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2023年10月

2023年10月31日 (火)

お店で撮る、食べ物写真が苦手なわけ。

食べ物屋さんに行くと、料理をスマホで撮ってる方がいますな。きっといつも撮っているのでしょうね、迷うこと無くササッと撮ってスマホをしまって食べ始めるという、わずか数秒の美しい流れ。
オジサンどうもコレが苦手でしてねぇ。頭の中ではブログ掲載用に使えるかもしれないから撮っておくとエエよねっていう思いはあるのですけど、日常的に撮ってないからでしょうか、とっさに撮れないと言いますか撮ることも思いつかないわけで。
で、いつも食べ始めてから「しまった」。すでに箸をつけてますからもう撮れません。なので今までに食べた高級料理も神戸ビーフも、ぜ~んぶ証拠写真が無いのが歯がゆくてねぇなんて言ってみたいですな、そんなの食べたことありませんよ。立ち喰いそばとか牛丼とか、撮ってもしょうがないのばかりなのが現実ですし、そもそもスマホを持ってません。(笑)
だけど出かける際にはミラーレス一眼とiPad miniは持って出てるのでそのどちらかで撮ることになるかと。でもね〜スマホに比べるとiPad miniとはいえやはりデカいですから、目立つんじゃないかって思ってしまってカバンから出せないのですな。(笑)
さらにミラーレス一眼はもっと大袈裟な感じがして、そんなの構えてあ~だこ~だ撮ってたらお店に迷惑になるんじゃないかと思ってしまってやっぱり出せない。(笑)

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ところが行きつけの酒場では全然平気でビール瓶や酎ハイのグラスをバックに料理の写真を撮ってたりします。馴染みのお店とはいえ一応撮らせてねってずいぶん前に言ってありますし、いつもカメラぶら下げてお店にやってくるので認知されていると言いますか、写真撮る人って思われているのでしょうな。
そういう関係性が出来上がってるお店では平気なのですけど、そうじゃないお店ではなかなかねぇ。カメラだろうがipadだろうが料理が運ばれてきたらパパっと撮ってしまえば済む話なのですけどねぇ。(笑)
さらに仕事では食品の写真を撮ってたので、料理やお皿に天井のライトが反射しているのが気になって場所を変えたくなったり、料理の盛り付けをもっと美味しそうに見えるように手直ししたいって思ってしまって撮れないのですな、ここにレフ板立てたいとかね。そんなのお店の中でゴソゴソやられたら迷惑でしかありませんしね。(笑)
撮りたいけど出来ればちゃんとキレイに、それが出来ないのなら撮らなくてもイイかって諦めてしまうから撮る流れが身に付かないのでしょうな。
そういえば以前古いリコーGRデジタルⅢ(2009年発売)で試してみたことがあるのですけどね、目立たないコンパクトさはOKなのですけどレンズが広角過ぎ。牛丼やラーメンを寄りで撮ると、広角レンズならではの遠近感で器の形が歪んでスープ皿みたいに写るのがどうしても我慢できなくて持ち出さなくなりました。
最近は意識的にipadで撮るように心がけてますけど、これも広角過ぎてキレイには撮れません、引き場のないところだと後ろに下がって望遠側にズームも出来ません。なので撮ったものの使えねぇなんてことも多いですな。で、結局諦めるという。(笑)
やっぱりオジサンこういうのは向いてないのかもしれませんねぇ。

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2023年10月29日 (日)

撮影用小型LEDライト、ZHIYUN MOLUS G60の詳細。

中国の機材メーカー「ZHIYUN(智云:ジーウン)」の超小型LEDライト「MOLUS(モーラス) G60」の購入経緯と開封までが前回記事でした。で、ライトですから光ってナンボ。さっそく光らせてみましたよ。(笑)
本体上面のオレンジ色の電源ボタン長押しで、背面液晶にメーカーロゴが表示され電源ON。その直後色温度(CCT)と光量(出力%)表示に変わります。
背面ダイヤルは右の+型のが色温度調節で2700~6500K(ケルビン)の間で100K刻みで、押すと2700、5500、6500Kの順でジャンプ。左側の丸いダイヤルは光量調節で0~100%の間で1%刻みで、押すと0、50、100%の順でジャンプという仕組み。

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ダイヤルの下にはDC-IN 24Vの電源用端子があって同梱の電源アダプタから給電すると100%光量での出力が可能ですが、本体側面にある給電用USBタイプCポートへの給電ですと、繋ぐ充電器やモバイルバッテリーの出力能力に左右され100%にならないこともあります。試しにipad用10Wの充電器を使って給電したところ13%までしか上がりませんでした。

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ちなみに電源アダプタはハーゲンダッツのクリスピーサンドの箱ぐらいなので大きめです、ライトまでのコード長は1.45m、コンセントまでのコード長は3mと十分な長さ。
スペックによると演色評価数(CRI)は≧96と十分かと。これは人工光源で照らされたものがどれぐらい「実物に近い色」に見えるか表すもので、CRI100の光源は太陽光と同じ見え方しますよって数字です。 さらに人間の眼ではなくカメラ基準の演色評価指数(TLCI)も97以上と十分。
本体にはネジでロックできる、角度を変えるためのL字型のスタンドが付いていて、ネジ穴があるのでスタンドや三脚に付けられるようになってます。リフレクターとドーム型シリコンディフューザーをつけるとこんな感じ。少しはライトっぽく見えますけどまだおもちゃっぽい、LEGOで作りましたって感じがします。(笑)

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この可愛らしい見た目に反してLEDライトとしてはしっかりしています。今まで使っていた10Wのパネルライト2灯だとフワッと明るいって感じだったのですけど、この「MOLUS G60」は50%出力でもしっかり明るくて100%にすると眩しいぐらい。(笑)
実際の撮影で使ってみないことには実力はわかりませんが、今どきのLEDライトらしく、スマホやタブレットでコントロールできるようになっています。なので専用アプリ「ZY vega」をipadにインストール。

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Bluetooth接続が必要で英語と中国語しか対応してませんが触れば分かるかと。外国語全然ダメなオジサンでも使えましたからね。(笑)
さらに踏み込んで、今どきのAppleシリコンMacはiOSアプリを動かせるそうなので試してみましたが、「ZY vega」自体がこのデバイス(M1 Mac mini)には対応していませんと出てインストールできませんでした。もしうまく行ったらMac miniからコントロールできたのですけどねぇ。(笑)
とりあえず箱から出していじくり回すところまでのレビュー、次は実戦投入して物撮りに使ってみたところをレビューしたいと思います、しばしお待ちを。

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2023年10月28日 (土)

ちっさ!ホントに出力60W?ZHIYUN MOLUS G60。

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押し入れを物撮り用スペースにしてからストロボよりLEDライトの出番が多くなってます。
光の感じはストロボが好みなのですけど、瞬間光ですから撮ってみて調整しなくてはなりません。対してLEDライトはずっと光ってる定常光なので、当たり具合を見ながらその場で調整できて、この便利さを知ってしまうと戻れませんな、暗い押し入れでは特にね。(笑)
で、使っているLEDライト、パネル型で文庫本ほどの大きさのが2枚セットで3,000円台という激安なので、出力10Wとそんなに明るくありません。なのでもう少し大出力のせめて60Wぐらいのが欲しいなと思っていたのですな。
この1〜2年ぐらいですかね、中国の撮影機材メーカーから次々とモノブロックタイプの小型LEDライトが発売されました。それまでGodox ML60が小型で評判だったのですけど、Amaranの60d、COLBORのCL60なんてさらに小型低価格のものが出てきたのですな。プロカメラマンのレビュー動画もたくさん、見まくってましたよ。(笑)
いいな~と思いながら月日が過ぎたある日、機材関連ニュースで今までにないデザインのLEDライト発見。調べてみるとZHIYUN(智云:ジーウン)って動画撮影用ジンバルで定評のある中国メーカーが発売したそうで、超小型なのに60W出力のLEDライト「MOLUS G60」に目が釘付けになりました。

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で、さっそく情報収集、だけど出てこない。執筆時、日本のレビュー動画が2本だけ!海外のは沢山なのになぜ?
不思議なのが日本のプロカメラマンのレビューが全く無いところ。商品情報を知らないはずは無いですからレビューに値しないと判断されたのでしょうか、スペックが似てるCOLBORのCL60はいっぱいあるのと対象的に、全然無いので何かウラ事情があるのかなぁ。
結局参考になったのはAmazonのレビューだけでした。(笑)いいなと思いつつお値段高めだったので様子見してたのですけど、ようやくAmazonのタイムセールで見かけるようになって、チェックしてたらある日24%OFFになってたのでポチってしまいましたよ。(笑)
なので他の情報が少ない分、このブログで小出しにレビューしてやろうかと思っています。(笑)
まず、届いた箱を見て「ウソやろ」って思いました。到底60Wのライトが入っているとは思えない小ささでしたからね。開けて本体を取り出して思わず「ちっさ、何コレ」(笑)それぐらい衝撃的でしたな。3個入の積み重なったパック入り納豆ぐらいの大きさ、比較用に350ml缶と並べたらこんな感じ。

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プロカメラマンのレビューが無いのが分かった気がしました。小さすぎてオモチャにしか見えなかったからじゃないかと、スタジオで使うのでしたらもう少し撮影機材っぽさがあったほうがエエでしょうねぇ。(笑)

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買ったのは標準セット、アクセサリー類がいっぱい付いたコンボセットも有りますが必要ないので却下。セット内容はライト本体にリフレクター、シリコン製のドーム型ディフューザー、電源アダプター、電源コード、電源アダプターを入れてライトスタンドに吊るすためのメッシュ生地の巾着袋、クイックスタートガイド、免責条項の小冊子、サービス関連のカードです。
とりあえず箱から出しただけレビューって言うか、これじゃレビューになってませんな。ま、その辺りはこれからってことで今回は開封までで次回に続きます。(笑)

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2023年10月26日 (木)

Sonomaより「そのまま」がいいのよ。(笑)

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新しく「macOS 14 Sonoma(ソノマ)」ってのがリリースされてますけど、まだインストールしていません。ソフトの対応状況など、引っ掛かりそうなところをクリアにしてからにしようかと思っておりますよ、石橋を叩いて渡りたい性分なもので。(笑)
10〜15年ぐらい前でしたら、Appleから新しいOSがリリースされると、何の迷いも不安もなく即行インストールしてましたな。それでトラブルになったことがほとんどありませんでしたから、安心してインストールできたわけで。ま、それだけ完成度の高いものを提供していたと言うか、そういうポリシーがあったのじゃないかと思いますね。
これは関係あるかどうか分かりません、オジサンが勝手に思っていることですから何の確証もありませんが、スティーブ・ジョブズさんが亡くなられた後のApple製品って、ハードもソフトも完成度がジョブズさんが居たときよりも落ちているような気がするのですな。
料理人が変わって味が落ちた老舗の料理屋さんみたいな感じかと。(笑)実際はそうじゃないのかもしれませんが、なんとなくそんな印象がオジサンにはあるわけで。
なので新しいOS「Sonoma」も嬉しがってインストールして、色々不安定なところが噴出しては目も当てられません。なので参考にさせてもらおうと、すでにインストールした方のブログや動画を見まくっていますが思ってた以上に少ないですな、皆さんまだ入れてないの?ひょっとしたら過去に痛い目にあった方は慎重になって様子見しているのかもしれませんな。(笑)
どうやら前の「macOS 13 Ventura」は評判がよろしく無かったようで、今まで使っていたアプリが使えなくなったり、痛い目にあった方が多かったみたい、慎重なのはその影響でしょうか。(笑)
今年6月に中古で買ったMac miniは届いた時点で「macOS 12 Monterey」がインストールされてました。前述の評判のことなど全く知らずに、とりあえず新しいOSにしとこって「Ventura」にアップデートしちゃったわけで。
若い頃聴いてた「America」という名のバンドの「Ventura Highway(1972年)」って曲が好きだったので同じ「Ventura」繋がりってところも親近感があったのよ。(笑)
で、後から評判を知ったわけで、不具合が出たらどうしようって思いながら使ってましたけど全然フツーですな。何の問題も無い。なので「Sonoma」を入れても多分大丈夫だろうなとは思っていますけど、無理せずそのままでもいいかと。
「Sonoma」と「そのまま」を天秤にかけると、安心安定を選ぶのは当然ですからね。(笑)

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2023年10月24日 (火)

いいことあるぞ~♪って、汁そばカップ麺。(笑)

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ニュースを見ていて気になった、イベントの開催日や新商品の発売日はカレンダーアプリに記入してます。
普通ならスケジュール管理に使うものなのでしょうけど、オジサンはスケジュールに振り回されてバタバタする生活から卒業しちゃったヒマ人なので予定は病院に行く日や、燃えないゴミやカルディーのセールの日ぐらいしかありません。
なのでもっぱら気になったことをメモしておくために使っておりますがコレが何かと便利なのですな。散髪に行った日だとか、立ち飲みに行った日なんてのが記入してあります。(笑)
行動予定を書き込むのがスケジュールですけど、今日こんなのがココでやってるよとか、こんなのが発売になるよって情報の備忘録や、日々やったことの記録として使っているのがオジサン流。
情報の場合は予定ではないので行動するかは別、新商品の発売日を記入してあっても、お店の近くまで行く機会があれば見てみてもいいかなぐらいの緩~い感じなので、どうしてもそれを買うぞってつもりで記入してないのですな。
で、そんな感じで買ってしまったのがミスタードーナツの「家で食べるミスドの汁そば」ってカップ麺。(笑)どうやらミスドの飲茶販売30周年を記念してカップ麺で汁そばを再現したそうで、10月11日から270円で数量限定、テイクアウトのみの販売、ミスド初のカップ麺だとのこと。
朝カレンダーアプリを見ていて発売日なのか~って気が付いたのですけど、ミスド行くこと無いしって忘れてました。で、たまたま用事があって出かけた所の目と鼻の先にミスドがど~んとあったという。看板見て「そや、カップ麺の汁そば売ってるんや」って思い出しましたよ。(笑)家内と食べるのにカップ麺とドーナツを2つずつ買って帰りました。
ネットニュース見てると売り切れたお店があったり、買えなかったりした人もいたみたい。案の定と言いますかフリマサイドでさっそく転売されてて、怒ってる人や嘆く人で悲喜こもごも。
食品の転売って食べるの怖くないですか、いくら欲しくても買っちゃダメですよ。数量限定とはいえそれなりの数は作ってるでしょうから、買い占めるヤツが悪いのですけどね。なんでそんな事するねん。
ともあれ、ややこしいこと無く普通に買えてしまったので、お家で物撮りして家内と実食してみました。作ってるのはエースコック、カップ麺をほとんど食べない家内もあっさりして美味しいと申しておりましたな。

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麺はツルツルの生麺ぽさがありましたし美味しい。中華料理屋さんで食べた後の〆の汁そば感はありました。具はドーナツをイメージした輪っか型の麩が入っているのですけど、オジサンは永谷園の松茸のお吸い物を思い出してしまいましたよ。(笑)
感想はボリューム感はないですけど、チョット小腹がすいたときにはいいかも。美味しかったので常時販売しても売れると思いましたね。ただ丼型の器が内容量に対して大きいのでテイクアウト専用ならカップヌードルみたいなコップ型容器にした方がイイかもって思いました。
ちなみにドーナツも美味しかったですよ、なんだか懐かしい味わいでしたな。「いいことあるぞ~♪ミスタードーナツ♪」に久々に行ったらいいことあったのでまた行ってみようかと思ってますよ。(笑)

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2023年10月22日 (日)

廃墟にはクラシッククロームがよく似合う。(笑)

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今年撮った写真を眺めてみると、なんだか廃墟や閉店した店舗などが多いような気がします。実際に増えているからそういうのが目に付くのでしょうけど、街の写真ばかり撮ってるオジサンにとってはそそるアイテムなのでついカメラを向けてしまうわけですな。(笑)
ま、こういうモノも街の歴史や景色のひとつですから記録しておくことは無駄ではないと思っていますけど、学術的な調査をしているわけじゃありませんから、あくまでも個人の好みといいますか、オジサンのアンテナに引っかかった面白そうな物件だけをカメラで拾い集めています。

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廃墟って言葉で書くと「使われなくなって放置されている建物」ってことなのですけど、実際の現場に行くとそれだけでは収まらない廃墟独特のオーラがあるのですな。
一時期廃墟ブームなんてのがありましたけど、ただ古くなった建物を愛でるだけでしたらそんなにブームにならなかったと思います。周りの景色との明らかな違和感だとか、反対に妙に馴染んだ調和だったり、その空間や空気感も含めて魅力を発してるところがブームになったのじゃないかと。(笑)

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で、これも口が酸っぱくなるくらい何度も書いておりますが、富士フィルムさんのカメラに搭載されているフィルムシミュレーションってフィルムのテイストを実によく再現しているのですな。
なので廃墟を撮るときも当然ながらガッツリ使っておりますよ。デジタルなんて無くカメラはフィルムだった時代に、撮るものに合わせてフィルムをチョイスしていた感覚がデジタルで再現されたって感じですからね。(笑)
オジサン元々リバーサルフィルムを常用していたので、フィルムシミュレーションでもそちらを選ぶことが多いのですな、正直ネガフィルム系はそんなに使ってません。
一番良く使うのは何と言っても「Velvia」、フィルムの頃コレばかりだったので、オジサンの中では長年使ってきた基準フィルム、フィルムと言えばまっ先にコレって感じ。(笑)
なのでまずVelviaがあって、さらに違うテイストのフィルムシミュレーション2つを組み合わせて合計3種をブラケティング(BKT)撮影に設定するってのが流れになってます。
で、廃墟の撮影に合うのはやっぱり「クラシッククローム」かなと思っているのですな。Velviaってこういう場面では鮮やかすぎ、とにかく色乗りがいいので廃墟の持つ印象や静寂な雰囲気が、これでは派手すぎて違和感になってしまうという。

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BKT撮影で撮り比べるとはっきり分かります、Velviaで撮ったのを見た後でクラシッククロームで撮ったのを見ると、重厚感や雰囲気があるなって思います。反対にクラシッククロームで撮ったのを見た後でVelviaで撮ったのを見ると、作った写真と言いますか描いた絵画みたいに感じますな。それだけ印象が違うわけで。

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ま、こういうのは好みの世界ですから万人がそう思うわけではありません、あくまでもオジサンの好みですけどね。でもまだクラシッククロームを使ったことがない方は一度試してみてはいかがでしょうか。ずいぶん違う印象の写真が撮れますよ。(笑)

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2023年10月21日 (土)

フィルムの終活というよりも、終わらせることに。

フィルムって値上がりで買えないどころか、品物も潤沢じゃないみたいで、買いたくてもモノが無いってネットで見かけましたけど、実際のところどうなんですかね。
思えばヨドバシのフィルム売り場で買い物カゴ片手に、手にとって品定めして買ってた時代があったなんて、もはや遠い昔話になってしまいましたな、令和時代に誰にも通じないかと。(笑)
普段立ち寄るカメラ屋さんも、種類が全然無くて選んで買うなんてできない状況になってます、隅っこの方に3種類ぐらいがちんまりと並べてあるという有様。
しかもカラー&白黒のネガフィルムばかりで、オジサンの好きなリバーサルフィルムは皆無でしたな。ま、置いてくれてたとしても高すぎてもう買えませんけどね、現像代も含めたトータルコストを考えると手も足も出ませんよ。

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どんだけ高くなろうが俺はフィルムを見捨てねぇなんて美しいことは言いません、今まで十分すぎるぐらい使い倒してきましたからね。なので「もうフィルムはうんざり、勘弁してください、見たくもありませんし、もうたくさんですよ。」ぐらいの事は言っておきましょうか。(笑)
デジタルになる前はフィルムがなければ写真は撮れなかったわけですから、昼飯も食わずフィルム代に回していたこともありましたし、入り浸っていたカメラ屋さんで売ってた100フィート缶から巻き直した安売りフィルムを買い込んで撮ったりしてました。あの頃はデジタルなんて姿形さえ無かったですから、今のような状況になるとは想像も付きませんでしたよ。(笑)
オジサンが自腹で最初に買ったデジタル一眼レフEOS10Dは2003年発売ですから、その年に生まれた子供は今年二十歳ですよ。
物心付いた時にはデジタルが写真の主流、そんな世代が自分たちには未知の世界なフィルムを面白がってくれてるとはいえ、こう高くなるとフィルムへの興味は失速するのじゃないかと、もはや王族と富豪の趣味と言ってもいいぐらい手の届かない遠くへ行ってしまいましたからね。(笑)
オジサンも温存しているフィルムカメラでフィルムを楽しみながら、緩やかにフィルムの終活しようかなんて考えていたのですけど相次ぐ値上げにもう無理、終わらせることにしました。
サイズや種類も含めてたくさんのフィルムを様々なカメラで楽しんできましたから、その辺りの記憶や思い出はたくさんストックがありますし、このブログで沢山記事にもしてきましたけど、時代の流れともに写真を撮る方法のひとつが減ったのだと考えるしかないなと思っています。
この先フィルムを使うチャンスは有るのかなって考えると、限りなくゼロに近いけど完全にゼロじゃないつもりだったのですけどねぇ、もう潔く「無いですね」が正直な本音ですよ。

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2023年10月19日 (木)

古いipadに古いアプリを再インストール。

そんな事も知らなかったの?って言われそうですけどね、知らなかったのですな。(笑)
iPhoneも同じだと思いますけどipadを使っていると色々なアプリをインストールしてしまいます。オジサンも初めてipadを使い出した頃は、アレもコレも面白そうなアプリをじゃんじゃん入れて楽しんでましたからね。
ただもっといいアプリが見つかったりして乗り換えたり、必要が無くなって使わなくなったアプリって、アンインストールしたらそれっきり、その時点ですっかり記憶からも消えてしまってましたな。過去は振り返らねぇぜなんて言えばカッコイイのでしょうけど、使わなくなったアプリのことなんていちいち覚えてませんからね。(笑)
そんな忘却の彼方の古いアプリが一覧できて、ipadとOSが対応していれば今でもインストール可能、対応バージョンがあればそちらをインストールしてくれる機能が「App Store」にあるというのを知ってしまったわけで。そんなの常識でしょって言わないでいただきたいですな、ホント今まで知らんかったのよ。(笑)
そもそも知ってしまったきっかけは、音楽データを目一杯入れてミュージックプレイヤーとして使っていた古いipadを、最近あまり音楽を聴いてないので電子書籍を読むための専用機にしてやろうと思って、ブックリーダーアプリを確か昔入れていたはずだって思いつつ、どこを見れば分かるんだ?って「App Store」の中を探してたら見つけたわけで「購入済み」って所をタップしたらズラリ出てきました。

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懐かしいアプリのアイコンに思わず笑ってしまいましたよ。我が家で一番古いipadは2011年発売の第2世代、12年前ですからOSのバージョンは9.3.5でそれ以上にアップデートは出来ない古いものなのですけど、おかげで古いアプリが入れられるという。
試しにいくつかインストールしてみましたけど結構入れられるのね。目的のブックリーダーアプリも現行バージョンは入れられませんでしたけど「旧バージョンがあります」って表示が出てそちらがインストールできました。
サービス自体を終了してたり、開発元が無くなってたりして消滅しているものもありましたけど思った以上に古いものまでインストールできるのは驚きでしたな。これってApp Storeに保管されているってことでしょうか。

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懐かしかったのがFileMaker社が2008年にリリースして2013年に終了してしまった「BENTO(弁当)」ってパーソナルデータベースアプリ、ご存じの方も少ないかと。(笑)ユニークなアプリだったのですけど売れなかったのでしょうか短命でしたな。これも普通にインストールできたので他の古い懐かしのアプリと共にちょいとばかり遊んでみようかと思っていますよ。(笑)

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2023年10月17日 (火)

発熱外来の顛末。

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高熱に強い体質なのか、ただ鈍感なだけなのかは分かりません。若い頃から38度台ぐらいの熱は全然平気でしたし、それだけの熱が出てるのに全然気が付かずに仕事をしてたりなんてのも何度かありましたからね。
ところがさすがに39度を超えると熱っぽさが出てきて、体中の関節が痛みだすので分かるのですな。寒気は全く無いのですけど関節痛がひどいわけで。以前は一番痛みがひどくなるのが股関節だったのですけど、今は人工関節に置き換えてしまったので神経が通ってません。人工物ですから当然ですけど、おかげで他の所の痛みがはっきり分かるようになりましたよ。(笑)
で、ある日の夜のこと、夕飯中になんとなく体の節々の様子がおかしいので、念のため解熱剤飲んで「先寝るわ」って寝たのですな。翌朝暑さと関節痛で目が覚めて「こりゃ間違いなく39度超えやな」って確信。測ってみたら39.6度ありました。
このご時世ですからね、コロナかインフルエンザのどちらかで間違いないだろうと。うつされたくない家内は遠巻きに近くの病院の発熱外来に行けとウルサイ、なのですぐ電話を入れて受診してきました。
まず発熱しててヤバい人なのはすでに分かっているので、当然ながら病院に勝手に入ってはいけません。インターフォンで伝え係の人に従って検査待ちブースへ、5人待ちでした。
ずいぶん待って検査、軸の長い綿棒を鼻に突っ込まれました、コロナとインフルエンザ検査の2本。で、またブースで待ってると検査結果が出ましたって呼びに来ましたよ。
結果はインフルエンザでした。とりあえず病名は白黒付いたので、会計窓口で支払いを済ませて、外にある調剤薬局に行きました。ところがここもコロナとインフルエンザの患者は外で待ってということで、まだまだ暑い日差しの下で待たされる羽目に。
実は違う意味で発熱しそうになったのがこの薬局の仕事の遅さだったのですな。(笑)次から次へと患者さんが来るのに全然捌けてない。お年寄りの患者さんが多いせいか丁寧な対応をしすぎて進んでないのが見てすぐに分かりました。
隣で待ってたオッチャンが最初に切れましたな「いつもの薬もらいに来とるだけやのに、いつになったら出来んのどいや!」年配薬剤師の女性が飛んできて謝りながら遅れてる原因を説明しだしましたけどね、イヤイヤイヤ、そういうことやってるからどんどん遅れていくんだってば。(笑)
怒鳴られても「今やってま〜す」って受け流しといて、さっさとやるべき作業を前に進めなさいよ。とにかく要領の悪さが誰の目にもハッキリ分かるので怒られるのだと思いますね。
オジサンも散々待たされて受け取りましたけど、一つ一つ薬の説明をしだしたので「イイです、中の説明書き見ます」って却下。もうこれ以上日差しの下で待てなかったですからね。この薬局に来て、なんだか余計体が悪くなった感がありましたな。(笑)

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2023年10月15日 (日)

見返さない写真、量産中。(笑)

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今はカメラよりも簡単なスマホで誰でも当たり前に写真を撮って、さらにありえない画像や映像もAI技術で簡単に作れる時代ですけど、カメラが貴重品だった時代には写真は特別な時間を記録して残すものでした。家族のイベントの記録が一番だったかと思いますね、誕生日や入学式、成人式などの子供の成長記録や、冠婚葬祭、旅行などでしょうか。
今でももちろんそういう記録写真は皆さんスマホやデジカメで撮っているし残しているでしょうけど、撮った写真の量に対してそれらをプリントしてアルバムに貼ったり額に入れて飾ったりする割合ってどれぐらいなのでしょうか。
スマホのメモリーやクラウドサービスに保存しているけど、その全てをプリントすることは無いでしょうし、きっと多すぎて無理だと思います。手軽に撮れる分、いつ何のために撮ったのか分からない「見返さない写真」もいっぱい溜まっているのじゃないかと。(笑)
今、書きながら気が付きましたけど、アルバムに貼るなんて書き方も昭和レトロなオジサンでしたな、今時はネットのフォトブックサービスで本にしちゃうのが一般的なのでしたね。(笑)
で、例えばSNSに投稿する写真ってバズればラッキーみたいなのを目指してるんでしょ、そういう写真って数年後に見返したりするのでしょうか。自分の記録というか証拠で保存しておくのかもしれませんけど、撮ることが簡単になればなるほど見返すことの無い写真もどんどん増えていってるのじゃないかと思うわけで。
そんな写真がストレージやクラウドサービスに山のように保管されているのでしょうなぁ。動画だともっと容量が必要になるでしょうしねぇ。(笑)
何だか簡単に撮れるようになって、写真の意味そのものがもう別物になっているのを感じますな。写真という名の日記のような備忘録のような映像証拠。日々身の回りで起こる様々な出来事を写したことが重要で、それが写す理由であり何のために撮るのかじゃなく、写ったものが証拠なのかと。
だってお昼に食べたラーメンの写真って簡単に撮れるから撮るわけで、どうしても撮らなくちゃいけないから撮るわけじゃないですよね。それって見返しますか?
ま、ダイエットのため食べたものを記録しているとか明確な理由がある方は別にして、なんだか目の前のものをとりあえず撮っとこうってのが主流のように感じます。簡単に撮れるのならとりあえず写して持っておけば安心的な。
街歩きをしていてもスマホで何か撮ってる方ってよく見かけますからね。簡単に撮れるからってそんな調子で撮ったたくさんの写真を果たして見返すのでしょうか。
自慢気にSNSに上げたり、友だちと共有はしてもそこで終わりでは?見返されることの無い写真って撮ったことすら忘れられているのも多いのでしょうね、だけど今日もそんな写真が世界中で量産されているわけですな。(笑)

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2023年10月14日 (土)

フィルムカメラ気分をフジのカメラとあのレンズで。

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今どきは撮った写真をフィルム調に加工してくれるアプリなんてのが山ほどありますから、フィルムは楽しめなくてもフィルム調やフィルム風、フィルムもどきはいくらでも楽しめるわけで。
フィルムの装填や巻き上げ、巻き戻し、取り出して現像に出すというアナログな作法が味わえないですけどフィルムの雰囲気をデジタルで味わうことはできますな。
オジサンが使っている富士フィルムさんのカメラにはフィルム屋さんならではの画質モード「フィルムシミュレーション」が搭載されてます。コレが使いたくて富士フィルムさんを選ぶ方もいるぐらいですから、出来の良さはお分かりいただけるかと。

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オジサンもガッツリ使ってます。今日はリバーサルフィルムの感じで撮りたいだとか、ネガフィルムや白黒フィルムのテイストを楽しむなんてのが実際のフィルム名などで選べるわけですから使わない手はありません。
さらにこれをブラケティング撮影に設定しておくとワンシャッターでフィルムテイスト違いが3枚撮れるわけで。ブラケティング撮影ってのは、一度シャッターボタンを押すと、それぞれの設定値を変えながら複数枚連続で撮影できる機能で、これにフィルムシミュレーションから3つ選んで設定してます。

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オジサンはリバーサルフィルム好きなので、VelviaかPROVIAを基準にクラシッククロームと白黒のACROSの組み合わせや、Velvia、PROVIA、ETERNAなんて組み合わせも。
で、ネガフィルムは正直なところそんなに使ってこなかったのですけど、今どきのフィルム写真といえばカラーネガフィルムを指すことがほとんどだと思うので、ちょっとその気分を味わってみようかと考えて設定。(笑)

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せっかくですからレンズもそれに見合ったものをチョイスってことで、「Utulens APS」を持ち出しました。写ルンですのレンズをそのまま使って作られてる交換レンズなので、カラーネガフィルムのテイストを一番再現できるのじゃないかと考えたのですな。撮ってる感じはまんま「写ルンです」でした。(笑)
カメラはX-S10なのでネガフィルムのシミュレーションはPRO Neg.HiとPRO Neg.Stdにクラシックネガの3種類搭載されています。この3つを設定するも良し、他のフィルムシミュレーションと組み合わせるのも良し、その日の撮影に合わせて設定するわけで。

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さらにフィルム感を出すためにはグレイン・エフェクトというフィルムで撮ったときのようなザラつき感を写真に加える設定をプラスするのもいいかもしれませんな。オジサンは好みじゃないと言いますか、そこまでの必要を感じないので使ってませんけどね。(笑)

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後からの画像加工や処理じゃなく、撮る時の設定をできる限り写ルンですに近づけて撮ってみましたけど面白かったですよ。フィルム時代の交換レンズや、カラーフィルムが無かった頃のオールドレンズをフィルムシミュレーションと組み合わせてフィルムカメラ気分を味わうというのも面白いかと。
フィルムが高くなって、大富豪や王様、貴族の趣味に昇格してしまったので、庶民はこういう方法で楽しみませんとね。(笑)

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2023年10月12日 (木)

アートは分からなくても…ま、いっか。(笑)

耐震補強工事で元町駅から神戸駅にかけての元町高架通商店街(通称モトコー)が様変わりしていく様子を何度か記事にしておりますが、その旧6番街に年末までの期間限定でアーチスト達による「モトコーミュージアム」が開館という記事が9月初旬に地元新聞に載りました。
その少し前から高架下の壁面に文字やらをペイントしているのは気付いていたのですけど何なのか分からなかったのですな。用事で近くまで行った際どんなものなのか見てきましたよ。

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土日祝の開館で入り口は山側にあって無料ですけど名前とどこから来たか、何で知ったか、おおよその年齢を聞かれましたな、何のためなのかの説明はありませんでした。個人情報を聞くわけですから今の御時世その旨表記もしくは説明はしておくべきだと思いますよ。
で中に入ったのですけどね、ネットに上がってるプロジェクト資料によると「モトコーへの想いを込め、 高架下にあるものを活用して歴史をオマージュ。アート化して立体的に展示」と書いてあるとおり元々あった看板などを再利用して飾り付けがしてありましたな、こういうのがアート作品みたい。
そんなに長くない通路を利用したアート展示なので、見ごたえがあってお腹いっぱいになるぐらいの物量ではありません。どうやら通路の一番奥の、派手な飾り付けがされている場所が見どころのようでした。来てる人誰もが写真撮ってましたからね、SNSに投稿するのでしょうか。
ま、そういう映えも狙って作っているのでしょう、いろんな物が貼り付けられたりぶら下げられたりしててゴチャゴチャしてましたな。こういうのがイマドキの若いアーティストが感じる高架下の印象なのでしょうかね。世代が違えば見てきた景色も違うわけで、オジサンの思う高架下のカオスな感じとは違うなぁと思いました。

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それと高架下商店街に元々無かった児童公園の飛行機遊具と風呂屋看板の展示は違和感でした、モトコーなのになぜこれを?風呂屋の看板は若者たちが銭湯再生って新聞に載ったアノお風呂屋さんのなので、再生つながりで持って来たのかもしれませんな。(笑)
全体の印象は以前「新開地アートひろば」で見たアート作品展「ズガ・コーサクとクリ・エイト二人展」の圧倒的感に比べると、飾り付けは賑やかなのですけどそれで満足してる感がしました。
高架下の歴史や重みを振り返ると、せっかく期間限定で使わせてもらえてるのですからもっと弾けると言うか、どうせぶっ壊してぜんぜん違う高架下になるのなら二度とお目にかかれないような、世代を超えて「スゴイわ」って言わせるようなのを期待してたのですけどそういう感じじゃないみたい。
プロジェクト自体に意義はあるのでしょうけど、若いアーチストやクリエイターの方々の繋がりやイベントがメインなのかなと。これを見てリアル・モトコーを感じるのは無理かなぁって、アートから遠い所で生きてるオジサンは思ったのでした。

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2023年10月10日 (火)

CD-ROMやDVDメディアってもう過去のもの。(笑)

今年は断捨離強化の年といいますか1月から次々物を処分していきました。使いもしないのに後生大事にしまいこんでいた物だとか、この先使うかもって何年も置いていた物なんて結局いらない物だったというのに気が付いたわけで。
読みもしないどころか持っていたことすら忘れていたような書籍類も同じ、コレクションしていた物なんて、オジサンが死んじゃえばそんなのに興味の無い家族にしてみればゴミですしねぇ。(笑)
そんなわけでどんどんじゃんじゃん断捨離を進めて、これでスッキリって思ってたら出てきたのがCD-ROMとDVD。
ソフトウエアのインストールメディアやプリンタドライバやユーティリティーなど、パソコン周辺機器やマザーボード、ディスクドライブに付属していたものがいっぱい出てきました。今のシステムじゃ動かないものなど、何じゃこれってのが出てきて笑いましたよ。
さらに自分の撮った写真の気に入ったものだけ永久保存するつもりで、CDやDVDに撮影年数ごとにまとめて焼いていたものまで出てきました。(笑)とりあえず片っ端から断捨離していきましたけど、中身を確認したいものもあったのですな。

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で、古いiMac 2010 Midには光学ドライブが付いているのですけど、自作Windows機には光学ドライブなんて搭載してませんから、こういう時用に温存していた、WindowsXP時代のUSB接続CD・DVDドライブを引っ張り出してきて繋いだのですけどなぜか認識しない。
Windows10のでは使えていたので11になって対応しなくなったのかと。デバイスマネージャーで調べたら警告マークが付いてましたしね。Windowsでしか読めないCD-ROMやDVDもあるのでなんとか動いてもらわなくてはなりません。とりあえずネットで調べまくって出て来た方法を片っ端から試してみたところ、レジストリをいじる方法でようやく解決できました。
笑ったのが永久保存するつもりで焼いていたディスクの中で何枚かが経年劣化でしょうか、全く読めなくなっていたこと、コレ全然永久保存じゃなかったという、過去に一生懸命焼いていたあの手間ヒマは一体何だったのかと。(笑)
結局元データはHDDにバックアップがあるので全部処分しました。CDやDVDに焼くのが流行った頃に作ったものでしたけど、大容量のHDDが安くなって必要が無くなっていたのに保存していたのですな。
で、今回のドライブを認識しない事件で思ったのですけど、ソフトのインストールCD-ROMやDVDを保存していても、この先それを読む光学ドライブがだめになったらお手上げ。
なので必要なものだけ厳選し、外付けHDDにコピー保存することにしました。こうすれば光学ドライブが無くてもインストールできますからね。この先必要性は低いとは思いますけどこれで安心してCD-ROMやDVDを断舎離できますよ。(笑)

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2023年10月 8日 (日)

不調の原因はシステムの電源設定でした。

自作Windows3号機をWindows11にアップデートしたところ前の設定も受け継がれているのか、特にあちこちをイジる必要もなく普通に使えていたのですな。
もちろんWindows11固有の設定はやらなくてはなりませんでしたが、WindowsXPから8にした時のようなアレもこれも設定を山ほど見直しなんてヤヤコシイことはなかったので、そのままで使ってました。
で、少し前に買ったサンワサプライさんの「USB-3TCH38BK」ってUSBハブにSanDiskのポータブルSSDを繋いでデータドライブとして運用していたのですけどね、時々勝手にアンマウントされるという現象が。
SSDのアイコンが消えて無くなっているのでオカシイなと思いつつ、USBハブに挿し直すと再び認識されるのですけど、パソコンから離れて他のことをして戻ってくると切れてるというかアイコンが無くなってアンマウント状態になってるという。
もしかしてUSBハブの初期不良なのかってMac miniに繋いでみたところ、そのような現象は起こらず問題無しで使えてるし、コレは一体どういうこと?って調べてみました。

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結論から言いますとWindows11の電源の設定だったという。設定→システム→電源(画面とスリープ、電源モード)ってところにある画面とスリープをクリックして出てくる「電源接続時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」が5分になっていたのを「なし」に変更したところ起こらなくなりました。
これってノートパソコンのための設定だと思いこんでいたので全然気が付かないどころか完全にノーマークでしたな。デバイスをスリープ状態にするってなってるのにスリープせずにアンマウントされていたのは謎のままなのですけどね。(笑)
確かにパソコンをしばらく操作しなかったり、別の用事やご飯食べて戻ってきたら画面もパソコンもスリープ状態になってて、マウスやキーボード叩いて復帰させるとアンマウントされてましたからココの設定が原因かと。
今の御時世ですからパソコンの省エネ意識も高くなって、自動的にすぐ電源切ったりスリープにしちゃう設定が基本になってるのかもしれませんな。
オジサンのようなゆる〜いパソコンの使い方ですと「アンタは使わんでエエから」って勝手に判断されてパソコンが休んでしまってたのかもしれません。Microsoftさんはシニアに親切というか余計な仕様を盛り込んでくれますな。(笑)
とりあえず、なんだかよく分からないなりに解決したのでこれでいいかと一件落着。電源設定を変えてからはこのUSBハブに色々繋いでみても勝手にアンマウント現象は起こらなくなりましたのでね。

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2023年10月 7日 (土)

一度は捕まる写真の呪縛。(笑)

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プロ・アマ問わず写真について発信しているホームページやブログ、noteなどはよく見ておりますよ。
だけどInstagramやTwitter、今はXとやらに名前が変わったそうですけど、その手のSNS関係は全くやっておりません、やってみたいと思わないので、よその世界の出来事のままでいいかと、そもそもああゆうのって必要なの?いらんと思うけどなぁ。(笑)
で、写真について発信しているのを見てますとですね、続けているからこそ湧き上がる「写真とはなんぞや」って写真にまつわる各種疑問に考え込んじゃったり、落とし穴に落っこちちゃったり、写真の呪縛に捕まってる人を多数見かけますな。(笑)
写真のことで頭がイッパイなんて、なんと幸せなって思いますけど、本人にとっては大問題なのでしょう、だけど大体しょうもないことを悩んでいたりします。
うまく写真が撮れなかっとか、カメラ持って出るのも億劫なぐらいスランプに陥ってるだの、他の方の撮ったのを見て自分のダメさ加減に気が付いてしまったなんてのでしょうかね。人生山あり谷あり、写真だって同じですよ。(笑)

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出発点は「自分の写真はこのままでいいのか?」なんて思うところからでしょうかね。何を撮ったらいいのか分からなくなっただの、SNSで褒められるために撮ってるのに気が付いただの、もっとありきたりな日常に目を向けてみたいだの。(笑)
アンタ何がきっかけで写真始めたのって聞きたいですな。グダグダ悩んでる時間がもったいないので、とっとと撮ればって思います、写真は撮り続けて初めて見えてくるものがある世界ですから、撮らずに立ち止まればそこで終わりですよ。
ま、写真の世界ならではのあるあるは色々ありましてですねぇ、観光スポットなど、その場所からしか撮れない所で撮ったのは誰が撮っても同じなので、果たして自分の作品と呼べるのか問題なんてありましたなぁ。(笑)
そうそう、写真は引き算なんてのも。何が引き算やねんって思ってました。主題を際立たせるために余分な要素を画面から引くから引き算ってことみたいですけどね、余計なものが主題を引き立たせるって場面も多々ありますから、引き算ばかりで写真が良くはなりませんよ。雑味も料理のスパイスですからね。(笑)

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写真ってその人の視線で物事を見た結果の産物ですから、十人十色、百人百様でいいと思います。写真の呪縛の出発点が「自分の写真はこのままでいいのか?」だとしても、そのまま立ち止まらずに続けていれば「このままだからいいのだ」に変わります。
なのでつべこべ言わずにカメラを持って飛び出すことが、つまらない呪縛から開放される方法だと思いますね。写真は撮ってナンボの世界、カメラを休ませてる場合じゃないですよ。(笑)

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2023年10月 5日 (木)

姫路駅ホームの「えきそば」を今はカップ麺で。(笑)

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はじめにお断りしておきますが、たかが駅そばです。長い歴史があるとはいえ、たかが駅そばですから気絶するぐらい美味いってモンじゃないですし、わざわざ現地まで旅して食べるほどのモノでもないとオジサンは思っています。いや違うって考えの方もいらっしゃるかもしれませんのでコレ以上は書きませんが。(笑)
オジサンの中にある姫路駅ホームの「えきそば」って、若い頃青春18切符で九州・四国・中国地方への旅の一発目の朝食でした。まず早朝の電車で姫路駅まで行き、そこから岡山行きへ乗り換えるわけですけど、その列車が到着するまでのすき間時間にかき込んでいたのですな、なのでモーニング「えきそば」タイム。(笑)
グルメ番組やバラエティー番組でも、何度か取り上げられたりしてるそうなので皆さんご存知かと思いますが「まねき食品」という姫路の駅弁屋さんが昭和24年から始めた、和風だしに黄色い中華麺という駅のホームにある立ち食いそば。
お揚げさんの乗った「きつね」と海老のかき揚げが乗った「天ぷら」の2種類あって、自販機で買った食券をオバちゃんに差し出すと、プラスチックの丼で瞬時に出てくるスピーディーさ。オバちゃんのオペレーションはF1のピットイン並の速さでしたな。(笑)
オジサンは天ぷらそばの方が好きだったのでいつもコレ、置いてある一味をしこたまかけて真っ赤っ赤にして食べるのがパターンでした。七味じゃなくて一味なのもこの姫路「えきそば」のこだわり。だしが染みてヤワヤワになった天ぷらがなんだか美味しかったなぁ、冬場は特にね。(笑)
なぜ中華麺になったのかはまねき食品さんのHPを見ていただくとして、姫路駅のホームだけじゃなく大阪梅田の阪神百貨店スナックパークなど、他にも何ヶ所か出店しています。2016年にJR元町駅構内に出来たのですけど、ここは残念なことに3年ほどで無くなってしまいましたな。
このえきそば、姫路のご当地グルメのひとつと言ってもいいぐらいの認知度を活かしてカップ麺になってます。作ってるのが大手の日清食品さんなので、いつでもどこでも買える安心感がありますなって、地元のスーパーにはほぼ定番のように並んでますよ。ただきつねばかりだったり、天ぷらばかりだったり仕入れが偏ってるのがちょっとアカンけど。(笑)
で、なんだか無性に食べたくなって、時々買っちゃいますな。家内の居ない時を狙って密かに舌鼓。神戸からですと姫路駅も大阪梅田駅も遠いので、実店舗に出かけることが無くなってしまったオジサンには、カップ麺でいつでもこっそり食べられる「えきそば」はありがたい存在。
味わいなどの再現度にウルサイことを言うつもりはありませんよ、十分すぎるぐらい美味しいと思います。元々が駅そばですし、電車待ちに慌ててかき込んだあの記憶が、カップ麺の容器を持ち上げたら蘇りましたからね。(笑)

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2023年10月 3日 (火)

立飲み百景82 座って飲む立飲み?

立飲みが行きつけ酒場のメインになってから、座って飲めるお店って全然行かなくなりましたな。
じっくり腰を落ち着けたとしても、飲む量が減っているので短時間で撤収してしまいますし、はしご酒なんてのももうやりませんよ、それにゆっくり座って飲むのなら家飲みが気を使わなくていいいですからね。そもそも出歩くことが激減してしまったのもありますな、想定外の色々やらなくてはならないことが増えましてね。(笑)
勤めていた頃よく行ってた居酒屋はほとんど無くなってしまってます、高齢化やコロナ禍の影響もあってでしょうか、影も形も無くなって新しい今どきのお店にチェンジしてますな。
おしゃれでキレイでオジサンが行くようなお店じゃなくなってますから寄り付きもしませんよ、居心地が悪いだけですからね。なので足が遠のいちゃったのですな、同時に行ってみたいって気持ちも薄れました。(笑)
ちょっと飲んで帰りたいけど、お酒が弱くなってるので量はいらない、お酒のアテもガッツリ食べるわけじゃないから1品か2品で十分、長々と飲むわけじゃないので滞在時間も短くサクッととなると、立飲みがオジサンのニーズにぴったりなわけで。
立って飲むのが嫌だとか疲れるとか全く思わない人にとっては、サクッとお酒とアテを楽しんだらサヨナラって気軽さと安さが立飲み酒場のイイところですからね。(笑)

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で、立って飲むのが基本の立飲み酒場でも座れる場合があります。地元に古くからある立飲みは、隅っこにいくつか丸椅子が置いてあって、お客さんが勝手に引っ張り出してきて使うシステム。
いらない人は立ったままだし、座りたい人は持ってきて座ってますな。帰る時は元の場所に戻しておくのが暗黙のルールになってます。なので初めてのお客さんが、椅子を使ったまま放ったらかして帰ろうとすると、常連さんたちから教育的指導が入ります。(笑)
オジサンも時々お邪魔するのですけど、杖をついているせいでしょうか、他のお客さんが「コレどうぞ」って椅子を譲ってくれたりするのですな。無くても大丈夫なのですけどね、善意で譲ってくださってるのを頑なに断って角が立つのも何ですし、酒場の空気が読めないオジサンじゃないですから「ありがとう、申し訳ないです、使わせていただきます」って座らせていただいてますよ。
で、立って飲むのが基本の場所で座って飲んでると、いつもより多めに飲んじゃったりしてイケマセンな、普段のペースが乱れます。なのでいつも以上に「今日はコレぐらいにしとったろ」を守らないといけないわけで。
立ってるってのはどれぐらい酔っ払ってるかを測るバロメーターだったということに改めて気が付きますな。ちょっといい調子になったかなぐらいでお愛想が基本ですから、座ってしまうとその辺りがわからなくなるわけで。そう思うと立飲みってすごく良くできたシステムだと思いますね。
この先立てなくなったらどうするかって?そうならないために毎日のストレッチは欠かさずやってます。(笑)

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2023年10月 1日 (日)

ワープロ専用機知ってる人、手を挙げて。(笑)

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いつも巡回しているサイト「PC Watch」を眺めていたら、やじうまPC Watchってコーナーに「45年前に10MB HDD/8インチFDDの世界初日本語ワープロが発表されたワープロ記念日」って記事が上がってました。
記事掲載が9月26日だったのでその45年前の1978年9月26日に東芝が世界初の日本語入力ワードプロセッサ「JW-10」を発表したそう。掲載写真を見るとキーボードとモニターの乗ったデスク全体を含んだのが本体の大きさだそうで、最初はこんなに大きかったのね。(笑)興味のある方は記事を読んでいただければと思います。
で、オジサンもパソコンを持つ前はワープロ専用機を使ってました。大手家電メーカーから次々と新製品が発売されだした頃だったと思うのですけど、最初に使ったのは父親の持ってた「カシオワード」和田アキ子さんがテレビCMをやってましたな。
厚みのあるキーボードみたいな格好で、数行しか表示できない液晶モニタとプリンタが一体になってたと思います。オジサンは自分で書いた字が自分で読めない程のひどい悪筆なので、打った文章がきれいな活字で印刷できるだけでスゴク嬉しかったのを覚えていますよ。(笑)
その後自腹で購入したのが「キヤノワードα3SUPER Ⅱ」製品名が正確じゃないかもしれないのですけど白いボディーに持ち運び用のハンドルが付いてて、ブラウン管モニタの横にフロッピードライブ、上部にはプリンタ、キーボードは持ち運びの際にモニタを保護するカバーを兼ねてました、他社に比べて結構デカかったしカッコ良いって感じではなかったですけど使い勝手は良かったのでしょうね、結構長く使いましたな。だけどパソコンの普及でワープロ専用機は下火に、オジサンもMacを使うようになってサヨナラしましたよ。
ただそんな時代の移り変わりはありましたけど、職場では結構な台数が使われてましたな。印刷会社だったので、お客様から頂いた手書き原稿をテキストに起こすための部署と、コピーライターはワープロ専用機を充てがわれてました。
印刷会社の企画制作室ってまだ版下制作などアナログ作業がほとんどだった時代ですから、将来パソコンの前に座ってPhotoshopやIllustratorで制作する時代が来るなんて思ってもなかった頃ですよ、パソコンは高かったし使える人なんてほぼいない状況でワープロ専用機が活躍してましたな。シャープの「書院」と東芝「ルポ」、富士通「オアシス」だったかな。(笑)
入力部署にはMS-DOSパソコンが置いてあって、各社ワープロ専用機で打ったテキストを解析してパソコン用に変換する「DOS恋(どすこい)」ってソフトが入ってましたなんて、もはや誰も知らない大昔話ですなぁ。(笑)
神戸っ子ならご存じの方も多いと思いますが、元町高架下にあった中古ワープロ専門のアノお店、阪神電車西元町駅東口出てすぐのところに移転してはりますな。まだまだ需要があるからお店を続けておられるのでしょうけどもはや製造されていない中古ワープロを調達するだけでも大変だと思うのですけどね、すごいですな。(笑)

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