これでコンデジ?オリンパス CAMEDIA SP-570UZ。
実家から出てきたオールドコンデジを愛でるシリーズ第二弾。(笑)今回のカメラは「オリンパス CAMEDIA SP-570UZ」です。
見た目は昔使っていたデジタル一眼レフ「EOS Kiss X7」に標準ズーム付けたみたいな感じがしましたな。だけどこれはレンズ固定式、カメラのジャンルとしては「ネオ一眼」なんて呼ばれてて、見た目はデジタル一眼レフだけどレンズ交換が出来ないのでカテゴリー的にはコンデジという。
オリンパスのサイトにもコンパクトデジカメのシリーズと出てましたな、全然コンパクトじゃないのにね。(笑)
このCAMEDIA SP-570UZは2008年3月発売で、1000万画素のCCDセンサーに当時世界初だった26〜520mmの光学20倍ズームを搭載、CCDシフト式手ブレ補正機能と高感度撮影で手ブレ軽減、顔検出機能に高速連写と至れり尽くせりの内容で一眼レフに迫るコンデジだったようですな。
だけどあくまでも2008年当時においてですからね、今の目ではなんとものどかだったり、使い物にならなかったり、この程度のスペックで威張ってたのかって思います。(笑)
それではさっそく使ってみた印象を。まず単三電池4本で動くところは便利。だけど記録媒体がXDピクチャーカードという、オリンパスと富士フィルム共同開発の特殊&マイナーな代物で、コレが読めるカードリーダーを調達しなくてはなりません。
で、首から下げて歩いているとデジタル一眼レフって感じ、だけど動作はもっさり通り越して遅すぎ。とにかく何もかもがワンテンポもツーテンポも遅れて動き出すというレスポンスの悪さ。2008年当時でもこれはクレームだったのじゃないかと。
見た目がデジタル一眼レフって感じのカメラだけに余計このギャップにイラつきましたよ。普通のコンデジのような見た目なら所詮コンデジだからなぁって諦められますし、期待もしませんから割り切れるのですけどねぇ、デカイ図体しやがってもっとキビキビ動かんかいってホント腹が立ちました。(笑)
とにかく瞬間がまるで撮れない、全くお手上げ。高倍率ズームや手ぶれ補正など目を引くスペックすべてを、この動作の遅さがダメにしていると感じました。
最悪だったのが電動ズーム。反応が遅くワンテンポ遅れて動き出しますし、微調整も行き過ぎたりで画角がいつまでも決まらず、カメラを構えたままズームリングいじくってるオジサンってただの不審者でしたな。(笑)
ま、これで画質が良ければまだ救いもあるのですけど、何だかシャープ感のない描写のレンズなのよ。高倍率にしすぎた弊害なのかなって思いました。
とにかくシャキッとした感じにならないですし、手ぶれ補正もちゃんと働いてる?って感じ。EVFは見にくく、高感度でノイズが出るし今の目で見ると何だかイイところが全然無くてねぇ。なによりレスポンスが悪くて撮ってても楽しくならないという。(笑)
ブログ記事のために撮り歩きましたけど、常用するには何だかなぁって感じ。このレトロ感を楽しめないとちょっと無理かなって思いましたね。こんなカメラもあったってことで動態保存、使い道を考えますよ。(笑)
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