「二刀流」あれこれ。(笑)
エンゼルス大谷選手の活躍ですっかり二刀流って言葉が定着している感がありますが、言葉って面白くて流行り言葉に昇格するかどうかってのは、年配の方が使うようになるかどうかってところがあるのじゃないかと。オヤジギャクやジイさんのダジャレに登場するようになったら流行り言葉としては一人前ってことですよ。(笑)
行きつけの立ち飲み酒場で時々遭遇する、しょうもないことしか言わへん常連のオッチャンも、ビールの後にチューハイ頼んで「ワシ醸造酒と蒸留酒の二刀流」って誰一人聞きたくない、アラスカに氷河期が来たような寒すぎるつまらんギャグを言ってましたけどね、1人も笑わず無反応、お店の中はただただ静寂の空間になっただけでしたな、テレビの音だけが虚しく響いてました。
口に出す前に受けるかどうか考えろよオッチャン、笑いも取られへんアンタは関西人失格ですわ、お店の中での立場も発言権も無くしてしもうたな。口は災いの元ならぬ独りぼっちの元。(笑)
え〜っと何の話をしていたのでしたっけ。そうそう二刀流の話ですな。オジサンもお酒は好きなので基本的に好き嫌いはありません、二刀流どころかインターナショナルというかグローバルというかワールドワイドにどの国のどんなお酒もウエルカムですけどね、カメラはフィルムとデジタルの二刀流。っていうかそれしかないかと。
カメラを始めた頃はまだデジタルカメラなんてものがこの世に存在していない時代ですから当然フィルムでした。そこにデジタル登場で両方使う人続出、あの頃のカメラ&写真ファンの方って否応なく二刀流になってしまったと思いますよ。手の届く価格でデジタル一眼レフが発売されると加速度が付いてほぼ二刀流しかいなかったのじゃないかと。(笑)
そこから二刀流からサヨナラするデジタルオンリーな方が増えていったと思います。オジサンはオールド&クラシックカメラが好きだったので、それでもフィルムにしがみついて何とか二刀流を維持してましたけどね、とうとう挫折しました。
フィルムが大富豪や貴族しか買えない、手の届かない遠いところに行ってしまったのでもう二刀流は無理。手持ちのフィルムカメラは断捨離と言いますか段階的に規模縮小、嫁ぎ先を見つけましたけど、残してあるのはフィルム巻き上げと空シャッター専用の、フィルム時代を忘れないためのリハビリ用動態保存遺産。ビンテージならぬヘリテージカメラですよ。
お家フォトの撮影演出用に活躍してもらいますけど、もうフィルムを入れる可能性はオジサンが大富豪になるよりも低いかと、コレも時代の流れって気がします。対して完全復活したのがパソコン環境。MacとWindowsの両環境でストレス無くシームレスに作業できるようになりました、これもある意味二刀流かと。
で、二刀流にふさわしい掲載写真を探していたら、神戸観光の水陸両用車両がでてきました。13年前、ハーフサイズカメラのリコーオートハーフで撮ったもの、まだフィルムガンガン使ってた頃でしたよ。(笑)
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