« テレビは、つまるところNHKばかり。(笑) | トップページ | オートホワイトバランスは優秀なのだけど。 »

2023年2月18日 (土)

地元の今昔を、写真で残そ。

_t316386_blog

昔撮った地元の写真を、きちんと所在と言いますか撮った場所が分かるように、整理をして行こうと思い立って見直しているのですけどね、その際に活躍するのが「ゼンリン、スターマップ」という緑色表紙の住宅地図。地元の区を網羅しているのを持ってるのですな。
今でも「ゼンリン住宅地図」と言う商品名で販売されてるみたい。これのスゴイのは一軒一軒、一戸一戸の建物の名前や居住者名、番地を詳しく表示してくれているところ。その昔、営業マンが道路マップと一緒に車に放り込んでたりしてましたな。
持ってるのは1994年度版ですから29年前、次の年に阪神淡路大震災が起こりましたから震災前の街の様子を知る貴重な手がかりでもありますよ。
まだ明石海峡大橋も工事中でしたし、それに伴って駅前の古い市場や商店街が整備消滅、漁港が埋め立てられてヨットハーバーやアウトレットモールが出来る前の地図なわけで。無くなった市場や住宅の様子がはっきり記載されてますな、これを見てると古い記憶が蘇りますよ。
ところが当時オジサンが撮ってた地元の写真を見ると、どこで撮ったものなのか分からないモノがあるのですな。記憶力の衰えと言うより、景色が様変わりしすぎて前の様子が蘇ってこないほど変わってしまっているわけで。
オジサンその頃はすでにリバーサルフィルムしか使ってなかったので、マウント仕上げをしたのに番号を明記しカットごとの撮影記録を付けてましたけど、それを見てみると町名などをちゃんと書かずに「〇〇の西側路地」なんてざっくりした書き方してたのが今になって分からないという。
なので写真をルーペで見て、遠くに写っている建物や看板から想像したりして、どこでカメラを構えてたのか調べるのにこの地図帳が大活躍しているのですな。お店の屋号だけでなく、長屋の残る界隈で撮ったものなど、写り込んでいる表札から番地が特定できたりするので、この地図帳が無かったらとても調べがつかなかったと思う場面多数でした。
さらに昨年から地元は再開発で震災を耐えたけど老朽化している場所などが消えて行っていますから、もっと分からなくなる前に今までの写真の所在を明らかにしておきたいのですな。さらに高層マンションや学校に病院など景色を遮る高い建物が立つ予定がありますから、景観が様変わりすることは避けられません。
今見えている街並みがすっかりお隠れになってしまうことを、役所の出してる完成予想図を見て想像して今の内に撮り歩く必要もあるかと思ってますよ。
神戸市のベッドタウンとして拓けた地元ですけど至るところに空き家が目立ち、老朽化で取り壊された団地跡地には、今風のおしゃれな建売住宅が並ぶ街になってます。
昭和の面影がどんどん無くなる前に撮りませんとね。

| |

« テレビは、つまるところNHKばかり。(笑) | トップページ | オートホワイトバランスは優秀なのだけど。 »

写真とカメラ、あれこれ」カテゴリの記事

街のあれこれ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« テレビは、つまるところNHKばかり。(笑) | トップページ | オートホワイトバランスは優秀なのだけど。 »