こんなのでいいのよ、パナソニック LUMIX DMC-FX55
実家から出てきたオールドコンデジを愛でるシリーズ第四弾。(笑)今回のカメラは「LUMIX DMC-FX55」です。
引き出しの奥から出てきたのを見てこりゃダメだって感じがしましたな。ボディーは加水分解でネトネト、触るのも嫌になるようなひどい状態でした。
ただカメラとしては問題なく使えるので、なんとかならないかとネットで調べたところ、精密機器の場合無水アルコールで拭き取ればいいと。
レンズ&センサークリーニング用に無水アルコールは常備してあるので、さっそくやってみたところきれいサッパリベタつきが取れました。おお、これで使えるやん。(笑)
当時のプレスリリースによると発売は2007年8月25日、1/2.5型 総画素数832万画素CCD、光学式手ブレ補正・高感度・動き認識によるトリプルブレ補正、おまかせiA(インテリジェントオート)モード搭載、最大15人まで顔を検出する顔認識機能、35mm換算28〜100mmの光学3.6倍ズームとなっています。ちっちゃいカメラによくこれだけ詰め込みましたな。
で、このカメラに搭載のレンズがなんとライカ DC VARIO-ELMARIT(バリオ・エルマリート)だって、トイレの洗剤みたいな名前ですな。(笑)
今までライカと名のつくもので我が家の敷居をまたいだのは、生協で買ったチョコレートと、針ピンだけですから光学製品で初めての越境野郎。高級ブランドのライカ様ですから、さぞかしエラそうな写真が撮れることでしょうってことでさっそく持ち出してみました。
気に入ったのが一緒に出てきた専用ケース。ベルトに通せるようになってて、ホルスターのようにさっと取り出してパパっと撮れるので実に軽快に撮り歩けましたよ。
で、レンズがライカだから特別ってのはありませんでしたなぁ。所詮コンデジとしか思ってないですから、ライカのレンズ搭載なんですよって言われても「あっそ〜」って感じしかありませんよ。
撮った写真見てもこりゃスゲ〜わってのもありませんでしたし、よく写る普通のコンデジだなぁって感じ。(笑)見た目も電気屋さんのデザインって感じでキャノンIXYとは対極の地味さ。
ところがカメラとしては使い勝手が良かったのですな。サクサク撮れるしレスポンスもいい。おまかせiAとやらが中で何をやってるのかは分かりませんけど、ハズシが少なくてパシパシ撮れます。何だかイイわコレ。
AFも遅くないですし、小さく軽いカメラですけど手ぶれ補正も効いてます。マネキンにも顔認識機能が働きましたしね。暗部にノイズが出たり、明暗極端なシーンでは白飛びしやすいですけど、センサーサイズと画素数を考えると十分ではないかと。
もうね、こんなのでいいのよコンデジはって思いましたよ。(笑)掲載した作例写真はすべておまかせiAで撮って出しです、こんな感じで撮れましたどうぞ。
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