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2023年2月

2023年2月28日 (火)

立ち飲み百景73 マウント取りたがる人には。(笑)

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酒場の話題は、誰もが入ってこれるようなのが楽しく盛り上がりますな。
自慢話や仕事の話はその方がマウント取りたいだけですから、聞かされる方は全然楽しくないのですけど、そういう空気が読めない方っています。それぐらいで止めとけよって思っても、状況への気配りが出来ない方がほとんどですから、延々と自分優位のお話を上から目線でしたがるという。
競馬やパチンコの話題で負け知らずを豪語する方「負けるヤツって、何で勝たれへんのかワシ分からへんわ。」なんて腹立たしい言い方するわけで。控えめに「今日は少しだけプラスやったわ」って言っておけば、可愛らしいオッサンでいられるのにねぇ。(笑)
海外で仕事をしていた方、何かと話に割り込んできて「向こうでは当たり前やったで。」「ワシ毎日そんな生活。」って誰も知らない現地の様子でマウント取りたがるという。
賭け事は負けたことが無く、海外で世界相手の仕事をしてきたお歴々でしたら、せめて座って飲めるもっと高級なお店で毒を吐けばって思いますな。
庶民の酒飲みが集う立飲みで自慢たらたらって情けない、本当にスゴイ人は立飲みになんて来ませんよ。なのに何かにつけ人様の神経を逆なですると言いますか、波風の立つものの言い方しかできないという。
で、オレ様は君たちとは違うのだよって、上から目線の物言いって実に腹立たしいのですけど、かと言ってそれに真っ向から意見して、酒場の空気が悪くなるのも嫌ですし、そもそもそんな人と、大人気ない言い争いなど程度が低すぎてバカバカしくってねぇ。(笑)
裏返せば自慢でしか自分を表せないと言うか、それがアイデンティティな方々ですから、潮が引くように周りの人が遠ざかるようになりますな。オジサンはこんなのもブログのネタってウォッチングしてますけどね。(笑)
見てると思いますけどこういう方って総じて自分勝手、機嫌のいい時はやたら喋ってくるのに、そうじゃない時は挨拶すらせずにスマホの画面眺めてますな、会釈ぐらいしろよって思います。酒場でのバランス感覚も持ち合わせてらっしゃらないようで。(笑)
基本的に自分が優位に立てる話題にしか食いついてこないわけですから、そういう方が語りだしたら横槍を入れて軌道修正、皆さんが馴染みのある話題にすり替えちゃうのがベストな対処法だったりします。
昔の映画や昭和歌謡、往年のスターの話は誰でも入り込めるので話題としては優等生、昔は良かった系の話題は安全地帯ですな、誰もが飛び抜けて優位に立てないですからね。
反対に話題に上がるとマウント坊やが間違いなくしゃしゃり出てくるのがグルメ系、美味しいものやお店の話題には、我が意を得たりとばかりに強制介入してきますから要注意なのですけど、うっかり話しちゃう方がいるのですな。で、後で他の常連さんから怒られたりするわけです。(笑)

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2023年2月26日 (日)

10年目のよもやまカメラ。

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このブログも今日でちょうど10年になります。振り返れば長かったような、あっという間だったような感じと言いましょうか、やめずに続けてただけですから、気が付けばここまで来てたってのが正直な今の気持ちです。(笑)
利用しているブログサービス「ココログ」にはアクセス解析という機能があります。ブログの閲覧数や、いまリアルタイムで読まれている記事、よく読まれているアクセス数の高い記事などが分かるようになっているのですな。
ブログを始めた頃って記事数も少ないですし、認知度なんてありませんから、訪問者数0人や数人なんてのが続きます。ココを我慢して記事を書き続けていると少しづつですけどアクセス数が増えて固定客と言いますか、いつも見に来てくださったり、コメントを入れてくださる方が増えるのですな。
正直そこまでなるのに数ヶ月はかかると思ったほうがいいでしょう、このブログも3ヶ月過ぎたぐらいからアクセス数が伸びだしましたからね。なのでその頃はアクセス解析を見るのが楽しみでした、ブログのサイドバーにアクセスカウンターも付けてて一喜一憂。そういえば日本ブログ村にも登録したなぁ。(笑)
で、最近色々なブログを見てて思うのですけど、最初の我慢が出来なくて続かなかったのでしょうか、興味を失ったのか放棄したのか分かりませんけど、面白いブログなのに記事の更新が全く止まったままになってるのをよく見かけます。だけどTwitterやInstagramなどのSNSでは色々発信してたりするのですな。
ブログよりもレスポンスが遥かに早くて、イイネや返信がすぐ返ってくるSNSの方が、やってても楽しいでしょうし、つながりを感じるのでしょうなぁ。そう思うとブログは地味かもしれませんね。(笑)
オジサンはSNSはやってません、ああいうのはどうも苦手です。今までこのブログを続けてきて思うのですけど、文章を書くのって楽しいのでブログがやっぱり性に合いますな。記事を書きながら掲載写真をどれにするか考えたり、新たに撮ったりしてる時間も楽しいのですよ。記事のネタは全然違う他の事をしている時にフト思い浮かぶことが多いので、とにかくその場でメモしています。
ずっとこんな流れでやってきて記事数も2,100超えありますし、もうアクセス数だとか、どうでもいいですな、アクセスカウンターも随分前に削除、毎日だいたい一定のアクセス数がありますしね。「日本ブログ村」も放置状態ですなぁ、ブログの数が多すぎるのか、探しにくいし見づらいので見なくなってます。(笑)
久々にアクセス解析を見てみたら、ページビューランキングも随分変わりました。以前はカメラ修理やフィルムカメラの記事が上位だったのですけど、もう長いことフィルムカメラの記事を書いてないので、そういう方面のアクセス数は減ってます、と言うかほとんど無くなってますな。
今はレンズ関連が多いですけど、それ以外の記事も結構まんべんなく見ていただけてるみたい。ありがたいことです。どこまで続けられるかなんて分かりません、ただ楽しいって思える内はやめませんよ。(笑)

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2023年2月25日 (土)

マイナンバーカードを使って確定申告やってみた。

皆さんマイナンバーカードって作りましたか?オジサンは家内と一緒に「マイナポイント第1弾」の時に作りました。確か2021年末までやってたキャンペーンでしたな。
正直言ってあの頃といいますか、今もそうかもしれないのですけどマイナンバーカードって「作って良かったー」や「超便利すぎる~」なんて声が全く聞こえてこなかったので、わざわざ時間を割いてまで作りに行かなくてもいいかって思ってたのですけどね、5,000円分のマイナポイントに釣られて作ったわけで、ICOCAカードにポイントを貰いました。
行きつけの立ち飲み酒場に出かけるのにも交通費はかかりますからね、これはありがたかったですな。だけどそれだけ、マイナンバーカード自体は身分証明書代わりに使うぐらいしか使い道がありませんでしたよ。そんなの運転免許証があれば事足りますしねぇ。
作ったもののこの価値といいますか、メリットってなんなのって感じのカードでしたな。コンビニで住民票の写しだとか、公的な証明書を取得できるのは便利でしたけどね、それだけ。(笑)
で、今やってるのが「マイナポイント第2弾」、最大で1人当たり2万円分のポイント付与という事業。
オジサンのように第1弾ですでに5,000円分のポイントを貰っちゃってても、健康保険証としての利用申込みと公金受取口座の登録でそれぞれ7,500円、合計15,000円分のマイナポイントが貰えるのですな。
これは頂かなくてはなりませんってことで貰いましたけどね、ポイントは貰ったもののマイナンバーカードそのものは全然使ってませんよ、ホントこんなカードでイイの?(笑)
健康保険証として使えるって言ってもねぇ、病院や医者の受付にカードリーダーなどの設備がなければ使えませんし、そもそも今までそんなの見たことありませんよ。(笑)
だけどなんとかこのカードのメリットを享受してやろうと確定申告に使ってみました。で、まずはカードの読み取りが必要なのですけど、マイナンバーカードを読み取れるNFC対応スマートフォンを使っていればそれで出来ます。
だけどそんなの持ってないオジサンは、この先も使うだろうってことで、溜まってたヨドバシのポイントで購入しました。ネットで探すと1,000円しない安いのも出てきましたな。大丈夫なの?(笑)

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手順としてはまずマイナポータルってサイトで利用登録→マイナポータルアプリってブラウザの機能拡張をインストール→ログインして「確定申告の事前準備」ってところから確定申告の証明書等を取得するための事前準備(マイナポータル連携)をするのですな。
早い話医療費や公的年金やら、加入してる生命保険会社やらを紐付けするわけで。生命保険会社によっては控除証明書電子交付サービス登録完了まで数日かかるのもあります。
で、それが整ったらe-Taxで確定申告スタート、順番通りにやるだけ、30分もかからずに終わりました。使ってみて思ったのですけどね、マイナポータルと連携しているものは、すでに金額などの数字が入ってて入力作業などが一切なくてスムーズ、なので対応しているカードリーダーもしくはスマホは必需品かと。
生命保険会社から届く控除証明はがきを探したり、電卓片手に医療費のお知らせや、医者の領収書とにらめっこする必要が全く無いのは便利でしたなって本来はそういうものですよね。(笑)
その気になったらちゃんと使えたマイナンバーカード。その気にならなかったらただのプラスチックの板切れだからマイナーなカードって、お後がよろしいようで。(笑)

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2023年2月23日 (木)

暗黒ブラックが素晴らしい闇。(笑)

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レンズフードって内面反射の処理で色々ランクがあるように思いますな。メーカー純正のものを見てみると今時は内側につや消し黒の塗装がされているのが多いかと。
その昔レンズ専業メーカーの安めのレンズは塗装ではなく梨地仕上げでつや消し感を表現しているものがありました、あまり効果はなさそうでしたな。細かな筋や段々を入れて内面反射を軽減しているものも同様かと。(笑)
ちなみに若い頃使っていた1980年代のキヤノンNEW FDレンズの専用フードを見てみると、どれもしっかり植毛処理されてましたな、丁寧な物作りを感じます。
オジサンはレンズフードはしっかりつける派なので、内面処理があまりよろしくないフードには自分で内側に植毛紙を貼ったりしてましたよ。ヨドバシ梅田が出来てそういう材料もカメラフロアで普通に買えるようになって感動したのも懐かしい思い出です。(笑)
工作好きでしたからそんな事もやってましたけど、植毛紙が貼れない部分にはプラモ用のつや消し黒の塗料にベビーパウダー(てんかふん)を少量混ぜてさらにつや消し感を強めたものを塗ってました。コレ飛行機プラモの排気管の煤を表現するのに使う技で、プラモファンの方なら周知かと。カサカサのつや消し黒になりますよ。
で、最近スゴイのを見つけました、絵を描く方ならご存知のターナーって絵の具会社が発売しているアクリル絵の具「暗黒ブラック」。
原稿執筆時の価格は、税込み20ml入り451円、40ml入り880円。「その黒は、限りなく、闇。」ってキャッチコピー通りぶっちぎりのつや消し黒でしたよ。(笑)
同様の商品で光陽オリエントジャパンから発売されている、世界一黒い水性塗料「真・黒色無双」って模型用塗料もあるのですけど、原稿執筆時の価格が100ml で2,600円もするので手が出ません。対してターナーの「暗黒ブラック」は、ちょっと試してみようかって思える価格なのがありがたいですな。
まず試しに純正レンズXF27mm F2.8の専用フードの内側を塗ってみました。まず塗る前のフード内側の写真を見ていただきたいのですけど、ご覧の通りピカピカつやつやで光りまくり。

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で、次のが「暗黒ブラック」を塗ったもの。その差歴然なのがお分かりいただけるかと。きれいに植毛紙を貼ったみたいな感じの見事なつや消し黒というか闇。(笑)

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水性絵の具なので扱いやすいですし、これスゴイわ。コツは薄める水の量をほんの少しにした方がプラスチックや金属に塗る場合は食いつきがイイですな。ただし皮膜力は弱いので可動部分や手で触ることが多い部分には全く向きません、強くこするとはがれます。ま、フードの内側なんて触ることないですからね。
試しに古いメタルフードに塗ってみたのが下の写真、塗った部分とそうでない部分の差を見ていただければ、この絵具は買いかどうかお分かりいただけるかと思います、効果はあります。他にはマウントアダプターの内側にも塗って見ようかと思ってます。(笑)

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2023年2月21日 (火)

役に立たないから、この値段なのね。(泣)

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昨年秋頃は、雲ひとつ無い晴天のすごく天気のいい日が多くて写真撮りまくってたのですけどね、今年に入ってからはなんだかパッとしない日が多くて大して撮れてませんよ。しかもオジサンがカメラ持って出た時に限って崩れだすという腹立たしいお天気模様。
寒いだけで撮れ高低いし、出かけてもただの散歩になってては意味無いしってことで頭を切り替えて暖かくなるまで、物減らしの断捨離ズムを進めようかとお家でゴソゴソしています。(笑)
以前記事にした「モノを減らして、徹底断捨離ズム」以来どんどん物を減らしていきたい衝動(笑)にかられておりまして、我が家の紙ものはバッサリ処分できましたので、次は実家にまだ置いたままになっている書籍類をターゲットにして作戦遂行。
どの本もオジサンの興味で集まってきたものばかりですから、家内にとっては興味も無くただの資源ごみ。なので電子書籍化するもの以外は古書店へ持って行こうかと。ただし重たい目をして持っていっても二束三文なのが現実なのよ。(笑)
この間も大きなリュックにいっぱい詰め込んで、ヒーヒー言いながら持っていったところ総額400円だって、労力にも見合わないし立飲み代にすらならない結末でしたな。
なので実家にある段ボール箱数個にぎっしり詰まった本を眺めて、家内の言う通り資源ごみで処分が良いのかもって思いましたよ。つくづく本って値打ちが無くなりましたなぁ、売値も高く付けられないから買取価格も安いのでしょうね。
古書店によっては文庫本はタダでも引き取ってもらえませんからね、流通量が多くて本棚の場所を取る割に利益が出ないし、ブックオフなどのリサイクル系古本屋さんでも安く買える本はもう終わってますな。発行部数の多い本は市場飽和してて値打ちはありませんしね。
オジサンは文庫本はすでに電子書籍化してしまって無いのですけど、今回は重くてデカくて置き場所にも困って、結局段ボール箱に遠島を申し付けてた写真集を一気に処分しました。
アジェ、ブラッサイ、荒木経惟や木村伊兵衛、鬼海弘雄など結構いっぱい持ってたのねって改めて思いましたけど、もう見ることはないだろうなってのが正直な思い。
見返してみて参考にしたりだとかは、ヘタクソな若造の頃ならともかく、今さらそんな気持ちはありませんよ。自分の撮った写真が一番好き(笑)になってますから、他人様の写真集はオジサンの中では役目を終えたかと。
そもそも持っていたことすら忘れてる本なんて、もう無くてもいい本ですから売りに行きました。ただしリュックに入らない大きさのものが多くて、デカイお買い物バッグに入れて何度も休みながら引きずるようにして運搬。
で、こんなしんどい思いをしたので総額2,000円の値が付きましたよって全く喜べねぇ。たったそれだけ?
思わずipadで「値打ち」の意味を調べましたけど「その物が何かの役に立つ度合い。」と出てきました。つまり役に立たないからこの値段なわけね。
もう一度書きますけど、つくづく本って値打ちが無くなりましたなぁ。こんな有様だったら資源ごみに出して、トイレットペーパーや紙容器などにリサイクルされる方が良いのかもって思いましたよ。(泣)

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2023年2月19日 (日)

オートホワイトバランスは優秀なのだけど。

今時のデジカメって箱から出した状態だと、ホワイトバランスはオート設定がデフォルトのようですな。取扱説明書にもオートホワイトバランスを推奨していたり、工場出荷時設定なんて書いてあったりします。そもそもホワイトバランスはもう意識する物では無くなったと言いますか、それ何?ってのが今時の感覚なのではないかと。
もはやフィルム時代のデーライトなんて言葉を知ってる人の方が珍しいぐらいですから、そこを基準に説明しようとすると返って分かりにくくなるでしょう。
早いハナシ、人の目には正しい色合いで見えてるのに、写真に撮ると朝日や夕日に照らされた景色が真っ赤に写ったとか、水銀灯照明の体育館でスポーツ写真を撮ったら全体が青っぽく色かぶりしたなんてのがフィルム時代には当たり前だったのですな。
シビアな色再現が求められる撮影で、プロカメラマンはそういうのを補正するためのフィルター使いが出来るのが当たり前だったわけで、その場の光源に照らされた白いものが正しく白に写るように補正するわけですな。デジタルカメラやビデオカメラではその機能をホワイトバランスと呼んでいます。お日様マークや曇りマークのやつね。
漫才コンビ中川家の礼二さんが取材クルーのビデオカメラマンのモノマネで「白撮るよ」ってセリフを言うのですけど、これは撮影現場の光源の下で白い紙を写して色かぶりを予めカメラに覚えさせる作業。
例えば暖色系照明のお店の取材で、料理などの撮影をすると全部オレンジ色に色かぶりしてしまいますから、予め「このお店はこんな色の照明やで」ってホワイトバランスを確定させるわけで。
プロカメラマンはホワイトバランスを略して「白」なんて言いますな「白はOKなの?」なんてね、「ホワイトバランスはもう合わせてあるの?」じゃ長いですから現場って略語だらけ。(笑)
で、それを自動で判断してくれるのがオートホワイトバランス。初期のデジカメのオートホワイトバランスは出来が悪くて、すごく不自然な写りになる場面がありましたけど、今時のカメラは優秀すぎて見た目に近い自然な感じになりますから意識することも、知らなくても全然困らないレベルになってます。
とはいえ極まれに外す場面もあるわけで、例えば壁の色がペパーミントグリーンの建物を画面いっぱいに写したときなど水色っぽく写ったりします。特定の色が画面いっぱいになる構図でハズレ発生率が高くなる傾向かと。

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オジサンは夜の街を撮る時などにオートホワイトバランスを使い、通常はお日様マーク(デーライト)にしてます。お日様マークはフィルム時代のデーライトフィルムと同じ設定なので、フィルムシミュレーションが秀逸な富士フィルムさんのカメラで使うと、より一層フィルムテイストを味わえます。
デーライトって太陽光、色温度は5500K(ケルビン)ぐらい。晴れた日の午前10時ぐらいから午後2時ぐらいまでのお日様の日差しと思っていただければよいかと。
色温度が低いと赤みを帯びます。なので朝日や夕日は2000Kぐらいですから赤っぽく写るわけですな。反対に蛍光灯(昼光色)は6500Kぐらいですから青味がかるわけで。
ところがオートホワイトバランスだと自動で補正してくれるので、色かぶりしていても気が付かないのですな、しかも優秀すぎて夕日を撮っても完全に補正せずに、夕日っぽさをわざと残してくれたりするわけで。ホント出来が良すぎてイラッときます。
なのでヘンコなオジサンはオートを外してデーライト。可能な限りフィルム時代のテイストで楽しみますよ。(笑)

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2023年2月18日 (土)

地元の今昔を、写真で残そ。

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昔撮った地元の写真を、きちんと所在と言いますか撮った場所が分かるように、整理をして行こうと思い立って見直しているのですけどね、その際に活躍するのが「ゼンリン、スターマップ」という緑色表紙の住宅地図。地元の区を網羅しているのを持ってるのですな。
今でも「ゼンリン住宅地図」と言う商品名で販売されてるみたい。これのスゴイのは一軒一軒、一戸一戸の建物の名前や居住者名、番地を詳しく表示してくれているところ。その昔、営業マンが道路マップと一緒に車に放り込んでたりしてましたな。
持ってるのは1994年度版ですから29年前、次の年に阪神淡路大震災が起こりましたから震災前の街の様子を知る貴重な手がかりでもありますよ。
まだ明石海峡大橋も工事中でしたし、それに伴って駅前の古い市場や商店街が整備消滅、漁港が埋め立てられてヨットハーバーやアウトレットモールが出来る前の地図なわけで。無くなった市場や住宅の様子がはっきり記載されてますな、これを見てると古い記憶が蘇りますよ。
ところが当時オジサンが撮ってた地元の写真を見ると、どこで撮ったものなのか分からないモノがあるのですな。記憶力の衰えと言うより、景色が様変わりしすぎて前の様子が蘇ってこないほど変わってしまっているわけで。
オジサンその頃はすでにリバーサルフィルムしか使ってなかったので、マウント仕上げをしたのに番号を明記しカットごとの撮影記録を付けてましたけど、それを見てみると町名などをちゃんと書かずに「〇〇の西側路地」なんてざっくりした書き方してたのが今になって分からないという。
なので写真をルーペで見て、遠くに写っている建物や看板から想像したりして、どこでカメラを構えてたのか調べるのにこの地図帳が大活躍しているのですな。お店の屋号だけでなく、長屋の残る界隈で撮ったものなど、写り込んでいる表札から番地が特定できたりするので、この地図帳が無かったらとても調べがつかなかったと思う場面多数でした。
さらに昨年から地元は再開発で震災を耐えたけど老朽化している場所などが消えて行っていますから、もっと分からなくなる前に今までの写真の所在を明らかにしておきたいのですな。さらに高層マンションや学校に病院など景色を遮る高い建物が立つ予定がありますから、景観が様変わりすることは避けられません。
今見えている街並みがすっかりお隠れになってしまうことを、役所の出してる完成予想図を見て想像して今の内に撮り歩く必要もあるかと思ってますよ。
神戸市のベッドタウンとして拓けた地元ですけど至るところに空き家が目立ち、老朽化で取り壊された団地跡地には、今風のおしゃれな建売住宅が並ぶ街になってます。
昭和の面影がどんどん無くなる前に撮りませんとね。

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2023年2月16日 (木)

テレビは、つまるところNHKばかり。(笑)

テレビ見ますか?ウチは「ほとんど見ない&見るのはNHKばかり」になってます。改編期っていうのですか、春と秋に番組が新しくなったり入れ替わったりしますけど、そのたびに民放ってホントつまらなくなって行く感じがしましてね、どの局も似たりよったり、タレントがなにか食べてる番組ばかり目立つ気がします。
出演している芸能人もだいたい同じような人ばかり、誰とは言いませんがアノ方やコノ方は、どこのチャンネルにも出てきますな、人気があるのでしょうけど同じようなおしゃべりばかり聞き飽きましたし、そもそももう見飽きました。(笑)
で、何で急にテレビの話かと言いますと、最近行きつけの酒場で「NHKしか見ない」ワードが話題沸騰したのですな。
ま、人生の折り返し地点をもう遥かに過ぎた、老若男女ならぬ老々男女な方々が集う高齢者集会のような酒場ですから、ものすごく偏った見解しか出てこなかったのですけど、スゴク面白く盛り上がりました。(笑)
まず「テレビ点けても民放はつまらん、見る番組があらへん」と誰かが言いだしたのがスタート地点で、次に世代もあって「出てくる芸能人が名前も分からん若いモンばかりで、知ってる人は皆死んでおらん」にコマが進み
「そう言うたら吉永小百合や加山雄三ってバケモンやな、あの年でキレイしカッコエエしな」に話が飛び、その流れでお店のテレビに森高千里さんが出てるCMが流れた途端「この子もエエ年やろ、キレイなぁ」と方向性がアンチエイジング方面に行き
「何したら、あないになれるネン」とデトックス系の話にひん曲がるのかと思った途端に
「そやから民放はCM以外見るもん無いわ」とずっこけそうなオチといいますか展開から「結局NHKばっかり、一番エエわ」に落ち着いて「なんやかんや言うても見るもん多いからな」と受信料を払うだけの価値はあると意見が落ち着いたという。
オジサンも晩ごはん時に見るのが、録画しておいたNHKの番組ばかりになってますから皆さんと同じ、「大河ドラマ」に「朝の連ドラ」、「サラメシ」に「ブラタモリ」「鶴瓶の家族に乾杯」時々「チコちゃんに叱られる!」とホントNHKばっかりになってますな。(笑)
そもそも我が家はそんなにテレビを見ないので、これ以上になると録画消化が追いつかないので丁度いいぐらい。なので民放まで見る時間も余裕もありませんな。
酒場の常連さんで意見の一致を見たのは「年いったらNHKばっかり、というかそれが一番」って結論。NHK以外は何見てるのって聞いてみたら、韓国ドラマのDVDやBSで放送している時代劇だって。
民放のバラエティー番組は出てる人が分からないから一番見ないそう。なのでますます今時の芸能人が分からなくなって、なおさら見ないということだそうです。(笑)
ちなみに「NHKプラス」という番組を放送後1週間スマホやタブレットで見られるアプリをipadに入れています。作業をしながら見るのに便利ですな。

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2023年2月14日 (火)

古い物コレクションの行く末。

フーテンの寅さんや探偵の金田一耕助が持っていた革のトランク、若い頃あれのもっと小ぶりなサイズのが欲しくて探しました。
カバン屋では見つからず、まだネットなんて無い時代ですから「ワンダフル・コウベ」って神戸新聞出版センターから出ていた、お店紹介のガイド本を頼りに探し歩いてたどり着いたのが、とあるアンティックショップ。店の表に山積みになっていた革のトランクに狂喜乱舞しましたなぁ。(笑)
お店の中に入ると壁一面に掛け時計やボンボン時計、グラスやコーヒーカップ、蓄音機やタイプライターなどの古いものが所狭しと置かれていましたよ。
それまで骨董屋さんって壺や茶碗が並べてあって、一見さんや知識のない人が入りづらい場所ってイメージだったので、こういう世界もあるのだなと驚くと同時に、そういう空間にすっかり魅了されてしまったのですな。
早い話、そういうレトロなのがカッコイイなと思ったわけで、オジサンも若かったのでね、今時の若い人が昭和レトロに惹かれるのと同じ感覚を持ってたわけですよ。(笑)
で、神戸だけでなく京都東寺の弘法市、北野天満宮の天神市や、大阪の骨董店が集まる老松通りなど、そういうお店を探検しに行ってました。お金は無かったけど行動力だけはありましたから。
そうすると馴染みのお店も出来ますし、若造のアンティックファンの客なんて当時は少なかったからでしょうか、顔を覚えてもらえて、面白い出物があると店に並べる前に見せてくれたりしましたな。
ある日のこと、行きつけのお店で某博物館の学芸員の方と鉢合わせになったことがあって、どうやら江戸時代のガラスの器を買い付けに来てたようでした。
普通なら博物館のガラス越しでしか見ることが出来ない器を、直に見せてもらえたのは貴重な体験でしたな、値段聞いてぶっ飛びましたけどね、当時の年収の1.5倍以上でした。(笑)
そういえば焼き物などの和骨董メインのお店では当時、明治時代に作られたものは時代が若すぎて「明治もの」なんて呼び方をして格下に見てたのですな。
なので旧家で使っていたものを丸ごと全部買い取りなんて場合では、明治、大正、昭和時代の若すぎて値段が付けられないものも混じってます。当然値打ちが無くお店に並べられないので、安い値段で店先の段ボール箱に無造作に放り込まれてたりしたわけで、あの頃のオジサンには掘り出し物というか宝の山でした。何しろ安月給じゃ高いものなんて買えませんからね。
よく見つけてきてたのはガラス雑器に古いパッケージでした。時計やブリキのおもちゃも少しありますけど、圧倒的に多いのがパッケージもの。仕事柄、和洋問わずマークやロゴ、レタリングやデザインに惹かれて集めてましたな。
結婚してからは食器や家具など実用品ばかりになってパッケージ収集は封印、実家の物置にしまい込まれたまま、気付けば30年以上の年月が経ってたわけで。
つい最近タイムカプセルを開けるように、整理と断捨離も兼ねて発掘調査をしました。ま、思ってた以上にいっぱい出てきましたな、当時記録を付けていたノートまでも。
経年変化で劣化が進みすぎたものはさすがに廃棄処分しましたけど、家内に欲しい物だけ選んでもらって、残りはアンティックを扱うお店に持って行きました、その方がこういう物に興味がある方やコレクターの方の所へ行くでしょうからね。
掲載写真は昭和の初め頃からのレトロな化粧品などのパッケージ、未開封のものもあって当時の香りがまだします。ちなみに記事の冒頭で書いた革のトランクは3つ出てきましたよ。(笑)

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2023年2月12日 (日)

写真撮る時は、お一人様で。

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最近、家内と一緒にお出かけする頻度が高くなっています。一緒でもオジサンにはお出かけの際のカメラは必需品、なので持たずに出かけることはありません。目的地の駅についたらリュックからカメラを出して首にかけるところからスタートします。
電機仕掛けなんてどこにも無かった頃の、機械仕掛けのクラシックやオールドカメラを持って出ていた頃は、前日に動作確認の空シャッターを数回切って各部点検の後、フィルムを装填してスタンバイ状態にしてからバッグに入れていたのですけど、ミラーレス一眼はセンサーのホコリを吹き飛ばして、電源が入るかチェックするぐらいしかありませんな。前日の儀式がなくてホント光学製品というより電化製品って感じがします。(笑)
で、そんな一緒のお出かけ、カメラを提げてても家内と歩いているとどうにも写真が撮れない。自分のリズムでウロウロ出来ないので、もう全然調子が狂っちゃうのですな。家内に合わせてると立ち止まってカメラを構えるタイミングを失うので、ただ一緒に歩いているだけの散歩になってしまいますし。
おおっ面白そうってモノと遭遇して夢中で撮ってても、相手はそんなの興味が無いのでスタスタ先に行ってしまいます、なので杖歩行で必死で追いつくわけで。
さらにイライラするのがカメラを構えているのに、平気で無意識かつ容赦なく画角に侵入してくるところ、決してわざと邪魔しているわけじゃないのでしょうけど、なぜか画面にしっかり入り込む位置にヒョッコリ居るという。
こっちがカメラを構えているのに気が付かないのでしょうなぁ「どいて、じゃま。」って言っても数歩横に避けるだけ、広角レンズ付けてる時はもっと避けてくれませんと入るのよ、でも分かんないか。(笑)
そもそも趣味の写真ってお一人様の創作活動だと思っているので、誰かと一緒の時に自分のペースやリズムで撮るのは無理だと思いますね。相手に気を使いますし、全然集中できないのですな、だけどカメラは手放せないというジレンマ。
オジサンは仲間と連れ立ったり、グループで写真を撮り歩いたりはしません。学生の頃仲間とポートレイト撮影に出かけたりはしましたけど、アレってモデルを引き受けてくれたガールフレンドと、お近付きになるのが目的だったと思いますな。
撮影も大事だけど、本音は女の子と一緒に居たいという。撮った写真をプレゼントすれば喜ばれますし、若い頃の思い出ですよ。(笑)
写真好きな方のブログやnoteを見ているとSNSで知り合った仲間と撮影に出かけたりしている方がいますな。カメラメーカー主催のセミナーで写真家の先生と撮影お出かけなんてのも。
コロナが落ち着いてきたらこういうイベントもまたにぎやかになるのでしょうけど、こういうのって写真を撮るより仲間やメンバーと一緒なのが楽しいのでしょうね、お酒飲むのもお一人様なオジサンはちょっと無理かなぁ。(笑)

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2023年2月11日 (土)

関西人は、略した呼び名好き。(笑)

Z世代と呼ばれる若者たちに、昭和レトロが流行りだそうで、昭和のニュース映像を使ってあの頃を振り返ったり、クイズにした番組も目に付きましたな。映像見て若いタレントさんが「え~っ」って驚いてるのを、おじさんやおばさんの芸能人がドヤ顔で、この時代のことは私に聞け的に語っているようなのね。(笑)
たしかに昭和レトロはブームみたいですなぁ。元町商店街に古くからある某喫茶店も若いカップルが行列してますからね。オジサン的には「何で?」な光景なのですけど、どうやら手作りのホットケーキが目当てみたい、パンケーキの方が馴染みのある世代には返って新鮮なのかもしれませんな。
こういう場合「映える」とか「エモい」って言わなきゃいけないの?オジサンはハゲてて毛が「生える」ことも無いし「キモい」はよく言われますけどね。えっ、そうじゃないの。(笑)
そういえば大学生の甥っ子もレトロな喫茶店巡りをしているって言ってましたな。スマホにはそういう情報がいっぱい入ってましたよ、今どきはSNSで情報共有が当たり前ですからね。そんな喫茶店でメニューを短く省略して注文するのが普通だったって話をしたら食いついてきましたよ。
ホットコーヒーを「ホット」、アメリカンコーヒーって薄い目のコーヒーを「アメリカン」、ブレンドコーヒーを「ブレンド」って「コーヒー」の部分を省略するのは今でも言いますけど、アイスコーヒーを冷たいコーヒーだから「レーコー(冷コー)」、ミルクコーヒーを「ミーコー」はもう言わなくなったかと。

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ミルクコーヒーって、今はラテですかね、少し前はオーレって言ってましたな。厳密には違っていてもその辺り都合よく解釈してしまうのが我が国流ですから時代とともに呼び名が変わっても中身はミーコー。(笑)
他にはミルクティーを「ミティー」、トマトジュースを「トマジュー」、レモンスカッシュを「レスカ」、クリームソーダを「クリソ」なんてのがありましたなぁ。(笑)
名前を省略して言うのは関西では多くて、特に大阪ではよく目に付きますな、天神橋筋六丁目商店街を「天六」なんてのね。
外食チェーンやファーストフード店を省略するのもありますね、ミスタードーナツは「ミスド」、牛丼の吉野家は「ヨシギュウ」、マクドナルドは「マクド」、関東では「マック」だそうですけど関西でマックはAppleのコンピューターを指しますからね。
以前聞いたことがあるのですけど、日本語で3文字、4文字の名前って言いやすいそうですな、商品のネーミングでもその辺りを意識して付けると馴染んでもらいやすいそうで、省略して3文字、4文字になるのも頭に入って来やすいというのをマーケティングの専門家が言ってました。
そういう目で世の中を見渡してみると、意外と多い略した呼び名。ウォッチングするのも面白いかもしれません。(笑)

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2023年2月 9日 (木)

立ち飲み百景72 移り変わる酒場の会話。

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立飲み酒場は好きなので、今でもちょくちょく通っています。ただ以前のように、仕事帰りの寄り道場所として毎日通ってた頃とは違うので、週に1〜2回程度馴染みのお店に顔を出すぐらいに激減しましたけどね。
最近は家内とお出かけの時に一緒に立ち寄ることが増えたかなぁ。一緒だとお勘定は家計から出してもらえるので、オジサンの小遣いが減らずに済みますからねって、安い立飲みでお勘定節約って小さいオッサンですなぁ。(笑)
そもそも立飲み酒場の楽しさって、基本的にお一人様のお客さんが多いと言いますか、そういう方が常連でいらっしゃるわけですけど、長年の顔見知りなのに、あだ名で呼んでて本名は知らず、どの辺りに住んでるのかも分からない方っていますな。性別とおおよその年齢以外は分からないけど、いつもの顔ぶれと言いますか、常連さんですからお目にかかれば必ず会話はするわけで。
なのでお酒や料理にプラスして、おしゃべりが一番の酒の肴だったりしますね。しかも今日は誰と隣り合わせになるかなんて、分からないのが立飲みワールド、それによって会話も変わります。
基本的に自慢話系の「俺の話を聞け」的なのと、世の中に文句言いまくり系がなぜか一番多いのですけどね。下ネタやダジャレばかり言う人だったり、野球やサッカー、相撲の話題になるとやたらうるさい人も居ます、パチンコ、競馬の賭け事系武勇伝も多いなぁ。(笑)
勤めていた頃は仕事がらみの面白おかしい話や失敗談なんかが話題になったりしましたけど、リタイヤしてからは仕事の話はしなくなりましたな、どうしても過去を懐かしむ自慢話になりがちですから、そういうのは聞かされる方も楽しくないですからね、しゃべりませんよ。なのでグローバルな視点で世界情勢なんぞを語っています。ウソです。(笑)
ま、どうしても老後系、終活系の話は増えましたな。オジサンより年配の一世代上の方が多くお見えの日には、一人や二人そういう話をされる方がいます。退職金や年金もたっぷりもらえてる世代なのに、暮らしていけないなんてブチブチ言ってますな。
退職金の金額聞いたらオジサンの3倍以上でした、それでも暮らしていけないなんて、どの口で言ってるのでしょうかね、その年で毎日パチンコと酒場のハシゴを満喫してるのですから充分すぎでしょ、バチが当たっても知りませんよ。(笑)
健康や医者の話も多いですな、あの薬は高いだけで効き目あらへんとか、どこそこの医者は関係ない所ばかり診て、診察料増し増しでぼったくりやとか、そういう話も盛り上がるという。
結局文句を言ってるだけといいますか、そういう系の話題はなぜか共通でおしゃべりが弾んだりしますね。(笑)

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2023年2月 7日 (火)

Apple Pencil、第1世代を使ってみた件。

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友人のY氏からipadを手放すのでいらないかとメールが来たのですな。どうやら新しいのを買っちゃったみたい。さっそく返事をして商談成立。その時におまけで付けてくれたのがApple Pencilの第1世代のもの、買うといいお値段するみたいなのでホントありがたいことです。持つべきものは太っ腹な友ですな。(笑)
そもそもオジサンこういうものは、絵やイラストなんぞを描く人のためのものって認識だったので、もらったものの正直言ってコレどう使う?だったのですな。
若い頃ですがワコムのタブレットを絵を描くのに買ったものの、全然使いこなせなかったことがあってそれもトラウマになってましたし。(笑)
使用例を見てみるとメモアプリに手書きでメモができるそうですけど、オジサン自分で書いた文字が読めないぐらいの悪筆、キーボード使えば入力できるiPadで、わざわざ手書きで読めない字を書く気はありませんよ。でも使わないでどうこう言うのも何なので使ってみました、オジサンのiPad mini第5世代(2019年)は対応機種なのでね。
まず充電はiPadのライトニング端子にApple Pencilのケツのキャップを外して挿して行うのですけど、その見た目が実にマヌケでスマートさのかけらも無いという。(笑)

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挿してる最中にどこかにぶつけてライトニング端子を破損したらipadもPencilも両方お陀仏ですから怖いですな、さらにBluetooth接続なので、最初のペアリング(認識)にもこの儀式が必要。第2世代のApple Pencilはペアリングも充電もワイヤレスになってるそうで、なんで最初からそうしなかったのかって思いますな。
ま、急ぐ時は15秒の充電で30分使えるそうですし、ライトニングケーブルから充電するためのアダプターも付属しているので問題は無いのですけど。(笑)

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で、書き味はなかなかいいですな、遅延もありませんしスラスラ書けて想像してたよりもイイ感じ、コレちょっと意外でした。
ふ〜んこういうモノかぁって感じでメモアプリに色々書いてみましたけど、長年多色ボールペンと紙のメモを使ってきたオジサンには正直なところメモ書きには使うかなぁって感じ、紙で充分ですよ、たかがメモ書きに電気使う必要無いし。(笑)
便利って思ったのは「マークアップ」って機能で、写真に注釈を書き込む時。例えば物の写真に寸法を書き込むとか、地図に道順書き込むとかね、コレは使うかも。
で、一番気になったのは「スクリブル」って機能。どういうものかというと「iPadにApple Pencilで書いた文字が、そのままデジタル化(テキスト変換)されるiPadの機能です。」と説明されてますな。
要するにキーボード使わずに手書きした文字をちゃんとフォントにしてくれるそうで、オジサンの悪筆もちゃんと認識できるのかがキモ。上手く行ったらなぐり書きで記事を書くこともできるわけで。(笑)

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さっそくいつも記事書きに使っているアプリ「UpNote」で試しに書いてみたところ、オジサンの汚い手書き文字でも結構ちゃんと認識しますな。あらま〜コレちょっと驚きというか使えそう。
テキスト化された文字を消すときも、ペン先でぐちゃぐちゃってやるだけ。ふ〜ん結構面白いですな。ゆっくり丁寧に書けばほぼ間違いなく認識してくれるので、モバイルキーボードを持って出なかった時にはイイかも。電車の中で記事を書く時などにも便利でしょうなって、まずやりませんけどね。(笑)
しばらく使ってみて想像してたものより随分便利だったApple Pencil、ペンとしてはお高いのでオススメはしませんけど、キーボード苦手な方には選択肢になるかもって思いましたよ。

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2023年2月 5日 (日)

知的生産や情報整理が楽しかった時代。(笑)

知的生産や情報整理なんて言葉が一般的になったきっかけだったと思うのですけど、元々学者や大学教授の方が研究などに用いていた手法を、ビジネスや普段の生活に取り入れて、もっと発想や生産性などを高めましょうってのが流行った時代がありました。
梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」1969年や、川喜田二郎 さんの「発想法」1967年 を読んで、「京大カード」の名称でブームになったB6サイズの情報カードを買い込んだり、「KJ法」を真似たりした方も多かったのではないかと。
そうそう渡部 昇一さんの「知的生活の方法 」1976年もありましたな。いずれも超が付くぐらいのロングセラーですからね、読まれた方も多かったと思います。(笑)
情報カードというのは一つの案件を一枚のカードに書き込んで、情報やアイデアなどを収集・管理・分類して研究や創作活動に役立てるためのものだったと記憶していますが、実際のところ上手く活用できた人はどれぐらい居たのでしょうね。
B6サイズって意外と大きいですから使いこなしにくかったのじゃないかと、オジサンは5×3インチ(125×75mm)の図書カードと同じサイズのものをよく使ってました。だけど研究や創作活動の役に立ったためしは無かったですな、ただのメモ用紙で終わりましたよ。(笑)
こういうハウツー本は周期的にブームになるようで、役立ちそうな方法や手法を考え出した先生やジャーナリストの方が有名人になって、それを実践出来るグッズが発売されたりしましたね、竹村健一さんの「これだけ手帳」なんてのね。(笑)
その後システム手帳が流行ったり、それを使いこなすためのハウツー本やムック本が書店の一角を占めていたりしましたな、オリジナルリフィルが付録に付いてる本ね。(笑)
オジサンもかぶれたりしましたけど、結局情報を集めて何かに活かすという本当にやりたかった目的より、そのための手段に時間を割いたり、道具を揃えたりで終わりましたな。
その手のハウツー本で言ってることや書かれていることは、正直言ってそんなに大差はなかったなぁって今は思いますね。いかに素早く情報が取り出せたり、見渡せたり、そのためにはどうすればいいか的なのが中心で、そのための手法が各人違うって感じかと。
結局情報カードもシステム手帳も、どこかに消えていきました。今でも使っているのはジャーナリストの山根一眞さんが提案した「山根式袋ファイル」だけ。著書の「スーパー書斎の仕事術」に出てたものだったと。
当時タミヤのプラバンを使って専用の見出し枠を書く定規も作り、以来35年ぐらい使ってます。だけど創作活動のためじゃなく、めったに見ないけど捨てられない書類などの保管用ですけどね。コレ便利なんですよ。(笑)

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2023年2月 4日 (土)

撮れないを無くす、困った時の標準ズーム頼み。(笑)

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昨年は単焦点レンズの持ち出し率が高くて、特にマニュアルフォーカスのレンズをよく使ってましたな。地元駅前の再開発など、街の景色がどんどん様変わりする様子を撮り歩いていたわけですけど、そういう場面では単焦点レンズが必ずしもベストってわけではないのですな。
「この画角はオレの視線の延長」なんてカッコつけても、どうしても引き場がなくて画面に収められなかったり、もう少しアップで撮りたくても焦点距離が届かなかったりする場面があるわけで。
単焦点レンズですと、撮りたいものを画面に収めるために自分が動かなくてはなりませんから、狭い路地、もうこれ以上後ろに下がれない場面で、もっとワイドなレンズを持ってくりゃ良かったなんて後悔したり。
出かける先が何度もウロウロしたことのある場所なら、様子が分かっているのですけど、一度も訪れたことのない場所で、レンズのチョイスを誤ってしまうと最悪。今はグーグルストリートビューで調べられますから、ある程度は事前に様子を知ることは出来ますけど、アレって情報が最新じゃないですからね。もう無くなった古い建物がまだ写ってたりしますから、全面的に信用できるわけではありませんのであくまでも参考。(笑)
なので、せっかく出かけて思い通りに撮れなかった原因がレンズの選択ミスなんてことが無いように、足りない焦点距離を補完する意味で、標準ズームレンズをバッグに忍ばせるようになりました。
持って出たからといって必ずしも使うわけではありませんが、バッグに入ってるってところが安心なわけで。気持ちとしては持てるだけ単焦点レンズを持って出たいのですけど、現実的ではありませんしねぇ。その辺りどうしても単焦点レンズでなきゃってほど、こだわるつもりはありませんよ、臨機応変、自由自在。(笑)
持って出るのは「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」か「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」で、どちらもズームレンズとは思えない写りの優等生なのが気に入ってます。特に「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」はズームが電気仕掛けだし、マウントまでプラスチックで高級感はありませんが15mm始まりなところが◎、35mm換算で約23mmの広角なので狭い場所で威力発揮。

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もう一本の「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」は安心安定の描写で頼れる一本、昨年11月でしたか、シグマさんからこのレンズの対抗馬になりそうな「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」ってレンズが出ましたな。F値が2.8通しでありながらコンパクト、手ぶれ補正非搭載なのが惜しいですけど人気みたいですな。
ま、最初から標準ズームレンズだけで撮り歩けば済むと言えば済むわけで、わざわざ面倒くさいことをって思いますけど、標準ズームレンズ1本追加で、単焦点レンズがより楽しくなればコレもありかなって思います。(笑)

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2023年2月 2日 (木)

セリアの「SIKIRI」に、ガッツリ仕切ってもらった件。

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いつかはきれいに整理しようと思いながら、長年放ったらかしになっていたのがネジや釘、金具などの細々したもの。
道具箱の中で散乱してたり、買った時のビニール袋に入ったまま、中途半端に残ったのが引き出しの隅っこに入ってたり、もうあっちこっちにバラバラぐちゃぐちゃになってたのですな。
さらに追い打ちをかけるように家内は片付けられない人、使ったら元の場所に返してねって言っても、置きっぱなしか適当なところにしまい込んじゃって、わけが分からなくなるのですな。
なので必要な時には、どこにしまった?って探し回るところからスタートして、きちんと片付けないからまた行方不明。無い無いって大騒ぎした挙げ句「もう使い切ってしもたんちゃう?」ってホームセンターに買いに走ったら、ひょっこり出てきたりするという。(笑)
もうね、額縁をかけるための金具なんて何回買ってるか分かりませんな。この家の中のどこかにあるのは分かってるのですけど、それがどこなのかが分からないからまた買ってしまうという悪循環。
これをなんとか打破したいと長年思いながら手つかずだったわけで、ところがようやく決着が付きました。
最初ホームセンターの工具売り場で道具箱と一緒に並んでる、仕切りのついた部品用ケースを考えていたのですけど、工場や作業場ならともかく普通の部屋に置きたくないデザインのものばかりですし、たいてい中の仕切りが自由に組み替えられるようになっているのですけど、アレ便利そうで便利じゃないですからね。ネジやら釘やら中の物を取り出す時に仕切りが一緒に抜けたりするのですな、せっかく仕切りで分別した意味がなくなるという。(笑)
こういうのって100均ショップにないのかなってネットで検索したところいっぱい出てきましたな。で、100均商品のレビューをやってる複数のブログで見かけて「これでエエやん」って買ったのがセリアの仕切りケース、その名も「SIKIRI」ってそのまんまの名前のシリーズ。
仕切りは固定でその数によって色々種類があって、厚み以外の外形寸法と半透明なところは全部共通、積み重ねもできるようになっています。オジサンがまず買ったのは仕切りの数が、15、20、30、42の4種類、これで足らなきゃ買い足せばいいかと。(笑)
さっそく家中に散らばったと言いますか、お隠れになってる細々したものを徹底的に探し出して集めるところからスタートして、どんどん仕切りケースに分けていきました。
何度も同じものを買って増えてしまってたのも、ひとまとめにしていったらスッキリ仕分けができましたな、コレで100円は値打ちありますよ。4コ買ったので税込440円で長年のもやもやがスッキリ解消できました。
おかげで道具箱の中で散乱してたのが無くなって工具類の出し入れもしやすくなりましたし一石二鳥でしたよ。(笑)

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