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2022年11月 8日 (火)

4人部屋の病室ウォッチング。(笑)

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入院していた病室は4人部屋、オジサン以外はかなり年配の方々でした。で、この3人と1ヶ月以上も一緒に生活するわけですから結構大変でしたな。面白いこともあれば勘弁して欲しいこともありましたから、さっそくネタにして元を取ろうかと。どちらかといえば勘弁して欲しいことの方が多かったですけどね。(笑)
室内はカーテンで仕切られて、最低限のプライバシーは保たれているとはいえ音はまる聞こえですから、物を落とす音はしょっちゅう聞こえてました。自分で拾えないので、その都度ナースコールで看護師さんがバタバタと飛んでくるという。
テレビのリモコン落として電池ばら撒いたり、食べ終わった食器をトレイごとひっくり返したり。しかも耳が遠くて音が聞こえてないから本人は平気な顔、でもやかましいのよ。自分自身をベッドから落っことすことはさすがに無かったですけど、夜中に転倒ってのが一度ありましたな。
せっかくリハビリで杖歩行にまで漕ぎ着けたのに、転倒実績を作ってしまって歩行器に逆戻り。看護師さんの介助付きでないとトイレも洗面も行かせてもらえなくなって、人生ゲームのすごろくみたいに振り出しに戻ってました。理学療法士の先生の言うこと聞かないで、勝手にウロウロするからそう言うことになるのよ。(笑)
そうそうオジサンの向かいの方は、静かすぎて不気味でしたな。カーテンをちゃんと閉めてないので、いつも丸見えだったのですけど、ずっと横たわったままで音がしない。何だかすげ〜気になって、通りがかった時にチラッと見たらテレビがついたままで居なかったりするわけで。
いつ出て行っていつ戻ってきたのか全然分からないし、看護師さんと話してる声も、か細くて死にそうな声だし、何だか怖かったわけで。さらに昼間は寝てばかりなのに、消灯してからゴソゴソうごめき出すので余計怖さが割増。
お菓子の袋を開ける音やらお茶飲む音が聞こえてくるのですな、そんなの昼間寝てないでやってよって思いましたけどね。数週間後に退院されましたけど、それも全然気が付かず布団やベッドの片付けに来て分かったという。音も立てずに消えましたな、そもそも本当に居たのかも今となってはナゾですよ。(怖)
で、一番強烈だったのはオジサンの隣の方。何しろズ〜っと独り言が止まらない、ひたすら喋ってるオッサン。椅子から立ったり座ったりの際には「ヨッコラセ」「ドッコイショ」食事が運ばれてくると「今日は僕の好きなおかずや」朝食にゼリーがついてると「これはデザートやから最後に食べよっと」。
もうね、幼稚園児かよって思いましたな。いちいち言わんでエエから黙ってやんなさいよホントにもう。テレビ見ながら一人で声援してるし、独り言を言ってる意識がまるで無いのでしょうね、こんなのが毎日カーテン越しにずっと聞こえてくるのはたまりませんでしたな、イヤホンで音楽流して阻止してました。なので寝ててくれるかリハビリに行ってくれるとホッとしましたよ。
とにかく喋りが止まらないオッサンなので、血圧などの測定に来る看護師さんにもやたら話しかけてましたな、ジジイの話なんて迷惑だっつ〜の。(笑)
ややこしい患者に慣れっこなベテランの看護師さんは、ハイハイって聞くふりしながら自分の仕事したらさっさと次の部屋に行っちゃってましたけどね、新米の看護師さんはガッツリ捕まってオハナシ聞かされてましたな。適当にあしらう術をまだ身に付けてないのが見てて気の毒でしたけど。(笑)
ま、こんな方々と1ヶ月以上。相手は選べない一期一会な4人部屋、2度と経験したくないですけどある意味面白かったのは確かですな。(笑)

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