神戸に4センチ雪が積もった日。
ちょうど一週間前、神戸に雪が降りました、すごい寒波が来るので十分警戒してくださいなんてニュースで言いまくってた日で、関西地方も各地で雪、電車は立ち往生するわ、明石海峡大橋は通行止めになるわ、車がスリップしたり、そんなニュースばかりでしたな。
北海道並びに本州日本海側、東北地方や国内の豪雪地帯にお住いの方々からすれば「それぐらいで、雪降ったって言いますか?」レベルのしょぼ〜い積雪なのですけど、何しろ普段雪が降ることがない神戸市ですから、ちょっと降っただけでパニック。
神戸新聞にも「神戸市で4センチの積雪が観測されたのは2005年12月22日以来約18年ぶり」って出てましたな。4センチぐらいでぎゃ〜ぎゃ〜騒いでるなんて、雪国の方からすれば「あんたらアホか」でしょうけど慌てふためくのよ。さらに気温もマイナスで雪が溶けず「道がアイスバーン状態で転ばないよう小さな歩幅で慎重に歩く人の姿が見られた」って出てましたな。(笑)
家内も玄関開けた途端「わっちゃ〜、あかんがなコレ」って自転車やめて徒歩で仕事へ、でも数メートル歩いた途端戻ってきて長靴に履き替えてましたよ。「階段めっちゃ滑るで、ゴミ出しに行くとき転けんとってよ」って言われました、なのでめちゃくちゃ慎重に歩きましたよ。
ところが行きつけの酒場のお母さん、即行滑って転んで腕を骨折だって、常連さんに「みんな下見て、気ぃ付けて帰ってよ」って言ってましたけど、ギブスした腕を見せつけられたら誰でもビビって気を付けますよ。
で、写真バカのオジサンはこのチャンスを写真に撮らない選択肢はありません。ただしカメラぶら下げて滑って転んだりしたらコトですし「このどアホがっ!」って家内から助走つけて飛び蹴り喰らいます。なので家の周りだけちょびっと撮りました。(笑)見苦しいものは全部雪が隠してくれて、日差しが当たるとレフ板代わりになって明るくてキレイでしたな。
そうそう我が家からは近くの小中学校の通学路が見えるのですけど、時間になっても子どもたちの姿が見えないので休校だったみたい、これぐらいでお休みなんて、積雪に免疫力も抵抗力も無いのが神戸っ子。(笑)
だけど休みをいいことに、近所の子供たちはさっそく雪で遊んでましたな。キャーキャーとにぎやかな声がよく聞こえましたよ。でも考えてみればこの子達にとって、自分が暮らしてる街の雪景色を見たのは生まれて初めてなわけで、いつもの見慣れた通学路や公園が雪で真っ白なだけで非日常ですからね、はしゃぎたくなる気持ちも分かりますな。(笑)
坂道の多い街なので、日当たりのイイ所とそうじゃない所で雪の溶け方に差があって2日ぐらい残ってたところもありました。18年ぶり4センチの積雪の顛末。少なくても雪は雪、色んな景色が見れましたよ。(笑)
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