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2024年7月 7日 (日)

撮影用品自作ノススメ、背景用にリバーシブルな木の板。

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以前、表裏両面とも着ることができるリバーシブルの上着を持っていたことがありますが、アレって出かける時と帰る時で違う装いにできたりして面白いですな。片方を汚してしまっても反対返して着てしまえば分かりませんし。(笑)
表裏のある人間は困りますが、撮影用背景は表裏があると便利ってのが今回のお話。
勤めていたスタジオには実に様々な背景に使えるものが用意してありました。定番のデコラ板(メラミン化粧板)はもちろん壁紙もよく使ってましたな、安くて種類が多いのでね。オジサンも個人的に何種類か買い求めて使ってますよ。
木の板もよく使います、セリアで売っている「木板 焼き目付」という桐の板の表面を焼き目でダークな色合いにしてあるものは、何枚か並べるといい感じの背景になります。長さ45cmで幅違いが何種類か売ってて、12cmと15cmのものをそれぞれ6枚ずつ購入して使用していますけど、壁紙と違って本物の木なのでリアルさがイイですな。使わない時は片付けやすいですしね。
で、これと同じ木の板を並べるタイプの背景をリバーシブルで作ってみました。なるべく安く作りたいのでホームセンターで端材を調達。材木売り場の隅っこで、中途半端なサイズの材木の切れ端が、箱に放り込まれて安い値段で売ってるアレですな。
その中から大きさの揃った木目のきれいなSPF材を選んで買いました。長さ60cm×幅9cm×厚み2cmで1枚150円、6枚で税込み972円なり。
SPF材っていうのは北米産針葉樹のスプルース(Spruce、トウヒ)、パイン(Pine、松)、ファー(Fir、もみの木)の頭文字を取った名前でツーバイフォー住宅や家具に、DIYでもよく使われる木材だそう。この木目を活かせばきれいな木の背景が作れるんじゃないかと考えたわけで。
買ってきた板の厚みのちょうど半分のところに鉛筆で線を引き、それに沿ってマスキングテープを貼り片面を保護、マスクしていない面にペイントをしました。
木目を生かすペイントには普通ステインと呼ばれる着色剤を擦り込むように塗るのですけど、ホームセンターで売ってるのは量が多くてお値段もかなり高め。なのでネットで調べたところ評価の高かったセリアの「VARNISH」という水性ニスに決めました、色はメープルをチョイス。
さっそく塗ってみたのですけど、ムラになりにくくてスゴク塗りやすいニスですな、これで税込み110円でしょ、人気があるわけが分かりましたよ。

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で、一日空けて2度塗りして十分乾燥してからマスキングを剥がして完成。片面がメープルな感じの赤味がかった明るい茶色、もう片面は何も塗ってないので針葉樹の白い地肌のままのリバーシブルに出来上がりました。
これを背景に撮ってみたのが下の写真です。同じ木材ですけどずいぶん雰囲気が変わるのがお分かりいただけるかと。茶色と白を互い違いに並べても面白いかもしれませんな。(笑)

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