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2023年1月

2023年1月31日 (火)

神戸に4センチ雪が積もった日。

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ちょうど一週間前、神戸に雪が降りました、すごい寒波が来るので十分警戒してくださいなんてニュースで言いまくってた日で、関西地方も各地で雪、電車は立ち往生するわ、明石海峡大橋は通行止めになるわ、車がスリップしたり、そんなニュースばかりでしたな。
北海道並びに本州日本海側、東北地方や国内の豪雪地帯にお住いの方々からすれば「それぐらいで、雪降ったって言いますか?」レベルのしょぼ〜い積雪なのですけど、何しろ普段雪が降ることがない神戸市ですから、ちょっと降っただけでパニック。
神戸新聞にも「神戸市で4センチの積雪が観測されたのは2005年12月22日以来約18年ぶり」って出てましたな。4センチぐらいでぎゃ〜ぎゃ〜騒いでるなんて、雪国の方からすれば「あんたらアホか」でしょうけど慌てふためくのよ。さらに気温もマイナスで雪が溶けず「道がアイスバーン状態で転ばないよう小さな歩幅で慎重に歩く人の姿が見られた」って出てましたな。(笑)
家内も玄関開けた途端「わっちゃ〜、あかんがなコレ」って自転車やめて徒歩で仕事へ、でも数メートル歩いた途端戻ってきて長靴に履き替えてましたよ。「階段めっちゃ滑るで、ゴミ出しに行くとき転けんとってよ」って言われました、なのでめちゃくちゃ慎重に歩きましたよ。
ところが行きつけの酒場のお母さん、即行滑って転んで腕を骨折だって、常連さんに「みんな下見て、気ぃ付けて帰ってよ」って言ってましたけど、ギブスした腕を見せつけられたら誰でもビビって気を付けますよ。
で、写真バカのオジサンはこのチャンスを写真に撮らない選択肢はありません。ただしカメラぶら下げて滑って転んだりしたらコトですし「このどアホがっ!」って家内から助走つけて飛び蹴り喰らいます。なので家の周りだけちょびっと撮りました。(笑)見苦しいものは全部雪が隠してくれて、日差しが当たるとレフ板代わりになって明るくてキレイでしたな。
そうそう我が家からは近くの小中学校の通学路が見えるのですけど、時間になっても子どもたちの姿が見えないので休校だったみたい、これぐらいでお休みなんて、積雪に免疫力も抵抗力も無いのが神戸っ子。(笑)
だけど休みをいいことに、近所の子供たちはさっそく雪で遊んでましたな。キャーキャーとにぎやかな声がよく聞こえましたよ。でも考えてみればこの子達にとって、自分が暮らしてる街の雪景色を見たのは生まれて初めてなわけで、いつもの見慣れた通学路や公園が雪で真っ白なだけで非日常ですからね、はしゃぎたくなる気持ちも分かりますな。(笑)
坂道の多い街なので、日当たりのイイ所とそうじゃない所で雪の溶け方に差があって2日ぐらい残ってたところもありました。18年ぶり4センチの積雪の顛末。少なくても雪は雪、色んな景色が見れましたよ。(笑)

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2023年1月29日 (日)

フィルムの酸っぱい香りは、危険な証。

古い撮影済みフイルムの劣化という事件が起こりました。フィルムを保管してあるボックスを久々に開けたところ、かなりはっきりとした酸っぱい香りがしたのですな。
ややや、ひょっとして加水分解の時に出る酢酸ガス?これってマズイのではって、慌ててフィルムを出しました。状況を確かめてみると、45年近く前に自分で現像とプリントをやっていた頃に自家現像した白黒フィルムの一部がマズイ状態。フィルムがボロボロになるところまでのひどい劣化というわけではなく、当時使っていたネガケースにくっついて出てこない状態になっていたのですな。
現像後の定着や水洗処理が甘かったのでしょうか、原因は分からないのですけど、とにかく酸っぱい匂いがしているのは事実なので、ネガケースを切り開いてくっついている数本のフィルムを取り出し、他のネガケースに入れ直しましたよ。
そしてまずきちんとした情報を得ようと、ネットで調べるとプロラボ「堀内カラー」のサイトに「写真フィルムの劣化 加水分解とその対処法は?」という分かりやすく詳しい解説が出てました。
それによるとフィルムには酢酸セルロースって成分が含まれてて、経年変化でその酢酸が空気中の水分に溶け出すことで、加水分解を起こし酢酸ガスを発生させるそう。で、その酢酸ガスがフィルムに付くと加速度的に加水分解が進むという悪循環。
高温多湿の環境で密閉した保管ボックス内で酢酸ガスが充満すると、他のフィルムまで加水分解が進行してしまうのですな。サイトにはボロボロになったフィルムの無残な写真が掲載されていました。

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なのでさっそく他の保管ボックスも調べてみたのですけど、マウントして保管してあるリバーサルフィルムは大丈夫、ただしネガケースに入れてみっちりとボックスに入れていたカラーネガフィルムの一部がくっついてました。いずれのボックスも富士フィルムから発売されているカビ防止剤を入れていたのですけど、ぎゅうぎゅう詰めがマズかったのかと。
とはいえ美術館の収蔵庫レベルの保管なんて無理ですし、解説にも「写真フィルムは遅かれ早かれ必ず劣化します。」って出てましたから、現状維持を心がけつつ、やばくなっているフィルムから先に、デジタル化を早急に進めるしか無いかなと思いましたよ。もうすでにかなりの数はデジタル化しているのですけど、リバーサルフィルム中心でネガフィルムはまだ手を付けてないのがありますからねぇ。
フィルムのデジタル化については過去に何度も記事にしていますし、ニコンのフィルムスキャナが使いすぎで壊れてからは、デジカメで複写に方向転換して色々道具を作ったりもしましたな。それなりに手間はかかりますけど、残すためにはこれしか方法がないかと。
写真歴が長く昔撮ったフィルムがたくさん残ってらっしゃる方は、一度点検されてみてはいかがでしょうか。

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2023年1月28日 (土)

脚がしっかりしたら、手ぶれ補正が無くてもOK?(笑)

昨年、両股関節の人工関節置き換え手術をしたおかげで、ずいぶん歩行が楽になり足取りもしっかりしました。歩く時の不安感が無いと、もっと歩こうかって気になりますし、出かける際にはカメラは必ず持って出ますから、歩けば当然写真も撮るわけで。
おかげで退院後たくさん写真を撮りましたよ、脚がしっかり前に出るって良いですな。以前は脚を引きずるような歩き方でしたし、長距離&長時間は脚が痛くなって無理でしたから、えらい進歩ですわ。(笑)
ま、普段使っている機材が小型軽量なのも良かったかと、カメラは富士フィルムさんのミラーレス一眼X-T30とX-S10ですからね、小さい。このどちらかに単焦点レンズを付けた一番ミニマムな装備ですとホント軽量で負担になりません。撮影場所によっては、これに標準ズームレンズを追加するぐらい、後は予備バッテリーに露出計と老眼鏡、財布でOK。
さらに割り切って軽量にするのなら、家内のカメラXF10を借りたりもしてましたな。なのでこういう高級コンパクト系カメラもイイなと思いましたよ。(笑)

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で、脚がしっかりしたおかげで、もうひとつ良くなったのがカメラの構え方。踏ん張りが効くって実に大切だなと思いました。
歩きながら良さそうって感じた景色に、サッと瞬時にカメラを構えてシャッター切れるのも、脚の踏ん張りが効くからで、その辺りX-S10だとボディー内手ブレ補正がサポートしてくれるのですけど、それの無いX-T30を使ってても不安を感じなくなりましたからね。

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低い位置から撮る場面でも、以前は屈むことが出来ませんでしたから撮れない。背面の液晶モニターをチルトさせて、お辞儀姿勢でなんとか低い位置から撮るのが精一杯だったのですな。
ま、普段はアイレベルで十分撮れましたし、そんな場面はホント少なかったですけど、出来ないと出来るようになったのでは撮影範囲が全然変わってきますから、やはり脚が自在に動くのは重要だなと思いました。
だけど長年脚をかばうようにしてたクセが抜けなくて、頭では大丈夫って分かっていても、動かし方が前のままだったりします。意識して修正しないといけないのですがクセが抜けなくてねぇ。(笑)
家内の知り合いで同じ手術をした方がいるのですけど動きはスムーズで自然、なので言われるまで分かりませんでしたな、オジサンもこれぐらいの自然な動きにならなくてはいけません。
そういう意味でも街を歩いて写真を撮るのはリハビリ効果があるのかもしれませんね。そうそう、脚の踏ん張りが効くと立飲みでもしっかり飲めますな、これが一番良かったところかと。(笑)

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2023年1月26日 (木)

モノを減らして、徹底「断捨離ズム」(笑)

不定期ですけど、突然やって来る「片付けたい症候群」。日々生活していると、どうしても物は増えていきます。
そういうのが目に付くようになって、ごちゃごちゃ感にイライラしだすともう臨界点。火山の噴火のように、これをどうにかしたいって気持ちが抑えられなくなるというのがオジサンの「断捨離ズム」。(笑)
そもそものきっかけになったのが実家。物が多くてね、使うことのない食器類や、もう着ることのない服、スペースを圧迫する小さな家具や飾り物などでいっぱい。そんなのを見てて、オジサンにもし何かあってポックリ死んじゃった場合、遺品整理で家内が捨てるのに困るようなものを先手打って減らして行こうかと、もちろんまだまだくたばりませんけどね。(笑)
それと狭い部屋なので余計なものを片付けて、お家フォト用にスペースを確保したいってのもありました。物撮りやらブログに載せる写真をもっと撮りやすくしたいという。
まず何を減らせば良いのかって見渡してみて本棚にぎっしりな「紙もの」を徹底断捨離することに。不要になったものを捨てれば空きスペースが出来て撮影機材や用品を置けますからね。
「紙もの」って書籍だけじゃありません。ずっと保管してて忘れてしまってるような書類などもあります、何だかいっぱい出てきて笑いましたよ。解約した生命保険の約款や契約内容のお知らせ、給料明細30数年分、納税関連書類も領収書だけ保管しておけばいいのに封筒から何から全部置いてましたな。壊れて処分した家電の取扱説明書や期限切れの保証書も出てきましたよ。(笑)
役所絡みの書類は何年分保管しておけばいいのかネットで調べるとすぐ出てきます、なので参考にして処分。随分前のですけど「ScanSnap S1500」というドキュメントスキャナを持ってるので、念のため電子化しておきました。大きな茶封筒にぎっしり入ってた30数年分の給料明細がわずか30KBほどのPDFに変身。
取扱説明書もネット上にPDFが置いてあるものはダウンロードしてクラウドに保管、さらにipadにも入れて紙の現物は処分しました。必要な時に出てこないことが多く、これじゃ無いのと一緒ですからねぇ。(笑)
なんとなく捨てられずに置いていた本も、10年以上開いていない本も吟味して電子書籍化&古書店行き、オジサンの場合、本棚に置いているより電子書籍にしてipadに入れてる方が、頻繁に見ていることに気が付いてから、本の形であることに執着が無くなりましたな。欲しいのは内容ですし画面を拡大できるので、老眼でも見やすいのよ。(笑)
そんなこんなで本棚2段分ガッサリ無くなりました。このスペースにカメラバッグや機材を置けるぜって喜んだのですけどね。お出かけして帰ってきたら、家内が観葉植物をいっぱい飾ってましたな、何で?(笑)

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2023年1月24日 (火)

落語を聴きに、ちょっとそこまで「喜楽館」。(笑)

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神戸の新開地といえばその昔、映画(活動写真)や大衆演劇、寄席や芝居小屋などが立ち並ぶ一大歓楽街、繁華街だったそうですけど、その後にぎやかな場所は元町、三宮エリアへ移っていったのですな。
オジサンの学生の頃の記憶では、新開地はにぎやかというより、いかがわしい場所ってイメージでしたな。その後お酒を飲むようになってからは、安くていいお店がいっぱいある場所になりましたけどね。今は大きなマンションがたくさん建ってすっかり様子が変わりましたな。
そんな新開地2丁目、商店街の中に「喜楽館」があります。2018年に出来た落語や興行を行う寄席。神戸に、しかも気軽に行ける新開地に出来たので「いっぺん行こか」って言いながら、いつでも行けるからって先延ばし、そのまま忘れて5年経っていたと言う。(笑)
で、突然家内が思い出して一緒に見に行くことになりました。チケットは近所のコンビニですぐ買えます。座席番号がB列の9と10番で、最前列のA列はコロナ対策で不使用になっていたので実質最前列でした。コレ良かったですよ、舞台照明で汗をかきながら演じてるのが間近で見れて。(笑)
平日の昼席公演なので、お客さんがどれくらいいるのかなって思ったのですけど、開演30分前の開場に合わせて行ったら、もう結構人だかりができてましたな、前座の方が寄席の開場を知らせる一番太鼓を入り口で響かせてました。案内の方に促されて中に入り席に着くとホント高座が目の前でしたわ。(笑)
昼席公演は14時から16時20分の予定で、開演前の一席、落語二席とラッキー舞さんって方の太神楽、落語一席、仲入り、落語三席という流れと内容。太神楽って傘の上で枡を回したり、紅白の房や茶碗をバランスを取りながら顎の上で積み上げたりする芸、見ててちょっとハラハラするやつ。(笑)
落語は出てくる順番に上手いと言いますかベテランの味わいと言いますか、安心して楽しめましたな。名前は書きませんが一番最初、開演前の一席で出てきた若い落語家の方は、笑えなくて見てるこっちが心配になる出来栄えでした、こんなのでハラハラしたくないですな、初めて寄席に来た家内も無言でしたからね。(笑)って笑えねぇ。
だけどベテランの方は、聴いてて景色が浮かぶような感じがしましたな。情景というのですかね、演目に合わせた舞台セットや、役者の姿が落語家の背後に見えるような感じ。この辺りがキャリアの差なのでしょうね、やっぱ上手いわ。
行った日はちょうど2023年はじめの「蔵開きウィーク」ということで、ノーベル賞の晩餐会で出てきた「福寿」って日本酒の蔵元、神戸酒心館がスポンサーらしく、トリはお酒を題材にした噺でした。もちろん帰りに振る舞い酒もありましたよ。
家内はすっかり気に入ったみたい、新開地界隈は安くて美味しいお店や酒場が充実しているエリアなので、それと寄席をセットでお出かけにいいかもしれませんな。(笑)

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2023年1月22日 (日)

冬はオートフォーカスに限る。(笑)

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もうね、寒すぎて冷たい金属鏡胴のマニュアルフォーカスレンズなんて使ってられませんな。指先の感覚が無くなりますし、ガタガタ震えながら撮ってると、ボディー内手ブレ補正も追いつかないかもしれませんからね。(笑)
杖歩行なので、どうしても左手は杖をつくのに外気に触れているわけで、手が冷たくなるのですな。何だかねぇ手先や足先が冷たいと余計寒く感じるでしょ。ポケットには白金カイロ入れてて時々手を温めますけど、冷え切ってると効果がありませんな、全然温もらない。手袋はカメラの操作がやりにくくなるので好きじゃないですしねぇ。
杖を持って冷え切った左手でマニュアルフォーカスレンズの冷たいピントリングをグリグリ回すのって、震えが来てまともにピントが合いませんよ。(笑)
なので最近はオートフォーカスな純正レンズの出番が急上昇中、もうオジサン無理はしません。X-S10に付けるとボディー内手ブレ補正と相まって右手だけで写真が撮れますからね。ただし良い子の皆さんは真似しちゃいけませんよ。コレはあくまでイレギュラーな構え方。写真の基本、カメラはちゃんと右手でグリップを掴み、左手でカメラ底面とレンズの下を支えて撮りましょうね。(笑)
だけど何ですな、コンパクトカメラみたいに片手でパッと撮ってもピントバッチリだしブレてないし。オートフォーカスと手ブレ補正のおかげと言いますか、まさに最新テクノロジーさまさまですよ。おかげでヘタレなオジサンの写真ライフも伸びているわけで。(笑)
もちろんオートフォーカスな純正レンズと言っても単焦点レンズに限ります、ズームレンズはズーム操作があるので片手でパシャってわけに行きませんからね、それにデカイですし。
一番良く使っているXF23mm F2 R WRを筆頭にXF27mm F2.8、XF35mm F2 R WRの3本がスタメン。特にXF27mm F2.8はパンケーキレンズなので、全長が短く薄くて付けてる感じがしないのがイイところ、サクサク片手で撮り歩けますな。
寒いんだからお家でじっとしてなさいよって言われても、写真&カメラ好きはカメラ持って出かけちゃいますから止めるのは無理、何だかんだ文句を言いながらも写真だけは撮り続けてる人種。
他のことは続かなくても写真はなぜか続いててずっと撮ってますというか、何かあればまず写真撮らなくちゃなおバカですから、こんな季節でも寒さこらえて撮ってます。(笑)
今まで撮った写真を振り返ると、意外なことに冬場に撮った写真の方が多かったりするのですな。寒い寒いとぼやきつつ名作が生まれやすい季節なのかもしれません。(笑)

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2023年1月21日 (土)

XF27mm F2.8の代用キャップにリアキャップ。

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富士フィルムさんのXマウントレンズの中では一番全長の短い、いわゆるパンケーキレンズと呼ばれているXF27mm F2.8。現行品は防塵防滴に絞りリングの付いた2代目のXF27mmF2.8 R WR、オジサンの持ってるのは初代。
使っているカメラボディーが防塵防滴じゃないので、そこはそそられなかったのですけど、絞りリングはそそられましたな、ボディーのダイヤルグリグリよりレンズのリングをカチカチする方がオジサンには使い勝手がいいので、できることなら買い替えたかったのですけどねぇ、色々厳しい事情がございまして。
光学系は初代も2代目も同じということで、描写が同じで使い勝手のみの差ということになりますな。なのでこのまま初代を使い倒しますよ。(笑)
このレンズ、元々初代は専用レンズフードが用意されてなかったのですな、ところが2代目になってフジツボ型の専用フードが発売され、初代にも使えるということで購入するつもりが、同じ考えの方が多かったのでしょうか、しばらく供給不足になってたみたい、大手カメラ量販店でも品切れてましたからね。
ま、無事購入して使っておりますが、専用フードを付けた状態では、初代に付いてたレンズキャップは使えません、かぶせ式の専用キャップじゃないとダメ。だけどこのかぶせ式キャップ、柔らかいビニール製だそうで、わざわざ買うほどのものかなぁって思っちゃったのですな、ビニール製のキャップって内側の突起で止めるタイプが多くて、使っているうちにユルユルになりますからね。
で、たまたまネットを徘徊していて見つけたのが、キットレンズXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZのリヤキャップが代用できるというもの。キットレンズなのでコストダウンしているのでしょうか、通常のリアキャップとは違うチープな白いキャップなのですな。

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で、コレがなぜかぴったりサイズ、リアキャップをフロントキャップに代用するわけですし、白いビニール製なので付けた見た目は違和感ありまくりですけど、実用としては問題なし。
そもそもレンズキャップなんてレンズ保護ができればいいのですからカッコつける必要もありません、オジサンの場合長年の癖で、レンズフードをきちんと付けてりゃ、キャップしないでカメラバッグに放り込むこともありますからね、それで傷になったりは一度もありませんし。(笑)
ま、とりあえずキャップとしての役目がリアからフロントに変わっただけってことですな。どちらもレンズ保護に変わりはありません。ユルユルになって役に立たなくなったらまたその時に代用品を考えますよ、中古カメラ屋さんのジャンクコーナーで見つけておくのもいいかもしれませんな。

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2023年1月19日 (木)

足の神様に、お礼参りをしてきました。

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1月って正月の初詣だけじゃなく、結構お出かけ予定が忙しいのですな。商売繁盛を祈願する「十日戎」がありますし、1年間の無病息災を願う「厄除大祭」で、御札を返しに毎年行ってるいつもの神社に行かなくてはなりません。関係ないのは「成人式」だけって当たり前ですけどね。(笑)
で、昨年脚の手術で入院した際に、家内が買ってきてくれた服部天神宮の「足のお守り」も無事足が治って歩き回れるようになったので、返納しなくてはならないのですな。
お守りの入ってた袋には「古い御札・お守り等は毎年神社にお納め下さい。一月十五日左義長(小正月に行われる火祭りの行事)により、ご焼納いたします。」と書かれています、なので家内とお出かけ、お礼参りもしておきませんと。
あっ、お礼参りってケンカの仕返しなど悪い意味のやつじゃないですからね、本来の意味の「願いが叶ったお礼として、神社や寺に参拝を行うこと」ですからね。(笑)
服部天神宮って大阪の豊中なので遠い印象があるのですけど、三宮から阪急電車に乗り十三で宝塚線に乗り換え「服部天神駅」下車、トータルで30分ちょいでしたな、意外と近いのね。駅からも近くて徒歩1分、ホントすぐ。(笑)
ホームページには『服部天神宮は、当宮で菅原道真公が足の病からご回復され、太宰府まで無事到着されたことにちなんで「足の神社」として知られています。「足の神様」のご神徳をいただかれて、みなさまが健脚健康で生活できるようお祈り申し上げます。』と書かれてますから、オジサンはしっかりお参りしておかなくてはならないわけで、もちろんしっかりやりました、お賽銭もややしっかり目にしましたよ。(笑)
本来は1月15日(日)に行くべきなのですけど、都合が悪く数日前にお参り、平日でしたけど結構人がいましたな。オジサンと同じ杖歩行の方も多かったですよ、なので足の神様としてそれだけ知られているってことでしょうなぁ。
過去に足が治って奉納されたのでしょうか、古い草履などの履物やわらじがたくさん展示してありましたな。そんなに広くはないので一通り回って、お参りの後は古いお守りを返納して新しいのを買って帰りました、お守りって持ってないと何だか不安になりますからね。(笑)
その後は駅前商店街を散策、渋い喫茶店で休憩。三宮まで戻って元町まで歩き、行きつけの立飲み酒場で乾杯って流れでした。立飲みで元気に立って飲めるのも脚がしっかりしたおかげですから、ありがたいことですよ。

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2023年1月17日 (火)

バッテリー回収してるか、まず電話で確かめて。

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過去にバッテリーに関する記事をいくつか書いておりますが、今回はバッテリー回収に関して、おかしなことばかりだったのでその顛末を書こうかと。
問題のバッテリーはダイソンのハンディー掃除機のリチウムイオンバッテリー。ある日動かなくなってネットで調べたところバッテリー異常みたい。さっそくダイソンお客様相談室に電話して
事の次第を伝えるとバッテリーの交換ということになりました。
早いと2年ぐらいでヘタってしまうケースもあるそうで、我が家は家内が結構頻繁に使いまくってて、ちょうど5年持ちましたから十分使い切ったかと。(笑)ユーザー登録していたので翌日新しいバッテリーが充電済みで届きました、こういうのはありがたいですな、すぐ使えますからね。
8,800円の出費は痛かったですけど、過去に「
すみとも商店」と「ロワジャパン」が輸入販売していた、ダイソン用互換バッテリーで発火事故が相次ぎ、2021年11月に経済産業省が「充放電をしていない保管状態でも発火リスクがある危険な製品」として注意喚起したってニュースを覚えてたので迷わず純正品を購入、わずかなお金をケチって火事になったら目も当てられませんからね。
で、問題は
残ったバッテリーの回収をどうするかってところ。調べてみるとJBRC」という2001年4月にスタートした「小型充電式電池のリサイクル活動を共同で行う団体」があるのだそうで、そこの会員になってる企業のバッテリーは全国の家電量販店などの協力店や協力自治体で回収できますけど、得体のしれない激安バッテリーなどは回収できないのですな。
ダイソンも会員でした。なのでさっそくJBRC協力店検索で出てきた某家電量販店に持っていったところ、ダイソン掃除機の買い替えの客以外からは回収しないとのこと、以前この店で買った客でもダメって、けんもほろろな言われよう。
それって回収協力店じゃ無いよな、買い替え時に前のを引き取るなんてどこでもやっとるぞコラ。もうこの店では買い物しません、わざわざ持って行ってアホみたい、ホンマ腹立つ。
ならば神戸市で回収してくれるのかって調べてみたところ、使用済み小型充電式電池(リチウムイオン、ニカド、ニッケル水素)は家電量販店やホームセンターなどに置いてあるリサイクルボックスに入れてくれってなってましたな。その量販店がダメだったというのに。(怒)
で、そこに出ている
小型充電式電池のリサイクルについてはこちらから」ってリンクをクリックするとJBRCのページに飛ぶので結局堂々巡り。
さらに神戸市のホームページのよくある質問と回答(FAQ)を見てみると「モバイルバッテリーは何ごみで捨てればいいですか?」というのが出てきたのですけど、回答は「燃えないごみ(小型家電リサイクルBOX)」です。って書いてます。出す場所も地域のクリーンステーションだって。
モバイルバッテリーってほぼリチウムイオン電池ですから、燃えないごみに出しちゃ回収車で発火事故になったりして危険なのではって思ってすぐ下を見ると、発火で火災につながる恐れがあるので小型家電リサイクルBOXを出来るだけ利用してねって出てるのですな。
なので「小型家電リサイクル回収事業を実施しています!」ってリンクから小型家電リサイクルBOXとやらを調べてみると、小型家電が対象でバッテリーの回収とは違うみたい。対象品目の一例にもバッテリーって出てませんでした。
だけどノートパソコンは出てるのですな、バッテリー付けたまま放り込んでもいいの?それともバッテリーは別回収?見れば見るほど、読めば読むほど矛盾だらけの神戸市のゴミ回収に関するホームページ。これじゃ発火しようが「燃えないゴミの日」にポイポイ出しちゃう市民がいるのは仕方ないですな。
で、回収しない回収協力店と、市民を煙に巻く神戸市に見切りをつけて、JBRC協力店検索で出てきたオジサンの行動範囲内の無理なく行けるお店のみ調べてみたところ、最初に電話をした三宮センター街の「ヤマダデンキLABI三宮店」でOK、お出かけついでに持って行って無事回収してもらえましたよ。電話対応も、お店での対応も気持ちよくて、とても良かったですな、買い物はこういうお店でしましょうね。(笑)
ま、すったもんだのバッテリー回収、ホームページでリサイクルの取組やら、環境への配慮を謳っておきながらまるでやってなかったり、ガッツリ有料だったりもあるので、まず電話でホントにやってるのか確認するべき。もちろんそれ以前にJBRC会員企業のバッテリーを使うのは大前提ですよ。
ちなみに国内カメラメーカーはすべてJBRC会員企業でした、パソコン周辺機器や、モバイルバッテリーで有名な企業も会員でしたね。興味があれば一度調べてみてください。

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2023年1月15日 (日)

国内メーカーでは出てこないレンズをお隣の国から。

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フジXマウントレンズの中で、XF23mm F2 R WRとXF27mm F2.8、XF35mm F2 R WRが一番良く使っている主力レンズトリオなので、その辺りと近い焦点距離のレンズってなんぼあっても困りませんよ。
なので一昨年、銘匠光学さんのTTArtisan 35mm F1.4って激安マニュアルレンズを買ってしまって、すっかり楽しくなって、昨年はTTArtisan 23mm F1.4、25mm F2、40mm F2.8 MACROの3本を買ってしまったのですけど、そうしたらX-T5と一緒に富士フィルムさんからXF30mmF2.8 R LM WR Macroってレンズが出ちゃいましたな。
焦点距離もそそりますし、オジサン大好きなマクロレンズってことで心が動いたのですけど、動かせる財布がなくてねぇ。
コレを書いてる時点で価格comの最安値が79,200円だって、持ってるTTArtisanレンズ4本全部の合計金額が46,170円ですから中華レンズの安さに改めてビックリ。(笑)だけどどうしてこんな低価格でレンズが作れるのって思いますな、ホント儲け出てるの?
で、4本のTTArtisanレンズの内、マクロレンズは物撮り用に使ってますけど残り3本は街歩き専門、気に入った順番は35mm F1.4C、25mm F2、23mm F1.4ってなぜか値段の安い順になっちゃいましたな、あくまでも偶然ですからね、写りの良さで選んだらこの順番になりました。(笑)
共通するのは逆光に弱い、絞り開放での描写の甘さと周辺減光。だけどこれが個性と言いますか面白い部分でもあるわけで。現代のレンズなのに1970〜80年代の国産交換レンズより、癖と劣る部分のある写り具合を、どれだけ面白がれるかどうかが楽しさの分かれ目でしょうな。(笑)
一体どれだけレンズを発売するのってぐらい、勢いが止まらない銘匠光学さんのTTArtisanブランドのレンズ。富士フィルムさんの純正レンズXF27mm F2.8に勝負を仕掛けてきたような、AF 27mm f/2.8 Cはオートフォーカスで2万円代半ばの価格ですし。
Tilt 50mm F1.4って特殊レンズの部類に入るティルトレンズが3万円代半ばで登場して驚いていたら、他にも新しくティルト・シフト対応の2倍マクロレンズを準備中?ってニュースも流れましたな。そうかと思えば35mm F0.95 Cって大口径の明るいレンズも3万円台で。
フジXマウントで使えるレンズだけでも、これだけ次から次へと出してこられると、いくら安くてもとても買ってられません。(笑)
国内メーカーや純正レンズのラインナップにまず登場する可能性の低いと言いますか、ほぼ無いようなレンズを次々出してくるので注目してしまうわけで。
せっかくレンズ交換のできるカメラを持ってるのなら、色々レンズを楽しまなければ損、だけど純正&国産レンズはお高いですからね。TTArtisanだけでなく安くて面白いレンズが揃っているのがお隣の国って考えると、選択肢の一つになるかと思いますよ。(笑)

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2023年1月14日 (土)

レコードとCD、デジタルカメラとスマホ。

音楽CDが登場した時は画期的でしたな。それまでのレコードと比べて扱いやすく、ホコリなどによる音飛びも無いし、聴き過ぎてすり減ることも無かったですからね。
ディスクが小さいのでプレーヤーも小型、レコードプレーヤーって振動で音飛びしたりするので、置き場所もデリケートでなおかつ場所を取りましたからねぇ。(笑)
だけどCDの音ってデジタルなのでアナログレコードのような豊かな音じゃないなんて言われたりしてました。耳の肥えたオーディオ評論家の先生がそう言ったからって、聴き分けるほどの耳を持ってないオジサン(当時は若造)にはどうでも良かったわけで。
レコードとCDの音質の差なんて普通の人には分かりませんでしたし、音楽に目覚めた頃、モノラルのポータブルラジオのスピーカーに耳をくっつけて深夜放送を聴いてた身からすれば十分過ぎる音質、何より音楽を聴くのがとってもカンタンになったことの方が大きかったのですな。一発選曲やランダム再生って画期的でした。
そんなCDも今は減りつつあるそうで、何でもネット配信が当たり前ですから、これも時代の流れかと。オジサンもiTunes Storeで買ってますな。Apple Musicなどの定額で聴き放題の音楽サブスクまではやってませんけど、CDを買うことはもう無いかと、プレーヤーもありませんし。

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ネット配信の音楽って、圧縮されているのでしょうから、厳密に言うとその分音質は劣ると思うのですけど、きっと人間の耳では聴き分けられないように高度な技術が使われてて気が付かないようになってるのでしょうな。
で、カメラの話。数ヶ月前ですかスマホ業界の中の人と言うか偉い人が、現在スマホで使われている画像処理技術やAIがさらに進めば、センサーやレンズの小ささによる物理的な問題を克服して、専用カメラを超えられるってインタビュー記事を見ました。
正直言って今更それを言われなくても、現時点ですでに写真はスマホで撮るもの、カメラで撮るのは特別な場面かカメラ好きの趣味人だけになっていると思いますよ。(笑)
スマホの写真って驚くほど良くなってますし、画質も後からの画像処理も、思った以上にキレイに仕上げてくれるわけですから、もうそれで十分だと思います、撮った後の取り回しと言いますか、共有したりメールに載せたりもカンタンですし。
例えれば音楽CDや配信サービスが「スマホで写真」に相当する部分かと。聴くまでの準備が面倒なレコードで音楽を楽しむのが、あえてカメラで撮る写真と言えますな。
思えばスマホに対してデジタルカメラの優位なところって、センサーサイズが大きいので画質に有利ってところ。裏返せばこれしか勝ち目がないのも事実。後はほぼ負けています。(笑)
スマホがこの先AIの進化で思い通りの写真というより、あり得ない写真が撮れるようになるのは間違い無いでしょうな。もう写真というより作られた画像が巷に溢れかえる世界が目の前に来ているのかもしれませんなぁ。

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2023年1月12日 (木)

さすがにもうフィルム無理かも。(笑)

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ここ数年、フィルムの値上げニュースを見るたびに、もうフィルムで撮るのは無理かもって嘆いてましたけど、1月7日に「デジカメinfo」って情報サイトに掲載された「コダックが1月16日にフィルムの価格を20~40%程度値上げ」ってニュースには驚きましたな。出どころは「ナショナル・フォート」ってプロラボのサイトに出てたニュースだそう。
リバーサルフィルム「エクタクロームE100」の35mm、36枚撮りが5,630円!だって。フィルム1本が5,000円超えですからね。オジサン常用のフジクロームVelviaやPROVIAはこれを書いてる時点で、量販店やフィルム専門店で2,000円ちょいぐらいの値段でした、これでも十分高いのですけど何だか安く見えてしまいますな。(笑)
って笑えませんよ。コダックファンの方の悲鳴が聞こえそうな値上げですからね。もう金持ちの趣味を通り越して富豪の贅沢ですよ。怖いのはこれだけお高くなっても、フィルムファンが我慢して使ってくれるのなら、追従して富士フィルムさんやその他のメーカーも軒並み値上げってことになるのじゃないかってところ。
そもそもフィルムが高くなったって言ってるのは、昔の安かった時代を知ってる世代ですからね、そんなのを知らない、生まれた時にはすでにデジタルな若い方には、フィルムってこれぐらいお金がかかるモノって認識みたいで、高くても楽しんでるというか、そもそも高いって思ってないのかもしれませんな。知らんけど。(笑)
この状況が良くなることなんてありませんから、現実を受け入れるしかないのですけど、正直言ってオジサン自身は富士フィルムさんのミラーレスカメラを使いだして、フィルムシミュレーションの出来の良さに、フィルムへの執着といいますか、フィルムじゃなければって気持ちは薄れていきましたな、ただ使ってやれないままになってるフィルムカメラが不憫なだけです。

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現役で働いていた頃ならともかく、収入のない状況でフィルムカメラを楽しんでたら、家内に首根っこ掴まれてハローワークに連れて行かれますよ。なので気持ちは「フィルムさん、立派なお値段に出世されて。だけどオジサンはもう無理だから、お金持ちに可愛がってもらってね」って感じでしょうかね。
フィルム代だけの話じゃないですからね、現像代もしっかりかかります。更に現像所も少なくなって時間もかかりますな。オジサンの好きなリバーサルフィルムは一番状況が悪いかと。プロラボで2時間で仕上げてくれた時代は遠い昔になりましたな。
なのでまだ温存してあるフィルムカメラを眺めながら、どうしたものか考え中。って答えは出てますけどねぇ。(笑)

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2023年1月10日 (火)

バスで巡る地元旅。

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なんで暖かかった11月に行かんかってんって、文句言いながら12月の年末ギリギリ、寒さマックスのある日、家内とバスに乗りに行ってきました。
実はコレ昨年5月から10月まで発売されてた「観光周遊パスとバス1日乗車券を半額販売!『ぐるり旅KOBE』キャンペーン」のチケット。バスと観光地の施設の両方で使えるのと、バスチケットだけの2種類あって当然後者のバスチケットだけのやつ、Kobe 1-day loop bus ticket って名前で1枚350円なり。
どうやらお出かけ用に家内が買っていたみたいなのですけど、オジサンの入院やらで使う機会が延び延びになってギリギリになってしまったわけで。使用期限が12月31日までで、シティーループ、ポートループ、神姫バスの路線バス(山手線・神戸空港線を含む神戸中心エリアを運行する路線バス)に1日乗り放題の乗車券となっています。
目的はポートループって連節バスに乗ってウォーターフロント辺りに行きたかったのですな。連節バスって早いハナシ2両編成になってる長〜いバスで1両目と2両目が蛇腹で繋がっているのですな。ま、話のネタに一度乗っておこうかと。(笑)

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で、神戸港って地図で見ると一目瞭然なのですけど、ポートタワーやオリエンタルホテルがあるのが中突堤。その隣にメリケンパークがあって、その東側に第1突堤から第4突堤まで並んでいます。
ヨントツ(第4突堤)は豪華客船や大型クルーズ船が入港するポートターミナル、クイーンエリザベス号が来るとこね、上海との定期航路もここです。サントツ(第3突堤)はフェリーターミナル、宮崎や高松に行くやつね。
「神戸みなと温泉 蓮」があるのが第1突堤、その山側には「アトア」って水族館と「フェリシモ」の新社屋、神戸ポートミュージアム 展望デッキがあります。
で、今は更地になっている第2突堤を含むこの辺りが、ただ今鋭意開発中の神戸ウォーターフロント、第2突堤には2024年完成の予定で「神戸アリーナ」って施設ができます。つまりこの辺りを神戸の新しい観光スポットにしようってことですな。(笑)
この辺りは散歩がてら行くにはちょっと遠いですし、まだこれからの空き家倉庫と更地の状態も見ておきたくてお出かけしたわけで。ハーバーランドからポートループに乗ればすぐ、新港町で降りて辺りをウロウロ。

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夏に開催されていた神戸市民参加型アートイベント「Inside Out Project」のポートレートが住友倉庫にまだ残ってましたな。その山側にはBMWとフェラーリ、カーディーラーってガラス張りのショールームで外から丸見えなのが普通ですけど、止まってる車が違いますな。真っ赤っかのフェラーリですからね、ミニカーやプラモでしか見たことない車の実車がフツーに停まってます。
「アトア」って水族館は入館料大人2,400円とお高いので入らず1階のミュージアムショップだけ見てきました。新しく出来たこの手の施設ってチケット高いですなぁ、ジジイ割引もありませんし。(笑)
その手前にあるフードコートで昼ごはんの後、ここからまたポートループに乗って三宮へ、そこでシティーループって小型の観光地巡りのバスに乗り換えて、神戸っ子がまず行かない(オイオイ)北野町異人館通りへ。クリスマスの装飾がやりすぎ感がありましたし、正直言って狭い坂道と階段ばかりの観光地、還暦過ぎて家内と異人館巡りもねぇ。

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なのでとっとと坂道を下って北野坂のにしむら珈琲に行きました、震災前は日本初の会員制喫茶店で著名人が訪れていた喫茶店、高いけど確かにくつろげるわ。(笑)で、またシティーループで新神戸方面から三宮に戻って本日終了。元町まで歩いて行きつけの酒場でおでんで一杯やりました。
改めて地元を観光客目線でウロウロ、新鮮でしたけど観光じゃなかったら絶対行かないよなって所もありましたなぁ。あなたの住んでる街で地元民が絶対行かない観光スポットってありますか。(笑)

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2023年1月 8日 (日)

デジタルカメラ最大の値打ちは高感度撮影だと思う。

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自腹で自分用のデジタルカメラを初めて買ったのは2003年3月で「EOS10D」というデジタル一眼レフカメラでした。
今の目で見ると有効画素数630万画素、その他のスペックも大したことはありませんでしたけど、手持ちのEFレンズがそのまま使えるので、ボディーだけ買えば済むってことで発表後すぐヨドバシで予約しましたよ。
まだデジタル一眼レフは高かったのですけど、とうとう実売で20万円を切る価格になったので清水の舞台からバンジージャンプ。(笑)正直いってデジタル一眼レフって高いなぁって思いましたけどね。
当時の撮影日誌を見ると、フィルムで撮影した場合にかかる費用に比べて、デジタル一眼レフだと約半年で元が取れるって計算をしていましたな。結局3ヶ月かからず元は取りました、フィルム代も現像代もかからず、現像を出しに行く手間も無く、充電の電気代だけなのですから当然かと。(笑)
金銭的なコスパの良さだけでなく、撮影の場面でもフィルムとは勝手が違ったり、出来なかったことが当たり前にできるのが新鮮でしたな。
1つ目は街を撮り歩いてみて思ったのが休憩できないってところ、フィルムは36枚撮りや24枚撮りって制限があるので、撮り終わるとフィルムを入れ替えなくてはなりません。
ところがデジタルはメモリーカードの容量次第ですごい量を撮れますから、フィルムチェンジの際にコンビニで飲み物とお菓子買って、ちょっと休憩でもってのが無いわけで。(笑)
当時使っていたCFカードは2GBの容量、JPGファインだと約800カット、36枚撮りフィルムで約22本分に相当します。それだけの量を一度に撮る事はありませんでしたけど、ノッてる時は休憩するタイミングを失って、延々撮り歩いてしまいましたな。おかげで後のビールはいつもより美味しかったですけど、足が棒になって立飲みはさすがにしんどかったですよ。(笑)

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2つ目は高感度撮影ができるところ、EOS10DはISO1600まで、感度拡張でISO3200相当まで可能でした。今に比べてノイズだらけでしたけど、高感度フィルムからプリントしたものよりはマシだなって思いましたし、手持ちで夜景撮影が出来るのは画期的でしたな。
それにフィルムカメラだと高感度フィルムを入れてしまうと、使い終わるまでその感度で撮らなくてはなりませんけど、デジタルは1コマごとに感度を変えられるところがスゴイって思いました。オジサンにとっては高感度撮影が一番のメリットと言えるかと。
その後カメラが新しくなるたびに高感度性能がどんどん良くなりましたな、ISO1600は常用域なんてフィルムでは考えられなかった世界ですよ。(笑)

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結婚式の撮影を頼まれた時も、デジタルカメラじゃなかったら絶対断ってました。純白のウエディングと黒のタキシードで明暗差あり過ぎなうえ、場所は薄暗い教会の中、さらにストロボのバウンス撮影なんて出来ない高〜い天井という最悪シチュエーション、しかも撮影は絶対失敗できない二人の人生のセレモニーですからね。
だけど高感度と手ブレ補正レンズのおかげで無事クリア、テクノロジーの恩恵をひしひしと感じましたよ。(笑)思えば後から出てきたデジタルカメラの方が、撮影に有利な仕組み満載なのは当然、フィルム固有の制限から開放されるわけですからね。
そんなフィルム固有の制限を、今若い方たちがエモいって楽しんでいるのってなんだか変ですなぁ。(笑)

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2023年1月 7日 (土)

レンズフードは必需品。

カメラやレンズのテスト撮影に出かけることが多い南京町、派手で色彩ギトギトの装飾を施したお店や建物がいっぱいありますのでね、テストには事欠かない被写体が揃う街。(笑)
しかも観光地ですからカメラを構えていても目立ちません、今どきはスマホが圧倒的に多いですけど、一眼レフやミラーレスカメラを下げた方もそれなりにいますな、カップルで写真デートや、カメラ女子のカメラとお出かけって感じの方も時々見かけますよ。路地でしゃがんで小籠包やフカヒレラーメン食ってますな。オジサンはそういう人たちに紛れて、密かにカメラやレンズのテスト撮影をするわけで。(笑)
で、カメラを下げた方を見ていて思うのですけど、レンズフードを逆さまにかぶせたままで使ってる方がいます。じゃまになるからそうしているのでしょうけど全く役に立ってません、だけど気にしていないようで。(笑)

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ズームレンズの花形フードはどうしても大きくなりがちですからじゃまになるのは分かりますし、今どきのレンズは性能が高くてフード無しでもきれいに写ります、逆光にも強いですしね。とは言えフードは正しく付けて使っていただきたいわけで。有害光線のカットという役割だけじゃなくて、レンズの保護にもなりますからね。
オジサンはレンズフードを必ず付ける派なので、古いレンズなど専用フードが見つからないものはジャンクで探してきたり、自作したり、市販のフードを付けています。
今どきのレンズはフードが同梱されているのがほとんどのようですけど、昔は別売のメーカーも有りました。専用フードってそれなりのお値段するものがあったので、レンズ買うだけで精一杯だった若い頃は付属の筒型レンズケースなんていらないからフードを同梱してくれよって思ってましたな。(笑)
ただレンズ専業メーカー、今で言うサードパーティーのレンズにはちゃんとフードが同梱でしたよ。トキナーの「AT-X M90 90mmF2.5マクロ」を買った時は深くてしっかりしたフードが付いてたなぁ。(笑)

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2年前に「テナックスⅡ」というカメラの標準レンズ「Sonnar 40mm F2」をXマウント用に改造したのですけど、コーティングなんてまだ無い84年前のレンズですから、霞がかかったような描写だったのですな。さっそくガッツリ効果のある深い花形フードを自作したところ、まるで別物のような写りになりましたよ。
ま、そんな事もあって、なおさらレンズフードは必需品って考えなのですけど、手持ちのXマウント純正レンズで「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」だけがレンズフードがありません。メーカーで用意されていないので、どうしてもとなると自作するしか無いわけで。
ところがこのレンズ、フード無しでも高性能なのですな。お手頃価格のキットレンズですけど、一番の売れ筋ですからフード無しでも最高のパフォーマンスになるように設計されているのでしょう。今まで撮ってみて文句が出ないので、これだけはフード無しでもいいかなって思ってます。オールドレンズを知ってるだけに、今時のレンズ性能ってスゴイなと改めて思いますな。(笑)

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2023年1月 5日 (木)

「エモい」フィルムカメラが復権?ホントかなぁ。(笑)

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昨年暮れ12月29日の神戸新聞NEXTに『「エモい」フィルムカメラが復権 デジタル世代「きれいすぎない」 現像データはスマホへ、が今どき』って新聞社なのに「何このタイトル、長過ぎて入ってこないし」な記事が掲載されました。(笑)
それによるとフィルムカメラがデジタル世代を中心にじわじわと支持を広げているそう。デジタル世代って言い方がすでに死語感がありますけどね、オジサンのようなアナログ世代の方が既に少数ですから。(笑)
で、早い話、Z世代だとか今時の若い子にとってフィルムって「写りがキレイすぎずエモい」んだそう。だけどプリントはしないそうで、DPEショップでやってくれるデータ化サービスでスマホに入れてSNSなどで発信共有するのが令和の写真作法なのでしょうなぁ。
フィルムってアナログなものの体験も、最終的に自分たちの生まれた時からあるデジタルなプラットフォームで便利に遊んでいるのが今時ってことなのかと。(笑)

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フィルム写真を「写りがきれいすぎない」ってどういうこと?って思いましたけど、スマホもデジカメもホントきれいすぎる写真がいとも簡単に撮れますからね、例えればスーパーやコンビニで売られている冷凍食品やインスタント食品の感じかなぁと。今時はすごく出来が良くて、チンするだけでこの美味しさ&クオリティなのって驚きます、誰が作っても間違いない味わいなわけで。
対してフィルム写真って料理をしたことがない方が一から材料揃えてやるようなもんかと。焦がしたり、味付け失敗したり、思ってたのと違う出来だったり。フィルムカメラで撮るのは、まともに撮れない、失敗だらけ、現像するまで分からないから出来上がりが読めないってところが似てますな。きっとその辺りがフィルムカメラの面白さなんだと新鮮に感じてくれたのでしょうね。

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ただこれがずっと続くかと考えると、ちょっと疑問符。今時のブームメントって受け止めた方がいいのではないかと。コダックからハーフサイズカメラが発売されたり、ペンタックスさんのフィルムカメラプロジェクトなど、フィルムカメラ界隈は、にぎやかになってきているのは確かですけどねぇ。
だけど「エモい」なんて言われてるのはカラーネガフィルムばかりですからね、白黒フィルムやリバーサルフィルムはほとんど話題にも上がってませんし、フィルムの値段、種類、現像のインフラなど考えるとブームが終わったあとが怖いですな。
記事によると中古フィルムカメラを学生さんが買い求めるそうで、フィルムカメラをブームだけで終わらせたくないのなら中古カメラ屋さんの協力も必要でしょうな。
儲けよりフィルムを使ってもらうためにカメラを広めるぐらいの心意気で思いっきり安くして、ネットに転がってる取扱説明書をプリントしてカメラに付けて販売するとか、昔のカメラに詳しい店員さんを専門アドバイザーの名札つけて配置するとかね、ぜひやって欲しいですなぁ。(笑)

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ちなみに同じ日にもうひとつフィルム関連記事が掲載されてました。「映像写真部員、初めてのフィルム撮影 36枚撮り1650円!…シャッターを押せない 一枚一枚、刻む思い出」だって。
もうねタイトルなんとかならなかったのかと。上の方が添削指導しなかったのでしょうかね、ダラダラ長いだけのひどいタイトルですなぁ。タイトルじゃなくて説明文ですよコレ。内容は初めてのフィル撮影の顛末でしたな、興味のある方はどうぞ。(笑)

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2023年1月 3日 (火)

今年の抱負は…って写真撮りますけどね。(笑)

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年の初めって、抱負と言いますか今年はこんな一年にしたいなんて、曲がりなりにも思うわけですけどね、その通りになった試しがありませんな。そもそも抱負なんてのは、ひと月もすれば忘れてしまってたりしますからね。(笑)
ま、年齢とともにアレもしたい、コレもしたいなんてのが無くなって、ただただ健康で無事過ごせたらってのが上位にランキングします、健康だったら何でも出来ますからね。
オジサンも昨年脚を手術したおかげで行動範囲が広がりました、歩き回れるって、そのまま写真が撮り歩けるってことですからね、なので今年はじゃんじゃんレンズを使いまくってガンガン撮りますよ。(笑)
で、神戸市って今どんどん景色が変わっているのですな。なのでこれを撮らない手はありません、三宮界隈なんてどこもかしこも工事だらけ。
検索してみると官民で取り組むプロジェクト「都心・三宮再整備」ってのがあって「30年後までに約150棟のビルを建て替え、新たな都市空間を創造する。」そうで、震災復興でお金が無くなってたのも、どうにかなったみたいですな、株式会社神戸市ですからね。(笑)
オジサンの地元も駅前周辺でたくさんの工事が進んでます。すでに完成したのも含めるとなんと9つもありましたな。事業計画によると2025年にすべて完成するみたい。
オジサンの両親も含め、神戸市のベッドタウンとして拓けた頃に住居を構えた世代はすでに80〜90代ですから、その頃の建物は老朽化してたり、バリアフリーじゃなくて今の時代に合わなくなっているわけで。震災で補強が必要になったり、コロナ禍で生活様式が変わったのも大きかったかと。
そういえば地元にあった老舗の「舞子ホテル」も昨年9月に無くなりましたよ。1919年(大正8年)に建てられた船会社の迎賓館兼別荘の立派な建物だったのですけどねぇ、経営難でマンション会社に売却されたら
あっさり取り壊されてしまいましたな、跡地に10階建マンションが建つそうです。
たとえ歴史的価値があり、残すに値する建物であっても、今の御時世あっという間に更地になりますからね。これを止めることは出来ませんから、写真とカメラ好きのオジサンとしては
景色が変わる前に撮る、これに尽きるかと。
お店の閉店開店のサイクルもコロナ禍後は目まぐるしくなっているような気がします。撮っておかないと何があった場所なのか思い出せませんからね、街の移り変わりのスピードに負けないように撮らなくてはいけません。
記録は写真の原点だと思っているオジサンにとって、今年はなんだか忙しくなりそうな予感がしますな。(笑)

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2023年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます。

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つい昨日良いお年をって言って、一晩寝たらもうあけましておめでとうって、何だか不思議な感覚ですな。
ま、こんなのを毎年やってきたわけですけど、やっぱりお正月ってイイですからねこの雰囲気は好きですよ、1月1日なだけでいつもの朝なだけなのですけどね、家内は普段どおりパートに出かけちゃってますし。(笑)
というわけで
皆様改めまして、あけましておめでとうございます、2023年最初のよもやまカメラ、本年もよろしくお願い申し上げます。
で、
今年は初詣に行けそうかなって思っていますけど、コロナは怖いし、人混み嫌いだし、無印良品の2023福缶の抽選も外れちゃったので、出かけるきっかけを失って家でグダグダしています、なので只今カメラとレンズの手入れ中。
カメラを撫で回していると、出かけようかなって気持ちになりますから不思議ですな。やっぱりオジサンにはカメラが一番のセラピーだわ。(笑)
で、新年早々防湿庫の中身を全部引っ張り出して整理整頓、レイアウト変更をやりつつ、レンズ磨いたりフィルムカメラの動作チェックをしていますけど、なんでこんなにレンズがあるのってぐらいイッパイで自分でも驚いていますよ、だけど美しい景色ですな。(笑)
今年はこのレンズをまんべんなく使ってやりたいと思っています、やはりレンズは楽しいですからね。ジャンクフィルムカメラから取り出したレンズも、いくつか改造待ちで置いたまま手を付けてませんしなんとかしませんと。(笑)
他にも何だかいっぱい出てきましたな。使ってやれてないフィルムカメラもまだこんなに持ってたなんて。フィルムがどんどんお高くなってからは、動態保存状態で出番の無いカメラたち、いつでも持ち出せるようにスタンバイしているのですけど、なかなか使ってやれません。
ちょっとコレ断捨離の必要もありそうかなと、とはいえ中古カメラ屋さんに売りに行っても二束三文のひどい引取価格なので持って行きたくありませんし、興味があって使ってくれる方が居ればねぇ、フィルムカメラ好きの可愛らしいカメラ女子とかさぁ。(笑)
こういう場合フリマサイトに出品するのが今どきなのでしょうけど、やったことありませんし分かりませんよ。なので結局元通りに戻してしまいました、防湿庫から出してただ散らかしただけだったという結末。新年早々ただのヒマ人でしたな。(笑)オジサンらしい正月かと。
で、掲載写真は三宮にある生田神社の巨大絵馬、毎年暮れに次の年の絵馬が奉納されるのですな。いつもなら今まで撮った中から、その年の干支にまつわる写真を探してきて使うのですけど、今年はこの巨大絵馬にしました。何だかリアルで絵馬にありそうなタッチの絵じゃないのが面白いのじゃないかと。
卯年とはいえ跳んだり跳ねたりはせず街を徘徊して撮りたいと思っているオジサン、跳んだり跳ねたりしたら手ブレしますからね。ま、こんな2023年の始まりです。(笑)

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