ミニマリストは、自然体で良くない?(笑)
ここのところ立て続けにニュースなどで目にしたり、耳にしたりしたのが「ミニマリスト」って言葉。
一体何やねん?って調べたところ英語のミニマルからの造語で、必要最小限のものしか持たずに暮らす人と言いますかそういう主義の方を呼ぶ言葉だそう。昨年の新語・流行語大賞の候補にもなってたそうですけどね、知りませんわ初めて聞きました。(笑)
どうやら2010年頃からアメリカで流行り始めたそうで、大量生産大量消費の大国ならではの、意識高い系の方が飛びつきそうな流行りごとって感じがしますなぁ。(笑)
早い話持ち物を減らすといいますか、最小限の物だけにして、モノより体験などに軸足を置いた生き方だそう。
ネットで探すと何もないガラ〜ンとした部屋で生活してるらしき写真なんぞがいっぱいでてきましたな。どうやら「持たない」がキーワードみたいですけど何だか不自然さしか感じませんでした。(笑)
ミニマリストを目指すハウツー本も書店にたくさん並んでいるそうですけど、部屋が物で溢れかえって捨てられない方が買い求めるのでしょうか、その本も溢れ返る物の1つになるだけではありませんかね。(笑)
思うのですけど流行りに乗っかってミニマリストを目指した方の何%の方が続投できるのか分かりません、結局できなくて元の木阿弥って方のほうが多いでしょうなぁ。体に良いストレッチや健康食品なんぞの流行と同じ、所詮一過性の流行りごとって気がします。
それからミニマリストをやってられるのは、20~40代のお一人様の方がメインかと、家族や子供がいる方には全く現実味のない、ほぼ実現不可能な生活様式ですからねぇ。
物を減らした達成感と自己満足も必要でしょうから一番自由が利く一人暮らしの方向けの流行かと思いますね。
もしオジサンがミニマリスト宣言して物を減らそうとしたら、家内に減らすものと一緒に叩き出されてゴミステーションで泣き崩れるしかないでしょうし、同じ屋根の下で暮らす家族やパートナーの理解を得るのは難しいジャンルかと。
何でも手に入り、物が溢れかえっている世の中への逆行という側面もあるでしょうけど、無理にやらなくてもって見てて思いますなぁ。
年齢とともに物欲って無くなっていきますし、必要なものも変化していきますから自然とミニマムになりますしねぇ。オジサンの場合、若い頃から財布だけはミニマムなままですし、大きなカメラが振り回せなくなってミニマムな機材に、撮る写真までミニマムにはしませんけどね。(笑)
物減らしに極端に振り切れたといいますか、かなり無理してる感しか見えないミニマリストより、「今持ってる物はとことん使い倒す」「本当に必要なものしか買わない」の2つだけ守ればだんだん物は減って、数年後には自然にミニマリストになれると思うのですけどねぇ、そのほうが無理がなくていいと思いませんか。(笑)
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