アプリの方向性が変わると。
長年使い続けてきたソフトウエアと言いますかアプリケーションが、進化というか退化というかバージョンを重ねるごとに悪くなったり求めているものと方向性が違ってきたりするとガッツリ使っていたユーザーほど困惑してしまいます。と言いますかある意味絶望だったりするわけで。
オジサンの経験ですと、今までで一番迷惑だったのが「Evernote」のバージョンアップ。第2の脳なんて言ってて何でも放り込んでおけて、すぐ取り出せ、色々な使い方に柔軟だったのに、2020年秋のバージョンアップですっかり様変わりしちゃったのですな。
Webアプリになって動作は重く不便に、有料版の大幅な値上げ、今まで出来たことができなくなった、デザインが悪くなって使いにくくなった、さらに無料版はすごく制限されて、実質有料版じゃないと使い物にならないなどで魅力がまるで無くなりました。
あまりにも様変わりしてしまって、どういうアプリを目指しているのかが見えなくなったのと、有料無料問わず似たようなアプリがたくさん出てきて優位性が無くなってたというのもあって、オジサンEvernoteに見切りをつけて代替になるものを探し、現在は記事を書いたりするのに「UpNote」、メモや資料置き場にMicrosoftの「OneNote」とApple純正の「メモアプリ」を使っています。(笑)
もうひとつは「FileMaker」というソフト。元々はカード型の使いやすいデータベースソフトだったのがバージョンアップと共に変わって行き、今ではビジネス用のローコードアプリ開発プラットフォームになってしまいました。
オジサンはMac用データベースの時代から使い続けて、Windows版が出た時に追加購入し、撮影に関するデータや日誌、このブログの記事の管理など様々な場面で長年使っているのですけど、アプリの方向性がデータベースからアプリ開発方面へ移って行った時点でバージョンアップをやめました、と言うかそんなの必要ないし、高くて買えない。(笑)
なので今使っているのは2012年発売のバージョン12。2016年でサポート終了してますが、intelCPUのWindows11で使えてます。Excelに移行することも視野に入れてましたけど、問題なく使えているのならそのままとことん使ってやろうかと。もちろんサポートの切れてるアプリですから、何が起ころうが自己責任の世界ですけど、それは分かった上で使ってます。
Mac版はAppleシリコンのM1 Mac miniが64bitしか対応していないのでコレにはインストールすら出来ません。なので古いiMac 2010 MidのOSを古いバージョンに戻してからそこにインストールして使えるようにしました。
古いアプリを使えるようにするには色々手間がかかりますけど、アプリの方向性が変わったらもう別物ですから、そんなのを購入しませんし、そのままサヨナラするか代替えを探すしか無いわけで。
そう思うと長く使うのならMicrosoftやAdobeなど大きなところの定番アプリが一番安心出来ますなぁ。(笑)
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