杖が、ある時、無い時って551じゃないよ。(笑)
つい最近出かけた時のこと。時間が無かったのでちょっと急ぎ目で歩いて、目的の場所にたどり着いたのは良かったのですけどね。何だか忘れ物をしている気がして、ハテ?なんだろうと見回してみて、杖を忘れて出てきたのに気が付いたという。「あ」って思ったものの時すでに遅し。取りに帰る時間も無ければ距離的にも無理だったわけで、急に不安になりましたな。(笑)
だけど杖を忘れるぐらい回復したってことですから、コレは良い兆候なのかとプラスに考えてその日1日は杖無しで過ごしましたというか、そうせざるを得なかったわけで。
元々家の中では杖を使ってませんでしたから、それを思えば外でも大丈夫だろうと。ま、杖は忘れちゃったけど、足のお守りはカバンにいつも入れているので、これさえあれば無敵かと。(笑)
だけど杖が有ると無いとで外での歩き方や、他の方とのスタンスの取り方が変わりましたな。まずスマホしながら向かってくる人が直前まで避けてくれません。杖を持ってるとかなり手前で舵を切って避けてくれるのですけどね、そんなの全然ありませんでしたな。
コレぶつかりそうでちょっと怖いですよ、うっかりコケたら大変ですからね。そもそも歩きスマホの方が不自然といいますか、イレギュラーじゃないですか。コンビニおにぎりやらパンやら何か食いながら歩いてる奴らと一緒、ちょっとの時間なのですから、立ち止まるなり、どこかに座るなりすればいいのに、何でもかんでも歩きながらやらなくってもねぇ。(笑)
他にも杖ありだと先に通らせてくれたり、車が止まってくれたり、公共交通機関で席を譲ってくれたりしますのでね、大丈夫と思ってても念のため杖を持っておけって言ってた医者の言葉の意味はそういうことだったのですな。杖を持ってたら外見から足が悪い人って世間が認識してくれますからね。
確かに電車やバスでは、足を治す前の杖無しで足を引きずって歩いてた時よりも、杖有りだけど足が治った今のほうが席を譲ってくれる率は高いですよ。
ところが最近地元の路線バスに乗った時のこと、お年寄りがすごく多い街なのでね、乗り込んだら乗客全員杖ついてたか手押し車持ってたという。(笑)駅前の病院や買い物に行く時間帯と重なったからだと思いますけどね、偶然とはいえ「何でやね〜ん」って思いましたな。
そんな乗客を乗せてクネクネ道を走らなくちゃいけない運転手さんも気ぃ使うやろなぁって思いましたよ。持たなくても何とかなった杖歩行ですけど、やっぱり持ってたほうが安心ではありますね、転ばぬ先の杖そのまんまのお話でした。(笑)
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