのが好きで、私も幸せです。
よもかめ亭主様のブログを懐かしく読ませて頂きました。
今、私はまた少しずつ写真を撮り始めています。
本当によもかめ亭主様には、深く、深く感謝しています。
いつも、今でも素敵な写真を撮り続けていらっしゃるのですね。
ずっと応援しています。フィルムカメラをやめても、
現像したフィルムをデジタルデータ化したとしても、手にした
あの時の記憶は消えないと私は思います。それではまた。
投稿: 名無しの用心棒 | 2024年10月 1日 (火) 13時41分
名無しの用心棒様、おはようございます。
写真はいろいろな楽しさに広がっていくものだと思います。撮る楽しみ、見る楽しみや飾る楽しみ、古い写真は見返して懐かしさに浸る楽しみ、写真を撮るために旅行などの物事を計画したりする楽しみなどなど。(笑)
写真を再開されたとのこと、ぜひぜひ撮り続けてください。
投稿: よもかめ亭主 | 2024年10月 2日 (水) 05時09分