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2024年1月14日 (日)

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZの使い道。

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富士フィルムさんのXマウントレンズの中で、この「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」は名前に「XC」が付いているのでいわゆる廉価版のレンズってポジションだそうです。
見た目もプラスチック使いまくりで、決して高級感があるわけではないのですけど、写りに関しては手を抜いてないなってのがオジサンの印象と見解。
だけど単焦点レンズがメインで、マニュアルフォーカスのクラシックレンズや中華レンズのような「昔ながらのレンズ」の操作感と言いますか、撮影作法に馴染んでいて、そんなのが楽しいと感じるオジサンにとっては、使い勝手の部分がちょいとばかり馴染めなくてメインで持って出ることは無いのですな。
一番の問題点と言いますか使い勝手で戸惑うところはパワーズーム。手動でズームリングを回すタイプじゃなくて、その部分が電気仕掛けになってるという。なのでズームリングを回すとワンテンポ遅れてジワ〜って感じでズームしてくれるのですけど、思ったところで止めるのが至難の業でイラッときます。
要は慣れの問題ですし、このレンズしか持ってなかったらこれが普通になってたと思います。だけど他のレンズと併用していると、飛び抜けてここの使い勝手の悪さが目立つという結末。
電動じゃなく手動ズームのバージョンが出てたら、間違いなくそっちを選びましたな。さらに行ったり来たりズームするだけでバッテリー消耗してしまうのもバツな部分。(笑)
面白いと言いますか、このレンズの特徴でありこれは使えるなって部分は、広角側の焦点距離が15mm始まりでその際にレンズ先端から5cmまで寄れるところ。現実には広角レンズでの撮影で5cmまで寄るシーンはまずありませんけど、引き場のない場所で普通に15mmの広角レンズとして使えるところが◎。
しかもズームレンズでありながら小型で、たった135gと実に軽い。メインの装備にプラスしてバッグに忍ばせておくのがオジサンのスタイルになってます。
ズームレンズとしてでなく15mmの広角レンズを予備に持ち歩いていると考えると、コスパ最高のレンズと言えるでしょうな。街歩きの写真ではF8〜11に絞って使うことが多いので開放F値がF3.5〜5.6と暗いのも気になりませんし、写りに関しても今時の国産レンズですから優秀すぎるぐらいで問題無し。(笑)
とはいえ普段は単焦点レンズの「XF16mm F2.8 R WR」が活躍してますから、出場率はそんなに高くありませんけどね。
元々X-T30を買い増しした時に、ボディーだけの価格にたった2万円プラスでダブルズームキットになるというお得感に負けて買ったもの。我が家のレンズの中でそんなに重要なポジションにはいませんけど、あれば便利ってところがこのレンズの値打ちなのかもしれません。(笑)

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