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2023年11月

2023年11月30日 (木)

マルチデバイスキーボードで指がつりそう。(笑)

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普段使っているキーボードはロジクールさんの「K780マルチデバイス ワイヤレスキーボード」というもので、使用OSに合わせて3台のデバイスを切り替えられるようになっているのですな。ま、今どきのキーボードはたいていマルチデバイス対応ですけどね。オジサンは1番にWindows、2番にMacOS、3番にiPadを登録して切り替えながら使っています。
ロジクールさんのキーボードやマウスって、なんだか相性が良いと言いますか、オジサンは使い勝手が良くて気に入ってます。他のメーカーのも使いましたがなんかもうひとつフィットしませんでしたな。
他社ので便利って思ったのはアイクレバー(iClever)さんの折りたたみモバイルキーボード「IC-BK03」と「IC-BK11」、iPadと持ち歩いておしゃれなカフェで記事を書く際に活躍中。(笑)
ロジクールさんってスイスの会社で、本当の名前はロジテックなのですけど、日本で商売する際に先にロジテックって名前の日本の会社があったので、同じ名前は使えずロジクールになったそう。その元々あった日本のロジテックは今はエレコムさんの100%子会社なので、エレコム名で商売していますってややこしいことになってますな。(笑)
ともあれこのK780ってキーボード、テンキー付きの割にはコンパクトで、iPadを立てるためのクレードルという溝がついているのですけど、立てかけた時にコケないようにかなりの重量があります、片手で持ち上げるとずっしりしてますな。
使ってみるとMac、Windows、iPadに関係なく1つのキーボードで済んでしまうのは便利、机の上にキーボード1つだけなのでスペースを取られることが無いですからね。その点はありがたいのですけど、やはり無理をしている感もあってOSによってキー配列が変わります。
マルチデバイス対応とはいえ、全く同じキー配列で性質の違うOSのしきたりをすべて受け止めるってわけには行きませんから、その辺り工夫はされているのですけど、Windowsで使っていてMacに切り替えて文章を打っていると、いまだに混乱する場面もありますな。
ベースと言いますか基本的にはWindows用に作られているようで、MacOS専用キーはグレーで表示されていて、そっちを使えということになってます。基本的なキーは共通なのですけど、括弧や「:」などの記号類がこれに当てはまり、さらにこの表示が小さくて見づらい。

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キー配列を覚えて頭を切り替えればいいわけですから要は慣れってこと。だけどMacとWindowsを切り替えた直後は頻繁にタイプミスをしてしまいますな。(笑)
Mac miniにはキーボードが付属してないのでこういう運用の仕方になったわけですけど、だったらアップル純正キーボード買えよってハナシ。だけど高いし、机の上にいくつもキーボード並べたくないし、1つのキーボードで完結できる快適さを知ってしまうと、指がつりそうになってもこのままロジクールさんのキーボードに頼りますよ。(笑)

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2023年11月28日 (火)

テレビ番組はモノ食うしかないのか。

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ある日新聞のテレビ欄を見ていてふと気が付いたのですけどね。バラエティ番組って何かを食べたりそんなお店を紹介するのばっかりだなと思ったわけで。
料理のレシピとその作り方を先生が手順を追って紹介するような、純粋な昔ながらの「料理番組」は別にして、ただのバラエティー番組で、どんだけものを食ったりお店に行ったりしてるのかって思いました。
テレビ欄で簡潔にまとめてある番組内容の文章だけ見てても食べ物が出てくるのがいっぱいすぎて、うんざりするぐらいありましたからね。これ一週間分の番組欄を全てチェックしてみたら、えらい数になるでしょうなぁ。
それだけ食べ物系番組は視聴率を取れるってことでしょうか、みんなほんとに見てるの?(笑)きっとSNSなどのネット情報を元ネタに番組を作っているのだろうと思いますけど、どこもかしこも似たり寄ったりな安易な番組作りって感じがしてしまうのはなぜでしょうか。
例えばお店を訪ねてそこの名物を食べる、いわゆる食レポ系取材で、お高い食材や料理が出てきても一般庶民が口にすることのない食べ物なので現実味が無いですし、行きたいとも思いませんな。ま、そもそも経済的に無理ですけどね。(笑)
さらにあの手の番組って食べても「旨〜い」とか「甘〜い」しか言えないタレントさんや芸能人さんの語彙力の無さばかりが目立って冷めた目。
で、あの収録後に残った食べ物はどうなるのでしょうかね、スタッフみんなで分けて食べるの?それとも捨てちゃうのですかね。「食べもんを粗末にするな」って躾けられてきた昭和レトロなオジサンは、そんなところばかり気になりますなぁ。(笑)
大食いバトル系番組なんてのも、オジサンは下品としか思えないのでテレビ欄の番組内容見ただけで拒否反応、どうしても食べ物を粗末にしてるようにしか思えないのよ。(笑)
で、「コイツら飯ばっかり食うとるだけやん、ホンマ全然オモロないなぁ」ってテレビ消してFMラジオにチェンジ。(笑)もうね、だんだん辟易してきたのですよ、このタレントまた食ってるとか、食べてばっかりやなぁのオンパレード。(笑)なのでもともとテレビを見ない我が家ではますますテレビ離れが進んでます。
食料自給率がたったの38%で、国民1人当たり、毎日お茶碗一杯分のご飯に相当する食べ物を捨ててる我が国で、タレントや芸能人を山ほど使ったグルメ番組で食を煽る必要があるのかと。日本食は世界で人気になりましたけどもね、つくづく食の後進国だなぁと思いますよ。(笑)

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2023年11月26日 (日)

オートホワイトバランスが迷う場面。

撮ろうとしているものに当たっている、日差しやライトなどの光の色合いを測って、その偏りを補正するのがホワイトバランスの役目。要するに夕日のような真っ赤な光が当たっていようが、青や緑のライトが当たっていようが、それによる色合いの偏りを自然な色に補正してくれるわけですな。
デジタルカメラやビデオカメラの「マニュアルホワイトバランス」って機能で、最初にその場の光が当たっている白い紙や専用のグレーカードを写して、その情報をカメラに教え込むことで補正が効きます。
漫才コンビ中川家の取材ビデオカメラマンのコントがあるのですけど「ハイ、白撮るよっ」って言いながら登場します。「白撮るよ」と言うのは業界の言葉で「ホワイトバランスを合わせるよ」って意味。聞いたアシスタントは白い紙持って来てカメラの前でかざすわけですな。
このホワイトバランスをカメラが判断して自動でやってくれるのが「オートホワイトバランス」。デジタルカメラを買ったばかりの初期設定は大抵この設定になってますし、取扱説明書にもオート推奨や「通常はこのままでご使用ください」なんて書いてあります。
もはやこういうことを裏でやってくれていることすら知らないぐらいオートが当たり前になってますから、誰も意識してないどころか「それ何?」って世界じゃないかと思いますねぇ。(笑)
ところがどっこい、このオートホワイトバランスも万能ではありません。おかしな判断をすることが時々あるのですな。オジサンは富士フィルムさんに乗り換えてから何度かコレに遭遇しています。
以前使っていたキヤノンさんのEOSシリーズではほとんど経験がないと言うか、記憶に残るほどじゃなかったので、ほぼ無かったという感じだったのですけど、富士フィルムさんでは何故か遭遇率が高いわけで。
早い話同じものを撮ったのに色が違うのですな。構図が変わったり寄ったり離れたりで色合いがかわるという。ホワイトバランスを固定しているとなりません。例えば晴れた日に「お日様マーク」にしていて遭遇したことは無いのですけどね、オートにしていると時々起こります。
どういう場面で起こるのか、撮った写真を見てみるとどうやら同一色が画面いっぱいになるような場面だと迷うみたい。実際撮ってみたのが下の写真です。
メガネ屋さんの看板は「BAL」って文字が入っているのが本来の見た通りの色なのですけど、それを黄色の色が画面いっぱいになるようにアップで撮るとおかしな色に変わってしまってます。斜めから撮っても黄色の面積に引っ張られるのかやっぱりおかしな色合いになってしまうという結果でした。

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もう一つはベトナム料理やさんの店頭に立っていたアオザイを着たマネキンの服の色。日陰の路地なので青みがかったほうが本来は正しいのですけど、オートホワイトバランスが「コレぐらいがキレイなんとちゃいますか?」って補正してくれたのが鮮やかな方。こうなると現場の状況をちゃんと記憶してないとどの色合いが本当なのか分からなくなりますな。

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そんな経験もあってオジサンはフィルムの時代のテイストを再現したい人なので、ホワイトバランスは基本的に「お日様マーク」の太陽光をデフォルトにしています。お家フォトや物撮りでは必ずマニュアルホワイトバランスで、そのつどグレーカードで設定していますよ。
ちなみに富士フィルムさんのオートホワイトバランスがダメダメなのじゃなくて、精度が上がった分余計な判断をしてくれているのだと解釈してます。
オートは万能じゃないし、やっぱり現場をちゃんと見てないとだめってことでしょうなぁ。(笑)

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2023年11月25日 (土)

テクノロジーは、余計なおせっかいだったりする。

ソニーさんから「α9 III」ってとんでもないカメラが出ましたな。グローバルシャッター方式なので、高速で動く被写体を撮っても歪みのない写真が撮れるそうで、いわゆるローリングシャッター歪みというやつが起こらないそう。
つまりゴルフのフルスイングを撮影した際に、ゴルフクラブが歪んで写ったり、走る電車を横から撮ったら車体が平行四辺形に歪んだなんて現象が起こらないわけで。
オジサンは子供の頃よく読んだ野球漫画で、フルスイングでバットが弓のように曲がってたり、バットに当たる瞬間のボールがひん曲がってるなんて描写を散々見て育ってきたので、歪があったとしてもそれはそれで臨場感があっていいんじゃないのって、のんきに思ってます。(笑)
なので歪みなく撮れるなんて必要なの?って感じ、さらに120コマ/秒の高速連写だって。こうなると連写した中からベストショットを選べばいいわけで、もうシャッターチャンスって言葉も死語になるでしょうなぁ。(笑)
つくづくテクノロジーの進化は夢のようなスゴイことを実現してくれますけどね、余計なおせっかいと言いますか、機械が何もかもやってくれてる感じがして、撮る人の個性がどんどん見えなくなるなぁって思いました。誰が撮ってもレベルが高くて、同じような写真が撮れる素敵で迷惑なテクノロジー。(笑)
ミラーレス一眼に主役が変わってきて、それまでの一眼レフでは出来なかったことがどんどん実現し当たり前になってます。とりあえずシャッター押せば間違いのない写真が誰にでも撮れるようにはなりましたけどね。何だか余計なことと言いますか、そこまで助けてくれなくてもいい、おせっかいなテクノロジーも増えた気がするのですな。(笑)
なのでそういうのを縦横無尽に使いこなせる人イコール写真撮る人ではないと思いたいわけで。取扱説明書の隅の隅まで熟知してガンガン使いこなせる人と写真撮る人は別次元って感じがします。テクノロジーが進化すればするほどそう思いますな。人じゃなくカメラが撮ってくれた写真ばかりが目に付きますからね。
そもそもカメラは絞りとシャッターだけあれば十分なんですよ、ピントや構図も含めどう写したいかを考えるのが写真を撮る醍醐味って思っているので、メニューの奥の奥まで探さないと出てこないような便利機能といいますか、テクノロジーは無くてもオジサン写真は撮れます。(笑)
現在使っている富士フィルムさんのミラーレス一眼も全機能をフルに使いこなしているかと聞かれたら、きっとその10%も使いきれてないでしょうな。だけどちゃ〜んと写真は撮れてます、しかも思い通りにね。(笑)
オートフォーカスもオールドレンズや中国メーカーのマニュアルレンズを持ち出すときには関係ないですし。オジサンが実際にテクノロジーの恩恵を実感できるのはボディー内手ぶれ補正ぐらいですかね、体力&筋力低下なお年頃ですからこれをサポートしてくれるテクノロジー。
こういうのは余計なおせっかいとは思いません、むしろ大歓迎ですよ。(笑)

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2023年11月23日 (木)

もう他は使えない!って書いてあるマウスパッド。(笑)

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史上最強なんて自ら言ってしまうといいますか、パッケージに堂々と大きなオレンジ色の目立つ文字で書いてあるというマウスパッドを買いました。
POWER SUPPORT(パワーサポート)ってメーカーから発売されている「Airpad Pro Ⅲ(エアーパッドプロ3)」の型番AP-65という、大きさ142×178mm、厚み1.2mmの薄タイプ。
実は長年使っていたマウスパッドもココのメーカーの旧タイプのものだったのですな。パソコンショップでデモ用に置いてあったのを初めて使ったとき、マウスの滑り具合が全然別物で「これはスゴイ」とビックリして即購入、以来15年以上愛用、もっと長かったかも。(笑)
ところがさすがに表面の滑りのいいところが端っこからはがれてきたのですな。自分で補修しながら使い続けていたのですけどもう寿命だなぁと、結構ボロボロでしたし。で、パソコン机は表面がツルツルしてるし、マウスパッド無しでもいけるかってそのまま無しで使ってました。
よくセルフの喫茶店でノートパソコン広げて作業している方を見かけますけど、搭載されてるトラックパッドが使いにくいのか、携帯用の小型マウスを使っている方がいますな、さすがにマウスパッドまで持参している方は見かけたことがないので、マウスパッドってどうしても必要なものではないなって判断したわけで。
だけどひと月ほど無しで使っていて我慢の限界が来ましたよ。(笑)ツルツルの机なのにマウスを滑らすと微妙にザラザラした感触が、エアーパッドプロを長年使って慣れてしまってるオジサンには耐えられないといいますか結構ストレス、手首もいつもより疲れる気がしましたしね。
で、やっぱり必要ってパソコンショップに行ったのですけど、扱ってなかったり種類がほとんど無かったり値段が高いということでAmazonで探しました。購入時価格は税込み1,364円と量販店よりはかなり安かったのですけど、それでもマウスパッドとしてはお高いとしか言えないシロモノ。

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ぶっちゃけ100均ショップでも買えるもんを、なんでその値段出してまで買うのかってハナシなのですけど、一度使うと納得しますよ。ホントもう他のは使えない、史上最強のキャッチコピーは伊達じゃないですな。
パッケージには「エアーホッケーをしているような感覚です。」って書いてありますけどまさにその通〜り、エアーホッケーってゲームセンターや温泉旅館の遊技場に卓球台と一緒に並んでたやつね、最近見かけませんなぁ。(笑)
このマウスパッド、パソコンの前に座っている時間を快適にする、作業がはかどるマウスパッドなのでオススメします。って、オジサン大した作業はしてませんけどね。ホントもう他のは使えないわ。(笑)

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2023年11月21日 (火)

朝Macしています。(笑)

マクドナルドの朝マックを食べたのってどれぐらい前だったか記憶をたどると、なぜかハッキリ覚えてました。
オールド&クラシックカメラから取り出したレンズを富士フィルムさんのXマウント用に改造して楽しんでいた頃で「VitoⅡ(ビトー2)」というカメラに付いていた「Color Skopar 50mm F3.5」の改造レンズのテスト撮影に出かけた日だったのですな。
撮影日誌を見ると2019年の2月の平日、勤めていた頃だったので、有給消化で休みを取って出かけた日だったのを思い出しました。ただ有給休暇を取ってたのは家内に言わず、仕事のフリしていつも通りに家を出て1日中写真を撮ってたのですな。で、早い時間から一杯飲んで帰って来たのも思い出しましたよ。(笑)
その時の朝ご飯が、元町駅前のマクドナルドで買った朝マックのソーセージマフィンとハッシュポテトとホットコーヒーのセットでした。それをテイクアウトしてメリケンパーク辺りをウロウロしながら撮った後にベンチで朝食。
朝マックなんて10年ぶりかなぁなんて思いながら「ハンバーガーにしか見えへんのになんでソーセージやねん」「マフィンのザラザラの粉って一体何やねん」ってツッコミ入れながら食べてましたよ。それが記憶にある最後の朝マック、あれからもう4年と半年以上経ってるのですなぁ。(笑)
そもそもファーストフードのお店が、食べ物屋さん探しのファーストに出てこないオジサンなので、これぐらいの利用頻度なのですな。最近になってそういうお店も時々行くようになりましたけど、それでも一般の方よりはるかに少ないでしょうなぁ。立ち食いそばや牛丼のほうがまだ頻度が高いかと。(笑)

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そんなオジサンのいつもの朝マックは、マクドナルドじゃなくて早朝にMac miniでブログ記事を書くこと。朝マックに違いはないのですけど「朝Mac」という寒いダジャレでございますよ。(笑)
毎日4時半から5時ぐらいに起きちゃうので、まずMac miniの電源ON。熱いお茶を入れてさっそくネタ帳を眺めて書き出すという。起きぬけって頭が冴えてるのもあって、思った以上にはかどるのですな。
特に夏場は7時ぐらいまでに片付けないと暑くてやってられませんでしたし、こういう流れが定着しています。何かあってもブログが止まらないよう記事は余裕を持たせて書くようにしているので、記事のストックはいくらあっても困りません。
むしろ頭が冴えてノッてる時に書けるだけ書いておこうって考えでやっています。記事が先に書けてると、それに合わせた写真を選んだり撮りに行ったりもしやすいですしね。
で、近くに早朝から空いてるマクドナルドがあれば、MacBook持って行って朝マックしながら朝Macなんてのを思いついたのですけどね、お店も無ければMacBookも持ってませんし、それこそ寒いダジャレですなぁ。(笑)

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2023年11月19日 (日)

フィルムスキャナを手本にデジタイズ。

その昔フィルムで撮った写真をパソコンで扱おうとすると、フィルムスキャナしか手がありませんでした。今ならデジカメを使ってデジタイズが一番手っ取り早い方法でしょうけど、その頃はデジカメがまだ無かった時代。
オジサンもフィルムスキャナはミノルタ、キヤノン、エプソンと色々使いましたよ。35mmフィルムは最終的にニコンのSUPER COOLSCAN 4000EDで完結。高かったけどホント良いフィルムスキャナで、これでスキャンしたデータは今見ても全く遜色ありません、だけど使いすぎてある日突然お亡くなりに。
その後2000万画素を超えるデジタル一眼で複写すれば十分なのが分かって、EOS 5D MarkIIにEF100mmF2.8マクロレンズでデジタイズ。RAWで撮って現像処理でフィルムの感じに追い込むって流れでやっていたのですな。コレもねぇ結構いい線行くのよ。(笑)
で、2018年にEOSから富士フィルムさんのXシリーズに乗り換えました。それまでEOSに慣らされてたのが、富士フィルムの写り具合を見てビックリしましたな、すごくフィルムっぽいって思いましたよ。
で、それまでのRAWで撮って後処理って流れにサヨナラ、JPGオンリーになりました。(笑)当然フィルムのデジタイズも同様、後処理なしの一発撮りでフィルムテイストを再現する設定に見直したのですな。
普段の街撮り設定のままでフィルムをデジタイズすると、全くキレイに複写できません。一度フィルム上に定着した写真をもう一度デジカメで複写するわけですから、元のフィルムに引きずられコントラストは高く、シャドーやハイライトは潰れて、色合いも派手でギトギトなのですな。さらにフィルムにはちゃんと写っているものが再現できてなかったりします。
ところが画質に関する各種設定を変えてやると劇的に良くなるわけで。なのでその設定をカスタム登録してすぐ呼び出せるようにしています。
普段お家フォトに使っているのはもう古い機種のX-T30で、デジタイズ用の設定は感度はAUTO3(上限ISO3200)、これはダイナミックレンジの400%を使いたいため。ISO感度640〜12800の間じゃないと400%に設定できないのですな。
次にフィルムシミュレーションはスタンダードなPROVIA、ホワイトバランスはライトボックスまたは晴れた日の自然光で撮るので太陽光、さらにハイライトトーン、シャドウトーン、カラーはそれぞれ-2に設定。白飛びや黒つぶれ、不自然に派手な色合いにならないように試した結果これに落ち着きました。
他にはオジサン的には必要が無いと思ったものはOFFもしくは設定を0に。具体的にはDレンジ優先、グレイン・エフェクト、カラークローム・エフェクトはOFF、シャープネス、ノイズリダクションは0に設定しました。

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これでデジタイズしたのをニコンスキャンでスキャンしたものと比べるとお分かりいただけるかと、街撮り用の普段の設定のままで撮ったのと比べると別物。完全一致はしませんが、一発撮りでこれぐらいまで寄せられれば後の補正も楽になります。
なのでフィルムが持ってる情報と言いますか写っているものを、白く飛んだり黒くつぶれたりしないように、ダイナミックレンジを広げた設定がデジタイズに向くような気がします。

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2023年11月18日 (土)

撮ってる時は夢中だ。(笑)

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何でしょうね、長年カメラと写真にまみれて来ましたし、予定ではくたばるまでがっぷり四つに組んでいたいと思っておりますが、歳とともにと言いますか、年々根性とやる気がすり減ってきているのを感じるのですな。
まず装備がどんどんコンパクト&軽量になってます。以前ですと気に入ったレンズを付けたボディーをメインに、全くタイプの違うレンズ2本と予備のボディー、予備バッテリーしこたま&露出計が基本セットだったのですけどねぇ、今はレンズ付きボディー1台に予備バッテリー1個だけなんてのも。写真撮りにいくというより後の酒場の楽しみ優先なヘタレ装備になってしまってますな。(笑)

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仕事で撮ってた時はカメラが不調になった時のために必ず予備をもう1台用意してましたけど、個人の道楽写真に関してはそこまでガッツリ準備しなくても全然大丈夫だって考えに変わりました。
思い返してみても、日本の工業製品は優秀ですから予備を持ってかなくても不調に遭遇したことはありませんでしたからね。それにデジカメって不調になるとバッテリー抜いてしばらく置いて、また戻すと不思議なことにたいてい復帰してくれますし。(笑)

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とにかくもしもの時のためって気持ちはあっても、使わないことの方が多い過剰装備は持って出る根性はすでに無く、よけいなお荷物のお陰で撮る気持ちも削がれるなんてバカバカしく思うようになったわけで。
なのでその日持って出る機材は極力吟味、特にレンズは厳選チョイスします。だけどその選択がハズレだった時は、仕方ないかと早めに切り上げて酒場で一人反省会という流れ。(笑)

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でも不思議なのは少々疲れていても、体の調子が今ひとつだったりしても、撮ってる時は夢中になってるせいでしょうか、そんなの忘れてテンション高いままなのですな、撮るぞってアドレナリンがでているのでしょうかね。

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で、路地や街の中のヤヤコシイ所を徘徊、あっちウロウロ、こっちウロウロ。気が付くと結構な距離を歩き回っていたりします、万歩計を付けてるわけじゃないので正確な歩数や距離はわかりませんけど、いつも大体2時間超えるぐらいの時間が経ってたりするので、それなりの距離は歩き回っているかと思いますね。

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健康のためだとかの理由はありません、ただ撮り歩くのが楽しいだけ、これは若い頃から全く変わっていませんな。あの角を曲がれば何かあるかもってのが街歩きの楽しさですから尽きることはありませんし、歩けなくなるまで街を徘徊するつもりでいます。
とにかくそうやって歩き回った後って気分爽快、写真の撮れ高が良かった日は特に充実感が半端ないわけで、撮影後の一杯も美味しいですな。で、いい気分の流れで家内にお土産って、シュークリームや御座候で回転焼きを買ってニコニコしながら帰ると、気色悪がられるわけですな。(笑)

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2023年11月16日 (木)

ハードディスクの廃棄処分は分解が楽しみ。(笑)

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Mac miniのTime Machine用に使っていた外付けハードディスク(以下HDD)がある日突然認識しなくなったので、外付けケースが悪いのかHDDそのものが悪いのか調べてみたところ、HDDそのものがお亡くなりになってました。試しにWindows機に繋いでみたのですけど、やはり認識せず。
ラベルには「MAR-2012」と表記されているので2012年3月に製造されたものでしょうな。ということは11年前ですか、我が家にあるHDDを調べてみたところすでに10年超えのものばかりでしたよ。
なのでHDDってどれぐらいの寿命なのかネットで調べてみたところ、目安は平均3年~4年程度(時間換算で約26,000~35,000時間)と出てきました。
だけどこの数字、サーバー用途などの年中無休で24時間稼働しているのが前提のようで、1日24時間×1年365日×3〜4年使用で26,280〜35,040時間となりますから、きっとこれを指して平均寿命3年~4年程度としているのでしょうな。
実際のところ職場で使ってたパソコンのはもっと持ちましたからね。計算すると1日8時間稼働させたとして、土日祝を除く1年は約250日ほどですから26,000時間に到達するのに13年って有り得ない数字が出てきます。
自宅のパソコンだともっと長い、何しろ以前は週末しか動かしてませんでしたからね。試しに土日だけ12時間動かすとして計算したら20年だって、ますます有り得〜ん。(笑)なのでそこまでの寿命は無いけれど、3年~4年程度で壊れるほどヤワな機械ではないよってのが実際の寿命感覚ですな。
オジサンは30年以上パソコンを使ってきて、HDDは大容量に乗り換えながら交換してきましたけど、故障や寿命はホント少なかったですからね。むしろ容量が足りなくなって処分が多かったような気がします。
そう言えばiMac 2010 Midに搭載されている、Seagate製HDDにリコール級のトラブルが見つかって、該当ユーザーにお知らせが届きAppleの交換プログラムに出したことがありましたよ。もちろん無償ですし、内蔵ドライブの交換ですから、iMac本体を引き上げて交換という大層なものでした。
申し込んですぐ、27インチのデカイiMacがすっぽり入って、エアーで膨らませるAppleの専用ケースを持って宅配便のお兄さんがやってきましたよ。ところが使うのが初めてらしく、オジサンも手伝いながら玄関先であ〜だこ〜だと梱包しましたな。最後にスプレー缶みたいなのでエアー注入、見事に膨らみました、拍手。(笑)
だけどそのiMacもSSDに載せ替えてHDDが余ってしまったのでテレビの録画用に使ってます。(笑)
HDDを廃棄処分する時って物理的に壊す必要があるので、必ず分解しています。専門業者が使っているような、穴をボコボコに開けて破壊する道具なんてありませんから、地道に分解するしかないという。だけどこれが結構楽しくてね何だかワクワク。なのでHDD最後のお楽しみは分解と言っておきましょうか。(笑)

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2023年11月14日 (火)

ゴーフルをはがして食わなかった神戸っ子はいない。

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いきなりタイトルで断言しちゃいましたけどね、胸に手を当てて思い出してみると心当たりのない方のほうが少ないのじゃないかと。「おっしゃる通り、しっかりはがしてました」ってコレを読みながら手を挙げる方それなりにいると思いますね、特に昭和30〜40年代生まれの方は。(笑)
御存知の通り「ゴーフル」って神戸風月堂の超有名なお菓子。薄いせんべい状に焼いた焼き菓子に薄くクリームが挟んであるというシロモノで、子供の頃はめったに口にすることの出来ないお菓子でしたな。ホームページによると1927年(昭和2年)発売だそうで思えば歴史あるお菓子かと。
お家で買ってくれることなんて無いジャンルのよそ行きのお菓子でしたから、伯母が訪ねてきた時のお土産で貰ったのが一番多くて、次は父親のゴルフの賞品だったと思います。(笑)味わいはバニラ、ストロベリー、チョコレートの3種類、今どきは紅茶、抹茶、コーヒーの味わいのも発売されてますな。
駄菓子屋さんのお菓子とは別次元の、その当時ですとコスモポリタン、ゴンチャロフ、ユーハイムと並ぶお高い系のお菓子でしたから当然何枚も貰えません、兄弟で1枚ずつをいかに時間をかけて食べるかを考え抜いた結果、はがしてクリームを舐める作戦や、周りの模様だけかじり取って「GAUFRE」の文字を残す作戦など、子供ならではの多彩な食し方様式が生まれたわけで。
兄弟で競い合ってやったなんて方もいるでしょ?で、キャッキャ言いながらこんなことやってると「食べるもんを、おもちゃにすな!」って母親からしばかれるのですな。で弟が泣いちゃうと、父親登場で「お前がお兄ちゃんやねんから、いじめんな!仲良うせぇ」ってもう一回しばかれるという、なんで?(笑)
食べ物をおもちゃにって言いますか、子供心にこうしたらどうなるのかが見てみたくてやってた部分もありましたね、ただの好奇心とイチビリだったかと。
アーモンドチョコのチョコだけ舐めてアーモンドだけにしたり、ポッキーも同じことしましたなぁ、きのこの山は軸だけ残したりなんてやつですよ。(笑)そうそうベビースターラーメンにお湯を注いだらラーメンが出来るかなんて理科の実験みたいなことをやってましたな、ちなみにラーメンにはなりませんよ、見るも無惨なものになります。(笑)
ゴーフルにヒントを得たのか、有馬温泉の炭酸せんべいにクリームを挟んだお菓子があるのですけどね、炭酸せんべいって独特のパリンパリンな食感なのでクリームとはなじまない気がしてなんだか全然別物、こんなことしなくても炭酸せんべいってそのままが一番美味しいのにねぇ。なのでやっぱりオジサンはゴーフル推し、唯一無二のお菓子ですからね。(笑)

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2023年11月12日 (日)

あの山ほどあったフィルムカメラにサヨナラを。

10月21日の「フィルムの終活というよりも、終わらせることに。」って記事にたくさんの方からコメントをいただきました、ありがとうございます。
その中でフィルムカメラをどうするかってのがあって、フィルム価格の高騰で手持ちのフィルムカメラをどうするべきか困っているのが見えてきましたな。

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フィルムで写真を楽しめる大富豪や王様&殿様は別にして、一般庶民で長年カメラ&写真を楽しんできた方々にとっては、もうフィルムを入れてやることの無くなったカメラの居場所探しは苦労するところかと。カメラに「すまん、お金が無いばかりにフィルム買ってやれなくて、もうお前を養って行くことは出来ないのよ」と謝りながらどうすることも出来ない方多数かと。
ま、オジサンもカメラは山のようにありました。家内から「目ん玉2つやのに、何でそんなにカメラが必要やねん」ってよく言われてましたな。今思えば全くその通りなのですけどねぇ、そんな単純なオハナシじゃないのよ。(笑)

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カメラファンにとってのカメラって写真を撮るという創作活動のパートナーですから、言ってみれば妻や家内、女性でしたらご主人や旦那さんのポジションと同じかと。そう考えるとカメラ1台で完結しなくてはいけないはずなのですけど、どういうわけか一夫多妻、一妻多夫OKなのがカメラとのお付き合いなわけで。
安月給の若い頃にこのカメラと生涯添い遂げるぜって、清水の舞台からバンジージャンプして買ってしまったカメラがあっても、それだけで収まらず楽しくて素敵なパートナーがいつの間にか増えているのですな。愛人でもないし、恋人でもないし、ただの友達でもないし、う〜ん、どういう関係と言えばいいのでしょうかね。(笑)

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オジサンの場合、可愛い系ハーフサイズカメラや、女王様系中判カメラが好きでしたなぁ。しっとり熟女系クラシックカメラや、庶民的な町娘系コンパクトカメラもいっぱいまみれましたよ。その時の記録を見ると完動カメラが74台、他に修理予定のジャンクカメラまで含めると最盛期は100台ぐらいはあったと思います。防湿庫に収まりきらず、本棚にずらりカメラが並んでました。(笑)
だけどさすがに使い切れなくなって徐々に断捨離、カメラ好きな友人知人、同僚、後輩、ブログが縁で知り合った方などに譲っていきました。使いたいと手を挙げてくれたところへ行くのが幸せかと思ったわけで。
なので激安価格だったり、地元名産と物々交換、いいお酒を奢ってもらったり、焼肉や寿司に連れて行ってもらったりで商談成立。(笑)もちろん中古カメラ屋さんで売り払いデジカメやレンズの軍資金に換わったカメラもありました。

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正直言いますと、どれも思い入れと思い出がありましたから集まってきてくれたカメラは手放したくなかったのが本音。だけどもう使ってやれないことが確定してて持っているのは、カメラにとっても本意じゃないと思いますし、オジサンがあの世に逝ったら、家内にとっては厄介で迷惑な遺品整理にしかならないという現実。
なのでそのカメラで撮った写真は残っているわけですからもう潮時、しかもこれが最後かと。
デジカメしか知らない世代にフィルムカメラが人気なのでしたら、手放したカメラが中古カメラ屋さんに並んでるのを手にとって、知らなかった見たこともないフィルムカメラの世界を楽しんでもらえればって思いもあります。
中古カメラ屋さんの買取価格はホント安いですけど、販売価格も安くて、往年のフラッグシップ機がこんな値段で並んでるのかってショックを受けますが、先々を考えると今が最後の手放し時なのかもしれませんね。

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2023年11月11日 (土)

ダクト&煙突マニア。(笑)

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街歩きをしているとあちこちで必ず見かける煙突や排気ダクト。そもそも煙や水蒸気などのアカンもんを外に出すのが目的ですから、なるべく迷惑にならないところまで引き回して、目立たないところで放出が基本だと思います。変な匂いを充満させてクレームなんてことになったら大変ですからね。

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だけど鰻屋さんや焼き鳥屋さん、焼肉屋さんはその排煙を逆手に取って「そそるエエ匂い」を撒き散らしてアピールしてくれてますな。
鰻屋さんの排気ダクトの下ならば、おかず代わりに匂いだけで白いご飯ワシワシいけるかもって鼻をクンクンさせながら思ったことある方もいるのじゃないかと。オジサンは鰻屋さんの前を通るといつも思いますけどやったことはありません。鰻ってなんであんなにいい匂いなのでしょうねぇ。(笑)
そう言えば白いご飯に蒲焼きのタレだけかけて食べる「うなだれ丼」ってのがありました、お金が無かった若造の頃の豪華メニュー、あの頃は少ないおかずで、白いご飯がどれだけ食べられるかが、豪華さの基準でしたからねぇ。今思えばロクなもん食ってませんでしたな。(笑)

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で、ダクトや煙突のお話。どんな建物でもいつかは老朽化して、取り壊される日が来ます。お店が密集している商店街や歓楽街にある雑居ビルが、建て替えなどで解体された更地に立ってみると、今まで隠れて見えなかった隣の建物の裏側や側面が白日の下にさらされるわけで。
こんなチャンスでもなければ、お目にかかれなかった裏側のダクトの造形美なんてのが、新しい建物が立つまでの束の間のひと時、鑑賞できたりするわけですな。
そういうのに出くわしたら撮らずに居られないと言いますか必ず撮りますね。今どきの建物って、材料が運び込まれたらすぐに建ってしまいますから、その時撮らなかったら、次に来た時にはすでに骨組みなんぞが出来てて見られなくなってたりするわけで。
なので街の写真って意外とシャッターチャンスがシビアだったりします。たまたまその日に限ってカメラを持ってないなんて時に、いいシーンと出くわして、慌てて数日後に行ったらもうアウトだったって苦い経験が過去にありましたからね。(笑)

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煙突の記事を書いた記憶があったので過去記事を調べてたら2015年に「唐突ですが煙突です」って記事を書いてました。あれから8年も経ってますから、煙突やダクトも更に新しい発見があって写真も増えています。
今回掲載の写真はそんな中から選んでみましたけど、思った以上に撮ってましたな。やっぱりオジサンは煙突やダクトが好きみたい。(笑)

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2023年11月 9日 (木)

秋のカメラ業界ニュース3連発と雑感。

3つそれぞれのニュースで1本ずつブログ記事を書こうかとネタ帳に付けていたのですけど、そこまでのボリュームは無いかなと思ったのでまとめてひとつの記事にすることにしました。この秋にオジサンが気になったカメラ&写真業界のあれやこれやです。
まず最初はリコーイメージングヨーロッパの中の人が、ペンタックスブランドで2024年春に2機種の新しい手頃な価格のコンパクトフィルムカメラを発売することを認めたってニュース。
インタビューで無理やり聞き出したのか、そう答えるように仕向けたのかは分かりません、多分そのどちらかだと思いますな。だって後日リコーイメージングさんが当社の公式発表じゃないって弁解してましたからね。
フィルムカメラプロジェクトそのものは無くなってないでしょうし、水面下で開発中だと思いますけどまだまだ発表できる状況や段階ではないのだと思います。一担当者が「発売しまっせ」って勇み足発言しても会社は「ちゃうちゃう、いらん事言うな」ってことかと。
ただ疑り深く見ると、フィルムカメラプロジェクトを忘れられないようにするために、ワザと会社命令で担当者に言わせたのかもしれませんな。仕掛け作りが上手なリコーさんですからねぇ、あり得るかも。(笑)
2つ目はライカブランドのチェキと言いますかインスタントカメラ「ゾフォート2」を正式発表ってニュース。ゾフォートなんて全然見かけなくなってましたから、すっかりもうやめちゃったのかと思っていたら2代目登場で「あら、まだやってたの」って思いましたな。
最近新しく出た「ライカM11-P」は大手カメラ店でお値段なんと腰を抜かしそうな140万円!、対してこのライカチェキ「ゾフォート2」は56,430円だって。なんだかすごく安く感じますけどそこはライカ様価格ですからね、一般に比べると決して安くはないですよ。(笑)デザインもトイカメラっぽいと言いますか、カルディーでバレンタインシーズンに売っているカメラを模した缶のチョコみたい。(笑)
しかしインスタントカメラは根強い人気がありますな、富士フィルムさんもチェキ用のINSTAXフィルムの需要拡大で足柄市の工場設備を45億円かけて増強だそう。
売れるチェキ用フィルムは増強、高すぎて現実的な価格じゃなくなって、フェードアウト感が止まらない35mm&ブローニーフィルムは縮小もしくは終了というシナリオが出来ているのかもしれません。ひょっとしたら最後に残る写真フィルムってチェキ用のやつかもしれませんな。(笑)

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で、3つ目はこの富士フィルムさん、売れ筋カメラ「X-T5」と「X-S20」が軒並み受注停止という「カメラ作れましぇ〜ん」がひどい有様になってる模様。
富士フィルムさんって部品が調達出来なくて作れない、売りたくてもモノが無い、買いたくても予約すらできないという三重苦を背負った、カタログだけがお店に並ぶカメラメーカーになってます。(笑)
だけどネットのコメントを見てると海外では普通に買えてるみたい。円安の日本では儲からないから流通制限しているなんてコメントも有りましたけど、そんな疑いをかけられてもしょうがないと思いますよ、予想を上回る受注で納期に遅れってのが、明らかに同業他社よりかなりひどいと言いますか、そのまま受注停止だって。
「インバウンド需要(はぁ?)の急増などにより当初計画を大幅に上回るご注文をいただいており」なんて絶対ありえない苦しい言い訳タラタラしてて見苦しいったらありゃしない。
このまま誰も手にすることなく年月が過ぎて後継機にモデルチェンジ、販売できなかった幻のカメラとして日本カメラ博物館に飾られるなんてことのないようにお願いしたいですな。(笑)
この秋オジサンにはこの3つが気になったニュースでした、皆さんが気になったのはどれですか?(笑)

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2023年11月 7日 (火)

神戸の人口150万人割れって、どこ行ったん?(笑)

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10月の中旬に地元新聞に「神戸市の人口が150万人割れ 22年ぶり」って記事が載りました。
神戸市長さんも「市長就任時に想定した人口減のスピードを超えている」って言ってますけど、神戸市長が頭(こうべ)を垂れてもどうにもならない事態になってるみたい。
今色々な所で再開発や再整備の事業が進んでますけど、入れ物だけ良くなったり便利な施設がいっぱいできたとしても、人がいないスカスカの街になりそうな予感がしますと言いますか、そういう方向に進んでいる感じがしますな。(笑)
「神戸市 人口流出」で検索すると関連ニュースがいっぱいでてくるので、一通り見ましたけど、少子高齢化による死亡者数増加で自然減だとか、若い人が東京や大阪に出て行ってしまったり、お隣の明石市にかなりの人が移っちゃったり色々要因はあるみたい。
少し前学園都市に用事で出かけた時に感じたのが、大学があるので学生は多かったのですけど、後はお年寄りがとても目に付きました。ニュータウンとして拓けた頃に入居した方々がすでにお年寄り、ベビーカーを押してる子育て世代を一番見かけないなって思いましたよ。場所柄すごく便利ってわけじゃないし、この先どうなるのかって立ち並ぶ団地を見て思いました、下手すりゃゴーストタウンになりかねないなと。
今どきの世の中見てると夢も希望も持たない若者が増えてるのでしょうか、収入が少ないからとか、人付き合いが面倒って恋愛も結婚もしない人も多いみたいですし、そうなると子供の出生率も低くなるわけで、若い人たちに定住してもらうためにはお金がなくても安心して「住める、産める、育てられる」ような「場所よりも質」重視じゃないとだめだと思いますね。
なので一番大事なところをタダにしたら若い人は集まると思います。お隣の明石市がそうでしょ、火ぃ付けて来いで有名になっちゃった元市長の泉さんなんて、発言はヤバかったかもしれませんけど、やることやってますからね。
0歳から高校3年生まで医療費タダ、2人目から保育料無料なんて確実に子育て世代を呼び込めますよ、神戸市から引っ越しちゃった人が増えたのも分かります、人口増の大半が神戸市からの流入だって。
言ってみれば今まで当たり前に買い物してた古いスーパー神戸の向かいに、便利で安くてキレイなスーパー明石が出来たようなもん。一気にお客(住民)が流れますからね、実際駅前のゴチャゴチャした所を全部建て替えた明石はホントキレイで便利な街になりましたよ。
なのでオジサンも最近三宮に出かけなくなって、明石が多くなってます。神戸・元町・三宮をウロウロするよりもコンパクトにまとまってて、無印良品やらカルディやら必要なものは全部ありますから無駄に歩き回る必要もありませんし便利さでは上なのよ。
しかも酒場も多くて、駅の北側交番前には朝からやってる立ち飲みもありますしねぇって、オイオイあんたは飲めたらどこでもエエんかいって声は無しで。(笑)

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2023年11月 5日 (日)

LEDライト、ZHIYUN MOLUS G60でライティング。

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MOLUS(モーラス) G60を使ってライティングしてみたら、今まで使っていた小さなLEDがずらりと並んだ、パネル形状のライトに比べて感じがずいぶん違いましたな。
MOLUS G60はスタジオで使うライトをそのままミニチュアにしたような感じ、なので使い勝手としては仕事で使っていたのと似ていて、オジサンはこちらの方が慣れてますよ。
そもそもパネル形状のライトって板が光ってる感じなので、光の広がりのコントロールがしにくく、どう当ててもふわっと全体が明るいって感じになってしまいます。

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対してMOLUS G60はスタジオライトと同じように、リフレクターやライトボックスで光の広がりを変えられるのですな。ただし標準セットに付属しているのはリフレクター1種類だけで、それに被せるシリコン製のドーム型デュフューザーも付いてます。
1万円ほど高いコンボセットには、ボーエンズマウント規格のリフレクター用アダプターやミニライトボックス&グリッド、ミニ三脚などのアクセサリー類も付属。後から揃えるより最初から全部揃ってる方がいい方にはかなりお得かと。オジサンの撮影には必要ないので選びませんでしたけど、必要とあらば創意工夫で作りますよ。(笑)
で、パネル形状のライトを押入れフォトスペースで使うと、押し入れの中全体が明るい感じになります。さらにディフューザーで拡散させると光量は落ちますが、さらに隅々まで明るい感じ。なので光が回りすぎると言いますか、そういうのが狙いの場合はいいのですけどね。
対してMOLUS G60は光の当たり加減がハッキリ分かりますからスタジオのライトと同じ、リフレクターやソフトボックス、ディフューザーで光の広がりや質をコントロールしやすいわけで、メリハリが付くと言うか、その辺りが使い勝手がいいなと感じる部分なのですな。
つまり表情を付けやすいライトと言えるかと。パネル型のLEDライトは動画配信の方がよく使ってますが、全体をふわっと明るくするには向いているからだと思います。
で、さっそくMOLUS G60に付属リフレクターのみで撮ってみましたが、かなりエッジの立ったコントラストの強い感じになります。これの前面にディフューザーフィルムを置くとイイ感じ。

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さらにリフレクターに付属のドーム型デュフューザーを被せるとかなり柔らかい光になるので、この辺り撮るものに応じて使い分ければ、これ1灯で色々な撮り方が出来ますな。お家フォトが楽しくなりそう、というかオジサンすっかり楽しくなってしまってますよ。(笑)
同じ60W出力のライトの中で、今までにありえない超小型な「ZHIYUN MOLUS G60」、まさに小ささは正義って感じのLEDライトです。せめてもう少し部屋が広かったらもう1灯購入して、小さな撮影台を作りたいところ、2灯あればもっと自在にライティングできますからね。
思えばこのお値段でこんなライトが買えるのかって中華機材恐るべしですよ。(笑)で、今回掲載のカメラをモデルにした作例は全てMOLUS G60で撮りました、こんな感じです。

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2023年11月 4日 (土)

LEDライト、ZHIYUN MOLUS G60の使用感。

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押し入れを改装したフォトスペースで、さっそくMOLUS(モーラス) G60だけで撮ってみた使い勝手をレビューします。
本来この手のライトはスタンドに付けて使用するのですけど、リフレクターとドーム型デュフューザーを付けた実測重量たったの409gと小型軽量なライトなので、マジックアームとクランプで押入れの天井の桟にぶら下げました。

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マジックアームというのは、両端と真ん中の3つのジョイント部をノブ1つだけで固定ができる撮影用品。これだと自在に位置を決められるので便利なのですな。撮ってる様子と撮った写真を掲載します、モロ押入れって感じでしょ。(笑)

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デュフューザー越しの光を斜め後ろから当てて、反対側からレフ板で光を起こせば1灯でもOK。で、調子よく撮ってたのですけどね、押入れフォトスペースの欠点は上下左右が壁に囲まれていてライトの移動や操作は前面からしかできないところ。
スタジオ撮影では撮影台の周りに立てたライトは後ろや横などどこからでも動かせました、それだけのスペースがあったわけで。その点押し入れは窮屈ですからMOLUS G60の背面液晶は見えないし、ダイヤル操作は手探りでやるしかないという。
で、この状況で超便利だったのがipadからのコントロール、専用アプリ「ZY vega」をインストールしたipadから電源のON OFF、光量、色温度がリモート操作できるので手元で完結。ipadがスリープしてしまっても、復帰させれば繋がってるのですぐ操作できるとこもマル。Bluetoothを使うのですけど、思ったほどipadのバッテリー消耗は少なかったですな、コレはホント便利。(笑)
スマホやタブレットからのコントロールや、モバイルバッテリーからUSB経由で給電は今どきのLEDライトのトレンドですから手堅く押さえているのでしょうね。(笑)
押入れフォトスペースでは光量100%では明るすぎるので50%に落として、6時間ぐらいつけっぱなしで撮ってみましたけど、熱くならないのかファンが回っているのが分からない感じで静かでしたな。
このMOLUS G60、バイカラー仕様なので2700K~6500Kの範囲で色温度が変えられます。なので同一被写体を変えながら撮ってみたのが下の写真。カメラのホワイトバランスはライト側を5600Kに設定してグレーカードを撮影しマニュアル設定しています。ま、通常使うのは5600Kですけど、夕日に照らされた感じや冷たいクールな感じを意図的に作るなんて場面で活躍しそうですな。(笑)

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次にライトは同じ設定でカメラ側のホワイトバランスを数値設定で5600Kにして撮ってみました。カラーメーターを持ってないので正確な数値は分かりませんが、やや赤みがかった色合いに転びますな。やはりグレーカードで合わせたほうが正確です。物撮りの際は必ずグレーカードを写してホワイトバランスを設定してたので今まで通りの作法で行きますよ。(笑)

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このMOLUS G60、とにかく小さい軽い、操作がシンプルなのが使い勝手の良さに直結してるなって思いました、きちんとしたスタジオで撮影するプロカメラマンの眼には、オモチャのように見えるでしょうが、これで60W出力ですからね。押入れフォトスペースにはもったいないぐらい。
今まで使っていたLEDパネルライトとの違いなどについては次回レビューします。

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2023年11月 2日 (木)

ラーメン、タンメン、四軒四話の麺噺。

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ラーメンっていつの間にか出世して、こだわりがうるさいお店で食べるとお値段1,000円超えなんてのが当たり前、もはや気軽にラーメンでもって感じじゃなくなってるなって感じたのを過去に記事にしておりますが、このところナゼか外でラーメンを食べる機会が多くなっているのですな、オジサンが行くので当然1,000円超えはありません、記事中の値段は食べたときのものです。(笑)
1軒目は元町高架下から道路を挟んだ向かいのビルに移転した「神戸ラーメン第一旭」商売敵の天下一品の隣のビルってすごいですな。(笑)新店はどんなお店になってるのか偵察、雰囲気は前のお店に似たままキレイになってました。飲んだ後の〆によく食べてたシンプルなAらーめんを久々に、640円也。
2軒目は「来々亭」。元町で古本探しに「まちづくり会館」に行った時、そのすぐ海側の目と鼻の先にあるココで。透き通ったスープのシンプルなラーメン600円也。
元々高架下にあったお店がJRの耐震補強工事で移転、チェーン店の来来亭とは全く無関係の、もっと昔からある個人経営のお店です。「お釣り400万円ね」「壊れてないけど胡椒」って、いつもしょうもないことを言うご主人はもちろん健在でした。(笑)
3軒目は地元商店街にある町中華のお店。店名が思いっきり地元名なので秘密。ここも昔ながらのシンプルなラーメン、ポイントカードにあと1つスタンプで次回500円券で使えるので行っとこうかと。
いつも定食なのですけど久々にラーメンと半炒飯のセット食べました。だんだんこういうセットがボリューム的に苦しくなってきてますけどココのはいけます、美味しくてお腹パンパンで930円也。(笑)
4軒目は全く知りませんでしたな、オジサンがまず行くことのない学園都市に用事があって出かけた際、お昼ごはん探しで入った「タンメン食堂 波の花」ってお店。チェーン店のようですな、学園都市駅横のキャンパススクエアってショッピングモールにあります。

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そもそもタンメン(湯麺)自体が関西では馴染みがないのでどんなものかと。そういえば若い頃に浅草の町中華でタンメンを食べたのが人生の初タンメンでした、美味しかったので今でもはっきり覚えてますよ。
調べてみると東京の中華料理屋さんでは当たり前のメニューのようですけど、関西でそれに近いのは「五目汁そば」でしょうね、そちらのほうが馴染みがあるので最初タンメン食堂って店名に単品メニューで勝負の店なのかと。
実際はタンメンが4種類、白(塩味)、黒(醤油味)、黄(味噌味)、赤(旨辛)それぞれ味玉などのトッピングも選べます、その他の単品メニューも充実してました。
隣りに座ってた学生さんはタンメンに色んなもの乗っけたのと餃子とホルモン丼食ってましたな。見てるだけでお腹いっぱい、そういうガッツリ飯はもう無理ですなぁ。(笑)
食べたのは白(塩味)700円也、思ってた以上に野菜たっぷりなのでタンメン感をしっかり堪能できました、平打ち麺もいい感じで美味しかったしオジサンには十分なボリュームがありましたよ、お値打ちかと。
お店で食べ物写真撮るのは苦手ですけど勇気を出して(笑)ipadでなんとか写真を撮りました、掲載写真はその時のものです。
以上4軒のラーメンレポート、全部美味しかったですよ。いずれも店主がタオル鉢巻きで腕組みして睨みをきかせているようなお店ではありません、そんなお店は今どきもう無いか。

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