100年前のグラビアアイドル?
グラビアアイドルからタレントさんや女優さんになる方っていますな、今は女優さんとして知られていても、デビューのきっかけや駆け出しの頃はグラビアアイドルしてましたなんて方もおられますしね。
その昔オジサンが若造だった頃はグラビア雑誌花ざかりな時代、まさに百花繚乱でしたよ。GORO、スコラ、ORE、BOMB!、DUNKなんて雑誌名に懐かしさを覚える方もおられるのじゃないかと。ま、こんなの序の口で、調べてたらそうそうこんな雑誌あったよな〜ってのが山のように出てきましたよ。そういう意味では1980年代ってイイ時代でしたな。(笑)
当時その手の雑誌に載らないことは無かったぐらい人気だった方も、今はママさんタレントやおばさん芸能人で活躍してたりします。昔の面影そのままに相変わらずキレイな方もいれば、見るも無残じゃなくて、ずいぶん印象が変わってまるで別人な方もいますなぁ。(笑)
グラビア雑誌以前は明星や平凡に映画雑誌だったような。ロードショーやスクリーンといった映画雑誌は、版型も大きくグラビアはきれいだったし紙質も良かったですから、切り抜きを下敷きに挟むのが流行りましたよ。70〜80年代ですからフェイ・ダナウェイ、オリビア・ハッセー、ファラ・フォーセット、男優ではスティーブ・マックイーンがカッコ良かったなぁ。(笑)
そもそもグラビアって言葉は書籍や雑誌の写真が印刷されたページを指す言葉で、アイドルの水着姿やスターのイケてる写真を指すわけじゃないのですな。元々グラビア印刷なんて呼ばれていた物、凹版印刷の一種で写真やイラストの印刷に向いていたわけで。
なので活字ページは活版印刷、写真とイラストページはグラビア印刷って時代がありました。雑誌にグラビアが増えだすのは戦後、印刷技術も進歩して雑誌も増えていった頃からかと。
もっともっと昔の大正や昭和の初め頃って、雑誌の数もグラビアページも少なかったでしょうから、きっとブロマイドや絵葉書がその代わりだったのじゃないかって思われる品といいますか、舞妓さんや女優さんの写真を使ったブロマイドと絵葉書が物置から出てきたのですな。
写真上段と右下のは舞妓さんの絵葉書で、名前が書いてあります。英字で書いてあるのはMamechiyo(豆千代?)Mameraku(豆楽?)と読めますな、なんで英字なの?海外向けでしょうか。下段左と真ん中はブロマイドでどちらも女優さんらしいのですが、調べが付きませんでした。
宛名面の「郵便はがき」の文字が右から左「きがは便郵」と書いてあるので戦前なのは分かります。仮に大正から昭和の初め頃だとすれば100年近く昔ってことですか。当時はこういうものを買い求める殿方がいたのかもしれませんな。(笑)
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