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2024年8月10日 (土)

お隣の国のレンズは、勢いがありますなぁ。

カメラやレンズの最新情報やウワサ情報を発信しているサイトは毎日の巡回コースにしておりますが、カメラよりもレンズのニュースが面白いなと感じています。特にお隣の中華レンズは次々に新製品を出してきて活気があるなぁって思いますな。
さらにこの1〜2年はAFレンズが急に増えたような気がします。少し前に見たニュースでAFレンズをリリースした中国メーカーは現時点で10社と出ていました、もはや主だった中国メーカーは参入済みということみたい。
国産メーカも負けじといろいろなレンズを出してきてますが、勢いの差と言いますか地味な感じがしますな、しかもお高いレンズが多くなったような気がします。高額な光学レンズって笑えねぇし買えねぇんですけどね。(笑)
情報発信サイトのコメント欄を見てみると、ハナから中華レンズは認めない人もいますし、国産メーカー製レンズとの差を細かく挙げて、まだまだ追いついてないなどと書いてる方もいますな。
品質だけでなく、アフターサービスまで含めて商品の値打ちだなんて意見も見ました。その気持全部分かりますよ。(笑)だけどオジサンは中華料理ぐらい中華レンズも好き、使ってみて良かったですからね。
一番最初に買ったのが「LAOWA 65mm F2.8 2x Ultra Macro APO」ってマクロレンズ。お家フォトやブツ撮りには欠かせないレンズですし、ダメ元で買ってみようかと。結果正解、十分すぎる写り具合でした。
数年後、焦点距離の短い「TTArtisan 40mm F2.8 MACRO」という激安レンズも買ってマクロ2本体制になりましたが大満足しています。
最初に買ったレンズの印象が良かったせいもあって、その後単焦点マニュアルフォーカスの激安中華レンズに次々手を出しましたが、どのレンズも気に入っています。

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国産優等生レンズと対局の、ダメなところと良いところが極端なのが面白いのですな。良く言えば個性的、悪く言えばクセ強レンズ。
すべての性能にオール5を望むユーザーには使えねぇヤツという評価かもしれませんが、オジサンはこの価格でこんなに楽しめるなんてと良い方に解釈してますよ。(笑)
中華レンズで最近気になっているのがティルト、シフト系レンズ。光軸を変化させて歪みやピント&被写界深度をコントロールするという特殊な仕組みを持ったレンズ。
高所から景色を撮る時に一部だけピントが来ているジオラマ風写真を見たことがある方も多いかと。実は建築写真で上すぼまりにならないように撮ったり、料理や商品イメージ写真で隅々までピントが来てるようにしたり、またその逆の背景ボケボケなんてのにも使われるのですな。
勤めていたスタジオにもキヤノンのTS-Eレンズが3本ありました。高価過ぎて個人で持つようなレンズじゃなかったのですけど、最近中華レンズでよく見かけます、しかもお手頃価格。
LAOWAから発表になった「CF 12-24mm F5.6 Zoom Shift」なんて広角ズームでシフトレンズという、国産メーカーからは絶対に出てこないようなものまであるという。なので興味津々なオジサン。(笑)
これだけ次々にそそるレンズを投入してくるってことは、勢いだけじゃなくて、交換レンズの世界にまだ埋まってないピースがたくさんあるってことですな。中華レンズはそこに刺さるレンズを即投入してくるわけですからホント目が離せませんよ。
国産メーカーレンズのようにまず価格に絶望してしまって、それ以上興味がわかないレンズとは違い、手が届く価格に面白いレンズが沢山ありますからねぇ。(笑)

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