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2023年10月29日 (日)

撮影用小型LEDライト、ZHIYUN MOLUS G60の詳細。

中国の機材メーカー「ZHIYUN(智云:ジーウン)」の超小型LEDライト「MOLUS(モーラス) G60」の購入経緯と開封までが前回記事でした。で、ライトですから光ってナンボ。さっそく光らせてみましたよ。(笑)
本体上面のオレンジ色の電源ボタン長押しで、背面液晶にメーカーロゴが表示され電源ON。その直後色温度(CCT)と光量(出力%)表示に変わります。
背面ダイヤルは右の+型のが色温度調節で2700~6500K(ケルビン)の間で100K刻みで、押すと2700、5500、6500Kの順でジャンプ。左側の丸いダイヤルは光量調節で0~100%の間で1%刻みで、押すと0、50、100%の順でジャンプという仕組み。

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ダイヤルの下にはDC-IN 24Vの電源用端子があって同梱の電源アダプタから給電すると100%光量での出力が可能ですが、本体側面にある給電用USBタイプCポートへの給電ですと、繋ぐ充電器やモバイルバッテリーの出力能力に左右され100%にならないこともあります。試しにipad用10Wの充電器を使って給電したところ13%までしか上がりませんでした。

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ちなみに電源アダプタはハーゲンダッツのクリスピーサンドの箱ぐらいなので大きめです、ライトまでのコード長は1.45m、コンセントまでのコード長は3mと十分な長さ。
スペックによると演色評価数(CRI)は≧96と十分かと。これは人工光源で照らされたものがどれぐらい「実物に近い色」に見えるか表すもので、CRI100の光源は太陽光と同じ見え方しますよって数字です。 さらに人間の眼ではなくカメラ基準の演色評価指数(TLCI)も97以上と十分。
本体にはネジでロックできる、角度を変えるためのL字型のスタンドが付いていて、ネジ穴があるのでスタンドや三脚に付けられるようになってます。リフレクターとドーム型シリコンディフューザーをつけるとこんな感じ。少しはライトっぽく見えますけどまだおもちゃっぽい、LEGOで作りましたって感じがします。(笑)

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この可愛らしい見た目に反してLEDライトとしてはしっかりしています。今まで使っていた10Wのパネルライト2灯だとフワッと明るいって感じだったのですけど、この「MOLUS G60」は50%出力でもしっかり明るくて100%にすると眩しいぐらい。(笑)
実際の撮影で使ってみないことには実力はわかりませんが、今どきのLEDライトらしく、スマホやタブレットでコントロールできるようになっています。なので専用アプリ「ZY vega」をipadにインストール。

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Bluetooth接続が必要で英語と中国語しか対応してませんが触れば分かるかと。外国語全然ダメなオジサンでも使えましたからね。(笑)
さらに踏み込んで、今どきのAppleシリコンMacはiOSアプリを動かせるそうなので試してみましたが、「ZY vega」自体がこのデバイス(M1 Mac mini)には対応していませんと出てインストールできませんでした。もしうまく行ったらMac miniからコントロールできたのですけどねぇ。(笑)
とりあえず箱から出していじくり回すところまでのレビュー、次は実戦投入して物撮りに使ってみたところをレビューしたいと思います、しばしお待ちを。

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