またレンズ買いました、TTArtisan 25mm F2 C。
9月下旬頃に焦点工房さんから国内販売開始になった中国の「銘匠光学、TTArtisan 25mm F2 C」ってマニュアルフォーカスレンズを、遅まきながら買いました。発売時はちょうど入院中、買っても使えないので退院祝いに自腹で。(笑)
またレンズ買ったのって言われそうですけどこのレンズ、発表された時の製品写真を見てパンケーキレンズとまでは行きませんが、全長が短くてなかなか見た目のかっこいいレンズだなと思ったわけで、純正レンズXF27mm F2.8(初代)と並べるとこんな感じで大きさも似ています。(笑)
25mmって焦点距離もそそりました、一番好みの焦点域ですから何本あっても困りませんよ、むしろどれを持ち出そうか悩ましい楽しさが増えて、これもレンズ好きの贅沢な幸せかと思っています。(笑)
購入時価格は9,000円と1万円前後で買えてしまうTTArtisanのコスパ最高な中華レンズの内の1本。で、価格の割に作りはスゴク良くてしっかりしてますし安っぽさも感じません。そのせいか、まるでクラシックレンズを使っているような感覚がかえって楽しかったりします。
オートフォーカスでスカスカピントが合って、何を撮っても間違いのない写りのメイドインジャパンのレンズとは対極の味わいが、撮る時の工夫のしがいがあるといいますか、この辺りがハマるかも。お国柄でしょうかね、使い勝手も写りもおおらかなところが優等生過ぎる国産レンズでは味わえない楽しさなのかもしれません。(笑)
安かったとはいえ、気が付けば中華レンズはコレで5本目、しかもその内4本は銘匠光学のTTArtisanブランドのモノなので偏り過ぎてますけどね、オジサンのそそるものばかりラインナップしてくれるのよ、ホント困った会社ですな。しかもビックリ低価格なのもそそるわけで。(笑)
届いたのはおなじみのレンズのイラストが描かれたグレーの箱。レンズにはこれまたおなじみの、ねじ込みメタルキャップが付いてます、TTArtisanブランドのお約束ですな、付け外しは面倒ですけどオジサンはこのメタルキャップ好きですよ。(笑)
さっそくボディーに付けてみましたけどコンパクトだからでしょうか、X-S10でもX-T30でも結構似合うかな。(笑)デザインは好みのタイプで写真で見るより実物の方がカッコイイと思いました。
別売でメタルレンズフード T43LH B2というのが発売されてますけど、こちらは形が好みのタイプじゃないのでパス、なので手持ちのエツミさんのねじ込みラバーフードを付けてみました、ゴム製なので折り畳めますし入手しやすく何かと便利なラバーフードですよ。ま、このレンズはフィルター径43mmですから、汎用品はいくらでも見つかりますしジャンクで探してもいいですしね。
絞りは7枚で開放絞りF2なので、ボケの美しさは大して期待してません、コンパクトで見た目がカッコイイだけで十分ですよ。撮る前から想像はつきますけど、TTArtisanですからきっと逆光には弱くてフレア出まくりでしょうなぁ。
さらにおなじみと言いますか被写界深度目盛りもただの飾りですからねぇ、焦点距離25mm(35mm換算約38mm)のレンズで、写真のように3mにピントを合わせF4に絞ったら1.5m〜無限遠(∞)までピントが来るわけがありませんよ、見ての通りすごい大雑把というか役に立たない。(笑)
以上現物の見た目だけレビューです。で、届いてからさっそく持ち出して撮りまくってます、天気のいい日はリハビリ兼ねてこのレンズを付けたボディー1台で街を徘徊中。撮った写真の記事はしばしお待ちを。(笑)
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コメント
うわー
いいですね
38ミリくらいですかね
最短撮影はどれくらいかしら
欲しくなりますねー
投稿: ネコスタ | 2022年11月22日 (火) 08時18分
ネコスタ様、おはようございます。
銘匠光学のAPS-Cミラーレス用レンズは安くて面白いですね。国産優等生レンズとは真逆の味わい、画面四隅のひどさが面白かったりします。(笑)
最短撮影距離を実際に測ってみましたところ、ボディーのセンサー位置マーク(昔のフィルム位置マーク)からですと25.5cm、レンズ先端からですと20.4cmでした。
若い方のレビューで、ピントを自分で合わさないといけないから安いって出てましたけど、オートフォーカスレンズしか知らない世代にはそう見えるのでしょうか。ピントは自分で合わすから楽しいってのを教えてやりたいですな。(笑)このレンズはそういう入門にはピッタリかと。今書いてる最中ですけど、アカンところとエエところを記事にしますね。
投稿: よもかめ亭主 | 2022年11月22日 (火) 08時54分