画像生成AI「Adobe Firefly」Web版
グーグルピクセルとかいうスマホのコマーシャルで、写真に写り込んだ余計なものを「消しゴムマジック」なる機能でいとも簡単に消してしまうのを見て、その昔同じことをフォトショップでやるのにエライ時間と手間がかかったのを思い出しましたなぁ。
だけどこんなもんで驚いていてはいけないようなのですな。「ベストテイク」って新機能は友達や家族で集合写真を撮ると目をつぶってたり、変顔で写ってしまったりすることがあります。なので撮る際に連写で撮っておくと、その中から1人づつ表情のいいものを選んで1枚の集合写真に表情をすげ替えて合成してくれるそうで。
スゴ〜イなんて感心している場合じゃありませんよ。みんなで撮った記念写真がカメラ任せの合成写真だなんて、それはもうすでに記念でも写真でもないと思うのですけどねぇ。
そんな捏造画像をアルバムに残されるなんてまっぴらごめんですな、目つぶりも変顔もそれを撮った時の現実なのですから、それこそ紛れもない記念写真だと思うわけで、10年後20年後に見た時、どっちの方がその当時のことを鮮明に思い出せる写真なのかって話ですよ。
画像に関して、今はできないことは何一つないと思います、自由自在な何でも有りな世界ですからね。さらにAIなるものが幅を利かせてきてますから、見分けの付かない捏造もいとも簡単といいますか、写真は捏造が基本の時代に突入しているのを感じますな。
そんな時代だからでしょうか、Adobeさんから「Adobe Firefly」という画像生成AIアプリをぜひ使ってみてというメールが良く来ます。文章を打ち込めばそれをAIのチカラで解析して画像を作ってくれるそうで、ブログのネタにもなるかもってお試しと言うか、少し遊ばせてもらいましたよ。(笑)
で、オジサンは街の写真を撮っているし酒飲みなので、そんなのを文章として打ち込んで生成してもらいましたけどね、よく出来てるけど外しどころ満載の笑っちゃう画像ができましたよ、嘘まみれの日本の景色。日本をまるで知らない外国人の方なら騙せるかもってレベル、こんな感じですどうぞ。(笑)
まず「日本の昭和時代、下町にある立ち飲みの酒場」って入力して生成させたらこんなのができました。なんだかお寺の境内で飲んでる感じの景色、中華っぽさも感じますな。
次に「昭和時代の神戸、常連客が集う港の酒場」って入力したら笑う画像が。香港にあった中華料理の水上レストランみたいな景色が生成されましたよ。これのどこが神戸なのって感じ。(笑)
3枚目はもっと簡潔に「神戸にある立ち飲みの酒場」って入力してみました。なんだか本当にありそうなおしゃれなバーの画像が生成されましたな。これぐらいの完成度なら、さらにパラメーターを色々いじってもっともらしい捏造写真が作れるかもしれません。
今の時点ではまだまだって思っていても、こういう技術は目を離すとあっという間に何段階も進化してしまいますからね。リアルで信憑性のある画像が作れるようになるのもスグかと。(笑)
興味のある方は「Adobe Firefly」で一度遊んでみてはいかがでしょうか。
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