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2023年5月

2023年5月30日 (火)

物価高だけど、消費そのものが減ってると…。(笑)

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何でもかんでもじゃんじゃん値上がりしているご時世ですから、ニュースで「〇〇などが来月から平均10%値上げ」なんてのを見ても、またかって無反応になってますなぁ。
買い物に出てもじわっと値上がり感がありますし、100均ショップでも300円や500円以上の商品が増えて「おっ、これええやん」って思っても100円で買えないのならお値打ち感が薄らいでいるように思います。
街歩きをしていると色々な看板を目にしますけど、ランチメニューなども以前より高くなっているような気がしますし、ラーメンなんてトッピング次第で軽く1,000円超えなんてのが当たり前になってますな。このあいだ家内と行った洋食屋さんのランチは1,350円で充実の内容でしたから、ラーメンってホント高すぎますなぁ。(笑)
そうそうガス代って高くなってませんか、気が付けばえらい高額になってます、大阪ガスのアプリで前年同月と比べられるのですけど明らかに高いですなぁ。何だか真綿で首を絞められるようなといいますか、ボディーブローのようにこたえますよ。
なので風呂は家内が出たあとに立て続けに入って追い焚きはしない、料理は圧力鍋をフル活用して時短調理、野菜の下茹ではレンチンで代用してガスの使用量を徹底的に削減。出来るところから省エネ&節約で自衛しませんと。(笑)
この物価高が一番こたえるのは子育て世代の方々でしょうなぁ。食べざかりの子供がいるご家庭は大変だと思います。
オジサンのように徐々にジイさんに近づいている人間は、物価高って言われても買い物をはじめ、様々な物事の消費そのものが少なくなってますからまだ影響を受けにくいかと。
食べる量も飲む量も年々減ってますからね。お酒は好きなのでやめませんけど、家飲みだと外飲みのように帰宅の心配が無いので、飲むとすぐ寝ちゃうのですな。なので高いお酒なんてもったいないだけ、紙パック入り1,000円前後の「銘酒」で乾杯して爆睡。(笑)
服装も着たきり雀でいつも変わらぬ装い、元々ファッションには疎いし見た目もイケてないのでオシャレなんて不要、服も今あるもので十分ですよ。

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そもそも物欲自体がしぼんで欲しい物も無くなってますからね、出かけても繁華街には行きたいお店もなければ、オジサンが楽しいものなんてな〜んも無いので、写真撮りながら通り過ぎるだけですとバッテリー充電の電気代だけ、街のウォッチングってホント交通費だけで済みますよ。
ま、後で行きつけの酒場で飲んじゃいますけどね。(笑)物欲が無くなって、食欲も量が減ったら物価高も怖くないですな、使うことが無いですもんね。(笑)

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2023年5月28日 (日)

富士フィルムさんのソフトウエアねぇ。

パソコンの中の掃除をした際に、3つ入れていた富士フィルムさんのソフトを全て削除しました。理由はズバリ使い勝手が悪くて全く使ってなかったから。(笑)
キヤノンさんを長年使っていたのでどうしても比べてしまうわけで、今思えばカメラの設定もソフトウエアも、分かりやすく使い勝手が良くてこなれている感じがしましたな。
富士フィルムさんに乗り換えて一番ガッカリだったのがあらゆるソフトウエアの出来の悪さ。カメラそのものの出来の良さと落差が有りすぎましてねぇ。なのでカメラだけで完結してソフトは使わなくなった→なので入れていることも忘れてた→この際削除してサヨナラって流れ。(笑)
オジサンの場合RAWで撮らなくなったのでRAW現像ソフト「X RAW STUDIO」はもう不要。このソフトパソコンとカメラをUSBケーブルでつなぎカメラの画像処理エンジンを使って現像処理ってところが一番のセールスポイントなのですけど、
わざわざカメラが必要。
接続設定をしなくてはならない。
現像対象のRAWデータは同一機種で撮影されたものしかダメ。
さらにパソコン内に保存されたRAWデータしか現像できないので、あらかじめカメラからパソコンに移しておく必要がある。
現像処理後の保存先は元データと同じフォルダに勝手に保存される。
とまあRAW現像するだけなのに制約の多いこと多いこと。しかも現像調整の項目を変えると反映されるまでワンテンポ以上待たされますし、とてもじゃないけど現像処理を追い込んでいくのは無理って思いました。(笑)
「PC AutoSave」は無線LANでパソコンとカメラを繋いで転送するものですけど、もたもた設定しているよりカードリーダーの方が速いので使わなくなりました。
「X Acquire」はテザー撮影とカメラの各種設定をバックアップ/リストア出来るものですけど、テザー撮影に関しては一度使ってみて、それまで使っていたキヤノンさんの「EOS Utility」というリモートソフトと比べて差がありすぎてこりゃダメだと。なので設定のバックアップ用にだけ使っていたのですけど面倒になってお蔵入り。ソフト名のアクワイアってのがスッと読めませんでしたしねぇ。(笑)
パソコンだけじゃなくスマホやタブレットとカメラを繋いで画像の転送やカメラ操作が出来る「Camera Remote」てアプリも分かりづらくてねぇ。家内にコンデジのXF10で撮った写真を転送する手順を何度も聞かれましたけど、操作している内にどこにいるのか分からなくなりましたよ。(笑)
操作を楽しむのが本来の目的じゃないですから、面倒くさいと使うのやーめたってなりますなって書いてたら、富士フィルムさんからCamera Remoteの無線通信の安定性強化と高速化を実現した「XApp」ってアプリを5月25日に公開というニュースが飛び込んできましたな。
初回接続以外は全ての通信操作がスマートフォンおよびタブレットで完結、従来よりもシンプルな操作だそうですけど、こればっかりは使ってみないと分かりません。他にもその日撮った情報を時系列で見られて写真日記として楽しめる「タイムライン機能」なんてのも面白そうですけどね。
オジサンは使った方のレビューを見てからにしますよ。(笑)

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2023年5月27日 (土)

もう動画はいいから、写真と分けたカメラが欲しい。

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5月24日に開催された、富士フィルムさんの新作発表会「X-Summit バンコク」で発表された新型APS-Cミラーレスカメラ「X-S20」。
オジサン的にはX-S10の後継機というよりも動画性能強化バージョンって感じがしましたよ。直後のデジカメニュース系サイトのコメント欄にも動画の話題ばかりが目立ちましたしね。(笑)
事前に噂系サイトやリーク記事も見てましたからX-Summitの内容はそのおさらいって感じで、驚きや感動は無かったですな。何しろオジサンは動画に全く関心が無いので響くものが無かったのよ。お値段も店頭予想価格がボディのみ20万円ぐらいだって。円安やら色々影響もあるのでしょうけどちょっとお高いなぁと。(笑)
このX-S20、1枚の写真を撮るための道具として見てみると、X-S10と大して変わりがないのですな。つまりスペックアップしたところって動画性能を強化するためにそうならざるを得なかったって部分が多かったわけで。
バッテリーが大型のものになったのも、画像エンジンが最新になったのも、Vlogモードが追加されたのも、ヘッドフォン端子が付いたのもそうでしょ。ところがセンサーや画像解像度はX-S10と同じですから、逆に考えると動画は撮りませんって方にはX-S10で十分なわけで。
オジサンはまさしくそう、なのでお金が腐るほどあったとしてもX-S20は要りませんよって、ビンボー人の負け惜しみ感が滲み出てますけどね。20万円なんて大金があったら先にパソコンを自作しますよ。(笑)
そうそうX-S20は流行といいますかトレンドの「被写体検出AF」を搭載してますな。どうやらディープラーニング技術を使って、動物、鳥、車、バイク、自転車、飛行機、電車、昆虫、ドローンを検出するそうで、スゴイですね〜っていうより、オジサンの撮らないものばかり検出してるので、それホントにいるのって思いました。
例えば動物を撮ってる最中に鳥が飛んできて、その後ろで車とバイクが事故って自転車が巻き添えになった場合どこにピントが合うんでしょうかねぇ。え?そーゆーのが屁理屈だって、スミマセンねぇ。(笑)
動画を撮る方にすれば待ってましたな新機種なのでしょうけど、新しいデジカメが出るたびに動画性能をアピールされてもねぇ、動画を撮らない身からすれば、そこ全部削って安くシンプルにしてくれませんかってのが本音。
デジカメWatchってサイトの5月25日の週刊アンケート「デジタルカメラの動画撮影機能、使ってる?」では48.9%の方が使わないと回答してましたな。ユーザーの半数が使ってない機能なんてねぇ。
昔のように写真機とムービーカメラをもう一度別々にして欲しいですな。両方盛り込んだおかげで設定はどんどんややこしく、使い勝手も写真機だけならシンプルなのに、動画のボタンやダイヤルに設定メニューって目障りなだけですからね。(笑)

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2023年5月25日 (木)

最近の「孤独のグルメ」的お昼ごはん。(笑)

地元密着な生活をしていると、今まで知らなかった地元が見えてきます。勤めていた頃は寝に帰るだけの街でしたから、意外な盲点や知らなかったものがかえって新鮮だったりするわけで。
外食チェーン店が駅前の狭いエリアに思っていた以上に多いというのもそうでした。調べたところハンバーガー2軒、スタバなどカフェ系4軒、お持ち帰り専門店や弁当屋9軒、居酒屋系5軒、牛丼など食事系14軒の計34軒ってどう見ても多すぎですやん。(笑)さらに個人経営のお店もありますから、意外とお店がひしめき合ってるのを再確認しましたよ。
オジサンは出かける際にはカメラを持って出るので、用事がてら街をウォッチングして写真を撮るのが恒例の高齢者。街もお年寄りばかりが目に付く前期高齢者はまだまだ若者扱いの街。なのでファーストフードやチェーン店でもお年寄り率が高いのですな。
マクドナルドやミスタードーナツって学校帰りの学生がいっぱいいる印象、以前明石駅前のマクドナルドに入った時なんて、見渡す限りほぼ若者や高校生でしたからね。ところが地元はおじいちゃんおばあちゃんが圧倒的多数派、少子高齢化の現実をファーストフード店のガラス越しにひしひしと実感する街なのですな。(笑)
で、オジサンもそういうお店をちょくちょく利用するようになったのを以前記事にしました。ああいうお店が苦手だったのは、注文の選択肢が多すぎて訳が分からなくなって疲れるから。
お店独自の呼び名もありますしね、「木村拓哉さんがテレビで言ってるダブチって何すか?」って聞いたらダブルチーズバーガーの略って教えてくれました。阪神タイガースの田淵は知ってたのですけどね、マクドの店員さんはオジサンにも優しいですな。「そんなんも知らんと来るなや」って嘲笑いされたらトラウマになって一生ハンバーガー食べられなくなるでしょうからね。(笑)
で、印象が良くなってちょくちょくファーストフードも行くようになったのですけどね。う〜ん昼ごはんにって考えると、脂肪と塩分高めなのに野菜不足なバランスの悪い食事感がありましてですね、ちょっと力不足な「ワーストフード」かなぁと。(笑)
なので最近は街歩きをしながら、お昼ごはんのお店も探しておりますよ。なので写真を撮りに出かける時は「孤独のグルメ」主人公の井之頭五郎目線になってます。

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で、路地をさまよっていると古い民家をリノベーションしたおしゃれなカフェや食堂なんぞが増えておりますな。そういうところは女性客がメインなせいでしょうか、ランチメニューは野菜多め品数多めでしかも安かったりします。
今時はラーメン一杯1,000円超えがザラですから、それよりうんと安くて栄養バランスもいい食事かと。オジサン最近そういうお店でお昼を食べるのが何だかホッとします、空間も落ち着きますしね。孤独のグルメ始まりのナレーションそのまま、最高の癒やしですよ。
なので写真撮ってるのか、お昼ごはん探してるのか分からなくなってますな。(笑)

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2023年5月23日 (火)

今度はパソコンのファイルを断捨離。(笑)

物の断捨離は終了したのですけど、今度はデータの断捨離をしなくてはならない羽目に、データ用ストレージの空き容量がヤバくなってきたわけで。以前でしたら容量が足りなくなったら、迷わず倍以上の容量のものに買い替えてたのですけどねぇ。(笑)
これって部屋の片付けに例えてみると、物が増えてきて散らかり放題になったのを片付ける際に、いらないものを捨てずに置き場所を作ってそこに収納して、安心しているのと同じだと思ったわけですな。根本的に必要かどうかを見直さずに大容量のストレージにコピーしてめでたしめでたしというのは断捨離とは違うわけで。
なので徹底的にデータの断捨離をしたらどれくらい減らせるのか興味があったのと、そもそも本当に必要なデータって何?ってところも考えなくちゃいけないなって思ったのでデータの整理をしてみました。
ちなみにオジサンのデータ用ストレージは容量1TB、今時では考えられない小さな容量ですけどこれで十分まかなえています。動画は撮らないし写真はRAWで撮らずJPGのみなので、ストレージ内のファイル占有率を調べるアプリで見ると、一番容量食いは写真、次がiTunesという順番でした。あと細々したフォルダも全部合わせればそれなりにあったのでこの際見直しゴミ箱行きに。

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まず最初はアプリの旧バージョン、不具合が出たら戻れるように保存していたもの、不具合は出てないので削除、圧縮されているとは言えたくさんあれば容量圧迫します。次は用をなさなくなったPDF資料、何で置いてたのかっていうより、必要が無くなった時点でなぜ削除しなかったのかってのが本音かと。(笑)
続けてこの先絶対聴かないiTunesに入ってる曲。友人知人が絶対オススメって貸してくれたCDとか、iTunesに入れたものの1回聞いただけや全く覚えてないやつ。興味を失ったのも削除。ついでに見ない映画やYouTubeもサヨナラ。(笑)さらにクラウドに置くことで、どの端末からも使えて便利なデータは移動しローカルからは削除。
で、一番容量を食ってる写真データを見直したところ、以前EOSを使ってた時のRAWデータを多数発見。これはJPG出力したのを保管、先々を考えるとRAWデータなんて現像処理しなくなってからはただの容量喰いに成り下がってますのでね。プリントしないしブログに使うかパソコンやipadで見るぐらいですからもう要らないなとJPGで十分ですよ。
これでスッキリしたので、最後に「ゴミ箱を空にする」を実行したところガッサリ空きが増えました。これで当分写真が増えても大丈夫ですよ。(笑)

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2023年5月21日 (日)

白黒(モノクロ)写真なのに何でカラーフィルター?

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フィルムの時代、白黒写真にはフィルターが欠かせませんでした。実は無くても問題なく写真は撮れるのですけど、白黒写真はカラー写真のような色彩が無く、白から黒までの濃淡のみで表現するので、コントラストや濃度をフィルターでコントロール、撮影意図や主題をより明確にしていたわけですな。
で、そのフィルターはレッド、オレンジ、イエロー、グリーンの4種類あります。色付きのフィルターを付けたら白黒がカラーになると思ったら大間違い、特定の波長をカットするための色が付いたフィルターなので、レッドフィルターを付けたからといって白黒写真が赤くなったりはしません。(笑)
分かりやすい例で学生さんが勉強によく使っている、暗記用の赤い下敷きと緑色や青色のマーカーペンのセットを思い浮かべてもらえればと。マーカーしたところに赤い下敷きを乗せると、黒くつぶれて見えなくなるアレですな。だけどマーカーしていないところはちゃんと読めます。
白黒写真用のフィルターも同じことで、赤いフィルターをレンズにつけて青空や緑の木々を撮ると見た目よりも黒っぽく濃く写ります。だけど郵便ポストなど同じ赤色のものを撮ると明るく白っぽく写ります。
なので風景などを撮る際にはレッド、オレンジ、イエローのフィルターを使い分けてました、フィルターの付け外しが面倒でしたけどね。(笑)ほんの少しコントラストを上げるイエローフィルターはオジサン常用と言いますか、当時白黒撮影の必需品でしたな。
反対に使わなかったのがポートレイト用のグリーンフィルター、赤っぽいものが落ち着いた写りになるので肌の赤味や唇の色に効果があります、だけど撮る相手が居なかったのでねぇ。(笑)グリーンですから略すと「G」なのですけど、ポートレイト用なので「PO」って明記してありましたな。

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で、デジタルカメラで白黒撮影をする際にはこのフィルター設定を選べるようになっています。オジサンの使っている富士フィルムさんのデジタルカメラの場合、フィルター無し、レッド(R)、イエロー(Ye)、グリーン(G)の4種類が設定できます。
実際に色の出方がどんなふうになるのか、色合いのハッキリしたものをカラーと白黒、各フィルターで撮ったものが下の写真です。

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見ての通りレッドとグリーンのフィルターで色が濃くなる部分が正反対なのが分かります。レッドフィルターは青や緑が濃く赤と黄が明るく写るのに対し、グリーンフィルターは赤や黄が濃く青や緑が明るい。こんなに両極端な別物写真になったらフィルターって余計なのではって思うかもしれませんが、画面左下の絵葉書の袋を見ていただければ分かるように、カラーだと青地に赤い「神戸」の文字が白黒のフィルター無しではどちらも似たようなグレーになって識別しにくくなってます。
もっと分かりやすい例がありました、下の児童用遊具の写真ですけど、赤、青、緑が白黒のフィルター無しだとほぼ同じグレーなのがお分かりかと。

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カラーではハッキリ色の違うものが白黒になった時、コントラストや濃度が似かよって同じグレーに写るのですな。これじゃ何を撮ったのか分かりませんからね、こうならないためにフィルターを使うわけで。デジタルだとフィルター付け外しの手間が無いので手軽に試せます、興味のある方はぜひ試してみてください。

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2023年5月20日 (土)

100年前のグラビアアイドル?

グラビアアイドルからタレントさんや女優さんになる方っていますな、今は女優さんとして知られていても、デビューのきっかけや駆け出しの頃はグラビアアイドルしてましたなんて方もおられますしね。
その昔オジサンが若造だった頃はグラビア雑誌花ざかりな時代、まさに百花繚乱でしたよ。GORO、スコラ、ORE、BOMB!、DUNKなんて雑誌名に懐かしさを覚える方もおられるのじゃないかと。ま、こんなの序の口で、調べてたらそうそうこんな雑誌あったよな〜ってのが山のように出てきましたよ。そういう意味では1980年代ってイイ時代でしたな。(笑)
当時その手の雑誌に載らないことは無かったぐらい人気だった方も、今はママさんタレントやおばさん芸能人で活躍してたりします。昔の面影そのままに相変わらずキレイな方もいれば、見るも無残じゃなくて、ずいぶん印象が変わってまるで別人な方もいますなぁ。(笑)
グラビア雑誌以前は明星や平凡に映画雑誌だったような。ロードショーやスクリーンといった映画雑誌は、版型も大きくグラビアはきれいだったし紙質も良かったですから、切り抜きを下敷きに挟むのが流行りましたよ。70〜80年代ですからフェイ・ダナウェイ、オリビア・ハッセー、ファラ・フォーセット、男優ではスティーブ・マックイーンがカッコ良かったなぁ。(笑)
そもそもグラビアって言葉は書籍や雑誌の写真が印刷されたページを指す言葉で、アイドルの水着姿やスターのイケてる写真を指すわけじゃないのですな。元々グラビア印刷なんて呼ばれていた物、凹版印刷の一種で写真やイラストの印刷に向いていたわけで。
なので活字ページは活版印刷、写真とイラストページはグラビア印刷って時代がありました。雑誌にグラビアが増えだすのは戦後、印刷技術も進歩して雑誌も増えていった頃からかと。
もっともっと昔の大正や昭和の初め頃って、雑誌の数もグラビアページも少なかったでしょうから、きっとブロマイドや絵葉書がその代わりだったのじゃないかって思われる品といいますか、舞妓さんや女優さんの写真を使ったブロマイドと絵葉書が物置から出てきたのですな。

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写真上段と右下のは舞妓さんの絵葉書で、名前が書いてあります。英字で書いてあるのはMamechiyo(豆千代?)Mameraku(豆楽?)と読めますな、なんで英字なの?海外向けでしょうか。下段左と真ん中はブロマイドでどちらも女優さんらしいのですが、調べが付きませんでした。
宛名面の「郵便はがき」の文字が右から左「きがは便郵」と書いてあるので戦前なのは分かります。仮に大正から昭和の初め頃だとすれば100年近く昔ってことですか。当時はこういうものを買い求める殿方がいたのかもしれませんな。(笑)

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2023年5月18日 (木)

立ち飲み百景77 記憶喪失が止まらない。

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飲み助が絶対やっちゃう「酒飲みあるある」の両横綱は電車の乗り過ごしと記憶喪失じゃないかと思います。オジサンもいっぱいやらかしましたからね、そっち方面の武勇伝だけで本が一冊書けるぐらいありますなって何の自慢にもなりませんけどね。(笑)
今までやらかした乗り過ごしで、大阪で友人と飲んじゃった後、某私鉄の神戸方面の特急に乗ってすぐ寝てしまったのですな。目が覚めるとまだ大阪梅田駅だったのですけどね、何だか時間がおかしい。よくよく見るとかなり時間が経ってたので気が付きましたよ。乗った電車が終点を折り返してもまだ寝たままで、結局また大阪に舞い戻っていたのですな、大阪発大阪着って何でやねん。(笑)
もっとひどかったのは、元町駅から西明石行きの電車に乗ったのに目覚めたら京都だったという。終点西明石で折返し京都行きに行き先変更する電車だったのですな。かなりの時間なのに全く目が覚めませんでしたよ。(泣)
友人のY氏は乗り過ごして見知らぬ駅でハッと目が覚めたら、運良く向かいのホームに電車が、助かった〜って慌てて飛び乗ったらもっと遠くに行く電車だったという、しかも特急だったのでしばらく止まらずどんどん遠くに行ってしまったそうです。(笑)
乗り過ごしても戻ってくる電車があればまだいいですけどね、無ければタクシーで帰るか、オールナイトのお店や映画館、もしくはサウナでしたな、駅寝したこともありましたよって、どうしようもないアホですわ。(笑)
もうひとつの記憶喪失もいっぱいやらかしました。酒場で話が盛り上がって調子に乗って、いつもより飲んじゃったりしたらやらかしますな。どうやって帰って来たのか全く記憶が無いどころか、お勘定をしたのかどうかも、二軒目に行ったのさえ覚えて無い、さらにその後ラーメン食べに行ったのも記憶に無いという有様。
翌日周りに聞いて回って全貌がツマビラカになるという。「二軒目の店、入って10秒で爆睡しとったわ」や「駅までカバンの中身バラ撒きながら歩いとったん覚えとう?」だとか「ラーメンに何回もコショウかけとったで」なんてのを教えてもらうたびにどんどん青ざめて行きますな。申し訳なくてひたすら平身低頭なのですけどね。当の本人はじぇんじぇん覚えて無い!m(_ _;)m
飲んでる席での約束事もいけません。調子に乗って約束して、その場ですぐ手帳にでも書いておけばいいですよ、大抵ハイハイって返事しておきながら忘れてしまうのですな、約束したことすら覚えて無いという。それで後日怒られちゃったこともありました。相手も約束したことを忘れてしまってたこともありましたな。お店の大将に言われて、そんなこと言ったっけってお互い???酒飲みってほんまアホですわ。(笑)
最近はお家で記憶喪失になる場面が多くて、晩酌に一杯やりながら聞いたことを、次の日にすっかり忘れているので家内が激怒。まるっきり覚えてないので、何で機嫌が悪いのかも分から無いという。
特にお出かけの約束なんてのは、飲んでる時は絶対やめといたほうがいいですな、覚えて無くてお出かけ当日に用意もせずにいたら超怒られました、だけど覚えてないんだも〜ん。(笑)

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2023年5月16日 (火)

実は炊き込みご飯好き。(笑)

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春になると「筍ご飯」を必ずやります。春の風物詩といいますか4月ぐらいから出回り5月のゴールデンウイークぐらいまでが旬ですからね。
スーパーでも売っているのですけどね、買うのはもっぱら個人でやっている八百屋さんで、いつも家内が見つけてきます。農家との長年のコネクションがあるお店ですと、朝掘りの良いものを持ってきてくれるので、常連のお客さんが入荷を待ち構えてますな。
以前は農家の方が直接持って来て、商店街の隅っこで並べて売ってたりしたのですけど、最近は見かけなくなりました、もっとお金持ちの多い所に行っちゃったのでしょうか。(笑)
この季節、筍ご飯だけじゃなく若竹煮も、筍多めピーマン少なめの青椒肉絲も我が家の定番ですけど、天ぷらはやらなくなりましたな。揚げ物自体をあまり食べなくなったので、手間を考えるとちょっとねぇ。さらに輪をかけて近くに天丼専門の外食チェーンが2軒もあって持ち帰りもできるし、そっちのほうが美味しいのよ、安いですし。(笑)
で、筍ご飯ですけどね、お店で食べるのと違って、ガッツリ筍入れられるのが家庭の炊き込みご飯のイイところ、山ほど入ってるのが嬉しいですなぁ。同じ季節の味わい「豆ご飯」も。おにぎりにして置いておくといつの間にか無くなってますな。新生姜が出回ると炊き込みご飯にしますし、牡蠣の旬には牡蠣ご飯、アサリのご飯も美味しいですなぁ。
でも一番好きなのは鶏肉と、ごぼうやにんじんなどの野菜、うすあげにこんにゃくが入った普通の炊き込みご飯、関西、特に大阪では「かやくごはん」なんて言いますが、最近はあまり聞かなくなりましたな。大好きな炊き込みご飯ですけどね「栗ご飯」と「さつま芋ご飯」はちょっと、食べて甘い系は苦手なもので我が家ではやりませんよ。(笑)
よく作るのは和の炊き込みご飯だけじゃないですよ。スペイン料理の「パエリヤ」も登場率が高い炊き込みご飯。
以前はネットで調べたレシピで作っていたのですけど、生協で売ってるオリジナル商品「炊き込みパエリアの素 180g」ってのが炊飯器で作れるので楽チンですし、味わいも良く美味しいので最近はもっぱらコレ。シーフードミックス使えば楽勝、ワインが進む味わいなのでオススメします。(笑)
最後に炊き込みご飯だけじゃなく混ぜご飯も大好きで「刻んだ大葉とちりめんじゃこ」「塩昆布とみょうが」「焼き鯖のほぐしたのとゴマ」なんてのもやりますな。オジサン的にはおにぎりにして美味しいのは全部OK。これって冷めても美味しいってことですから炊き込みご飯や混ぜご飯の基本かと。(笑)

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2023年5月14日 (日)

プレスガラスのお皿とベルギーワッフル。

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ベルギーワッフルは生地を型に入れ圧して焼くことで、同じ形のが一気に大量に作れます。この方法を応用して型を食器などの形に作り、入れる材料を溶けたガラスにすればガラスの器を大量に作れます。「プレスガラス」ってそういう方法で作られるガラスの器のことなのですな。
ガラスの技法には「吹きガラス」がありますが同じ形のものを作るのは困難。なので溶けたガラスを型に吹き込む「型吹きガラス」が登場、同じ大きさ形のものが作れるようになりましたけど大量生産は無理。その後登場したプレスガラスはプレス機で挟むので効率アップ、大量生産が可能になりました。
我が国では幕末から明治時代にかけて、ヨーロッパのプレスガラス器が輸入され珍重されたそうで、国産は明治時代にイギリスの機械が入ってきてからでした。
その後様々なガラス器が量産できるようになって安価で出回り、庶民の生活にも浸透していったのですけど、この「型」が曲者で同じ型を使えば、どの国でも同じものが作れてしまうのですな。なので最初の頃はプレス機と一緒に輸入した型を使っていたみたいで、イギリス製と日本製の全く同じ模様の皿が存在します。
ただ日本製はまだ稚拙でガラス素材も良くなく、気泡や不純物が入ってたりして明らかにBランク品って感じでした。(笑)その後西洋風じゃない日本独自デザインや和の意匠のものが登場します。
明治38年(1905年)日露戦争での旅順陥落、日本海海戦の勝利で戦勝記念グッズがたくさん世に出回ったのですが、当然プレス皿も色々発売されそれらは年代を特定できます。

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上の写真の右側4枚がそれで、一番下のは東郷平八郎大将のレリーフ皿。周りに「A GOOD NAME IS BETTER THAN RICIIES(名声は富より勝る)」って格言が刻まれてます。だけど「RICIIES」は綴り間違いで「RICHES」が正解、真ん中の「H」の横棒を彫り忘れたのでしょうなあ。明治時代だから誰も気が付かなかったの?(笑)
写真左側の4枚は下2枚が和の意匠で下が「水車に一つ巴文」上が「君が代に桜文」。左上の小皿はベルギー製で透明度も高くレリーフもきれい、左隣が通称「ポンド皿」と呼ばれていて「ちりも積もれば山となる」って格言が周囲に入ってます。
そもそもプレスガラスって大量生産前提ですからアンティックショップでも安く、デザインが豊富で楽しくよく集めてましたね。
今時のアンティックショップを覗くと、オジサンが子供の頃に使っていたプレスガラス器が並んでたりします。「あ〜コレ家にあったんと同じや〜」って思いながらちょっと複雑な心境、そうか昭和30〜40年代ってもうアンティックなのかと。(笑)
最後に幕末から明治のはじめ頃に輸入された色とりどりのプレス皿の写真を下に掲載。これベルギー製のカッププレートで19世紀中期のもの。直径9〜10cmの小皿ですけどガラスの質も厚みも、レリーフの彫りの深さも国産とは別物、色もきれいですしね。ベルギー製ってところにワッフルとの共通点を感じましたな。(笑)

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2023年5月13日 (土)

やっぱ、モノクロはイイねぇ。(笑)

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4月の中旬にリコーイメージング(ペンタックス)とライカから、モノクロ専用のデジタルカメラが相次いで発表、下旬に発売されましたな。
で、「ペンタックス K-3 Mark IIIモノクローム」はデジタル一眼レフカメラとしては初めてのモノクロ専用機だそうで直販価格は33万3,000円とのこと。
対してライカの「M11モノクローム」はモノクロ専用機としては第4世代だそうですけど、お値段138万6,000円だって。ペンタックスよりも100万円以上高いって、さすがライカ様ですなぁ。
お値段に見合う価値がどこにあるのかオジサンには全く分かりませんが、こんな高いカメラを下げて歩いてたら、襲われてカメラを取られるんじゃないかってビクビクしてしまって、カバンにしまい込んだままになりますよ。写真を撮る前に身を守る必要が思い浮かぶカメラってどうなんですかね。(笑)
適正価格とは到底思えない値段が当たり前な御ライカ様のカメラ哲学も理解できませんし、それをありがたがる信者の方の気持ちも分かりません。高額にびっくりしているのはオジサンだけで、きっとお金持ちの方には「あら安いわね」ってお手頃価格なのでしょうけど、でもなぁ、こんなのもうカメラじゃないよなって気持ちのほうが強いですなぁ。(笑)
ライカ様のあとだとペンタックスの33万円が、すっごく安〜って思います。そのせいでしょうか予約サイトは注文殺到で開始数時間で新規受付を停止してましたな。
これに味をしめたリコーさんからGRのモノクロ専用機なんてのも出てくるかもってのは考えすぎでしょうか。でも出たら絶対売れるでしょうなぁ。(笑)
なにはともあれ白黒でしか撮れないカメラが同じ時期に2機種も発表発売になったのがすごいなと思ったわけで、個人的にはモノクロの季節がやってきたのかもなんて浮かれておりますよ。

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で、カメラの話は置いといてモノクロ写真の話です。撮ってみれば分かるのですけど、モノクロ写真って魔力がありますから、何気なく撮ったものでも何だか独特の雰囲気や奥行き、静けさなどを感じるわけで、色彩が無いことで色の影響を受けずに、物のフォルムや質感が目に入ってくるからですな。

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ま、今まで色がじゃましていて入ってこなかった部分に目が行くから独特の雰囲気を感じるわけで。なのでハマると大変、何を見てもモノクロで撮ったらどうだろうって頭の中でシミュレーション、光の当たり方や陰影が気になってそういうものにカメラを向けてしまうようになってしまいます。(笑)
オジサンは富士フィルムユーザーなので、カメラのブラケティング撮影にフィルムシミュレーションを割り当てて、カラーとモノクロを同時に撮影できるように設定しています。

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3つ割り当てられるので具体的にはVelvia、クラシッククローム、ACROSってのが多いですかね。その日の天気でVelvia、ACROS、ACROS+Ye(イエローフィルター)にすることもありますな。
これで撮るとカラーでの見え方とモノクロの場合を比較しやすいので、モノクロではこんな感じになるなってのを掴みやすいのですよ。富士フィルムユーザーの方は一度試してみてはいかがでしょうか、面白いですよ。(笑)

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2023年5月11日 (木)

アカンかってんなぁが多すぎて。(笑)

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昨年秋に退院してからすぐに街歩きを再開、カメラ片手に徘徊しまくりましたけどね、ずいぶん街の景色が変わってましたな。
なにしろお店の入れ替わりが激しく記憶と現実の景色にギャップがあって「あらら、お店無くなっとるがな」ってシャッター閉まってたり、見たことのないお店になってて「なんじゃこの店、何屋さん?」なんてのが山のように。特に飲食関係のお店がものすごく入れ替わりが激しいというか、あまりにも短期間での閉店開店が多すぎてついて行けませんよ。(笑)
少し前ですか経済系サイトの記事で読んだのですけど、飲食店って経験のある無しに関係なく、お店を始める敷居は低いそうですな、だけど経営をうまく軌道に乗せるまでが実は一番大変なのだそうで、経験のある人でも難しく3年以内の廃業率70%だと出てました。見た目の華やかな感じと実際はずいぶん違うのでしょうなぁ。
廃業率70%なんて聞くと数年で街の景色が入れ替わるわけで恐ろしいですけど、ブームになって一気に人気になった食べ物って3年も人気者のままでいられませんからね、そういうブーム狙いのお店はハナから短期勝負、人気がある間に一気に儲けたら、さっさと閉店してサヨナラってスタイルなのだと思います。そんな経営戦略のお店も含めての廃業率70%なのでしょうなぁ。(笑)
そもそもブームになった食べ物ってあっという間に同じ業種のお店が、一斉にあちこちに出来るので、目に付きますし認知度は高くなります。だけど飽きられるのも早くなって結果的に短命終了、気が付けば記憶からも消えて無くなっているというのの繰り返しって感じがします。パンケーキも揚げないドーナツもタピオカドリンクもフルーツサンドもみんな記憶の彼方ですからね。(笑)
なので3年後70%方程式で行くと、最近かなり目に付くようになった、さつま芋系スイーツのお店も先々どうなのかと。ベトナム料理屋もなんだか増えてるし、ベトナムのサンドイッチのバインミー専門店も急に増えてます。そういえば元町〜三宮間に立飲み酒場も最近急増中、やたら目に付くようになりましたけど、どのお店も大丈夫ですかね?(笑)
振り返るとオジサンがウロウロする元町界隈も閉店が賑やかですよ、元町商店街に残ってた高級食パン店2軒が無くなって商店街からは全廃、横の路地に1軒だけになりましたし、わらび餅スイーツやマカロン専門店も短期間でサヨナラ。
高架下の沖縄アイス店と隣のカレーパン屋さん、元町商店街にあった魚屋の回転寿司屋さんも終了。代わりに古着屋さんが何だか増えてますな。南京町近くのスポーツジムが無くなってコーヒー屋に、この辺りカフェがやたら増えてるぞ、大丈夫か。さらにここ数年何度もお店が入れ替わってる場所には、鳴り物入りで餃子屋さんが出来てましたけど、これもさあどうでしょうか。
オジサンは開店閉店を調査しながら街歩きをしているわけではないのですけどねぇ、結果的に写真を撮ってるとそっちばかりに目が行きますなぁ。(笑)

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2023年5月 9日 (火)

立ち飲み百景76 ハッピー泡~。(笑)

ハッピーアワーとは、飲食店がお酒の割引などのサービスを行う時間帯のことを指しますって検索したら出てきましたけどね。そんな分かりにくい言い方しなくても早い話、酒場の開店すぐの時間はまだお客が少ないので、お得感出して呼び込もうって作戦の名称ですよ。(笑)
オジサンがウロウロする界隈でも、表に手書きの立て看板出してお得感アピールしているお店を見かけますな。
だいたい開店時間17時から18時までの1時間ぐらいが多いみたい、ワンドリンク選んでプラスその日のアテ2品なんてやつね。「ちょい呑みセット」なんての。夏場に「おつかれサマーセット」なんてつまらない駄洒落でアピールしてるのを見たことありますよ。(笑)
大体ワンコイン500円でお得感があるセットが多いですな。中には飲み物とアテの組み合わせを自由に選べるお店や、ハッピーアワーの時間内なら何杯飲んでもお得価格だったり、宵の口の時間帯になんとか集客へ繋げたい創意工夫が手書きの文字に炸裂してます。(笑)
今時のお店ですとお酒の種類も増えて、チューハイだけじゃなくハイボールやレモンサワーが選べたりと、お客さんのニーズに合わせてお店の特色が出てますし、女性客に合わせて梅酒サワーやグラスワインをチョイスできるお店も見かけました。入って飲んだわけじゃないですよ、あくまでも表の看板見ただけ。(笑)
ハッピーアワーって、オジサンがお酒の世界に足を突っ込んだ若い頃には見かけなかった気がしますな。少しずつ居酒屋さんや小料理屋さんで見かけるようになった記憶がありますけど、やってることは同じだけどハッピーアワーって言い方じゃなく「ほろ酔いセット」みたいな名前だったと思います。
ま、お得なセットでスタートしてもらって、どんどん飲んで食べていただこうって誘い水ならぬ誘い酒ですから、当然それだけで済んだりはしませんな、最初はお客さんがハッピーですけど、杯を重ねてしまうとまさにお店の思うつぼ、気が付けば散財でお店がハッピー。(笑)
その頃のハッピーアワーの飲み物は、生ビールの中ジョッキってのが一般的だったような気がします。酒場の最初の一杯は「とりあえずビール」な時代でしたから、そこにお得感を感じさせて「ハッピー泡〜」ってわけだったのでしょうな。
オジサンはハッピーアワーの時間帯に酒場にたどり着くことが仕事柄無理だったので、実はその恩恵に預かれたことが記憶に無いのですよ。なのでハッピーアワーの時間帯に運良く行けた時も、気が付かなかったのか頼んだことが無かったわけで。
ヘンコでへそ曲がりだったので、いくらお得でも自分の飲みたいお酒や、食べたいアテじゃないものは注文しなかっただけかもしれませんけどね。(笑)

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2023年5月 7日 (日)

キヤノンT90とあの頃の思い出。

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物置から出てきた何冊かのCAPA誌の中に1986年3月号がありました。なぜこの号を残しておいたのか最初分からなかったのですけど、眺めていて気が付きましたよ。オジサンが一番良く使っていた一眼レフカメラ「キヤノンT90」の特集号だったから。
きっと購入前の参考にしたのでしょうなぁ。当時の撮影日誌を見てみると1986年5月22日にT90でテスト撮影って書いてありましたから間違いないかと。表紙は松本典子さんってアイドルですけどもう誰も知らないか。(笑)
当時T90はオートフォーカス以外全部入ってるって言われたぐらい高性能で、ルイジ・コラーニによる曲面を多用したボディーデザインや、電子ダイヤルによる操作など画期的だったので、本来ならもっと話題になるべきカメラだったのだと思います。

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ところがどっこい前年の1985年2月に登場したのが世界初のオートフォーカス一眼レフシステム「ミノルタα7000」。
全ての交換レンズがオートフォーカスでピント合わせできるという、世界初のシステムAF一眼レフでした。ボディ側からレンズをコントロールするというのが画期的で大ヒットカメラに。当然業界にも激震、世に言う「αショック」ってやつですな。
その頃は「ま、オートフォーカスも研究しとかないとね」ぐらいの感じだったと思います。そこに寝耳に水のα7000登場、一眼レフがオートフォーカス時代に突入するきっかけになったカメラでしたな。慌てキヤノンさんもT80という、専用レンズにモーター内蔵して無理やりオートフォーカスにしたカメラを出しましたけど、α7000の完成度に遠く及ばず消えました。
その後に発表になったのがT90。オートフォーカス以外は全部入りって言われても、開発に携わった方々にはきっと褒め言葉に聞こえなかったでしょうなぁ。その頃一番のトレンドだったオートフォーカスが入ってませんでしたからねぇ。
翌年の1987年にそれまでのFDレンズマウントを捨て去って、新しくオートフォーカスのEOSシステムが登場することから、よほど悔しくて一気に開発したのは間違いないかと。(笑)
おかげでさほどパッとしなかったTシリーズの最後を飾るカメラとして登場したT90は、オートフォーカスなんて要らないユーザーには最高のカメラでしたよ。当時のフラッグシップ機NewF-1とお値段が変わらなかったところもある意味最高でしたな。(笑)

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オジサンはこのT90を使い出してすっかり気に入ってしまい、後にもう1台追加購入して2台体制。同じカメラを2台持つって何かと便利だったのですな。なのでEOSに乗り換えた時も、EOS-1Nを2台体制で使ってましたよ、まだ独身でしたしねぇ。(笑)
T90はグリップの下の所にリモート撮影用のケーブルレリーズをつける接点があるのですけど、ここにねじ込んで使う縦位置レリーズボタンというアクセサリーがありました。一般には出回っておらず、キヤノンサービス窓口でのみ販売されていたシロモノ。見た目は取って付けたような出っぱったボタンですけど便利でね、おかげで縦位置撮影が増えましたよ。

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CAPAの記事がきっかけで色々思い出しました。久々に防湿庫から引っ張り出してきて、電池を入れシャッターを切ってみましたけど、懐かしくていい音してますなぁ、ほんとオートフォーカス以外は全部入ってる。(笑)

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2023年5月 6日 (土)

押入れ撮影ブースをもっと使いやすく模様替え。

これからを考えて、使い勝手よく部屋の模様替えをしました。早い話お家フォトやブツ撮りの充実と言いますか、それをメインに考えたレイアウトにしたわけで。(笑)
御存知の通り今年に入ってからチマチマと断捨離を進めて、たくさんの物を処分しました。無くなって困ったかと言うとそんなの皆無でしたな、むしろスッキリしてなんだかすがすがしく、要らないものが無くなった余裕と言いますか、心も豊かになった気がします。(笑)
で、物が無くなった分、空きスペースが出来るわけで、そういうのを見渡してみて「今必要な便利を最優先」で考えたわけで。
要するに家で写真を撮るためのオジサンの秘密基地にしてしまおうかと。何だか男っていくつになっても秘密基地って言葉にシビレますからね、昭和生まれのオジサンは特にその辺りにくすぐられちゃうのですな。(笑)
で、現状の作業机の周りを見渡し、使用頻度が低いのに大きな顔をしているものに遠島を申し付けました。
まずプリンター、パソコンと繋ぐ必要からUSBケーブルが届く所に置かざるを得なかったのですけど、プリント自体ほとんどしなくなって年賀状シーズン以外は休眠状態。今はただ場所を取るだけの物体になってしまっているので、部屋の隅に片付けて使う時だけ引っ張り出すことに、空いた場所はレフ板や壁紙などの撮影用品置き場にチェンジ。
それからフィルムもデジタル化してパソコンで見るようになったので、もう使わないだろうライトボックスも片付けました。それに伴ってフィルムチェックで使っていたルーペや手袋も移動、代わりにデジカメの充電器、SDカードリーダーなどを置く場所にしました。
基本的にオジサンの作業机の横は工作用工具などと撮影用品だけにして、振り返ると押入れを利用した撮影ブースというレイアウト、いつでもすぐ撮れるようにしました。
で、ここをメインの撮影場所にして、他には作業机と壁際の箪笥の上も撮影に使えるように片付け、本棚も中段に本を並べないようにしてスペースを作り合計4ヶ所確保。これだけあればお家フォトに困らないかと。(笑)さらに若い頃集めていたアンティークなどの中から撮影演出用に使えそうなものも1ヶ所にまとめてすぐ出せるようにしましたよ。

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押入れ撮影ブースで撮ってる様子はこんな感じです。右に斜めに立て掛けてるのがデュフューザーフィルムを貼ったフラッグフレーム。この斜め後ろからLEDライトで照らして撮ってます。
左の額縁の下に立ってるのが壁紙を発泡スチロールボードに貼って作った背景用の板、木目や大理石模様など色々作ってます。丸めた壁紙やコルクボード、カラーチャート、グレースケール、レフ板各種もここに。下の段には撮影小物類や演出用品などを、押し入れの下の段には三脚やスタンドなどを。
使いながら改良を加えていきたいと思っていますが、まずはすぐ撮れる場所が完成しました。できればもう少し秘密基地っぽくしたいですけどね。(笑)

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2023年5月 4日 (木)

ダイソーのジェルクリーナーが使える奴だった件。

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これってスライムじゃないのって思いつつ、使い物になったらラッキーぐらいの軽い気持ちにプラスして、一杯飲んだ後だったので気が大きくなってカゴに放り込んでしまった、ダイソーの「ジェルクリーナー」というシロモノ。
酔っ払ってダイソーに行ってはイケマセンな、面白そうってポンポン放り込んでも金額が知れてますから、ついつい王様の買い物をしてしまいます。
で、せっかく買ったのですから使ってみないことにはというわけで、予定になかったレビュー記事を今から書きます。(笑)
まずパッケージを見ると開ける部分がチャックシールになっているので、使い終わったら戻して何度か使えるものなのでしょう。中身はブルーのスライム状の物体で、想像していたよりもベタベタ感はありませんでしたな。
袋から出す時ちぎれたりするので塊でボトっと出てくるわけではありません。見た目と感触から、ひょっとしたらお菓子と間違う子供も居るかもしれないので、保管には気をつけた方がいいでしょうな。
ではさっそくパッケージのイラスト通りまずはキーボードでお試し。ジェルクリーナーの塊をキーボードに乗っけて広げて、押し付けてはがしてみたら思った以上にキレイになりましたよ、コレなかなかイイかも。
塊をキーボードの上で押しつけながら、手のひらでコロコロ転がしてもいいですな、ジャンジャンホコリやゴミがくっ付きましたからね。(笑)

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だったらこいつもうまく行くかもしれないと、次に試してみたのが撮影のバックに使う黒のベルベット生地。黒なので細かなホコリなどが付いてるとスゴク目立つのですな、いつもはガムテープの粘着面でペタペタして取るのですけど、ジェルクリーナではどうかと。
結果はダメでした、ベルベットの細かな起毛の間にジェルが入り込めないので全然取れないという結末でした。ま、苦手や不得手もあるでしょうから気を取り直して、次は金属製のヤスリを掃除してみました。
ヤスリって使っていると結構目詰まりするのですな、プラスチックやアルミなどを削ると目詰まりが激しく、その度にワイヤーブラシでゴシゴシ目詰まりを落とすのですけど、完全にキレイに落ちなくてイライラします。目詰まりしているヤスリは使い物になりませんからガリガリやっても無駄な労働になってしまいますし。(笑)
で、さっそくジェルの塊にやすりを押し付けて引っぺがしてみました。完全に取れるわけじゃないですけど、かなりキレイになりますな、ワイヤーブラシより効率いいかも。ヤスリの目の荒さや細かさにもよりますが思っていた以上にキレイになりましたしスゴク楽。ペタって押しつけるだけですからね。(笑)

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ちぎってピンセットや割り箸で挟んで使えば、細かな部分のホコリ取りにも便利じゃないかと思いついたのが、ブツ撮りの際のホコリ取り。被写体に付いたホコリをハケとブロアーブラシで除去しているのですけど、このジェルクリーナーも使えばさらに楽になるかと、まだやってませんけどね。(笑)
乾燥して吸着力が無くなったら終わりみたいですけど、色んな所をペタペタしても結構持ちますな。コレ便利なのであと2つぐらい買い置きしておこうかと思ってますよ。ちなみにパッケージの袋は使いにくいのでジャムの空き瓶など広口瓶に入れておくと便利ですよ。

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2023年5月 2日 (火)

カチカチするマウスの価値は?(笑)

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マウスの寿命ってどれぐらいなのでしょうね。ネットで調べたところ1日8時間使って2〜3年って出てたり、3〜5年だったり、1年半から2年って短かったり色々バラバラでしたな。
寿命が短いのはゲーム用の激しい使い方をするマウスなのでしょうか。用途によって変わると思うので、ネットを眺めてる程度のオジサンの使い方とは、消耗の仕方が全然違うのでしょうな。
で、iMACで使ってるマウスなのですけどね、純正マウスは11年使ってある日突然お亡くなりに、急なことだったので、当時近所のダイソーで300円で売ってた激安ワイヤレスマウスを急場しのぎにチョイス。
どう見ても純正マウスのフォルムをパクったとしか思えないシロモノでしたけど半年使えましたな。スクロールホイールの軸が折れて回らなくなって終わり。やっぱり値段なりの質といいますか耐久性しかありませんでしたよ。
なので次はロジクールの「M221」という、クリック時のカチカチ音がしないマウスを買いました。Amazonの注文履歴を見ると2021年5月に1,300円で購入してました。
で、今回そのマウスが壊れたのですな、激しい使い方はしてないのに2年しか持たなかったという、今まで使ってきたロジクールマウスの中で一番の短命さ。スクロールホイールが反応したりしなかったりな、使っててイライラする不調で終わりましたよ。
Windows機でも試してみましたけど同じ症状、ロジクールはずっと使ってきてますけどこんな故障は初めて。保証期間は3年って書いてあるので、メーカーとやり取りして修理も可能でしょうけど、何だか面倒くさくってねぇ。
直るまでの間、iMACをマウス無しで使うなんて無理ですし、急場しのぎにまたダイソーで調達するのも何だかなぁってことで、お出かけついでに新しいマウスを買いました。
選択基準はとにかく古いMacOSでも使えるワイヤレスの安いやつ、希望は1,000円ぐらいで色は黒以外、ワゴンセール特価品だろうが条件満たしてればOK。(笑)
なのでさっそく組立て系PCショップへ。目立つ所にゲーミングマウスの1万円超えるようなのがズラ〜っと並んでましたけど、オジサンには無用ですから通り過ぎて特価品ワゴンに直行。300円なんてのもありましたけどワイヤレスで最安値なのは880円、だけど見た目がカッコ悪くてパス。(笑)
こりゃダメだわって次は家電量販店へ、さすがに品揃えは豊富でワイヤレスだけひとまとめ、さらに価格帯で分けてくれてるので探しやすかったですよ。
で、買ったのはエレコムの「M-IR07DRWH」って980円のもの。エレコムのマウスは初めて、マウスに顔が描いてありますけど握ってしまえば見えないので、気になりませんよ、持った大きさも丁度だし、古いOSに対応してたので決めました。
一体何年ぐらい使えるかは分かりませんけど、5年ぐらい持ってくれればなぁって思ってます。でも980円で5年も使えたらメーカーさんは儲からないですな。(笑)

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