センサーがプルプル動いてるのが不安。
カメラの機能の進化って、失敗しがちなところや初心者には敷居の高い部分を、いかに自動化するかだったと思います、オジサンがカメラを始めた頃は自動露出を各社競い合ってた時代でしたなぁ、いろんな呼び名の測光方式がカタログでセールスポイントになってたりしましたけど、露出計を使ってる身にはただややこしいだけだったような。(笑)
世界初のオートフォーカス一眼レフシステム「ミノルタα7000」が登場した時も画期的でした。正直言ってまだまだ使えねぇって印象で、こんな遅いオートフォーカスなら手でピント合わせをした方が速いって思いましたからね。(笑)
だいたい最新テクノロジーって出てきた当初は話題になっても良く言われないのよ。ところが手ぶれ補正内蔵のレンズが登場したときは、ファインダーを覗いた瞬間スゴイって思いましたな。キャノンEOS用の交換レンズ「EF75-300mmF4-5.6IS USM」でした、スグ買いましたよ。
今思えば何とものどかな手ぶれ補正でしたけど、シャッター半押しするとジャイロの振動が手に伝わってきて、ファインダー像が必死で止まろうとするので船酔いみたいな感覚でしたな。
手ぶれ補正搭載レンズは画期的でしたが、デジタル一眼レフでボディー側に手ぶれ補正を搭載したのは「コニカミノルタ α-7 DIGITAL」が最初だったそうで、その後ソニーになっても受け継がれていきましたな。
キヤノンはレンズ内手ぶれ補正にこだわっていたのか、オジサンがEOSを使っていた頃にはボディー内手ぶれ補正の機種は無く、恩恵には預かれませんでした。
その後富士フィルムに乗り換えてボディー内手ぶれ補正を搭載したX-S10を買ってしまったわけですけど、オールド&クラシックレンズでも手ぶれ補正が有効になるのは画期的でしたよ。
持ってる中で一番望遠な1980年代のレンズ「テフノン75~300mm F5.6」はAPS-Cカメラに付けると焦点距離が112~450mmになるのですけど、しっかり補正してくれましたな。(笑)
ただ不安もあって、ボディー内手ぶれ補正ってセンサーを動かして補正をするので、宙に浮いたような状態で取り付けられているのですな。レンズを外して覗き込みながらボディーを振るとプルプル揺れているわけで、電源を入れると止まります。
なのでセンサークリーニングは電源を入れた状態でやらないといけないのですかね、なんだか怖いのでサービスセンターでやってもらうほうが良さそうですな。
さらに耐久性の問題も。バッグにしまって歩いているときもずっとセンサーが揺れているのって大丈夫なのかと思うわけで。その辺りクリアして製品化しているはずなので問題は無いでしょうし、ネットで調べても故障事例は出てこなかったので大丈夫とは思いますけど、プルプル揺れてるセンサーを見てしまってからプチ不安になっています。(笑)
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