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2024年3月24日 (日)

寂れた街や廃墟ばかり撮ってるわけじゃないのだけれど。

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特に狙っているわけでも探し回っているわけでもないのですけどね、最近なんだか寂れた場所や廃墟物件との遭遇率が上がってますな。コロナ禍の影響もあったと思いますが、廃業したのかシャッターが閉まったままでテナント募集看板がかかった店舗廃墟もよく目にします。
そんな様子もその時々の街の景色ですから、写真&カメラ好きとしてはそのまま通り過ぎるわけには行きませんよ。朽ちゆくモノの美、置き去りの美学とでも言いましょうか、そういうのに引かれるオジサンはおもむろにカメラを構えるわけですな。(笑)

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長年街の写真を撮ってますけど、街そのものと建物が好きなので、人と絡めた街のスナップなんてのは全く撮りません。人の気配なんてオジサンはいらないし、撮りたいと思わないので、撮り歩く際も人が途切れたり居なくなった瞬間を狙ってシャッターを切ってます。
人の多い場所ではカメラ構えたまま、人流が途切れるまでじーと立ってるのでモロ目立つ不審者。だけどそうやって突っ立ってると、気持ち悪がられるのか人が避けてくれますな。で、パシャ。(笑)

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時代に取り残されたような寂れた商店街や、開店時間までまだまだの白昼の歓楽街、手つかずで置き去りになったままの廃墟などは、人が居ませんから撮りやすいというのはありますね。撮りまくってる間中、誰とも合わない、人と遭遇することが皆無なんて物件がざらにありましたよ。
そうそう以前取り壊し予定の団地に密着して写真を撮ったことがあります。工事用の囲いで囲まれてしまう直前のタイミングだったので、普通に中に入って撮ってました。工事関係者も居なかったのでほぼ一日のびのびと昭和レトロな団地を撮りまくりましたな。(笑)

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昭和の高度経済成長期に建った建物ってすでに老朽化して建て替えやリノベーションの必要が出てきているみたいで、我が家の周りの団地は次々と改装工事の足場が組まれてて、オジサン的には写欲の湧く物件なのですな。なのでカメラを休ませている暇がありませんよ。買い物の際にもわざとそういう団地方面を通り抜けて歩いたりして日々状況をウォッチングしています。

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白昼の歓楽街というのも独特の寂れ感があって面白いですな。賑やかな夜の顔とは対照的で静けさや宴の後って感じがします。そういうところを昼間撮ってると人が居ない、夕方近くになってお酒や氷の配達の人を見かけるぐらいで、ほぼ無人の静かな景色が広がっています。

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何年も置き去りのままになっている廃墟もそそるものがありますな。草木でぼうぼうになった中に佇む姿に美を感じますからね。誰も住まなくなった民家や文化住宅のいい感じの寂れ具合に遭遇すると撮らずにいられませんよ。
そういえば廃墟写真がブームになったこともありましたな、なにか惹かれるものがあるのでしょうね。

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