ゼブラさん、やったら出来ますやん。
筆記具の中でも、多色ボールペンが好きだということを2018年に記事にしてました。中学生の頃からでしたから、思えば半世紀のお付き合いがあるわけで。
その中でも20年のお付き合いと言いますか、気に入ってず〜っと使い続けてて「俺の筆記具」の座に君臨しているのがゼブラさんの「サラサ」シリーズ。
ノートパソコンの発表会でもらったのの書き味が気に入ってしまって以来、新しくペンを買う時はサラサ指名で気がつけば現在5本使ってます。
目に付くところに置いてますし、よく使うカバンにはそれぞれ1本ずつ放り込んであって、ブログのネタを思いついた時はサラサってメモを付けてるわけですよ。(笑)
今まで使ってきて、使用不能になったのは2本だけなので耐久性はあるのかなって思いますな。ちなみに使用不能になったのはメカニズムの故障ではなく、グリップの滑り止めゴムの加水分解。
カバンに入れたまま、しばらく使ってなかったのが劣化してネトネト。文字を書くどころじゃない不快な持った感じでこりゃダメだと、上からテープ貼ってマスキングしたりしてみましたがやっぱ無理がありましたな。
中古カメラ屋さんのジャンクワゴンで、うっかりニコンの一眼レフを手に取ってしまったときのような絶望感。なぜだかニコンの中古一眼レフのグリップって加水分解でネトネトになってるのが多くてねぇ、わざわざ注意書きをしてくれてたお店もありましたなぁ。みたらし団子を素手で握ってしまったような感じといえばお分かりいただけるかと。(笑)
このゼブラさんのサラサシリーズ、便利だし書き味が気に入っているので使い続けておりますが、ず〜〜〜〜〜っと何とかしてほしいと思っていたのがデザイン。とにかくダサいのよ。
ライバルの三菱鉛筆さんの「ジェットストリーム」シリーズなんてスーツ姿のビジネスマンが持ってても様になるようなカッコいいデザインのがいっぱいあるのに、サラサは垢抜けないといいますか、持ってる姿を見ても仕事できます感がまるでにじみ出ないという、低レベルデザインのがっかりプロダクト。(笑)
もうね、コレばっかりは会社の方針ですからユーザーにとってはどうしようもありませんし、ゼブラさんの中のデザイナーさんがダメだとは思っていませんが、案外ブラック企業でいい仕事させてもらえてないのかなーって諦めてました。書き味の良さにだけ目を向けて、他のところは目を閉じ心を塞いで使って行くしかないのかと。(笑)
ところが別件で立ち寄った三宮のナガサワ文具で「ついでに多色ボールペン見ていこ」って見てたらサラサの新モデルが並んでるじゃあ〜りませんか。「サラサクリップ3C」だって、2月に発売になってたそうですけどね、こういうのはもっとしっかりコマーシャルしていただきませんと困りますな。
ともかく今までよりはずいぶんスッキリ垢抜けていい感じ、やったら出来ますやん。(笑)カラーバリエーションはちょっと疑問を感じましたけどね、しっとりした艶消しの渋い色や上品なグレー系のがあればなって思いました。どうもカジュアルというか学生さん向けの感じがしてジジイには選択肢が少ないのよ。(笑)
まず一本買い求めてただ今使い中、書き味はいつも通りでもデザインが良くなると、なんだか書くのが楽しくなりますな。
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