別物だけど、やっぱり美味しい中華カレー。
インドのカレーと日本のカレーの違いを調べたところ、多くの種類のスパイスを調合して作るのがインドのカレーで、イギリス発祥の欧風カレーが原型である日本のカレーはカレー粉に小麦粉でとろみを付けて作るのが違いって出てました。インドのカレーには小麦粉は入ってないのね、だからサラサラなのか。
オジサンはやっぱり日本のカレーが好きですね。若い頃はインド料理のお店もそれなりに行きましたけど、年齢とともにだんだん遠のきましたな。原点回帰と言いますかいわゆる家庭のオカンのカレーや大衆食堂のカレーが一番旨いって思うようになったわけで。正直言うと自分で作ったカレーが一番好きだったりします。(笑)
ある日のことでした、家内に「中華カレーって美味しいの?」って聞かれたのですな。そこでハタと思い出したわけですよ。インドのカレーとも日本のカレーとも違う「中華カレー」の世界があったことを。(笑)
すっかり忘れてましたな。オジサンも久しぶりに食べたくなったので「食うたこと無いんやったら、いっぺん食べに行こか」ってお出かけの際、お昼ご飯にいただくことに。
行ったのは中華カレーと言えばココでしょって有名過ぎる名店「香美園」。お客さんのほとんどが注文するという超ド定番の中華カレーを食べに行きました。(笑)
そもそも中華カレーって、煮込んで作るカレーとは違うのですな。お客さんの注文を聞いてから作るカレー。お肉と玉ねぎなどの野菜を炒めたところに、鶏ガラなどの中華スープとカレー粉を入れ最後に片栗粉でとろみを付けるというのが基本。
お店によってのこだわりやアレンジがありますが、時間をかけて煮込んだりしないのがインドや日本のカレーとは別物なところかと。
食べた感じも違います、カレーって言われればカレーなんだけど、やっぱ中華料理かなぁって微妙な立ち位置の料理ですな。家内も「ふ〜ん、こんなんなんや」って言いながら美味しいってパクパク食べてはりましたな。(笑)
思えば強火で一気に炒めた具材にスープと調味料と片栗粉のとろみって、五目焼きそばなどあんかけ系の料理と手順が一緒ですから、元々の中華の手順にカレーの味わいを利かせて進化した中華料理なのでしょうね。
お店には早めに行ったのでお客さんは数人だったのですけど、食べてる最中に次々入ってきてあっという間に満席、ほとんどのお客さんが中華カレーを注文してましたな、さすが老舗の人気店。オジサンも超久々の中華カレーを味わいました、やっぱ旨いわ。(笑)
だけど美味すぎて気絶しそうなんて高級料理じゃありませんよ、町中華のお店で普通にお品書きに載ってる料理ですからね。ラーメンや焼き飯を食べるつもりで入った中華料理屋さんでメニューを見て「そや、カレーもエエな」って注文するような立ち位置だと思っています。
カレーだけど中華料理、中華料理屋さんなのにカレー食べてる俺ってのが楽しかったりしますな。(笑)
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