納得いかないモヤモヤ感、キャノン IXY 90F
実家から出てきたオールドコンデジを愛でるシリーズ第五弾。(笑)今回のカメラは「IXY 90F」です。
5台出てきたコンデジの中で、発売年が一番新しくスペックも一番上のこのカメラを最後に持ってきたのは、それなりに期待してのことだったのですけどねぇ。いざ使ってみたらいきなりガッカリな結末だったという。(笑)
発売は2013年3月、1600万画素の1/2.3型CCDに35mm換算で28〜224mmの8倍ズーム搭載。撮影状況にあわせて最適な手ブレ補正を自動で選択する「マルチシーンIS」にバッテリ消費を抑える「エコモード」がセールスポイントだったみたい。
掲載写真の通り、見た目はおしゃれですし、使い勝手の良さは持ち歩いてみて感じましたな。ところが残念なことにセンサーにでっかいゴミが付いていて、思いっきり写り込んでしまうという不具合物件だったわけで。(笑)もうね撮り歩いた写真を見てガッカリしましたよ。
さらにガッカリだったのがコレの前に使ったパナソニックの「LUMIX DMC-FX55」より明らかに画質が悪いところ。5年半ほど後に発売されてて、画素数は「LUMIX DMC-FX55」の810万画素の倍あるにも関わらず、撮った写真を見るとノイズが目立つし、白いものの輪郭ににじみが出やすいという曲者。
エモい写りを楽しむZ世代なら面白がれるかもしれませんけど、オジサンはそんなDNAは持ち合わせておりませんのでね、エモいなんて喜んでいられないのですな。最初見た時「なんで?ウソやろ」って思いました。
もうね画素数の多さイコール高画質ではないってのを証明する結果になりましたよ。解像感が無いといいますかボ〜っとした感じの写り。望遠側が224mmは便利ですけど、ズームするとさらにボ〜っとした感じになりますな。う〜ん、何でしょうかこの納得いかないモヤモヤ感。(笑)
撮り歩いた作例を掲載するつもりだったのですけど、センサーのゴミが写り込んでる証拠写真を載せときます。
ともかくこのゴミをなんとかしないことにはまともに使えませんから、分解清掃するしか無いですな。只今ネットで分解修理動画を探してますけど、そこまでしてまでって気持ちもあります。やってみて吉と出るか凶と出るかは分かりませんからね。
なので続きの記事が公開されなかったら「失敗しよったな」って笑っていただくしかないですな。うまく直れば納得いかない所をもう少し検証してみることもできるかと。
発売年数も画素数も違うコンデジ5機種を順番に試してみて、一番新しいこの「IXY 90F」がコンデジの進化を示す大トリの予定だったのですけど、思わぬところでコケてしまいましたよ。(笑)
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コメント
こんにちは。
冒頭の写真見てあれIXY650(現行機種)じゃないのと思ったぐらいデザインは変わってないですね。IXYモデルは元々APS-Cサイズのフイルムカメラで登場しましたがソリッドなボディデザインは当時人気がダントツだったらしいです。デジタルになってから何台か買いましたが画質に関してはちょっとねという機種ばかりでした。私が650買ったときは18000円ぐらいだったけど今じゃ38000円ぐらいとビックリするような価格になっちゃってます。
これじゃみんなスマホ買っちゃいますよね!
投稿: 回答キッド | 2024年5月 7日 (火) 09時05分
回答キッド様、こんばんは。
この手のコンデジはもう絶滅しているとばかり思っていたので、IXY650が現行機種なのに驚きました。
キヤノンさんのHP見ましたが、デザイン据え置き中身だけ進化って感じですね。(笑)
キヤノンオンラインショップ価格は税込み42900円でした、高っ。(笑)
投稿: よもかめ亭主 | 2024年5月 7日 (火) 18時42分