二度寝の稽古。
上方落語に「あくびの稽古」という噺があります。江戸落語では「あくび指南」という題名だそうですけど、友人のあくびの稽古に付き合った男のお笑い話。正直なところあまり面白い落語だなって印象がありません、題名だけ見ると面白そうなのですけどねぇ。(笑)
物事って自分が好きで初めたことに対しては稽古が辛い、しんどい、やりたくないとは思わないですけど、仕事などでどうしてもやらなくてはならないことの稽古って進まない、上手く行かない以前にやりたくもありませんな。
例えば来週客先でプレゼンしなくてはならないなんてのね、予行演習という名の稽古をしてても気が重いですからねぇ。
オジサンはもう仕事絡みの稽古からは遠ざかりましたけど、最近困ってるのが寝る稽古。夜中に一度目が覚めると二度寝ができないのでそのまま起きちゃうという。
元々若い頃から睡眠時間が短くても平気で3〜4時間寝たら大丈夫、それがこの歳でもほとんど変わらないのですな。夜寝ない分昼間に眠くなるかというと、そういうのもほとんど無くて普通にいられるという。
若い頃は夜中の3時ぐらいまで夜ふかししてても朝の6〜7時に起きて普通に仕事に行ってました。ところが年齢とともに寝る時間が早くなってしまって、その分目覚める時間も早くなってますから、夜10時に寝ちゃうと夜中の2時ぐらいに目が覚めてしまってそこから寝れないという。丑三つ時におはようさんなんて、釣りが趣味の人ならイイですけどねぇ。(笑)
起きるにしてもあまりにも早すぎるので、もう一度寝ようと二度寝にチャレンジするのですけど、目が冴えてしまっててもう全く寝れませんな、なので二度寝の稽古中なのでありますよ。
よく羊が1匹…羊が2匹って数えると寝られるなんてのがありますけど、どうやらイギリスから伝わった言葉遊びだそうで、英単語の眠り「Sleep」と羊「Sheep」の発音が似てるのでスリープとシープをかけたそうですけどね。寝られないで困ってるオジサンは、このしょうもないダジャレを考えた奴をグーパンチで眠らせたいですな。(笑)
そもそも羊なんて神戸市内ですと、王子動物園か六甲牧場まで行かなくてはお目にかかれませんから、近所のそんじょそこらをウロウロしてるモンじゃありませんので馴染が無いのですな、ジンギスカンは旨いですけどね。この場合は1人前…2人前って数えなくてはなりませんから面倒くさい。
例えば仕事の打ち上げで、スタッフ8人でジンギスカン食いに行って、アイツは1人前でいいけど、コイツは間違いなく3人前食うなって計算をしていたら余計目が冴えますよ。ジンギスカンは羊だけどシープじゃなくてフードですからね。
むしろ焼き鳥1本…2本の方がって…、寝られないのでこんなしょうもないことを考えていたらこの記事が一本出来上がりましたな、二度寝したいのにね。(笑)
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