スタジオが、だんだん秘密基地っぽくなってきた。
昭和の高度成長期にたくさんのヒーローものアニメやドラマを見て育ったせいでしょうか「秘密基地」って言葉にロマンを感じると言いますか反応してしまいます。
ウルトラマンなどの怪獣や侵略してくる異星人と戦うヒーローは、地球防衛軍的な組織に所属しているイケメンが主人公というのがガチお約束でしたから、そういう基地が出てくる場面がカッコよくてねぇ。
スイッチがいっぱい並んだ操作パネルやレーダー画面だの、ピカピカ光るライトなどが子供心に未来を感じたわけで。(笑)
秘密基地的なモノで一番カッコよかったのが「サンダーバード」でした。よくプラモ作ったなぁ。
サンダーバードって各号に乗り込むシーンがカッコよくてね、2号が好きだったので公園の滑り台を仰向けに寝そべって逆さに滑ってバージルの真似してましたよ、アホでしたな。だけど国際救助隊はホントカッコよかったっすよ。(笑)
ま、大人になってからは現実が分かってくるので秘密基地は遠ざかってしまいましたな。社会に出ると怪獣や異星人よりも、もっとややこしい方々と戦わなくてはなりませんからね。スペシウム光線よりも根回しやホウレンソウ(報告、連絡、相談)が武器としては有効でしたよ。
なので秘密基地に代わる「大人の隠れ家」なんてのが流行りましたな。忙しい日々の中で自分を取り戻す場所的なのを総称して呼ぶ言葉だったような。
誰にも邪魔されずに一人になれる場所ってことですかね。自分の好きなことに没頭できるスペースだけでなく、老舗のバーやジャズ喫茶なんてのも隠れ家の範疇かと。
別に隠れる必要なんて無いのですけどね、やましいことやってるわけじゃありませんから、堂々と大っぴらにやればいいだけの話。だけど隠れ家って言葉がそそるのよ。(笑)
隠れ家と秘密基地って人には教えない自分の居場所ってところが似ていると思うのですけど、その人の面白がってることが溢れかえってる場所が秘密基地なのかなぁって気がします。
所ジョージさんの世田谷ベースをテレビで見た時、これぞまさしく秘密基地だなって思いました。好きなことで溢れかえったスペースでしたからすごいと言うか羨ましい。(笑)
オジサンも見習って実家の一室をスタジオに改装。写真を楽しむ秘密基地と言いますか、ここで写真撮ってると時間を忘れるような場所にできればなって思ってます、と言うかそんな風にアレコレやってますよ。
さらに写真を撮るだけでなく工作などもできるような作業スペースも考えてます。こう言うのは計画を練ってる時が楽しかったりしますな。
我が家のように家内の持ち物が越境してきて、オジサンのスペースが侵食されることもありませんからガッツリ秘密基地にしてやろうかと。(笑)
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