立ち飲み百景76 ハッピー泡~。(笑)
ハッピーアワーとは、飲食店がお酒の割引などのサービスを行う時間帯のことを指しますって検索したら出てきましたけどね。そんな分かりにくい言い方しなくても早い話、酒場の開店すぐの時間はまだお客が少ないので、お得感出して呼び込もうって作戦の名称ですよ。(笑)
オジサンがウロウロする界隈でも、表に手書きの立て看板出してお得感アピールしているお店を見かけますな。
だいたい開店時間17時から18時までの1時間ぐらいが多いみたい、ワンドリンク選んでプラスその日のアテ2品なんてやつね。「ちょい呑みセット」なんての。夏場に「おつかれサマーセット」なんてつまらない駄洒落でアピールしてるのを見たことありますよ。(笑)
大体ワンコイン500円でお得感があるセットが多いですな。中には飲み物とアテの組み合わせを自由に選べるお店や、ハッピーアワーの時間内なら何杯飲んでもお得価格だったり、宵の口の時間帯になんとか集客へ繋げたい創意工夫が手書きの文字に炸裂してます。(笑)
今時のお店ですとお酒の種類も増えて、チューハイだけじゃなくハイボールやレモンサワーが選べたりと、お客さんのニーズに合わせてお店の特色が出てますし、女性客に合わせて梅酒サワーやグラスワインをチョイスできるお店も見かけました。入って飲んだわけじゃないですよ、あくまでも表の看板見ただけ。(笑)
ハッピーアワーって、オジサンがお酒の世界に足を突っ込んだ若い頃には見かけなかった気がしますな。少しずつ居酒屋さんや小料理屋さんで見かけるようになった記憶がありますけど、やってることは同じだけどハッピーアワーって言い方じゃなく「ほろ酔いセット」みたいな名前だったと思います。
ま、お得なセットでスタートしてもらって、どんどん飲んで食べていただこうって誘い水ならぬ誘い酒ですから、当然それだけで済んだりはしませんな、最初はお客さんがハッピーですけど、杯を重ねてしまうとまさにお店の思うつぼ、気が付けば散財でお店がハッピー。(笑)
その頃のハッピーアワーの飲み物は、生ビールの中ジョッキってのが一般的だったような気がします。酒場の最初の一杯は「とりあえずビール」な時代でしたから、そこにお得感を感じさせて「ハッピー泡〜」ってわけだったのでしょうな。
オジサンはハッピーアワーの時間帯に酒場にたどり着くことが仕事柄無理だったので、実はその恩恵に預かれたことが記憶に無いのですよ。なのでハッピーアワーの時間帯に運良く行けた時も、気が付かなかったのか頼んだことが無かったわけで。
ヘンコでへそ曲がりだったので、いくらお得でも自分の飲みたいお酒や、食べたいアテじゃないものは注文しなかっただけかもしれませんけどね。(笑)
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