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2024年7月

2024年7月30日 (火)

ゼブラさん、やったら出来ますやん。

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筆記具の中でも、多色ボールペンが好きだということを2018年に記事にしてました。中学生の頃からでしたから、思えば半世紀のお付き合いがあるわけで。
その中でも20年のお付き合いと言いますか、気に入ってず〜っと使い続けてて「俺の筆記具」の座に君臨しているのがゼブラさんの「サラサ」シリーズ。
ノートパソコンの発表会でもらったのの書き味が気に入ってしまって以来、新しくペンを買う時はサラサ指名で気がつけば現在5本使ってます。
目に付くところに置いてますし、よく使うカバンにはそれぞれ1本ずつ放り込んであって、ブログのネタを思いついた時はサラサってメモを付けてるわけですよ。(笑)
今まで使ってきて、使用不能になったのは2本だけなので耐久性はあるのかなって思いますな。ちなみに使用不能になったのはメカニズムの故障ではなく、グリップの滑り止めゴムの加水分解。
カバンに入れたまま、しばらく使ってなかったのが劣化してネトネト。文字を書くどころじゃない不快な持った感じでこりゃダメだと、上からテープ貼ってマスキングしたりしてみましたがやっぱ無理がありましたな。
中古カメラ屋さんのジャンクワゴンで、うっかりニコンの一眼レフを手に取ってしまったときのような絶望感。なぜだかニコンの中古一眼レフのグリップって加水分解でネトネトになってるのが多くてねぇ、わざわざ注意書きをしてくれてたお店もありましたなぁ。みたらし団子を素手で握ってしまったような感じといえばお分かりいただけるかと。(笑)
このゼブラさんのサラサシリーズ、便利だし書き味が気に入っているので使い続けておりますが、ず〜〜〜〜〜っと何とかしてほしいと思っていたのがデザイン。とにかくダサいのよ。
ライバルの三菱鉛筆さんの「ジェットストリーム」シリーズなんてスーツ姿のビジネスマンが持ってても様になるようなカッコいいデザインのがいっぱいあるのに、サラサは垢抜けないといいますか、持ってる姿を見ても仕事できます感がまるでにじみ出ないという、低レベルデザインのがっかりプロダクト。(笑)
もうね、コレばっかりは会社の方針ですからユーザーにとってはどうしようもありませんし、ゼブラさんの中のデザイナーさんがダメだとは思っていませんが、案外ブラック企業でいい仕事させてもらえてないのかなーって諦めてました。書き味の良さにだけ目を向けて、他のところは目を閉じ心を塞いで使って行くしかないのかと。(笑)
ところが別件で立ち寄った三宮のナガサワ文具で「ついでに多色ボールペン見ていこ」って見てたらサラサの新モデルが並んでるじゃあ〜りませんか。「サラサクリップ3C」だって、2月に発売になってたそうですけどね、こういうのはもっとしっかりコマーシャルしていただきませんと困りますな。

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ともかく今までよりはずいぶんスッキリ垢抜けていい感じ、やったら出来ますやん。(笑)カラーバリエーションはちょっと疑問を感じましたけどね、しっとりした艶消しの渋い色や上品なグレー系のがあればなって思いました。どうもカジュアルというか学生さん向けの感じがしてジジイには選択肢が少ないのよ。(笑)
まず一本買い求めてただ今使い中、書き味はいつも通りでもデザインが良くなると、なんだか書くのが楽しくなりますな。

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2024年7月28日 (日)

自然光、ストロボ、LEDライト、強いのはどれ?

東京小金井市にある「江戸東京たてもの園」の中に「常盤台写真場」という建物が移築復元されています。元々は板橋区常盤台1丁目にあった写真館の建物で1937年(昭和12年)に立てられたそう。
撮影用照明機材がまだまだだった当時は自然光が一番だったようで、大きな窓がたくさんある特徴的な建物です。今の目で見るとそんなに大きな窓とは思えないのですけどね、当時としては画期的だったのでしょうな。(笑)

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自然光だけでは撮れないってことで、カメラの進化に合わせて照明機材も発達してきたわけで、マグネシウムを発光させたり、それを便利にした閃光電球なんてのもありましたな。
発熱がすごくて寿命が短い写真電球からストロボへと移り変わって、長くストロボが主流だったところへLEDライトが出現、主役の座は徐々にチェンジしつつあるのが現状かと。

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ストロボのピカッと光る「瞬間光」に対してLEDはず〜っと照らしてくれる「定常光」ですから二刀流、動画も写真もいけるのですな。
今どきのカメラマンは両方できないと仕事になりませんから、機材が共用できるのはありがたいわけで、この先はLEDライトが主流になっていくと思います。ま、それぞれに一長一短があるのですけどね。(笑)
自然光はお天道様の光なので一番ナチュラルに撮れますが、日が沈んだ夜は撮れません。対して強い瞬間光でお日様と光質が近いストロボ光は、夜だろうが関係なくライティングできますし、瞬間光なのでライトが当たった瞬間を止めると言いますか、ブレずに撮ることができます。例えば調理撮影ですとパンケーキからシロップが伝わり落ちる瞬間を撮るなんてシーンですね。
欠点は光の当たり具合が撮ってみるまで分からないところ。スタジオのストロボは内蔵しているモデリングランプで事前に当たり具合を確認できるようになってますが、あまり役に立たないざっくりしたもの。
なので撮ったのを見てライトを変えたり増やしたり位置を移動したりが発生します。デジタルカメラ以前はポラロイドカメラで確認用のカットを撮ってました。ベテランカメラマンはそういう光を読めると言いますか、セット見ただけでどう写るかが経験で分かっている人だったのですな。(笑)
で、定常光のLEDライトはその辺りが分かりやすく、実際の当たり具合を見ながらセッティングできるところが、ライティングなんてやったことがない人にも敷居が低く、とっつきやすいところだと思います。
実際LEDライトを使ってみて影の出方や反射具合を見ながらセットできるのは便利でしたな、しかも露出計も使わず、絞り優先AEのまま露出補正するだけでキレイに撮れてしまいますからスゴク楽というか楽すぎて戻れない。(笑)
ま、撮影ライトの話って書き出すときりがない世界、基本はあってもどう使うかに正解はありませんからそこに個性が出るわけで。
本来なら適材適所で光源を選ぶのがスジですけどLEDライトは今までのしきたりをガラッと崩しましたから、あと10年ぐらいしたらプロカメラマンでもストロボを見たことも使ったこともない人が当たり前になるかもしれませんね。(笑)

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2024年7月27日 (土)

ランドリーボックスはこう使え。(笑)

専用品で揃えると相当高く付くのがスタジオ用品。本当に必要かつ代替え品が無い物は買わざるを得ませんが、できる限り創意工夫で乗り越えたいところ。
だけど代替えや代用品を流用前提で探していると楽しいですな。これ流用できるかもって目線で物探しをしているので、全く違うジャンルの商品に目が行ったりします。
そんなネットショッピングで見つけたのがAmazonベーシック商品のランドリーボックス。折りたたみ式の長方形の洗濯かごですな。

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こんな物スタジオで何に使うのって思われるかもしれませんが、壁紙や背景紙、デュフューザーフィルムや畳んだライトスタンドを立てておくにちょうどいいのですな。
幅奥行きは36cmで高さ58センチと十分な大きさがありますから色々立てて収納するのに便利、長さのある物ってスタジオには多いのでね。(笑)
そこそこ高さがあって細長いものを立てておける商品を探していて見つけたもの。他には傘立てだとか足湯専用バケツなども見つかりましたけど、丈夫すぎてゴツイものだったり、反対に華奢で倒れそうだったり、お値段も色々で高いのは却下して探してたらたどり着いたのが洗濯かごだったというわけ。
だけどアレですな、ぜんぜん違うジャンルのものからドンピシャのものを見つけたときって「俺ってスゴクね?」って自画自賛したくなりますな。(笑)
で、家内のお買い物に便乗して購入しました。最近Amazon発送商品も3,500円以上の購入じゃないと送料無料にならないので一緒に買えばクリアできますのでね。「洗濯かご買うて何するん?」って言われましたけどね、それは見てのお楽しみざんす。(笑)

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届いたランドリーボックスはとてもいい商品でスッキリ物が収まったのですけどねぇ。Amazonのレビューでもたくさん出ていたとおり独特の臭いがきつい。
箱から出した途端にはっきり感じるのですけど、臭いがモロにウ◯コ臭なのですな。素材のせいだと思うのですけど、オジサンこの臭いは記憶にありますね、子供の頃のビニール製のおもちゃや浮き輪で同じ臭いがしてましたから。
とにかくかなり強烈に臭うので、レビューでは使えねぇってコメントもチラホラありました。洗濯機が置いてあるようなそんなに広くない場所や、お風呂の脱衣場に置いとくには、臭いがこもりますから正直無理かも。元々そういう場所で使うための製品ですからねぇ。臭い物にはフタなんて言いますけど、フタが臭くては笑えませんな。
だけどオジサンはそういう用途で使わないので平気&楽勝。風通しのいい広い8畳間で風に当ててたら臭いがかなり消えましたよ。次の日には近づかないと分からない程度まで激減、鼻を近づけるとまだかなり強烈に臭いますけどそのうち消えるでしょうな。
なので臭うランドリーボックスは本来以外の用途で使われると、とっても快適だとお申し上げておきましょうか。(笑)

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2024年7月25日 (木)

幸せの黄色い…「味カレー」のラーメン。

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子供の頃、駄菓子屋さんで好きだったお菓子は「ベビースターラーメン」と「味カレー」でした。「かっぱえびせん」はすでにありましたが、「カール」だとかのスナック菓子がポツポツと増えていった頃だったと思います。あの有名な「仮面ライダースナック」はまだ少しあとでした。(笑)
名の通った大手メーカーのは、小袋入りじゃなかったので量も多く値段も高くて、母親と買い物に出かけたときしか買ってもらえませんでしたな。なので「ベビースターラーメン」と「味カレー」は10円玉握りしめて買いに行ける、お菓子の両横綱だったわけで。
ラーメンかカレーかどっちにするか駄菓子屋さんでよく迷いましたなぁ、両方買えるだけの財力も財源も無かった頃ですからねぇ。ただ友達と分けて食べることができたので、違うのを買って分け分けしてましたよ。
で、その味カレーとコラボしたインスタントラーメンというのを初めて見たわけで。近所のスーパーで買い物中、見覚えと馴染みのある味カレーの袋を見つけて、近づいてよく見たらインスタントラーメンだったって、ナニコレって感じ。
5食入パックでしたけど、大好きな味カレーががラーメンになったのだから間違いなく「コレ絶対うまいやつ」だと確信してお買い上げしましたよ。(笑)
袋のデザインはラーメンの文字が入ってて掲載写真もラーメンになってますけど、スナック菓子のと全く同じデザインとテイスト。だから目についたのですけどね。
調べてみたところ味カレーの「大和製菓」が監修してて、同じ長崎県にある「たなか物産」が製造販売して2022年8月に発売。商品紹介ページには「やまとの味カレーとコラボ!!袋ラーメンとして新発売。」とありますな。
きっと地元では当たり前に売っているのでしょう、だけどこちらでは見かけませんよ、お初でしたからね。たまたまスーパーの催事コーナーで九州のお菓子や食品フェアみたいなのをやってて発見したわけで。
なにはともあれ食ってみなくてはなりませんってことで、さっそく実食してみました、あの味わいがそのままラーメンになってるのに思わず涙目。スナック菓子もインスタントラーメンもどっちも好きなオジサンはコレ防災備蓄品に追加しようかと。

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黄色いスープと香りがそのまんま味カレー、麺はシッカリしてて歯ごたえあり、お菓子の味カレーと食べ比べて見ると、焼き菓子とラーメンですからニュアンスの違いはありましたけど、あの味わいがラーメンでいい感じに再現されてて美味いわ。
思わず「幸せの黄色いラーメン」ってタイトルが閃きました、だけどそのまま使いませんよ。(笑)で、ウマイウマイって食ってたら残りあと1つ、もう2~3パック買っとけばよかったですなぁ。(笑)

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2024年7月23日 (火)

ちっちゃくてもちゃんとお辞儀できるなんて。

今年の我が家の園芸は、春先から家内が色々植えてて、玄関前は植木鉢やプランターで足の踏み場もない状態になってます。昨年植えた黒松も他の植物もすくすく育ってますし、食虫植物や多肉植物などややこしい系もいっぱい、これ以上増やしたら置き場がありませんよってぐらい。(笑)
で、新規参入組の中にオジギソウがありました。種をもらったらしくて発芽用の製氷皿みたいなのに種まきしてたら芽が出て双葉になってさらに新しい葉っぱが発育中なのですけどすでにオジギソウの葉っぱのカタチをしてましたな。

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まだ2センチほどの子どもというか幼児なのに、触れるとちゃんと葉っぱを閉じますよ。この姿がお辞儀しているように見えるからオジギソウなのでしょうね、ついつい指でつついてしまいます。
ちっちゃくてもちゃんとお辞儀をするところが立派というか、どこかのふんぞり返った政治家に煎じた汁を飲ませたいですな。(笑)
で、お辞儀で思い出したのが二眼レフカメラ。オジサンのブログですから、ぜんぜん方向性の違う導入部分からだってちゃんとカメラと写真方面へと導くわけで。(笑)
え〜っと、若い方は見たことが無いかもしれません、二眼レフカメラって縦にレンズが2つ並んで付いてる縦長ボディーのカメラ。

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構造上ファインダーを上から覗き込むカタチなので、撮ってる姿がお辞儀をしているように見えるのですな。その姿が分かるような写真を掲載しようかと思ったのですけど、オジサンのお辞儀ポーズはハゲ頭がみっともないので却下します。
ともあれお辞儀ポーズのおかげでポートレイト撮影で相手を緊張させないと言いますか、威圧感があまりなくて、さらにレンズが2つ並んでますから一眼レフに比べると撮られる側にとってレンズを意識する感覚が薄くなるわけで。
勤めていた頃、二眼レフにハマって職場に持っていって同僚や上司をよく撮ってたのですが、みんなリラックスした顔で写ってましたな。「そのカメラ、どっちのレンズで撮られとんか分からんな」って言われましたからね。コレって撮ったことのある方なら分かっていただけるかと。(笑)
二眼レフといえばローライフレックスが有名ですけど一流ブランドと言いましょうか、このご時世でも恐ろしく高いですなぁ。なので探してみたところ、学研「大人の科学」の二眼レフカメラを思い出しました。
自分で組み立てなくてはなりませんが、今一番安く手軽に楽しめる二眼レフと言えるかと。(笑)手に入りやすい35mmフィルムを使うところも◯。以前持ってましたがかなりエモい写真が撮れたような記憶があります。
そういうのを楽しんでみたい方にはオススメの一台かもしれませんね、コレもっと人気が出てもいいのになぁ。(笑)
オジサンが持ってる二眼レフはミノルタオートコード1台だけになりました、なんだかたたずまいが好きで温存しています。お家フォトの演出用に使ったり、時々引っ張り出してきてお辞儀してファインダーを覗いています、なんだかお辞儀ってイイですな。

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2024年7月21日 (日)

湯気の向こうに技術が見える。(笑)

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料理の撮影で求められるのが「シズル感」ってやつ。日本語っぽいですけど実は英語で「sizzle」。
辞書には食材が焼けるときのジュージューという音などって説明が出てますが、調理撮影の世界では食欲をそそるとか、思わず食べたくなるたまらん感じを指すので、ハンバーグを割って肉汁ジュワ~とか、キンキンに冷えたグラスの水滴だとか、鍋物の湯気モワ〜ンなんてのもシズル感のひとつ。
その湯気ですけどドライアイスを使ったり、アイロンのスチーマーや加湿器にホースを付けて改造したり、いろいろな技がフィルム時代からあったのですな。
その後デジタルになって撮ったその場で確認できるのでとってもスムーズになりましたと言いたいところですけどね、現実はその逆だったわけで。
立ち会いに来られた客先のご担当者様もその場で確認するので、周り全員がOKでもその方が「う~ん」って言ったら撮り直し。
湯気はこちらの思い通りに上がりませんから、OK出るまで撮らされるので終りが見えない、カット数はどんどん増える、かと言ってその分を請求できないというジレンマ。
ただでさえデジタルになって撮影単価が低くなっているのに労力だけ増えて儲けに繋がらないのですな。で、その救世主がフォトショップの画像処理でした。
別撮りしてある湯気の写真と合成するのですけど、どんな湯気でも自由自在に加工でき後から足せますから、極端な話冷めた状態で撮っても「湯気は画像処理で足しときますんで」でOK、おかげでずいぶんスムーズになりましたよ。
今回その湯気のストック写真を実家スタジオで撮ってみました。ネットのフリー素材でもいいのですけど、自分用にオリジナルで撮っておこうかと、料理写真に使えますからね。

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合成用素材写真なのでバックは黒、近江ベルベットの「ハイミロン」って漆黒の布を吊るして背景に。
背景がライトの影響を受けないように、70〜80cmぐらい間隔を開けた手前に撮影台、その上にカセットコンロとフライパンをセット。フライパンを使うのは底面積が広いほうが湯気ボウボウになりやすいから。
ライトはデュフューザー越しにストロボを左やや後ろから当てて半逆光ぐらいに。その手前にカメラ、ピントはフライパンの手前1/3のところに合わせて固定。
カメラのストロボ同調速度を考えてシャッターは1/125秒に、遅いと動く湯気がブレるのよ。絞りはF8〜11になるように光量を決めるのですけど、クリップオンストロボ2灯でも弱いので感度を上げて対応しました。とはいえ黒バックは高感度でノイズが出やすいのでISO800で。
さらに湯気がよく分かるようにエアコンで室温を目一杯下げておきます。撮影準備ができたらお湯を沸かしてスタート。
湯気の出方を見なくてはなりませんから雨戸は閉めましたが室内光は付けたまま、ストロボ撮影ですから影響を受けにくいですし、黒バックに湯気なのでほぼモノトーンですから大丈夫。
グラグラ沸いてきたら火を止めエアコンも切ります、火が付いたままだと湯気ってすぐ消えるし見えないので必ず火を止め、その瞬間からボウボウと上がるのをパシャパシャ撮っていくのですな。湯気の出が悪くなったらまた沸かして撮るを繰り返し。
湯気ってこちらの望み通りには上がってくれませんから、多めに撮っておいて良いのだけ残すわけで。

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お店でipadで撮った写真に合成してみたらこんな感じになります。分かりやすくするためやや過剰に湯気ボウボウにしてみました、湯気があるだけでずいぶん美味しそうに見えるのがお分かり頂けたかと。
合成手順は書きません、難易度が高くないですし「Photoshop 湯気 合成」で検索したら、やり方がたくさん出てきますから調べてみてください。

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2024年7月20日 (土)

空に太陽がある限りって歌じゃなくて自然光の話。(笑)

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地球はお天道様ひとつで照らされているのですけど、その光が地球の大気を通り拡散されるので隅々まで明るくなっているのですな。
お日様ひとつでこの世は明るいわけで、悪いことした人に「お天道様が見てますよ」なんて言うのは隅々まで光が届いているところから来たのかもしれません。
そんな隅々まで届く光を写真の世界では「自然光」って呼んでます。自然の光だから自然光という意味だけでなく、この光で撮った写真が一番自然に見える、感じられるってところからもそう呼ばれているのでしょうね。
プロカメラマンのライティングを見ていると、ストロボなどの人工光を使っても自然光で撮ったような雰囲気といいますか、自然さを演出してたり、ライトを使ってるのが分からないぐらい上手な方がたくさんいます。
このあたりがプロフェッショナル、ベテランの持ち味、簡単そうに見えるからって真似してもそうは簡単に撮れませんよ、ライティングは奥が深いですからね。(笑)
自然光が一番なのだったらなんで自然光で撮らないのって話ですけど、自然の力は人間がコントロールできないですし、またそれを再現できないところがあるからですな。
晴れと雨や曇りの日では光の質が変わりますし、色温度は朝日、日中、夕暮れで全然違ってきますから安定した同じ光で撮り続けることはできません。
さらに季節によって太陽の位置は変わりますから、もうちょい高めなんて思ってもできない、つまり昨日と同じライティングでは撮れないと言いますか、スタジオのように再現できないわけで。
とはいえストロボもLEDライトも持ってない、買うつもりもない、そもそも知識が無いので使いこなせない場合、お家フォトやテーブルフォトはお天道様頼みと言いますか、これしか明るく照らしてくれるものは無いわけですから、お日様と仲良くするしか無いのですな。ま、ぶっちゃけ言いますと、陽の光の入ってくる窓があればほぼ何でも撮れるのですけどね。(笑)
このブログの掲載写真は中華機材を揃えだした数年前以前は、パソコン机の上をメインに、家の中の色々なところで自然光だけでほぼ撮ってました。写真の仕事をしていたので、どうしてもセットを組まないと撮れない場合は職場で仕事の後に借りて撮ればいいかと考えていたのですな。
それで困りませんでしたし、職場を借りたのは結局1度だけ。ブログのタイトルバナー用のキヤノンNewF-1を撮った時でした、黒デコラ板をバックに神戸港の景色とタイトルが入るのを考慮してカメラを俯瞰で撮るのは自宅ではどう逆立ちしても無理でしたから。(笑)
それ以外は自宅で撮ってましたよ、必要なのは三脚とレフ板数枚だけですから実にシンプル。天気の良い日の10時から14時ぐらいの時間帯が撮りやすくて狙い目。にしきのあきらさんの昭和歌謡じゃないけど、空に太陽がある限りほぼ撮れます。(笑)
カメラの手ぶれ補正があるから三脚はいらないって方でも、何かと便利なレフ板は持ってて損はないかと。簡単に自作できますから作ってみてはいかがでしょうか。
過去記事にレフ板の作り方を書いてましたので興味のある方はどうぞ。

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2024年7月18日 (木)

ポン酢な夏の「勝貴屋」さんのポン酢。

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冬場の鍋物にポン酢ってマストアイテムと言いますか、無くてはならない存在。何となく冬の食卓の必需品ってイメージがありますな。反対にこのクソ暑い季節に、ポン酢って何に使ってるだろうと思い返してみたところ意外な事実が。(笑)
ご当地グルメですが兵庫県の播磨地方の名物料理に「ひねポン」というのがあります。卵を産まなくなった鶏(ひね鶏)の肉を炙り、細く切ったものにポン酢をかけ青ネギや白ごまなどを乗せた料理。
家庭でも作りますし、食品メーカーのものもあります、写真はコープのと業務スーパーの物。コレ明石から西方面の居酒屋ではまず間違いなくあるという定番メニュー。ひね鶏の歯ごたえとポン酢のさっぱり味でお酒が進む一品なのですな。

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沖縄の「ミミガー」もポン酢で食べますね、茹でて売ってる豚の耳を細く切ってポン酢とごま油に白ごまパラパラするだけの料理なので簡単。
ポン酢は餃子食べる時にも使います、神戸は味噌ダレが基本ですけど、ポン酢に柚子胡椒溶いたのもピリッとさっぱりしてなかなかいけるのですな。
細切りしたきゅうりと、ちりめんじゃこをポン酢で和えたのも、酢の物作るより簡単ですからよくやりますね、七味パラパラで冷酒のアテ。
そうそう豚の冷しゃぶサラダはポン酢かけて食ってるなって、あれれ?こんなに使ってたっけ、思い返したら冬よりめっちゃ使てますやん。(笑)
これではポン酢が足りなくなりますな、とここまでが今回の記事の導入部分で本題はココから。
ある日の晩ごはん時、家内が見てたテレビでポン酢が取り上げられてたのですな、大阪平野にある「勝貴屋」さんのポン酢。御夫婦が手作りされている評判のポン酢らしく、さっそく家内がガチ反応、取り扱ってるお店を探してましたな。
ところが手作りですから出回ってないという。現地まで行って買うか、運が良ければ大阪の阪急百貨店で見つかるかもってレベルだそう。ま、お約束通りテレビで放送された後しばらくはどこにも無かったそうですけどね。(笑)
ほとぼりが冷めた頃に、オジサンちょうど用事で久々の大阪へお出かけをしたので、さっそく阪急百貨店B2F食料品売り場を探しに行ってきました。
1周目では見つからず、老眼鏡をしっかりかけて2周目回ったのですけどやっぱり分からず、取り扱いは無いのかもって思いつつ、老眼鏡をメガネ拭きでしっかり拭いて3度目の正直の3周目GO。(笑)
もうねウロウロするのはこれで最後って覚悟で細かく売り場の隅々を見て回りました。事件現場の警察の鑑識なみの細かさでしたな。で「日本の味 京のれん」ってお店で「あ」。とうとう発見、何度もラベルを確かめてレジへ。300mlで税込み750円でした。
どこのスーパーでも置いてる大手有名メーカーのポン酢の4倍ぐらいしますけどね。我が家はこういうのをケチらないのよ。
味噌、醤油、七味などの薬味、だし、香辛料、マヨネーズにケチャップ、ソースなどは一回に使う量がしれてますし、一番味わいに違いが出るところですからイイのを使って美味しく贅沢に、その分食材は外国産など安さや値引き重視で選ぶという、そういう節約の方が食事が豊かになる気がするのでね。
で、勝貴屋さんのポン酢、家内が「開けてみよっか」って言わないと開けられないので、まだ未開封で並んでいます。なのでとりあえず、こんなブツですって写真だけ撮りましたよ。(笑)

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2024年7月16日 (火)

立ち飲み百景87 見せかけの大物氏。

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この立飲み百景シリーズで何度か書いておりますが、立飲み酒場ってのは隣の人との距離が近く、その日どんな方の隣に立つかはお店に入ってみるまで分かりません。
なので両隣の方への配慮とや気遣いというのが必須科目と言いますか、その辺り紳士淑女の対応有りきで楽しく飲めるかどうかが決まると言っても過言ではないのですな。な〜んて書くとややこしくて面倒くさい酒場って感じがしますけど、基本的に過度の干渉をしない、されないというのがルール。
いくら顔見知りの常連さんであっても、むしろ常連さん同士だから、付かず離れずの距離感を保つ必要があるわけで。車の運転で言うところの車間距離みたいなもんですな。距離を取らずにべったりくっついて、あおり運転のようなことをするのはご法度ですからね。(笑)
立飲み酒場でのあおり運転に相当することって親切の押し売りなんてのがそうですな。やってる本人にとっては親切のつもりでも相手にとってはそうではない、むしろ迷惑なんて場合。調子が上がってくると、お酒や料理をやたら奢りたがる人なんてのが代表格かと。
立飲み酒場に来るお客さんってお一人様が多く、基本的に自分の適量を自分のペースで楽しんだらサヨナラ、また明日って方が多いので、話が盛り上がったり楽しくなって「最後に一杯、私から」なんて奢られると困るわけですよ。
アレね、自分のペースを乱されるし、後々気を使う結果になるのでやめていただきたいのですな。十分楽しんで、もうこれ以上飲めないタイミングで奢られると、断るのに必死。
奢る方は「何でもう帰んの?私の酒は飲まれへんのか?」なんて煽ってきますからもはや親切ではなくなって迷惑。押し切られると言いますか、断るのが下手な方っていますから見てて気の毒だったりします。
最近遭遇したのが、そろそろ帰ろうかってタイミングで頼みもしない料理が出てきたのですな。飲んで調子の上がったある常連さんからの奢り、相手は酔っ払ってイイ調子なので、今文句を言っても揉めるだけだなって、仕方なくいただきましたけどね。立飲みの基本的な暗黙のルールを知らないから、そういうことをするんですなぁ。
後日相手がまだ酔ってないうちにコンコンと超が付くぐらいの丁寧さで噛んで含めるように説教、ああいうことは二度と止めてもらいたい旨を伝えました。(笑)
酒場には飲んでて気が大きくなって人に奢りたがる人っています。ただしお酒が入ってイイ調子になってるだけなので、奢る時は「気にせんと、気持ちよう飲んでや」なんて言ってますけどね、裏では「アイツ奢ったっても、ちょっともお返し無いで」って言ってたりするのですな、それが人間の本性ってもん。(笑)
そもそも自分が押し付けた親切と同じ見返りを求める時点で情けない小物。ホント人間の小ささを感じます。そういう小っさい方は、お酒が入って気が大きくなってるだけの見せかけの大物ですから、十分な車間距離が必要なのですな。(笑)

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2024年7月14日 (日)

カメラ以外、ほぼ中華なスタジオ。

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地元企業のカネテツデリカフーズさんのヒット商品に「ほぼカニ」というのがありますな、このほぼシリーズは他にタラバやイカ、ホタテなどが発売されてますが、オジサンはまだ「ほぼカニ」しか食べたことがありません。
近所のスーパーで見かけるのがコレばかりなのでね。他の商品も食べてみたいのですけど、探してわざわざスーパーをはしごすることはほぼ無いでしょうなぁ。(笑)
で、実家スタジオもほぼ完成と言いますか、ほぼ片付いたので、ほぼホッとしていますよ。これでほぼ稼働できるようになったかと、ほぼ思っていますって「ほぼ」がくどい。(笑)
そんな実家スタジオですけどね、機材を見回してみるとメイドインジャパンの物ってフジフィルムさんのミラーレスカメラのボディーとベルボンの自由雲台、セコニックの露出計ぐらいしか無いという。
あとは外国製ばかりでハスキーとジッツオの三脚にアベンジャーのグリップヘッドを除くと、ほぼ中華機材という事実に愕然とはしませんでしたけどね、スゴク今どきだなぁと思っちゃったわけで。
裏返せばカメラボディーさえ用意すれば、後は中華機材で仕事や趣味の撮影が格安&激安でスタートできるってことですな、お財布的に優しいのはありがたいですよ。(笑)
そんな中華機材の中でもガッツリ使っていると言いますか、これ無しじゃ始まらないのがマクロレンズ、ブツ撮りでは定番なのですけど、純正品はオーバースペック&高すぎなので「LAOWA 65mm F2.8 2x Ultra Macro APO」「TTArtisan 40mm F2.8 MACRO」の2本を使い分けています。
マクロレンズのオートフォーカスは、ブツ撮りにはかえってじゃまで使いにくいって考えのオジサンにはもう十分すぎるレンズですな、マニュアルフォーカスなので安いですし。
ライト関係はPhotoolex、NEEWERのクリップオンストロボにZHIYUNのLEDライト、Godoxのワイヤレストリガーを使ってます。
LEDライトはもう1灯調達してやろうと現在物色中、もちろん中華機材で。最近は小型でパワーのあるLEDライトが次々出てきてますから楽しいですな。(笑)
マジックアームやクリップ、カニクランプなどはUTEBIT、三脚とライトスタンドはNEEWER。中華機材を使っている方でココのお世話になってない方はいないのじゃないかってぐらいNEEWERさんは撮影機材が安く色々揃ってますね。

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最近もスタンドを買いました、2本セットで5,000円ちょいだったのがタイムセールで4,376円だって。1本2,188円なんて激安すぎて頭痛がしますな。(笑)仕事で使っていたコメットやマンフロットのものと比べると華奢ですけど十分使えてますよ。
今まで使ってきて思ったのですけど、中華機材って分かってる方には割り切って便利に使えますし、使ってみたくても手が出なかった方には入門用としてまず使ってみることができるモノかと。
使いこなせなかったらどうしようよりも、使ってみながら考えてもイイかなって思える価格ですからね。(笑)

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2024年7月13日 (土)

きょうびの若いモンは、ナショナルを知らない。

甥っ子と話していた時のこと、実家にある電化製品を見て「ナショナルってどこの会社?」って聞くので「そうか、あんたらの世代は明る~いナショナ~ル♪なんて知らんわなぁ」ってオジサンすっかり昭和レトロなジジイなのを再認識しましたよ。
調べてみたところ2008年10月1日に創業90周年の節目ってことで「パナソニック株式会社」に社名変更し、ブランドも全世界で「Panasonic」に統一したそうで、当時幼稚園児だった甥っ子には分からん世界だったってことですわなぁ。
「ナショナル?今のパナソニックの昔の名前やがな」に「えっ、日本の会社なん?」。どうやらお隣の国の謎メーカーだと思ってたらしいですな、松下幸之助さんが怒りますよ。(笑)ってこの松下幸之助さえ通じないですからね、コケても立てませんよ、ずいぶん時代は変わりましたな。
で、そんな話題はすっかり忘れて実家の片付けをしていたら、ナショナルブランドのものが出てきて思い出したわけで。長年繋いだままで使い続けてきた延長コンセントや、コンセントの口数を増やす電源タップはほとんどナショナルマークでした。昔の延長コンセントって電線が細いですなぁ。(笑)

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父親がコーヒー好きなので、コーヒーミルが出てきたのですけどちゃんと使えましたよ。調べてみると1979年グッドデザイン賞受賞の製品というのが分かったので、その頃のものでしょうね。だけどコーヒー豆を挽くのなんて、電気じゃなくても手動ので十分いいと思うのですけどねぇ、当時何を思ったか買っちゃったのでしょうなぁ。(笑)

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料理好きだった母が使っていたハンドミキサーも出てきましたよ。いつ頃の製品か調べてて、過去のオークションデータに1973年と出てましたが確証が持てません。
だけど中学生ぐらいの頃、母がケーキ作ったりホイップクリームをこれで作ってたのは覚えてます。なので70年代なのは間違いないと思いますね。
しまい込まれて薄汚れていたのですけどちゃんと動きましたよ。写真撮影用にできる限りピカピカにしてブツ撮りしてから、実際に使ってホットケーキを焼いてみました、卵白をコレで泡立ててメレンゲを作り、生地に加えるとふわふわのホットケーキが焼けるのですな。えっオッサンにホットケーキが似合わんって?ほっときなはれ。(笑)

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家電じゃないですけど目覚まし時計から出てきたのがNational NEOって単3形乾電池。運よく液漏れしてなかったのでブツ撮りしました、1991年の製品らしいですな。古い電池はひょっとしたら電卓やポータブルラジオからも出てくるかもしれませんから発掘してみますよ。(笑)
ナショナルといえばキャラクターのナショナル坊やがおなじみですが、調べたら今はパナソニックのお店坊やになってましたよ。とあるパナソニックのお店の3代目だそうで、ナショナル坊やの弟って噂もあるそうですけどね、だったらもうエエ歳のはずですから、そりゃちゃうでしょうな。
東芝の光速エスパーも日立キドカラーのポンパ君も見かけなくなりましたけどパナソニックのお店坊やはまだ健在ですな。

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2024年7月11日 (木)

やっぱこうなるだろうなと、激安ストロボ追加。(笑)

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2021年の10月24日にPhotoolexの「M500」って3,049円の激安中華ストロボを買ったことを記事にしておりますが、それ以来使って来てなんの問題もありません。実家スタジオでもさっそく使っておりますけど便利ですな。
もう1灯あればなと検索してみたところ、このストロボはもう取り扱って無いみたい。あれから2年半ほど経ってますから色々物価も上がってますし、3千円台なんて値段ではもう無理でしょうなぁ。(笑)
なので代わりになる他社のクリップオンストロボを探したのですけどね、オジサンの望むのは安ければ安いほど良い。ややこしい機能は一切不要で設定した光量で光ってくれればOK。エネループ電池で使えることの3つです。
最近のストロボは専用バッテリーのものが増えてますけどね、切れた時の交換用を考えたら最低2個いりますし、充電器もそれ専用ですから、そんなのばかり増えては置き場所に困ります。なのでストックしてあるエネループで使えることが絶対条件。
ま、その条件で探してみましたけど、時代はLEDライトに変わってきているのか、数年前に比べて種類が少なくなってましたな。

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見つけたのはNEEWERの「TT560」という製品、今使っている「M500」とスペックも使い勝手もほぼ同じものがAmazonのタイムセールで4,918円になっていたのでポチりました、安っ。この物価高のご時世にほんとにこんな値段で儲け出てるの?って思いましたよ、探せばあるのね。(笑)
この「TT560」、Godoxの「TT520」という製品とどう見ても一緒なのですな、メーカーロゴ以外違いが分からないという謎。車で言うところのOEM車と同じことでしょうか。とにかく同じなら安い方がイイに決まってますからNEEWER「TT560」にしました。(笑)

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で、「M500」にはワイアレストリガーを付けてカメラから離した状態で発光できるようにしています。追加した「TT560」をスレーブに設定すると「M500」の発光に同調して光るので、ワイヤレストリガーの受信機を購入しなくても多灯発光が可能になるのですな。これでストロボ2灯でのライティングができるようになり撮影の幅が広がりましたよ。

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余談ですがPhotoolexの「M500」は面白い機能として前面に付いているLEDライトで定常光ライトとしても使えるようになっているのですな、いわば二刀流。
LEDの光量は大したことないので撮影には力不足な、正直オマケのような機能なのですけどね、ミニ三脚に乗せて光らせると、作業用の手元ライト代わりに使えます。この使い方なら十分明るくて便利という。「あんたストロボでしょ」ってツッコミ入れたくなりますが、実際便利なのよ。(笑)

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2024年7月 9日 (火)

初めての播州ラーメンはカップ麺で。(笑)

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ご当地ラーメンってのが人気になりだしたのはいつ頃からでしょうね、郷土の特色や食文化をベースに生まれて、地元に広まって行った味わいですかね。
でもそんなのは後付けの理由で、ホントのところ最初はラーメン屋の大将や食堂のオバちゃんが思いついたり、作ってみたのが評判になって、人気にあやかって他のお店もマネして広まった結果、その地域に行けば同じラーメンを出すお店ばっかりで、それじゃこれからはご当地ラーメンと呼びましょうかねなんてことになったのじゃないかと思っとりますよ。
だけどこういう身も蓋も無い書き方すると、ガチなラーメンファンやラーメン命の熱い方から、助走つけて飛び蹴りされそうですな。あながち間違いではないと思ってますけどねぇ。(笑)たかがラーメンに面倒くさいことせんでもエエやんってのがありますから、それ以上でも以下でもないわけで。
そのご当地ラーメンですけど、オジサンの若い頃は札幌ラーメン、喜多方ラーメン、博多ラーメンの3つでしたな。いずれも最初の一杯は現地でも専門店でも食ってません。
札幌ラーメンはサンヨー食品の「サッポロ一番みそラーメン」ってインスタント袋麺。チェーン店の「熊五郎ラーメン」で食べたこともあったな。(笑)
喜多方ラーメンはスーパーで売ってた生ラーメンしか食べたことありません、喜多方の場所も実はよく知らないというレベル。博多ラーメンはハウス食品の「うまかっちゃん」が最初。その後博多に行った時は必ず本場で食べてましたな。
で、我が兵庫県のご当地ラーメンとして推しているらしい「播州ラーメン」をはじめて食べました、カップ麺でね。播州ラーメンがなぜご当地ラーメンなのかは西脇市のHPをどうぞ。
同じ県内ですから博多や札幌に行くよりも近いはずなのですけど、う〜ん西脇市ってねぇ、まず心理的に遠くてねぇ。車が必要な場所にお店があるので、車も無ければ運転もしない我が家には博多や札幌よりも遠い場所、行くことは無いというより行けませんよ。(笑)
そういう現地に行けない方のためじゃないと思いますけど、ヤマダイって会社の「ニュータッチ 凄麺、ご当地シリーズ」ってカップ麺に「兵庫播州ラーメン」があります。食品系ニュースで昨年9月に発売になってたのは知ってたのですけど、スーパーでも全然見かけずようやくお目にかかりました。
ニュースリリースには『商品化にあたっては、「西脇多可料飲組合(事務局:西脇商工会議所)」協力のもと、「西脇多可料飲組合」に所属する「播州ラーメン部会」に監修をいただき、ラーメン店主の方々も認める本格的な美味しさを再現しました。』と書いてありますな、エライ気合入ってますやん、カップ麺でしょ。(笑)

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で、実食。醤油味だけど甘口なスープが…などとくどくどレビューはしませんよ、普通に美味かったですな。お店に行けない人が十分堪能できる仕上がりだと思いました。中身の量に対しカップがデカイので買って帰るには荷物になる大きさ。
問題は近くのイオンには常備してないところ。ま、無い時はこの凄麺シリーズの他のご当地ラーメンにしましょうかね、よその県のは色々並んでるのよ。(笑)

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2024年7月 7日 (日)

撮影用品自作ノススメ、背景用にリバーシブルな木の板。

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以前、表裏両面とも着ることができるリバーシブルの上着を持っていたことがありますが、アレって出かける時と帰る時で違う装いにできたりして面白いですな。片方を汚してしまっても反対返して着てしまえば分かりませんし。(笑)
表裏のある人間は困りますが、撮影用背景は表裏があると便利ってのが今回のお話。
勤めていたスタジオには実に様々な背景に使えるものが用意してありました。定番のデコラ板(メラミン化粧板)はもちろん壁紙もよく使ってましたな、安くて種類が多いのでね。オジサンも個人的に何種類か買い求めて使ってますよ。
木の板もよく使います、セリアで売っている「木板 焼き目付」という桐の板の表面を焼き目でダークな色合いにしてあるものは、何枚か並べるといい感じの背景になります。長さ45cmで幅違いが何種類か売ってて、12cmと15cmのものをそれぞれ6枚ずつ購入して使用していますけど、壁紙と違って本物の木なのでリアルさがイイですな。使わない時は片付けやすいですしね。
で、これと同じ木の板を並べるタイプの背景をリバーシブルで作ってみました。なるべく安く作りたいのでホームセンターで端材を調達。材木売り場の隅っこで、中途半端なサイズの材木の切れ端が、箱に放り込まれて安い値段で売ってるアレですな。
その中から大きさの揃った木目のきれいなSPF材を選んで買いました。長さ60cm×幅9cm×厚み2cmで1枚150円、6枚で税込み972円なり。
SPF材っていうのは北米産針葉樹のスプルース(Spruce、トウヒ)、パイン(Pine、松)、ファー(Fir、もみの木)の頭文字を取った名前でツーバイフォー住宅や家具に、DIYでもよく使われる木材だそう。この木目を活かせばきれいな木の背景が作れるんじゃないかと考えたわけで。
買ってきた板の厚みのちょうど半分のところに鉛筆で線を引き、それに沿ってマスキングテープを貼り片面を保護、マスクしていない面にペイントをしました。
木目を生かすペイントには普通ステインと呼ばれる着色剤を擦り込むように塗るのですけど、ホームセンターで売ってるのは量が多くてお値段もかなり高め。なのでネットで調べたところ評価の高かったセリアの「VARNISH」という水性ニスに決めました、色はメープルをチョイス。
さっそく塗ってみたのですけど、ムラになりにくくてスゴク塗りやすいニスですな、これで税込み110円でしょ、人気があるわけが分かりましたよ。

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で、一日空けて2度塗りして十分乾燥してからマスキングを剥がして完成。片面がメープルな感じの赤味がかった明るい茶色、もう片面は何も塗ってないので針葉樹の白い地肌のままのリバーシブルに出来上がりました。
これを背景に撮ってみたのが下の写真です。同じ木材ですけどずいぶん雰囲気が変わるのがお分かりいただけるかと。茶色と白を互い違いに並べても面白いかもしれませんな。(笑)

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2024年7月 6日 (土)

ガイコツ写真に骨を折る。(笑)

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ネットを見てたら街でカラーコーンを見つけたら写真に撮ってしまうって方が出てきました。工事現場や立入禁止の場所においてある赤い円錐形のアレね。赤だけじゃなくいろいろな色があるようで、並べ方や置かれ方、置いてある場所などにそそられるそう。
オジサンもよく見かけますけどそそられるようなのが少ないのでそんなに撮ってませんな。ま、テーマといいましょうか自分の好きなものがあってそれを写真で追求しているわけですから、花や動物、野鳥や鉄道など特定ジャンルの写真をライフワークに撮っている方と基本的には同じことですな。
被写体がカラーコーンのある景色というだけの違いしか無いわけで。だけどカラーコーンて街中のあちこちで見かけますから、少し歩き回っただけで撮れ高はイイでしょうなぁ。なんぼでも見つかりますからね。(笑)

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オジサンは街の写真を撮っておりますので、街中で人間が作り出した間抜けなものや面白いものを見かけると思わず撮ってしまいます。
つまりその時々で目についた街のアレやコレやが対象なので、カラーコーンのような絞った対象じゃなく街全体という守備範囲の広さ。ま、早い話街中のものなら何でも有りってことですけどね。(笑)

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なのでこれ面白い、あれが何だかいい感じって思いながら、撮りながら、徘徊しながらってのがいつもスタイルなので、撮った写真を見返してみると特定のブツやジャンルでまとめられるぐらいの物量になっていたりします。
集めようと思って撮っているわけではないのですけども、面白がって撮るのを続けていたらそれなりの量になるのが街の写真あるある。(笑)
で、気が付けばあちこちで撮って増えていたガイコツの写真を集めてみました。ガイコツだけにわざわざ骨を折って探し回ったなんてのは全く無くて、たまたま歩いてて目についたり、オッと思って撮ったりしてたのがそれなりの枚数になっていたわけですな。

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ま、ガイコツなんて普段お目にかかることが無いですし、学校の理科室ぐらいしか置いてありそうな所が思い浮かばないのですけど、街歩きをしていると整骨院で看板代わりに店頭に立たされている姿を見かけたりします。一番遭遇率が高いのがこのパターンかと。
他にはウインドウディスプレイだったり、ハロウィンの飾りだったり。そうそう看板にガイコツが登場してるお店も見かけましたよ。

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不思議なもので探す気なんて全然無くて、ただブラブラと徘徊している時の方が発見と遭遇率が高いような気がしますな。必死になって探し歩いたところで、それはもう骨折り損のくたびれ儲けですからね。歩き回りすぎても骨と皮にはなりませんが。
掲載写真はそんな感じで増えてたガイコツ写真です。骨に沁みるような名作は無いのですけど、面白がって骨に刻んでいただければと。(笑)

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2024年7月 4日 (木)

二度寝の稽古。

上方落語に「あくびの稽古」という噺があります。江戸落語では「あくび指南」という題名だそうですけど、友人のあくびの稽古に付き合った男のお笑い話。正直なところあまり面白い落語だなって印象がありません、題名だけ見ると面白そうなのですけどねぇ。(笑)
物事って自分が好きで初めたことに対しては稽古が辛い、しんどい、やりたくないとは思わないですけど、仕事などでどうしてもやらなくてはならないことの稽古って進まない、上手く行かない以前にやりたくもありませんな。
例えば来週客先でプレゼンしなくてはならないなんてのね、予行演習という名の稽古をしてても気が重いですからねぇ。
オジサンはもう仕事絡みの稽古からは遠ざかりましたけど、最近困ってるのが寝る稽古。夜中に一度目が覚めると二度寝ができないのでそのまま起きちゃうという。
元々若い頃から睡眠時間が短くても平気で3〜4時間寝たら大丈夫、それがこの歳でもほとんど変わらないのですな。夜寝ない分昼間に眠くなるかというと、そういうのもほとんど無くて普通にいられるという。
若い頃は夜中の3時ぐらいまで夜ふかししてても朝の6〜7時に起きて普通に仕事に行ってました。ところが年齢とともに寝る時間が早くなってしまって、その分目覚める時間も早くなってますから、夜10時に寝ちゃうと夜中の2時ぐらいに目が覚めてしまってそこから寝れないという。丑三つ時におはようさんなんて、釣りが趣味の人ならイイですけどねぇ。(笑)
起きるにしてもあまりにも早すぎるので、もう一度寝ようと二度寝にチャレンジするのですけど、目が冴えてしまっててもう全く寝れませんな、なので二度寝の稽古中なのでありますよ。

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よく羊が1匹…羊が2匹って数えると寝られるなんてのがありますけど、どうやらイギリスから伝わった言葉遊びだそうで、英単語の眠り「Sleep」と羊「Sheep」の発音が似てるのでスリープとシープをかけたそうですけどね。寝られないで困ってるオジサンは、このしょうもないダジャレを考えた奴をグーパンチで眠らせたいですな。(笑)
そもそも羊なんて神戸市内ですと、王子動物園か六甲牧場まで行かなくてはお目にかかれませんから、近所のそんじょそこらをウロウロしてるモンじゃありませんので馴染が無いのですな、ジンギスカンは旨いですけどね。この場合は1人前…2人前って数えなくてはなりませんから面倒くさい。
例えば仕事の打ち上げで、スタッフ8人でジンギスカン食いに行って、アイツは1人前でいいけど、コイツは間違いなく3人前食うなって計算をしていたら余計目が冴えますよ。ジンギスカンは羊だけどシープじゃなくてフードですからね。
むしろ焼き鳥1本…2本の方がって…、寝られないのでこんなしょうもないことを考えていたらこの記事が一本出来上がりましたな、二度寝したいのにね。(笑)

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2024年7月 2日 (火)

BIALETTI(ビアレッティ)でエスプレッソ。

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何もかもが高くなっているこのご時世、街中のコーヒー豆専門店も値上がりしてずいぶん高くなってますなぁ。
コンビニやセルフのコーヒーチェーン店ですでに値上げしているところもありますし、インスタントコーヒーも値上げ、缶やペットボトルコーヒーも値上げでこっちが音を上げそうですな。(泣)
どうやら産地のブラジルの干ばつ、輸送コストが高くなってる、ひどい円安、中国やアジアでの需要が増えて足りなくなってる、なんてのが値上がりの要因みたいですな。
オジサンの場合カメラやレンズがバカ高くなってしまっているのは、よその出来事ってスタンスで居られます。だけどコーヒー好きとしては、コーヒー豆値上がりは困りますなぁ。値上げ?それじゃ明日から紅茶にしますってわけにいきませんからね。
インスタントコーヒーはあまり好きじゃないので、どうしても豆を挽いて飲みたいのですな、長年の我が家の朝の習慣というのもありましてね。(笑)
少しでも安くと思っているので、いつもカルディさんの周年セールで半額の時に買い込んで密封容器に保存しておりますよ。
オジサンの行動範囲内にあるカルディさんの各店舗の周年セールは、Apple純正カレンダーアプリに入れてあって、繰り返し指定を「毎年」にしてあるので忘れることはありません。
さらにコーヒー豆も少ない量でしっかり出るように、目一杯細かく挽いてエスプレッソメーカーで濃いめに抽出しています。家内はこれを牛乳で割るのが好きみたい、確かに濃厚な味わいですからね、美味いですよ。(笑)
で、実家の片付けやら何やらで、頻繁に行ったり来たりしているのですけど、父親もコーヒー好きなので、過去に使っていた電動コーヒーメーカーが3台出てきました。
それとは別にサイフォンの道具一式も2セット。パナソニックじゃなくナショナル時代の電動コーヒーミルも出てきましたな。(笑)
試しにまだ使えそうなコーヒーメーカーを使ってみましたが、スイッチを入れたら放ったらかしでOKなのは便利なのですけどねぇ、後の手入れがホント面倒くさい。これが我が家で電動コーヒーメーカーを使わない理由でもありますよ。
なので試した後は元の場所に戻しました、もう使うことは無いな。(笑)
我が家で20年以上使っているのは超定番のBIALETTI(ビアレッティ)ってイタリアの会社の、これまたド定番の3カップ(抽出量130ml)のもの。
足りない時は2回抽出してたのですけど、これを実家で使って、我が家はもっと大きなのを買おうかということになったのですな。タイミングよくAmazonのセールに6カップ(抽出量250ml)のが出てて即決。

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届いたのを見たらデザインそのまま大きくしましたって感じ。水を目印のところまで入れて、挽いたコーヒー豆をセット、後はガスコンロにかけて抽出。抽出後は熱くなっているので、冷めてから水洗いするだけ。
洗剤は使わないでって書いてありますからね。傷が付くようなタワシ類もダメ、食洗機もダメでホント水洗いだけでOKなのが実に楽。これで我が家と実家の両方でお手軽にコーヒーが楽しめるようになりましたよ。
後はこれ以上コーヒー豆が値上がりしないように祈るだけですな。(笑)

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