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2022年12月 8日 (木)

劣化GR。(笑)

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富士フィルムさんの高級コンパクトデジカメ「XF10」を家内用に買ってから、時々借りて撮ったりしてますけど、さすがに借りっぱなしというわけには行かないので、手持ちの古い「リコーGRデジタルⅢ」も引っ張り出してきて使っています。発売は2009年なので、かなり前の世代の機種。センサーサイズは1/1.7型CCDで1000万画素、現行機種と比べるとかなり見劣りがするスペックのオールドGRですな。
元々は友人Y氏の愛用カメラだったのですけど、2013年に新しいデジカメを買う際に手放すというので激安で譲り受けたもの。その時点で4年使ってかなりくたびれているどころか、液晶モニターは擦り傷だらけ、角の塗装は剥げてるし、レンズバリアが電源と連動してきちんと開閉しないというダメダメ状態、レンズの縁を指で弾くと開くのですけど、きっと中古カメラ屋さんに売りに行っても値段が付かなかったと思います。(笑)
そんな満身創痍なGRデジタルⅢ、その後レンズバリアは完全に沈黙、全く開かなくなってしまいました。さすがにコレでは使えないので、レンズの銘板ごと取り去る改造と言いますか工作をしました。
なのでレンズ周りは取り去った後の部品が丸出し状態で、どう見ても壊れたカメラにしか見えないひどい状態なのですけど、昔のキャノンデミのキャップが何故かぴったりだったのでそれを付ければ隠せますし、ちゃんと写真は撮れるので気にせず使ってます。(笑)
ところが最近グリップ部分のラバー素材が指にくっつくようになってきたのですな、こいつが加水分解ってやつかって思ったのですけど、実はラバー素材じゃなくてそれをくっつけてる接着剤が溶けて染み出してきているのが分かりました。ラバー素材もほんの少し縮んでいるみたいでその隙間から接着剤が出てきてたみたい。
いずれにせよ手で持つと指にネトネトが付きますから心地の良いものではありませんな。さっそく引っ剥がして接着剤をきれいに拭き取りました。で、剥がしたラバー素材を見ていて、そんなに複雑な形じゃないので、別のものに変えてドレスアップしたら面白いかもってふと思ったのですな。
取り替えるのなら色も黒じゃない方がドレスアップ感が出るので、家内の持ってた革素材の切れっ端をもらって同じ形に切り出しました。もう少し明るい茶色で厚みも薄いのが良かったのですけど、半端物をもらったので文句は言えません。
これをゴム系接着剤ボンドG17でしっかり貼り付けたらイメチェンGRの出来上がりとなりました。あんまりきれいな仕上がりじゃないのですけど、指がネトネトになるよりはマシ、写真が撮れればそれでいいので見た目なんて気にしません、これでまだまだガンガン使えますな。(笑)

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