春のDIYは棚板作りを申し付けられた件。(笑)
プレスガラスって呼ばれるガラス食器ってご存知ですか、模様が彫られた金型に溶けたガラス生地を流し込み圧搾して作る器のことで、ベルギーワッフルを焼く場面を想像していただければいいかと。流し込む生地が溶けたガラスと思っていただければ分かりやすいでしょ。
この方法で作ると同じものが大量生産できます。切子と呼ばれるカットグラス器は、グラインダーでひとつひとつ模様を刻んでいかなくてはなりませんから雲泥の差。明治時代中頃からこういうプレスガラスの器が普及するようになって、それまで焼き物や瀬戸物の食器ばかりの食卓に、ガラス食器が登場するようになるのですな。
オジサンこういうのも集めてて物置からいっぱい出てきたという、お皿だけで80枚ぐらいありましたな。断捨離前に家内に全部見てもらって、欲しいのあったらどうぞって言ったところ、結構持って行かれましたよ。どうやら色付きのガラスに興味を持ったみたい。(笑)
で、これを実用品として食器棚に仕舞い込んでいても見えないので、飾れるような棚を作りたいと言い出したわけで。
ここからが春の工作のスタート、台所の普段カレンダーを吊っている壁面に棚板を作れば、白い壁なのでガラスの色もきれいに見えるのじゃないかということで場所が決定、お皿が立てかけられるぐらいの奥行きにして、棚板が主張しないような感じにすることにして寸法を決めました。
なるべく既製品の板をそのまま使えるように考えて、工作工程とコストを削減した棚板づくり。(笑)買ったのはヒノキの幅80mm×長さ900mm×厚み10mmの板と同じ長さの10mm角材と棚受け金具。
立て掛けたお皿が滑り落ちないように角材を手前側に接着してストッパーに、棚板の角を丸く加工して金具を付け、壁に取り付けたら完成という流れるような作業でしたと言いたいところですが、実際は棚板の取り付け高さで家内が迷いだしたり、色々ひと悶着ありありのDIYでした。(笑)
ま、出来上がった様子はこんな感じです。まずオジサンが試しに幾つかお皿を並べてみたところ、皿が多すぎる、センスが無い、見せ方がなってないと散々な言われよう。だったら「オシャレな感じにやってよ」って笑顔で言いながら、心の中でふくれっ面してました。
結局アレコレ並べて落ち着いたのは、家内が気に入っているグリーンとブルーのお皿と紫色のガラス盃、駄菓子屋でニッキ水を入れて売っていたロボットの形をした昭和初め頃の雑器ガラスとアンティークなボトル缶でした。
お皿を並べるって言うから、オジサンはお皿だけで構成したのに缶や瓶もOKって、それって何でも有りですやん。ルールが自分に都合良すぎやがな。(笑)
で、このディスプレイ、週替りで入れ替えて台所の雰囲気を変えるそうですけど、家内の性分を考えると、きっとしばらくしたら飽きてやらなくなってしまうと思いますよ。ま、オジサンは棚板作ったので役目は果たしました、後はヨロシクね。(笑)
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