ポータブルストレージは暗号化、紛失したら暗黒化。
高速で大容量でありながら小型軽量なポータブルストレージってお手軽で実に便利なのですけど、データの中には個人情報にまつわるようなものも含まれているかもしれませんし、持ち主本人を特定できるようなデータも入れっぱなしで持ち歩いているかもしれませんから紛失した際のダメージが大きいかと。
データそのものは他の場所にバックアップしていればそこから戻せるでしょうが、紛失したストレージは知らない誰かに中身を見られる恐れがありますから、もしかしたら思わぬことになりかねないわけで。こういうふうに書くと「オレは絶対無くさない」なんて言う人が必ず居てはりますなぁ。(笑)
昨年でしたか尼崎市の委託業者が更に委託していたところの社員が、居酒屋で飲んで路上で寝てしまって全市民約46万人の個人情報の入ったUSBメモリをカバンごと紛失って事件がありましたな。無くした本人は目の前真っ暗だったでしょうなぁ。
つまり人間のやることに絶対も完璧もありませんって話、タチの悪いことに、人間ってその失敗を学習できない動物ですから、もうコリゴリって思いながら繰り返すのですなぁって書いてる最中に、兵庫県立大学の教授が入試問題の入ってるUSBメモリー紛失ってニュースが地元新聞に載りました、ホラ言わんこっちゃない。(笑)
オジサンの場合持ち歩くにしても、自分で撮った写真のデータがほとんどですから、お見せするレベルじゃないといいますか、見られて困るわけじゃありませんけど、見られたら恥ずかしいですからセキュリティロックはちゃんと設定しています。(笑)
こういうコンパクトな持ち歩きが簡単にできるデータストレージって、紛失なんて絶対無いって自信満々だったとしても、もしもの場合大前提でセキュリティー対策をするのが、まず最低限のマナーだと思いますね。
なのでオジサンもWindowsで使っている外付けストレージはWindows11 Proエディションに搭載の「BitLocker」で暗号化、MacOS用のストレージやTime Machine用HDDはディスクユーティリティーで暗号化しています。
Mac&Windows両対応の、暗号化やパスワードロックができるフリーウエアを探していて見つけた「アタッシェケース4」を使ったことがありますが思ってたのと違ってて「VeraCrypt」に乗り換え。暗号化したストレージをマウントさせる手順が煩雑で使い勝手は良くないですけど、目的としてはこちらの方がが望んでいたものに近かったですな。
で、最近Mac&Windows共有データストレージとして買ったSanDisk ExtremeポータブルSSDには「SanDisk Security」という暗号化アプリが付いてたのでさっそく使ってますが、VeraCryptよりも随分使い勝手が良くて今一番気に入っています、コレでいいのよ。(笑)
セキュリティが大事って分かっていても、面倒くさい、ややこしいものでしたら結局使われないままになってしまって無意味ですから、こういうのは日常の作業の妨げにならないシンプルなのがエエですなぁ。(笑)
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