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2024年9月

2024年9月29日 (日)

スタジオが、だんだん秘密基地っぽくなってきた。

昭和の高度成長期にたくさんのヒーローものアニメやドラマを見て育ったせいでしょうか「秘密基地」って言葉にロマンを感じると言いますか反応してしまいます。
ウルトラマンなどの怪獣や侵略してくる異星人と戦うヒーローは、地球防衛軍的な組織に所属しているイケメンが主人公というのがガチお約束でしたから、そういう基地が出てくる場面がカッコよくてねぇ。
スイッチがいっぱい並んだ操作パネルやレーダー画面だの、ピカピカ光るライトなどが子供心に未来を感じたわけで。(笑)
秘密基地的なモノで一番カッコよかったのが「サンダーバード」でした。よくプラモ作ったなぁ。
サンダーバードって各号に乗り込むシーンがカッコよくてね、2号が好きだったので公園の滑り台を仰向けに寝そべって逆さに滑ってバージルの真似してましたよ、アホでしたな。だけど国際救助隊はホントカッコよかったっすよ。(笑)
ま、大人になってからは現実が分かってくるので秘密基地は遠ざかってしまいましたな。社会に出ると怪獣や異星人よりも、もっとややこしい方々と戦わなくてはなりませんからね。スペシウム光線よりも根回しやホウレンソウ(報告、連絡、相談)が武器としては有効でしたよ。
なので秘密基地に代わる「大人の隠れ家」なんてのが流行りましたな。忙しい日々の中で自分を取り戻す場所的なのを総称して呼ぶ言葉だったような。
誰にも邪魔されずに一人になれる場所ってことですかね。自分の好きなことに没頭できるスペースだけでなく、老舗のバーやジャズ喫茶なんてのも隠れ家の範疇かと。
別に隠れる必要なんて無いのですけどね、やましいことやってるわけじゃありませんから、堂々と大っぴらにやればいいだけの話。だけど隠れ家って言葉がそそるのよ。(笑)

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隠れ家と秘密基地って人には教えない自分の居場所ってところが似ていると思うのですけど、その人の面白がってることが溢れかえってる場所が秘密基地なのかなぁって気がします。
所ジョージさんの世田谷ベースをテレビで見た時、これぞまさしく秘密基地だなって思いました。好きなことで溢れかえったスペースでしたからすごいと言うか羨ましい。(笑)
オジサンも見習って実家の一室をスタジオに改装。写真を楽しむ秘密基地と言いますか、ここで写真撮ってると時間を忘れるような場所にできればなって思ってます、と言うかそんな風にアレコレやってますよ。
さらに写真を撮るだけでなく工作などもできるような作業スペースも考えてます。こう言うのは計画を練ってる時が楽しかったりしますな。
我が家のように家内の持ち物が越境してきて、オジサンのスペースが侵食されることもありませんからガッツリ秘密基地にしてやろうかと。(笑)

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2024年9月28日 (土)

才能が無いから続けるんですよ。(笑)

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日本を代表する漫画家手塚治虫さんは、生前漫画のアイデアは売るほどあるって言ってたそうですけど、これをすごい才能だなってただ感心しているだけじゃフツーの人。
たくさんの連載を持ちながら、漫画界のトップランナーとして突っ走ってきた方だからこその言葉ですからね。
もちろん才能は並外れてあったと思いますが、長年続けてきたからこそ到達した境地と言いますか、その場所に立てる人だから言える言葉なのだろうなってオジサンは解釈しました。
アイデアは売るほどあると言うのは、どんな状況でも新しい漫画を書いてみせますよってことを言ってるのだと思ったわけで。
長年の漫画家生活で常に新しい物語を思いついたり、生み出す訓練と言いますか、それが当たり前になっていたからこその言葉だと思ったのですな。絶対面白い漫画を生み出してやるって言う自負。
オジサンには才能なんてものは微塵もありません。ただ地味に細く長く続ける能力だけはあるのかもしれないなと最近思うようになりました。
このブログも11年目、記事数ももう少しで2500になりますが、いまだに興味を失うことなく楽しみながら続けられているので、こういう持続力だけはあるのかなと。(笑)
ま、ブログにせよ、もっと長いお付き合いの写真&カメラにせよ、楽しいから続けられていると言いますか、続けているから楽しくなって来たのもありますね、だけどつくづく持続は力なりだなと思いますよ。
裏返せば才能が無い分続けて積み上げることで、才能のある人と肩を並べられるわけですから続けるしか手持ちのカードが無いわけで。
ところが才能が溢れかえっているような人だったら続ける努力なんて不要、どんな場面でも才能だけで乗り切れるわけですからねぇ。
ま、それを羨ましいとは思いませんよ、ただ才能が枯渇したらそれまでと言うかあっさり終わっちゃうんだろうなって思います。結局地道に続けるのが一番って言うか、それに勝るものは無いってことですよと言うか、そう思いたい。(笑)
物事って続けているとそれに伴って残るものがあります、作品だったり実績だったり経験値だったり。オジサンは写真&カメラ好きなので、撮った写真だけは山ほどあります。で、そう言う蓄積ってある時点で、もう誰も追いつけない境地に達する場面があると思うのですな。
例えばスヌーピーが好きで、そのグッズを集めていたとして、それが10コや20コならただ好きなだけの人ですけど、1万点越えて集めたとしたらそれはもう立派な才能。ただ好きなだけの人とは違う境地に立てる、誰も追いつけなくなった人ですからね。(笑)
オジサンの場合、写真はたくさんあるけど名作と呼べるようなモノが無いので物量でカバーするしか無いわけで、こういう場合は「枯れ木も山の賑わい」と言うそうですな。(笑)

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2024年9月26日 (木)

週一の晩ご飯当番。(笑)

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人間生きてりゃ腹が減るので、1日3度の食事は何らかの形で調達しなくてはなりません。自分で作るか外に食べに行くか、お弁当などのテイクアウトで済ませたり、その辺りはその日の都合によりますな。
我が家では家内がパートから帰ってくるのがお昼前頃なので、お昼ご飯の支度はオジサンが担当しています。ま、作るのは圧倒的に麺類が多いのですけどね、ご飯を炊いてチャーハンや丼ものも作ったりしますよ。(笑)
基本的にササッと作れて丼やお皿1つで済むようなものが多いですね、洗い物も少なくできますから環境にも優しいライフスタイルかと。
麺類が多いのはオジサンが好きだからというのが一番の理由ですけど、上に乗せる具と言いますかトッピングでバリエーションとボリュームを出しやすいのがイイところかと。
例えば5食入りのインスタント袋麺でも、トッピングを冷蔵庫にある物を使って豪華にすれば、別料理にできますからね。
今どきはは家でほとんど揚げ物をしなくなっているので、揚げ物専門店で天ぷらだけ買ってきて天ぷらそばなんて、まるで作る手間がかかってないお昼ご飯もやりますよ。(笑)
で、そんな我家のお昼ご飯事情なのですけど、最近は実家の片付けでオジサンは朝から出かけてしまっているので作れていません。
実家のある町内は、ゴミ回収のある日は8時までに出さないと自治会がうるさいので、朝早くから行く必要がありますし、片付けは時間がかかりますからね。
なので代わりに晩ご飯当番を申し付けられました。週に1回でいいとのことなので、それなら楽勝。(笑)献立の基準は基本的に家内が作らなそうな料理で、買い置きしてある野菜や冷凍食材など、極力家にあるものを使うという方向に決めました。
といってもオジサンのレパートリーなんてショボいですから献立はネット頼り。レシピサイトや調理動画をフル活用するわけですな。
何しろ冷蔵庫にある食材を打ち込んで検索すると、その材料で作れるレシピが山のように出てきますからね。その中から美味しそうで簡単に作れるものをいくつか選んで吟味、調味料を含む全材料が揃っているか確認して決定します。
ある日の献立は前日の冷奴で半分使って残ってた豆腐でもう一度冷奴を。ただしザーサイやごま油を使って中華風の味わいにしました。
それと残ってたモヤシとナスを使い切りたいので豚肉と一緒にオイスターソース炒めに。これに作り置きのおかずと漬物で完成。(笑)
こうして作ったものはネットのレシピ通りに作っているので、味が濃かったり薄かったり、我が家の好みとは少し違ってたりするので、修正したものを記録に残してあります。
リピートする際に修正したレシピで作れば我が家好みに完成度が高くなりますからね。(笑)

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2024年9月24日 (火)

出てきた大量のアルバムを一体どうすれば。(笑)

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実家片付けネタも、もうそろそろネタ切れになるかなって思っていたら出てきてしまいましたよ、大量のアルバムが。
全部で20冊と写真館で撮ったと思われる台紙に貼られた写真や、袋に入ったままの未整理らしきものなどがいっぱい。ネガや紙マウントのリバーサルフィルムも箱に入って出てきましたな。
昔のアルバムが実家のどこかにあることは分かってましたけど、これだけ大量に出てくるとは思ってなかったのでどうしたものかと。(笑)
どの写真ももう2度と撮ることはできない思い出の詰まったものですから、処分せずこのまま保存するのが一番ベストなのは分かっています。
だけどかなりの数の写真が、今まで見たことのない初めてのものだったので、残すかどうか以前にアルバムに仕立てていたことに驚きましたし、内容によっては知らない写真ばかりのアルバムもありました。
両親の若い頃や、祖父母、親戚の写っている写真はまだ分かるのですけどね、父親が社員旅行で撮った観光名所や宴会の写真なんて、知らない人ばかり写ってますし、そんな旅行に行ってたことすら知りませんから、そのアルバムが出てきてもナニコレ?って感じ。(笑)
そもそも大量にありすぎるから見直すことすらしなくなって放置されたままになってたわけですからね。
きっと父親はアルバムに仕立てる作業そのものが楽しかったのじゃないかと思いますな。なので出来上がった時点でひと段落と言うか達成感が。で、いつでも見返せる安心感で仕舞い込まれていたのかと。(笑)
そんなアルバムの山を見ながら、どう始末するかを冷静に考えたのですけどね、この先保存していても我が家は受け継ぐ人はいません。
さらに家内にしてみればオジサンの子供の頃の写真なんて、お笑いのネタでしかありませんから、ひと通り見たらもう興味無し、置いとかれても迷惑な品でしかないわけで。
オジサンも自分の子供の頃の写真なんてさっさと処分しちゃいたいので、そう思うと残す写真はほとんど無いのが分かりました。
なのでアルバムの状態で残した方が良さそうな数冊以外は、写真を取り出して解体。いらない写真は処分、残す写真は箱に入れて保管。
5年ぐらい経って一度も見てなければ、もう見ることはないでしょうから処分という流れにしようかと。デジカメで複写も考えましたけど、この先見る人はいないのにデジタル化は無意味じゃないかと。
そういうことで緩やかにオサラバ計画は整ったのですけど、思わぬアクシデントが。(笑)
フエルアルバムのような低粘着のフリー台紙に写真を貼ってフィルムを被せるタイプのアルバムって、古いものが経年変化していて、写真が張り付いていたのですな。30年以上経ってるので何らかの劣化はあると思ってましたけどねぇ。
塗装剥がし用のヘラを使ってなんとか剥がして行きましたけど、枚数が多すぎてもうウンザリ。しかもきれいに剥がれてくれるものばかりじゃないですから神経使いますし疲れましたよ。(笑)

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2024年9月22日 (日)

専門店、今昔物語。(笑)

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餃子専門店でメニューは1品だけでバリエーションすら無いってお店がありますな。以前よく行ってた餃子屋さんのお品書きは焼餃子とビールと酒だけでした。水餃子だとかニンニク抜きバージョンだとかも無し、潔いメニューでしたな。
だけど焼餃子たったひとつだけで長年お客様のハートを掴んできたわけですからまさしく超専門店と呼べるかと。(笑)
尾道が好きで、休みのたびに写真を撮りに行っていた頃、必ず立ち寄っていた尾道ラーメンのお店はメニューはラーメンだけ、博多に行くといつも寄ってたお店もメニューは豚骨ラーメンのみでした。
青春18きっぷでウロウロしていた頃、そういうお店を見つけるのが好きでしたな。その土地で長年愛された地元密着の老舗って、他には無い味わいですからそれだけで成り立つわけで、これこそ本当の意味での専門店だと思っています。
専門店というにはちょっとイレギュラーですけど、大阪で働いていた頃によく行ってたカレー専門店は立ち食いそば屋方式のカウンターだけの店。カレーも具の全く入ってないカレールーが1種類だけ。
代金先払いでカウンターにお金を置き「ビーフカレー」っていうと、具なしカレーライスに作り置きの味付けして炊いてある牛肉を乗っけて「ビーフね」。
エビカレーも茹でたむきえびが何粒かトッピングされるだけ。これに茹でたイカの切り身をプラスしたのがシーフードカレーという具合。
カツカレーだろうがポークカレーだろうが、後乗せのトッピングだけで全種類を作り分けているというのが立ち食いそばと同じなわけで。
あの頃は安くてすぐ食べられる、こんな感じのお手軽なカレー屋さんがいくつかありましたよ。
お値段激安で、注文して30秒かからず出てきて、食べる方も滞在時間10分もかからず、カレーをかき込んで出ていくようなお店だったので、時間が無い時にはホント重宝しました。使ってるのが業務用のカレーなので安定の普通の味わいでしたしね。(笑)
スパイスにこだわったり、何時間も煮込んで手間ひまかけた味わいが売りのカレー専門店とは全く別物の、飯食う時間すら無い忙しい人が利用するお店でしたが、オジサン学食や社食みたいで、こういう専門店も好きでしたよ。(笑)
最近街を歩いていて見かける専門店は、上記のようなお店とは全く違うと言いますか、今時の専門店なのだなって感じがします。
細く長く愛されるようなお店って感じじゃなくて、話題になってる間だけの短期決戦のお店がほとんどに見えるのですな。
時間をかけて育てて、世代に関係なく認知されて人気店になるというのはもう今の時代じゃ無いのでしょうね。街の写真を撮ってるオジサンですら追いつかないぐらい栄枯盛衰が激しすぎて記憶にすら残りませんよ。(笑)

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2024年9月21日 (土)

100均工作でストロボを便利に。

昨年買って気に入って使っているLEDライトZHIYUN(智云:ジーウン)の「MOLUS(モーラス)G60」にはシリコン製のドーム型デュフューザーが付いているのですけど、コレがなかなか便利なのですな。光が拡散して柔らかくなるのでね。
ところがこのクソ暑い季節に発熱するLEDライトでブツ撮りはさすがにキツイわけで。で、このドーム型デュフューザーをクリップオンストロボにも付けられるようにすれば、LEDライトを使わずに済むかなって思ったので、アタッチメントを自作することにしました。
まずこのドーム型デュフューザーの直径に近くてきれいに付けられる物を調達しなくてはなりません。これには食品保存容器が流用できるかもって閃いたのと、なるべく低コストと言いますか、お金をかけたくないので困った時の100均ショップへGO。(笑)
で、セリアで見つかりましたよ、スープカップという名前のお持ち帰り用フタ付き簡易容器4コ入りという商品。ドームデュフューザーを付けてみるとサイズがドンピシャなのでコレを材料にいざ工作開始。(笑)

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ただそもそもが使い捨ての簡易容器なのでそのままではペラペラでペコペコ、強度はありません。なので重ね合わせて接着し強度を増し増しにしました。それをクリップオンストロボの発光部がちょうど収まる直径の所でカット。
その断面と同じ直径になるように円形に切り抜いた厚紙を用意し、その中心に発光部の形に四角く切り抜きをして貼り付け。ストロボの発光部に被せると言いますか、取り付けるための箱型の部分を厚紙で作って接着し、黒いテープで補強したら完成。

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ストロボにはベルクロで固定する予定だったのですけど、はめ込み部分をきつめに作ったおかげで、そのままでも十分っぽい感じ、簡単には抜けません。なのでそのままで使うことにしました。
ストロボに付けるとこんな感じなので、まるでゲゲゲの鬼太郎の目玉親父みたいですけどね、イイ感じで光ってくれますよ。(笑)

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これと似たような製品はAmazonで探すと中華機材メーカーのが色々出てきますし、値段も3,000円ぐらいからなので買ってしまうのもアリだったのですけどね、LEDライトに付属していたドーム型デュフューザーを流用してやるのがミッションでしたし、小林薫さん主演の「深夜食堂」のセリフじゃないですが「できるもんなら、なんでも作るよ」なのが工作魂。
こういう工作って考えてる時が面白い、作ってる時が楽しい、使ってみて嬉しいの三拍子ですからオジサン的には工作も楽しめた上にライティングの幅も広がったわけで大満足でした。(笑)
なのでまだまだ「できるもん」は自作していこうかと思ってますよ。

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2024年9月19日 (木)

中途半端な電池消耗消費大作戦。(笑)

実家の片付けで出てきた大量のリモコン。本体の家電製品が無くなってるのに、なぜかリモコンだけ残ってたのが出てきたのですな。しかも全て電池が入ったままでした。
液漏れしているのはそのまま処分しましたが、大丈夫そうなのは電池だけ抜いて処分。そんな電池がお菓子の箱に一杯分ありましたよ。
しかもほとんどが単4型電池なので、使い道が限定されると言いますか、正直リモコンや目覚まし時計ぐらいにしか使い道がないというシロモノ。(笑)
現在現役で使用中のリモコンの電池が切れた時用にストックしておくにしても、リモコンなんてそうそう電池が切れたりしませんから、2〜3年で取り替えるとして使い切るまでに何年もかかります。
ストックしていても自然放電や液漏れなどで劣化して使えなくなるリスクが高いので、この際一気に使い切って廃棄してしまおう大作戦を思いついたのですな。(笑)
中途半端に電気が残っている電池ばかりですから、数本まとめて使い切るにはクリップオンストロボに入れてブツ撮りで消費するのが一番手っ取り早いだろうと考えました。
で、まず単4型電池を単3型電池に変換するアダプターが確かあったはずと探したところ2本しか出てこなかったので、さっそく100均ショップで探したのですけど、今時はもうそういう商品は売ってないのね。以前は普通に売ってたのですけどねぇ。
お出かけついでに何店か見てまわったのですけど全て不発、単3を単1にするのしかありませんでしたよ。
Amazonで検索するといっぱい出てくるのですけど、今はAmazon出荷商品は3,500円以上じゃないと送料無料にならないので、たかが数百円の物をそこまでしてわざわざ買うのも何だかなぁと思って買うのはやめました。(笑)
で、アダプターを見ていて、コレを自作すればイイのではって思ったのですけど、中途半端に残っている単4型電池を使い切るのが目的ですから、使い切ったらお役御免の物を自作するのも労力の無駄と言いますかバカバカしいわけで。
もっと簡単単純になんとかならないかってストロボの電池ボックス部分を見ていて思い付きました。単4は単3より小さいのですんなり入ります。細いのでブカブカですし少し短いですが、ここにアルミホイルを丸めたものを詰め込んで押さえ込んだらいけるのじゃないかと。

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アルミホイルは電気を通しますから電池の電極部分を嵩上げして単3の長さにしてやるわけですな。さっそく台所からアルミホイルを持ってきてやってみたところバッチリOK牧場。コストも労力もかからず瞬殺で解決しましたよ。(笑)
で、物撮りに使ってみましたけど、単4は小さいのでそもそもの容量も少ないですからストロボで使うとやはり持ちませんな。どんどん無くなってチャージに時間がかかるようになって、それでも使い続けてるとうんともすんとも言わなくなって終了。
なのでこの調子なら全部消費するのにそんなに時間はかからなそうですよ。(笑)

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2024年9月17日 (火)

ブタメンで大人ランチを豪華に。(笑)

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以前書いた味カレーラーメンの記事の中で、「味カレー」と「ベビースターラーメン」が当時の駄菓子屋スナックの二大巨頭だったことに触れました。
ベビースターラーメンは当時ベビーラーメンって名前で、まだスターにはなってなかったと記憶しています。調べてみたところ発売は1959年で、ベビースターに名前が変わったのが1973年と出てました。
パッケージもラーメン丼を持った子供のイラストでまだ地味なデザインでしたよ。オジサンはこのパッケージが一番馴染みがありますなぁ。(笑)
その後ベビースターラーメンのミニカップ麺も発売されたそうなのですけど、これは知りませんでした。で、1993年に「松田産業」から「おやつカンパニー」に社名変更、この年に発売になったのが今回のネタになった「ブタメン」ってミニカップラーメン。
いかにも駄菓子屋さんに並んでそうなデザインの小さなカップ麺なのですけどね、スーパーやコンビニでもよく見かけたので、お昼ご飯の弁当に汁物を1品追加でちょっと豪華にしたい時に、ちょくちょく買ってましたな。職場の引き出しにいくつか買い置きしてましたよ。(笑)
そういうシーンに合うカップスープやカップ味噌汁、ワンタンや春雨ヌードルなんてのが食品メーカー各社から出ていますが、そんなに安くはないですから、しょっちゅう買えない。
スーパーの特売やディスカウントストアで買ったとしてもブタメンの安さには勝てません、その頃は100均ショップで2コ100円(税別)でしたよ。
今回のネタ用と言いますか、商品写真撮るのに全種類買い込みましたが、少し値上がりしてダイソーで3コ200円(税別)でした。それでも安いですけどね。(笑)
そうそう、知らなかったのですけどおやつカンパニーのブタメンサイトにはとんこつ味、しょうゆ味、タン塩味、カレー味の4種類しか出てきません。(記事執筆時)だけどダイソーではシーフード味も売ってました。
どうやら期間限定や季節によってラインナップが追加されるみたいですな。そんなに芸の細かい味違いを発売してるなんて知りませんでしたよ。(笑)
久々に食べましたけど、なんだか懐かしい味わい。具が全く入ってないので実にシンプルだけど、子供向けって味わいではありませんよ、ちゃんと美味しい。弁当にちょっと足したい時に、あって良かったなって味わいです。オジサンの好みはタン塩味かな。(笑)
で、商品撮影裏話。食べ終わった容器とフタはきれいに洗って乾かし、容器の印刷と蓋の向きが正面に向くようにフタを貼り直して撮りました。
仕事の商品撮影ではカップ麺だけでなくジャムや佃煮の瓶、カップ入りのヨーグルトやアイスクリームの商品撮影はこうやってフタやラベルの向きを揃えるのがセオリーでしたから、職業病ですかね、揃ってないとどうも気分が悪い。
なので貼り直して接着剤が乾いてから撮影台にセットして撮影しました。実は見た目以上に手間がかかってるんですよ。(笑)

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2024年9月15日 (日)

レンズはまだまだ面白いと信じたい。(笑)

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カメラが電気仕掛けと言いますか、中に入ってるコンピューターで制御されるようになって、純正レンズとカメラの組み合わせの場合だと、レンズの収差などの情報をカメラ側とやり取りして補正しているというのを、ずいぶん昔に聞いたことがあるのですけど、だったらどこのメーカーのどんなレンズを使っても同じ写りになるじゃんってその時思いました。(笑)
実際はそうなならなくて、どのレンズにも個性がありますし、お手頃価格のレンズと高級ラインのプロユースのレンズでは明らかな描写の差があります。
ただコンピューターを使って設計をするようになって、その差が微々たるものになっているのは確かかと。つまりほとんど優等生レンズばかりになって、差と言いますか個性の幅が小さくなってしまってるなと思うのですな。
カメラやレンズのレビューをあげているサイトや動画を見ていると、その小さな差を重箱の隅をつつくように調べ上げて、取るに足らないわずかな欠点を、鬼の首を取ったように得意げに掲載してたりするわけですけど、オジサンは何だかそれって不毛な感じしかしませんなぁ。
今時のレンズは総じて高性能過ぎますから、わざわざそれをやる必要ある?って思いましてねぇ。
なのでそういうサイトでは作例写真に出てくるキレイなお姉さんばかり見ています、目の保養と心の栄養になりますからねぇ。ってそうじゃなくてレンズの性能だろうがって声が聞こえそう。(笑)
そもそもレンズの持つ差や個性を十二分に生かせるほどの腕前の方はまず居ないでしょうけど、でもちゃんとキレイに撮れる。それぐらい今どきのレンズはレベルが高いわけで。特にアマチュアに毛の生えた程度のプロの方はずいぶん助けられてると思いますよ。(笑)
オジサンが使っているフジのXマウント単焦点レンズ4本は、いわゆる大口径の神レンズなんて呼ばれているようなお高いレンズは1本もありません。開放F値の暗いリーズナブルな価格帯のものばかりで揃えています。
絞り開放で背景をぼかして撮る頻度が少ないのもありますし、今どきの大口径レンズは開放から高性能ですから面白さを感じないのですな。
使っている4本のレンズもオジサン的には十分すぎるぐらい超優等生、確実に写真を撮らなくてはならないシーンでは間違いなくいい仕事をしてくれますけど、それが写真を撮る楽しさと必ずしもイコールではないわけで。
思えば昔のレンズは、開放絞りが使い物にならないぐらいひどいのがありましたから、それと比べると雲泥の差どころか異次元のイイ写り具合なのはありがたいのですけどねぇ。
だけどまともに撮れないから工夫していたあの頃の楽しみはもうありませんな。つくづくいい時代なのは分かりますけど失敗の無いつまらなさとでもいいましょうか、安心安定って無個性だなと。(笑)
このところわずかですけど暑さがマシになってきましたので、またカメラを下げて街を徘徊しようかと。オジサンの今年のオータムレンズフェアはクラシックレンズをもう一度おさらいしてやろうかと思っています。
レンズはまだまだ面白いと信じたいですからね。(笑)

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2024年9月14日 (土)

暑い季節はストロボに限る。(笑)

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二十代の頃、アンティークにハマって、古いパッケージやガラスのお皿やグラスなどを集めまくってました。
その頃、骨董の世界ではまだまだ評価が低かったり、全く評価されてない「雑器」扱いの品物ばかりだったので、若造の小遣いでも買えるような物が多くて、お手頃価格で楽しめたのですな。
で、それを博物館の図録に掲載されている収蔵品の写真のようにカッコよく撮りたいなと思って自宅で撮ったことがあります。
商品撮影もブツ撮りなんて言葉も知らなかった頃でしたし、ネットですぐ調べられる時代じゃなかったので、玄光社から出ていたプロ向けのハウツー本などを立ち読みして(買えよ、笑)見よう見まねで撮ったのですな。
その頃はクリップオンストロボも持ってなかったので、写真照明用電球を使って撮りました。デイライトカラーの青い電球は高くて寿命も短かったので、一般用の写真用電球にタングステンタイプのリバーサルフィルム「フジクロームT64」で撮影、グラデーションのかかったグレーバックで撮るのに四苦八苦してました、何せ知識が無かったのでね。(笑)
で、撮ったのは冬だったのですけど、写真用電球って、恐ろしく熱いのですな。暖房無しで電球の熱だけで十分室温が上がるぐらい熱いわけで。言ってみれば電気ストーブつけてるのと変わりがありませんからね。
コレが真夏だったらやろうという気持ちにすらならなかったと思います、電球の眩しさと熱に気持ちが萎えてしまったでしょうからねぇ。(笑)
最近は片付けの合間を縫って実家スタジオで物撮りをしておりますが、ついこの間買ったLEDライトは残念ながら登場しておりません。
2度ほど試しに使ってみたのですけど、コレで撮ってると熱いのよ。写真電球ほどじゃないですけど定常光なので点けっぱなしだと発熱を感じますからね。(笑)
スタジオは風通しはいいし、我慢できないほどの暑さってわけじゃないのでLEDライトを点けなければ大丈夫なのですけど、点けた途端に室温がじわじわ上がっていくのを感じます。
ライトの冷却ファンは点けてしばらくするとブンブン回り出して熱風を撒き散らしてくれますから当然なのですけど、ちょっと耐えられない暑さになるのですな。
なのでせっかく買ったのにちょっと休んでもらってて、クリップオンストロボ2灯が現在スタメン登録中。瞬間光ですからほぼ発熱がないのは助かりますよ。
とにかく今年の夏は暑すぎますからね、室温が30度の日を涼しいって感じるのがすでに異常、全体の暑さレベルが物価上昇並みに高くなってますから、発熱するものは避けたいのがホンネかと。(笑)
何はともあれ、この暑さが凌ぎやすくなるまで何をする気にもならないですなぁ。(笑)

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2024年9月12日 (木)

アゲハ蝶、無事飛び立ちました。

予定というのはあくまでも予定であって約束ではありませんから、予定通りに行かないことなんてのは、日々生きていると当たり前に起こります。
我が家のプランターに植えてたパセリに産卵して、みるみる間に大きくなって蛹になってしまったキアゲハの幼虫、蛹から10日〜2週間ぐらいで成虫のアゲハ蝶になりますって一週間前の記事で書いたのですけど、予定通りには行きませんでしたな。
10日どころか完全なフライングでちょうど1週間、7日目に羽化してしまいましたよ。ちょっと涼しい日があったり、雨の日があったりしたので、気候のせいで早くなったのかもしれません。
その日は家内は休日で、朝から鉢植えの手入れをする予定で表に出たところ予定外の羽化に遭遇したみたい。
「はよ来て」って言われて見に行ったところ、ちょうど蛹からでてきたばかりで、しなしなヨレヨレの羽根をゆっくりと伸ばそうとしているタイミングでした。時刻は朝の6時でしたから5時半ぐらいから羽化が始まっていたのかと。

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蛹になった場所が場所だけに、足が当たったり物をぶつけたりしたらエライことなので、家内がペットボトルを切ってガードと言いますかバリアを作っていたのですけど、そこから出て壁につかまってましたな。まだ足元がおぼつかない感じでヨロヨロしてましたけどね。
家内はipadで写真を撮ってましたけど、ついでに動画も撮っとけばって言いました。早朝から二人でしゃがみこんでアゲハ蝶の羽化を見てる姿は、もはや夏休みの観察日記。(笑)
だけどヨレヨレの羽根が少しずつ伸びてシャンとしていく姿は見ていて飽きませんでしたな。時々ストローみたいな口を伸ばしたり、ゆっくり羽根を開いたりしているので、まだ体全体が伸び切っていないのでしょう。
ココからが結構時間がかかって1時間ほど蚊と格闘しながら観察。蚊取り線香を焚くわけには行きませんから、蚊の襲撃にパンパン手で潰しながらの観察でしたけど、後からムヒ塗りまくりましたよ。何か所も刺されてかゆいことかゆいこと。(笑)

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結局しゃがんで見ている姿勢に耐えられなくなって一時休止。朝ご飯を食べて見に行ったらまだ動きがなかったので安心していたら行方不明に。
すっかり羽根がしゃんと伸び切ったのでしょうね、近くの鉢植えに移動してじっとしてました。家内とそ〜っと近づいた途端パタパタと羽ばたいて飛び立っていきましたな。
見てると自分の育ったパセリのプランター辺りでしばらく飛び回ってましたよ。そのうち姿が見えなくなりましたけど、成虫になってからの寿命は1〜2週間と言われているので、きっと産卵しにまた帰ってくるんじゃないかと思っています。(笑)

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2024年9月10日 (火)

写真が趣味で幸せでしたな。(笑)

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国語辞典で「趣味」の意味を調べてみると「仕事や職業としてではなく、個人が楽しみとしている事柄」と出てきました。
ただ最初は趣味で始めたことが、どんどん認められて職業になってしまうなんてのもありますから、そうなると趣味って、その事柄によっては楽しみごとだけでは片付けられないぐらい、奥の深い世界だってことですな。
オジサンの場合、写真は長年続く趣味なわけですけど、趣味が高じてと言いますか、写真が趣味だったおかげで仕事にもつながりましたので職業でもあったのですな。
だけど仕事で撮る写真はお客様からお代を頂戴するものですから、趣味で撮ってる写真とは全くの別物。共通点があるとすれば撮影の技術だけ。
同じ「写真」でありながら対し方が全然違うので、仕事で散々写真を撮ってて、休日はもうカメラも見たくないって思ったことはありませんでしたな。
逆に仕事で得たノウハウを趣味の写真に活かしたり、その逆もありましたから、趣味の写真と仕事の写真がいい形でシンクロしていたのかもしれません。
今となっては趣味の一言では片付けられないぐらい、もうそういう次元は通り越してるのがオジサンにとっての写真なわけで、写真を撮るために時間を作るとかじゃなく、まず写真を撮るのが大前提。それに合わせて他のことを考えたり組み立てたりが当たり前になってしまってますな。
家内にも写真との付き合いは、あなたとよりも長いって言いまくってましたから、写真を撮りに出かけることで文句を言われたことは一度もありません。(笑)
若い頃はいろいろな趣味に、首を突っ込みましたが、結局長続きしたのは写真でしたな、写真は一人でできますからね。写真クラブやサークルなどで仲間と楽しむのも一つのスタイルでしょうけど、写真撮るのが目的ですから一人が基本、誰にも邪魔されず自分のペースで楽しめるところがイイところ。(笑)
しかも写真って結果が残ります、出来の良し悪しに関係なく撮ったものは自分の生み出したものとして残りますからね。
さらに撮るための選択肢がたくさんあるところも楽しいと言いますか、飽きることがない部分かと。どんなカメラで、どんなレンズでって撮るための作戦を立てるのも楽しいところだと思っています。
なので写真が趣味で良かったって思いますよ、半世紀以上のお付き合いですけど、全然飽きることがないですからね。ただ楽しくするためにずいぶんお金も注ぎ込みましたなぁ。(笑)
写真ってカメラがないと成り立ちませんから、道具のためにお金で解決できる部分もたくさんある趣味。お金が無くてもそれに合わせた楽しみ方はできるのですけどね、投資がダイレクトに幸せと結びついてる率が高い趣味かと。(笑)
稼いだお金を趣味に注ぎ込むのですから、一番有益なお金の使い方ですし、その分服代や食費を節約したりしても苦にならないところが趣味の力ですなぁ。
オジサンも若い頃フィルム代の捻出に昼飯抜きをやりました。食事行ってきますって職場を出て公園で水道水飲みながら時間潰しね。真似しちゃいけませんよ、若さというバカがそうさせただけですからね。(笑)

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2024年9月 8日 (日)

今更のスマホデビュー。(笑)

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今時はなんでもスマホで済まそってのが世の中の流れですから、いつかは持とうかななんて思いながら、もう何年も経ってしまいました。
そもそも電話嫌いな上に携帯電話そのものに興味が持てなくて、電話のかけられないiPadの方が便利だし、性に合ってて長年iPadを使ってきたので、それで事足りていると言いますか必要十分と言うのもありまして。
ただiPad使いとしましては、もしもスマホを持つのならAndroidスマホでは無く、同じApple製品のiPhoneを選ぶのが、使い勝手や親和性を考えると妥当だろうと思ってはいるのですけどねぇ。
現状で事足りてるのに、さらにスマホの契約や月々の費用を考えるとどうしても必要って感じにならなくて、持たないままズルズルと今日に至っているわけで。スマホもケータイも持ってないっていうと、周りの人からすごく珍しがられますけどね、まるで困ってないのよ。(笑)
緊急の場合にどうすんの?ってよく言われますけど、本当に緊急の時って不思議なもので何とかなってましたよ。むしろそういう場面でケータイやスマホが全然通じない事態の方が、余計に不安やストレスが増幅するのじゃないかと思います。
実際親が危篤になった時にそうでしたからね、緊急連絡してるのに誰も出なくてイライラ。これじゃスマホの意味無いじゃんって思いました。なので絶対必要感が薄いのですな、積極的に持とうって気持ちにならないわけで。(笑)
そこに転がり込んで来たのが亡き父が使っていたiPhone。解約するつもりだったのですけど、仏事や何やかんやで家族の連絡用にしばらく持っておいてほしいと弟から言われたのですな。
自分のと一緒に契約してたそうで費用はかからないってことでしばらく持つことになりました。で、どうなったかというと全然使ってない。(笑)
最初のうちは設定をいじったり、必要のないアプリを削除したりするのに触ってたのですけどね。使い勝手がiPadと同じだったり似てたりするのでいじって使いやすくしたわけで。それから全然使ってないという有様。(笑)だけどバッテリーだけは勝手に消耗していきますな。思ってた以上にすぐ無くなりますね、こんなもんなの?
電話は2回ぐらいしかかけてませんし、使うのはメッセージアプリばかり、それも携帯キャリアからのお知らせがほとんどですし、LINEも入れてくれて家族LINEでやり取りって言われたのですけど、使ってませんなぁ。
そもそもiPadを使ってきたのでiPhoneは画面が小さくてどうも使い勝手がイイとは思えないのですな。(笑)
遅まきながらのスマホデビュー、使いこなさないまま充電ばかりしています。やっぱり要らないかなぁ。(笑)

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2024年9月 7日 (土)

写真は撮るから作る時代になりつつあるけど。

今どきのカメラマン、フォトグラファー、写真家の制作スタイルを見ていると、RAWで撮って現像処理で自分の作品に追い込んでいくというのが主流みたいですな。オジサンのようにJPG撮って出しの方は少ないみたい。
ま、現像処理により表現の幅が広がったのでしょうけど、それでいい写真が増えたかって聞かれたら???なオジサン。(笑)
現像処理という名の加工や捏造をやり過ぎてるといいますか、もう写真とは呼べないところまで加工しているものが最近すごく多くなったように思います。

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都市の夜景写真を「ブレードランナー」などのサイバーパンク系SF映画のワンシーンみたいに加工しているのや、アニメの背景画に出てきそうな坂道や入道雲の写真なんてのは、現実味が無さ過ぎ&イラストっぽくてもう写真として見れないのですな。

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だけどそういうのが今どきなのでしょうね。印象の薄い写真も加工を施せば映える写真になるというのがスマホのお陰で周知の事実になってしまってますからね。
そういうのを見てて思ったのですけど「映像作家」って言葉も便利な言葉ですな、写真や動画を撮るだけでなくそれをどんなふうに加工しようが自由といいますか、作品と言えるわけですからね。
ま、そういうのは昔からありまして、ガラクタでもアートって呼べば芸術作品になってしまうところがこの手のシロモノの何でも有りなところ。
デジタルになって自在に加工できるようになった写真は、今やそういうものの素材なのかと。
そうそう8月中旬に発表になったグーグルの新しいスマホには、撮影者をあとから合成する「一緒に写る」という機能が搭載されているそうですな。
集合写真の場合、撮る人は一緒に写ることができないので、同じ場所で別撮りして集合写真に合成、あたかも一緒に撮ったような写真に仕上げてくれるそうで。
オジサン勤めていた頃は会社の式典やら打ち上げやらのカメラマン役をやらされていたので、自分が写ってる写真は皆無でした。こういうのをなくすための機能だそうですけど、明らかに合成写真ですからこれでも記念写真になるのかって疑問しか感じないという。(笑)
言ってみれば眼の前の現実を写すものから、現実を作るものに変わってしまったのに「写真」ということですからね。
オジサンにはついて行けないというより、ついて行きたい気持ちにすらなりませんよ。もう写真の定義が自由になり過ぎててそこに面白さを感じません。
古い人間なもので撮る時の緊張感が撮影の醍醐味って思ってますのでね。写真の世界がどんどん遠ざかっていく感じがしますなぁ。(笑)
掲載写真は過去に撮った写真をやり過ぎ画像処理してみたものです。(笑)

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2024年9月 5日 (木)

アゲハ蝶、育て中。(笑)

生きていると日々予想外の色々なことと遭遇するワケですけど、そういうのも面白がると言いますか、ポジティブに考えて楽しむ余裕が欲しいですな。
先月ですが家内が育てていたパセリに毛虫がいっぱい付いたと怒りまくってたのですな。「どんな毛虫?」って聞いたら黒い体に白い帯のパンダみたいなやつって言うので「それ毛虫ちゃうで、アゲハ蝶の幼虫。」って言ったら「えっ」って驚いてましたな。
オジサン子供の頃に卵から羽化するところまで育てたことがあるので、聞いただけですぐピンときました。アゲハ蝶って柑橘系植物の葉っぱに産卵するのが多いのですけど、種類によってはパセリやコリアンダー、フェンネルなども食べます。
なのでサラダやパスタの彩り用に育てて茂りまくってたパセリに産卵したみたい。家内は毛虫としか思ってませんから、怒りに任せて割り箸で摘んでは処分してたみたい。
「よう見てみいや、体に凸凹があっても毛虫みたいに毛が生えてへんやろ、これ蝶の幼虫やで」その言葉に家内の態度急変、ほぼ全滅していたのですけど、運よく隠れていた1匹をそのまま育てるというか様子を見ることになりました。
しばらくすると白黒の体から緑色になって、おどろおどろしい模様の入った幼虫になりましたよ、幼虫としては最終形態。幼虫って1齢から5齢まで大きくなりちょうど5齢めが緑色の状態。
模様を見てキアゲハだと分かりました、アゲハの幼虫の中では一番ビジュアル的に派手で毒々しいやつ。(笑)
指先で突くと怒って臭角と呼ばれるオレンジ色の触覚を出して威嚇してきます、臭角の名の通り、みかんの皮のような独特の匂いを放つのですけど、カエルや鳥にとってはとんでもない匂いらしくて近寄ってこなくなるそうですな。
で、そのままもりもりパセリを食べまくり、パセリが育つより食べる方が早いって家内が心配してたら、こつぜんと姿を消したのですな。
幼虫は体長が5センチ超えてきたら、急に食べるのをやめて蛹になる場所を探して姿を消します。不思議なもので、朝日は当たるのに昼間は日陰になる場所を探して蛹になりますな。
「おらへん」って家内が探していたら、かなり離れた場所に置いてある園芸道具入れにくっ付いていたそうで下の写真はその時の写メです。

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すでに蛹になるために体を支える糸を出してましたな。本当は幼虫のうちに捕獲してガラスの花瓶の中で羽化を観察する予定だったのですけど一足遅かった。体を固定してしまったらもう動かせませんからね。
最初緑色だったサナギは2日ほどで薄茶色に変化、10日から2週間ほどで蝶になります。

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羽化は明け方から午前中が多いので毎朝のルーティンがひとつ増えましたよ。
アゲハ蝶って蝶になって飛んで行っても産卵時に自分が生まれた近辺に帰って来ることが多いので、今からパセリをたんまり育てておけばまた見られるでって言っときました。(笑)

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2024年9月 3日 (火)

薬飲む人、飲まない人。

少し前、夏風邪を引いてしまいまして。ある日の夕方なんだか関節が痛むなぁって思って熱を測ってみたら38度台、元々高熱でも平気なタチなのですけど、またコロナが流行ってるし、もしものことがありますから医者にってと思ったらお盆休みでどこもかしこも休診。なんとか自力で治すしかありません。
家内から「帰ってこんと、実家で寝泊まりして」ってお達しが。感染したらたまったもんじゃないってことですけど、ごもっともざんす。(笑)
で、食料調達と薬を買いにドラッグストアに行きました、と言うかそこしかないのよ。少しだけ食品も取り扱いがあって、コンビニよりは安いと言うお店。
今年閉店したスーパー跡地にできたドラッグストアも似たようなお店で、なんでこんなに同じような店ばかりって思ってたら、その向かいの現在更地になってるパチンコ屋の跡地にもドラッグストアが入るそう、なんで?狭い住宅街のバス道沿いにドラッグストアばかり3軒、その間は内科や歯科などのお医者さんばかりという、完全に偏ったと言うか歪な街並みになってます。
ドラッグストアってこんなにあるにも関わらず、まだまだ出店が続くってことは、それだけ儲けが大きな商売なのでしょうなぁ。一度手を出したらやめられなくなる旨みと言いますか、国の補助などでお金が転がって来る仕組みになっているのでしょうね。
将来を見据えて出店をしているとは思いますが、オジサンの住む街は前期高齢者が若者って呼ばれる、お年寄りだらけの街。将来を見据えるどころか、そう遠くない将来にはもう誰もいなくなっている可能性が高いので、年寄りの要望に耳を傾けてはくれないのでしょうな。
ま、そんなドラッグストアで薬を買いました。ご飯食べて飲んだらよく効くわ。普段薬をまるで飲まないので、こう言う場面では効果てきてめんに効きますな。

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オジサンどうも薬が嫌いでねぇ。薬ばかり飲んでた両親を見て育ったせいでしょうか。特に父親はことあるごとに薬やらサプリやら山のように飲んでましたな。
医者からもらってる薬だけで13種類、それにプラスしてアリナミンやら、目に効くとかいうブルーベリーのサプリなど、薬だけでお腹いっぱいになりそうな量を毎食飲んでても不安が消えない人でしたよ。
ちょっとでもいつもと調子が違うとすぐに医者を予約してくれときて、診てもらっても自分の気にいる答えが返ってこないと「あの先生は患者をバカにしとる」なんて怒り出すわけで。
で、薬の処方にも文句言ってましたな。そのくせ薬を飲まないと不安でしょうがないという。
オジサンはその真逆、処方箋を出されても明日には治るから必要無いなと思ったら貰わなかったりするので医者に怒られます。(笑)
そもそもあんなに大量の薬が本当に必要なのですかね。オジサンみたいに普段極力飲まないでいると、たまに飲んだらよく効きます、その方がいいなぁ。

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2024年9月 1日 (日)

迷ったらズームレンズは置いて行く。(笑)

写真&カメラファンの方なら撮影に出かけたり、旅行の際に持って行く機材の吟味は楽しい時間だと思います。行き先によって何をどんな風に撮ろうかなんてのを脳内シミュレーションしながら組み立てていくわけで。
このレンズは外せないなとかサブカメラも用意するかな、なんて欲張ったことを考えているとドンドン持ち出すものが増えていきます。それを持ち運ぶ自分の体力も考えておきませんと、写真を撮る前に力尽きてしまいますよ。(笑)
で、せっかく練りに練った撮影機材リストから引き算していくわけで。本当に必要か、それが無いと撮れないかを自問自答しながら過大評価している自分の腕前に本当に相応しい機材だけに落とし所を見つけるわけですな。(笑)
ま、こういう場合って大三元や小三元なんて呼ばれているズームレンズのセットをお持ちの方は悩む必要なんてないのでしょうけどね。
だけどズームレンズ3本も持って出るの大変じゃないすか?ホントに必要?持ち出してみたレンズの値打ちに見合った写真、ちゃんと撮れてます?ぶっちゃけ撮れてる人なんてほとんどいないと思うけどなぁ。(笑)
こういうこと言うと怒られちゃうかもしれませんけどね、いっぱいレンズを持って出ても意外とよく使うレンズとそうじゃないレンズってありますからね。
ズームレンズもそうでしょ、ズーム全域使ってるなんてまず無いと思いますよ。自分にしっくりくる焦点距離辺りでばかり撮ってたりしますからね。

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オジサンはAPS-Cで23mm、フルサイズ換算で35mmぐらいが好きなので、ズームレンズを使っててもこの辺りでばかり撮ってしまってますな。元々単焦点レンズが好きだからそうなってるのかもしれませんけど。(笑)
荷物が多かったりしてどうしても機材を減らしたい場面ってあると思います。数本のレンズを高倍率ズーム1本にするとかですな。
単焦点レンズとズームレンズのどちらかを選ばなくてはならない場合だと、単焦点レンズを置いといてズームレンズだけにするのが普通かと思いますけどね、単焦点レンズ好きなオジサンは逆。
ズームでかいし置いていくかって潔く捨て去り、ボディに単焦点レンズ付けっぱなしで出かけちゃいますな。
いちいちズームレンズに交換するのが面倒、ズームリングを回して構図を決めてるより、画角固定の単焦点レンズでサクサク前に出て撮り歩く方が、はるかに効率がいいのですな。
ズームレンズが悪いってわけじゃないですよ、オジサンはどっちって聞かれたらズームレンズにお留守番をしてもらうスタイルなだけですからね。
なので迷ったら気に入った単焦点レンズ一本勝負。暑いですからミニマムで高コスパな装備でお出かけが基本かと。(笑)

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