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2023年6月15日 (木)

炒飯のレシピ今昔。(笑)

このオッサンまたしょうもないことを書こうとしてるなって思った方正解です。だけどオジサンにはしょうもないことじゃないのですな。我が家のランチ担当としましては、登場率のとても高い炒飯が、美味しく出来るかってところに関わる問題ですからね。(笑)
きっかけは古い「太陽」って雑誌の記事でした。1980年5月号ですから43年前ですか。その中に「ショージ君の料理一本勝負」って、オジサンが大好きな漫画家でエッセイストの東海林さだおさんの連載があったのですな。
プロの料理人に手ほどきしてもらいながら東海林さだおさんが作るという連載企画。読んでて当時オジサンもこれを見ながら炒飯作ったのを思い出しましたよ。(笑)
で、その作り方に今とはずいぶん違うなって思ったのですな。物事の常識って昔と今でぜんぜん違うなんてのはよくあります。例えばその昔は、スポーツの練習中に水を飲むのはダメって言われてました、今じゃ「えっ?」ってことが当たり前だったわけで。
なのでたかが炒飯ですけど、今時のレシピサイトに出てるのとずいぶん違うなって思いましたよ。まずご飯は必ず冷ご飯を使いますって書いてあるのに「えっ?」。
温かいとネバネバ炒飯になるそうですけどねぇ、やってみれば分かりますけど、冷ご飯はダマになりやすくパラパラになるまでほぐすのはホント至難の業、入れた瞬間フライパンの温度が下がるので、火力の弱い家庭用コンロ向きのやり方じゃないですな、記事の中で東海林さだおさんもほぐせずに手こずって、鉄ベラで押し付けたら柄が曲がったって書いてました。
今時のレシピでは温かいご飯を使うのがほぼ常識。オジサンは冷ご飯は必ずレンジでチンしてから使います、短時間でほぐれてくれないとパラパラになりませんし、モタモタやってると具材が焦げてしまいますからね。
次は炒める油にサラダ油はダメに「えっ?」。
市販のラードも豚以外の動物脂肪が入っているからダメだそう。記事では材料の豚バラ肉の脂の部分を削り取って使うって出てましたけど、お家のお昼ごはんでは豚肉が無かったらハムやソーセージを使ったりするので、豚の油にこだわってる場合じゃないですよ、経験上サラダ油で十分パラパラになります。オジサンはわざとゴマ油を使うこともありますね、これも美味しいですよ。
その次は卵は溶かずに後から入れるというのに「えっ?」。
記事中では炒めた炒飯をフライパンの片側に寄せて、空いた所に卵を割り入れ混ぜ込むって書いてあったのですけど、オジサンは溶き卵を最初に入れてそこに温かいご飯投入、巷の中華動画を見てもほぼその手順なので、後から卵投入ってのにスゴク違和感。
卵を最後に入れる理由は、炒めたご飯に水分を与えるのと、卵の味を残すためって書いてましたけど、プロのアドバイスとはいえコレは違うやろって思いました。
オジサンはフライパンもしくは中華鍋を強火で熱し、サラダ油をなじませたら溶き卵投入、卵のフチがグツグツしてきたら温かいご飯投入、全体を返しながら混ぜ、塩、コショウ、鶏ガラスープ粉末、その時の具材を入れて鍋肌に広げては引っくり返すを繰り返してパラパラになったら出来上がり。
最初から最後まで強火のままってのがコツかなぁ。お店のコンロとは火力が違うので、家庭ではパラパラ炒飯は無理なんてウソですからね、ちゃ〜んと作れますよ。オジサンの炒飯は家内絶賛の吹けば飛ぶようなパラパラ、たんぽぽの種より軽いかも。(笑)
具材が梅干しとちりめんじゃこ、青しそパラパラの和風炒飯や高菜炒飯も作りますよ。この場合サラダ油の代わりにマヨネーズを使うと美味しくなりますな。書いてて何だか作りたくなってきました、今日のお昼は炒飯で決まりやな。(笑)

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